記録ID: 6363010
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
【白銀の八方尾根＆唐松岳】上部のラッセルと判断ミスでリフトに間に合わず、思い出のゲレンデを歩いて下る
2024年01月11日(木) [日帰り]
富山県
長野県
lifter175
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:14
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,457m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:13
距離 11.8km
登り 1,018m
下り 1,462m
16:21
うさぎ平テラス（八方ゴンドラ山頂駅）
| 天候 | 天候：朝から昼過ぎまで高曇り、13時ごろから晴れ 風：9時〜13時過ぎ（八方池山荘〜山頂）までは無風〜微風程度 下山時（午後）の八方尾根上で10m/s前後の寒風 気温：朝8時のゴンドラ山麓駅付近で-6℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）
■アクセス ・長野道/安曇野ICより一般道を利用し、白馬八方尾根スキー場の ゴンドラ山麓駅まで徒歩1分ほどの最短位置にある ”ゴンドラ前B駐車場”へ（7：35着） ＜長野道/安曇野ICからゴンドラ前B駐車場まで＞ ・距離：約50km強 ・所要時間：渋滞無しの直行で約1時間ほど ■駐車場について ・駐車場は上記の通り、八方ゴンドラ山麓駅まで徒歩1分ほどの 位置にある”ゴンドラ前B駐車場”に停めました。 ・駐車料金：1,000円/日 ・駐車場内にトイレ、水道無し ＊ゴンドラ山麓駅近傍及び八方タウンには、他にも有料＆無料含めて 数ヶ所の一般駐車場があります。詳細はこちら↓ https://www.happo-one.jp/access/parking/ ■コンビニ ・安曇野ICから白馬村までの一般道沿いに数軒あります。 ■登山口（スキー場最上部・八方池山荘）までのアクセスについて ・八方アルペンライン（ゴンドラ＆クワッドリフト2本）を利用し、 スキー場トップの八方池山荘前へ。そこから登山開始となります。 ＜八方アルペンライン＞ ＊ゴンドラの山麓駅から1）2）3）の順で乗車して行きます。 1）八方ゴンドラリフト ”アダム” 2）アルペンクワッドリフト 3）グラートクワッドリフト ・上記1）2）3）のゴンドラ＆リフトの通し往復券があります。 ・料金：4,100円（ちなみに昨年は3,800円でした） ＊上記のチケット購入時、”登山者”の場合は売場の係員から 登山届の提出を求められます。 ＊1/11現在、スキー場最上部の”リーゼングラートコース”は雪不足の為 滑走不可でクローズでしたが、”グラートクワッドリフト”は登山者用 に通常運行していました。 ・リフトの運行時間など八方尾根スキー場の総合案内はこちら ⇒http://www.happo-one.jp/ ＊スキー場最上部の”グラートクワッドリフト”の最終時間は時期により 異なるので注意して下さい。（この日の最終は15：00でした） 【冬期八方尾根からの唐松岳山行の行動時間について】 ・今回の山行（ルート）における山での行動時間は、スタート地点の 八方池山荘を大よそ9時出発で、最上部のグラートクワッドリフトの 営業最終時間が15時00分（1/11現在）。従って山での行動時間は 6時間未満となります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【道路状況、トイレ、登山ポスト等】 2024/01/11 現在 1）道路状況について ・安曇野ICからの一般道は白馬村に入ると路側帯に少し雪が集積されて いる個所がありましたが、路面に雪はなく無問題で走行出来ました。 ・八方尾根スキー場山麓の”八方タウン”内の道路（駐車場まで）は 路面凍結防止用の散水（散湯？）がされている為か、昔のような 凍結箇所は殆どなく、こちらも問題無く走行出来ました。 （但し、タウン内は道幅が狭く、宿泊客が大勢歩いているのと 僅かに凍結している箇所がありますのでご注意下さい） ＊やはり冬期は晴天日であってもスタッドレスタイヤは必要です。 2）トイレについて ・トイレは八方尾根スキー場最上部の八方池山荘が最後になります。 その先のルート上にトイレはありません。 （冬期の場合、ルート途中にあるトイレ小屋と唐松岳頂上山荘は 閉鎖されているためトイレも利用できません） 3）登山ポストについて ・登山届は八方ゴンドラ山麓駅（チケット売り場）にて 記入及び提出ができます。 ＊リフトのチケット購入時、”登山者”の場合は売場の係員から その場で登山届の提出を求められます。 【コース状況、積雪状況等】 2024/01/11 現在 1）スキー場TOP〜八方池〜丸山ケルン付近まで ・特筆すべき問題はありません。 ・積雪量については少雪のためルート上の積雪も例年より少ない印象。 （ただ、近年は暖冬続きでこのくらいが普通のようにも感じます） ・この日の雪質は氷剥き出しやクラスト箇所はほぼなく、特に丸山の 手前からはトレースも薄くなり、徐々にラッセルとなりました。 ・丸山から先はツボ足アイゼンだとまともに股下まで踏み抜く状態で、 スノーシューでも膝下くらいまで沈みました。 2）丸山ケルン〜八方尾根分岐（後立山稜線との合流点）〜山頂まで ・この先は、これまでのような幅広で広大な尾根形状ではなくなり、 急斜と細尾根の形状へ変化していきます。 ・丸山から先はスキートレース1本のみとなり、実質ノートレースに 近い状態でした。従って25インチのスノーシューでも膝下から膝上の 踏み抜きを繰り返し、ラッセルしながらの進行となりました。 ・丸山の手前から山頂までは一部を除いて上記のようなラッセルとなり、 また下山時も踏み抜くため、結果的に始点から山頂、そして帰りの 一部区間を除いてほぼスノーシューで歩き通しました。 ＜下山時の判断ミスについて＞ ・下りは例年通り、多少踏み抜きながらもアイゼンで下れると思い、 唐松岳頂上山荘の少し下で12本爪アイゼンに換装しました。 しかしこれが大失敗で、今回の雪はツボ足だとまともに股下まで 踏み抜いてしまい、下りでもまともに進めなくなってしまったので 丸山の少し上付近で再度スノーシューに換装して下りました。 この判断ミスにより、2回の換装で約20分程度ロスしたことで、 最終リフトに間に合わずゲレンデを歩いて下ることになりました。 【要注意箇所】 ・この区間で冬期八方尾根のルート上で唯一ともいえる標高約2580m 付近の危険箇所（細尾根+片斜でやや横トラバース気味に登って行く 露岩個所）があります。今回は先行するスキーヤーがこの手前で スキーから徒歩に切り替えたようでステップがありました。 また雪質自体は良かったので、スノーシューのまま通過できました。 ＊ただ、ここは細尾根形状で急傾斜のやや片斜面となる為、当日の コンディション次第では、この手前の平場でスノーシューから アイゼンに換装した方が良い場合もあります ＊今回は良い雪質とステップがあったので無事に通過できましたが、 ここは当日のコンディション次第で状況（難易度）が一変するような 危険箇所です。たかだか10〜20m程度の区間ではあるものの、 もし、ここの雪質が氷結状態だった場合は、それなりの技術や経験を 必要とする要注意箇所になります。（写真 ） ・この区間を通過すれば程なくして八方尾根分岐（終点）に着きます。 ・分岐から唐松岳の山頂までは、後立山連峰の主稜線上となり、 短いながらも急登区間となります。この日は少雪のためコルから 山頂手前の中間付近までは、僅かに夏道の痕跡（地肌）が 残っていたので踏み抜き無しで進めました。（写真 ） ・中間付近から山頂まではノートレースの深雪となりスノーシューでも 膝上の踏み抜きでラッセルとなりました。 ・この区間は雪庇が白馬側に大きく発達していますので、やや立山側を 進むように注意して下さい。また雪庇の発達する方向で分かりますが この区間は立山側から白馬側への強風区間です。この日はほぼ無風で 通過できましたが、厳冬期コンディションとなればここで耐風姿勢を とり最悪の場合は撤退することもある区間です。 ＜最後に＞ 冬期の八方尾根は樹林などが殆んど無く、真っ白で幅のある広大な 尾根であるが故に、一度ホワイトアウトすれば何も見えずまともに 前に進むことが出来ない可能性があります。 このルート上には一定の間隔でケルンがあるものの、荒天時に目印と なるような短い間隔での赤リボンやマーカー類は一切ありません。 最悪の場合、天候の急変によるホワイトアウト等で方向を見失い、 身動きが取れなくなる可能性もありますので、万が一に備えて 雪洞ビバークの為のスノスコやツエルト、ブランケットなどの ビバーク用品や遭難用具の携帯、そしてGPSでのログ取りを確実に 行い遭難などの事故がないようにして下さい。 |
| その他周辺情報 | ＜下山後の入浴はこちらの施設を利用しました＞ ■白馬八方温泉”八方の湯” https://hakuba-happo-onsen.jp/ ・内湯と露天が1槽ずつあり、アメニティーもボディーソープ、 シャンプー、コンデショナーがそれぞれ常備されている。 ・館内には茶店もあり全体的に綺麗で好印象。駐車場も大きめ。 ・泉質は高アルカリ泉でつるつるたまご肌になるところが売り。 ＊ただ、HPには「白馬八方温泉の中で最も大きな日帰り温泉施設」 とありますが、一般的な日帰り温泉施設と比較すると中規模から、 やや小さめでこじんまりとした印象。キャパが大きいとは言えず、 場所も八方タウン入口付近で好立地にあるので、平日のこの日も かなり混雑していました（土日は入場制限があるかもしれません） |
写真
山行前夜の中央道/談合坂SAにて。久々に”チーズすた丼”を戴く（税込1,110円）豚肉にニンニクが効いて相変わらずの美味しさ。クセになるお味です（＾＾）
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1/10 22:49
山行前夜の中央道/談合坂SAにて。久々に”チーズすた丼”を戴く（税込1,110円）
豚肉にニンニクが効いて相変わらずの美味しさ。クセになるお味です（＾＾）
豚肉にニンニクが効いて相変わらずの美味しさ。クセになるお味です（＾＾）
おはようございます！白馬村のマイビューポイントから望む白馬三山
ここは冬に来るといつも写真を撮るお気に入りの場所です
ここは冬に来るといつも写真を撮るお気に入りの場所です
こちらは大好きな白馬八方尾根スキー場。正面に見えるのが八方で一番人気の”リーゼンスラロームコース”今季は雪不足で下部は地肌が出ているところもあるとのことですが、ここから見る限りでは取りあえず真っ白でした
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1/11 7:23
こちらは大好きな白馬八方尾根スキー場。正面に見えるのが八方で一番人気の”リーゼンスラロームコース”
今季は雪不足で下部は地肌が出ているところもあるとのことですが、ここから見る限りでは取りあえず真っ白でした
今季は雪不足で下部は地肌が出ているところもあるとのことですが、ここから見る限りでは取りあえず真っ白でした
五竜のアニキもバッチリ。相変わらずのゴツゴツ感でカッコいい☆予報に反して高曇りなのがちょっと残念だけど、この後の青空に期待！
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1/11 7:24
五竜のアニキもバッチリ。相変わらずのゴツゴツ感でカッコいい☆
予報に反して高曇りなのがちょっと残念だけど、この後の青空に期待！
予報に反して高曇りなのがちょっと残念だけど、この後の青空に期待！
そして今年も八方ゴンドラから最短位置にある”ゴンドラ前B駐車場”に到着今日は平日で最上部のリーゼングラートも雪不足で閉鎖中の為かガラガラ
でも、今回は毎年楽しみにしている私の冬の恒例行事なので、雪の八方＆唐松を目いっぱい楽しみます♪
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1/11 7:36
そして今年も八方ゴンドラから最短位置にある”ゴンドラ前B駐車場”に到着
今日は平日で最上部のリーゼングラートも雪不足で閉鎖中の為かガラガラ
でも、今回は毎年楽しみにしている私の冬の恒例行事なので、雪の八方＆唐松を目いっぱい楽しみます♪
今日は平日で最上部のリーゼングラートも雪不足で閉鎖中の為かガラガラ
でも、今回は毎年楽しみにしている私の冬の恒例行事なので、雪の八方＆唐松を目いっぱい楽しみます♪
準備万端でチケット売り場へ。1/11の最下部”白樺ゲレンデ”はこんな感じ八方のHPには「雪不足により中腹からの下山はゴンドラかリフトで」
と書いてありましたが、ここで見る限りは取りあえず真っ白でした
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1/11 7:49
準備万端でチケット売り場へ。1/11の最下部”白樺ゲレンデ”はこんな感じ
八方のHPには「雪不足により中腹からの下山はゴンドラかリフトで」
と書いてありましたが、ここで見る限りは取りあえず真っ白でした
八方のHPには「雪不足により中腹からの下山はゴンドラかリフトで」
と書いてありましたが、ここで見る限りは取りあえず真っ白でした
平日なのでチケット売り場も閑散としていました
始発のゴンドラ待ちも5分程度でラ〜クラク。やっぱり平日はいいね〜(^^♪
始発のゴンドラ待ちも5分程度でラ〜クラク。やっぱり平日はいいね〜(^^♪
チケット売り場の横にこんなコジャレた感じのお店ができていましたしかもここで買ったモノはゴンドラ持込みOK。この日も外国人客が多数来場
こういうお店もどちらかというと、外国人向けなんだろうね
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1/11 7:57
チケット売り場の横にこんなコジャレた感じのお店ができていました
しかもここで買ったモノはゴンドラ持込みOK。この日も外国人客が多数来場
こういうお店もどちらかというと、外国人向けなんだろうね
しかもここで買ったモノはゴンドラ持込みOK。この日も外国人客が多数来場
こういうお店もどちらかというと、外国人向けなんだろうね
ゴンドラの乗車待ち中に駅舎壁面のこれを見ていつも思う…”NAGANO1998”…あれから26年。月日が経つのは本当に早い…
私もいい歳になりもぅボロボロ…完全にポンコツですよ。。。
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1/11 8:01
ゴンドラの乗車待ち中に駅舎壁面のこれを見ていつも思う…
”NAGANO1998”…あれから26年。月日が経つのは本当に早い…
私もいい歳になりもぅボロボロ…完全にポンコツですよ。。。
”NAGANO1998”…あれから26年。月日が経つのは本当に早い…
私もいい歳になりもぅボロボロ…完全にポンコツですよ。。。
こちらの八方ゴンドラリフト”アダム”に乗って上部の兎平へするとブラックのキャビンがやってきた。これって当たりでしょ！？（＾＾）
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1/11 8:04
こちらの八方ゴンドラリフト”アダム”に乗って上部の兎平へ
するとブラックのキャビンがやってきた。これって当たりでしょ！？（＾＾）
するとブラックのキャビンがやってきた。これって当たりでしょ！？（＾＾）
ゴンドラ内より。今シーズンは少雪でこの日も雪不足とのことでしたが、木々についた雪を見ると直近で降雪があった模様
各ゲレンデの積雪も実際は薄いと思いますが、遠目では一面真っ白でした
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1/11 8:11
ゴンドラ内より。今シーズンは少雪でこの日も雪不足とのことでしたが、
木々についた雪を見ると直近で降雪があった模様
各ゲレンデの積雪も実際は薄いと思いますが、遠目では一面真っ白でした
木々についた雪を見ると直近で降雪があった模様
各ゲレンデの積雪も実際は薄いと思いますが、遠目では一面真っ白でした
こちらは八方の看板コース”リーゼンスラローム”若かりし頃、ここを朝一リーゼンでかっ飛ばした爽快感が忘れられない…
あれはサイコーだった♪メッチャ気持ちよかったな〜〜
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1/11 8:14
こちらは八方の看板コース”リーゼンスラローム”
若かりし頃、ここを朝一リーゼンでかっ飛ばした爽快感が忘れられない…
あれはサイコーだった♪メッチャ気持ちよかったな〜〜
若かりし頃、ここを朝一リーゼンでかっ飛ばした爽快感が忘れられない…
あれはサイコーだった♪メッチャ気持ちよかったな〜〜
ゴンドラを降りると目の前に兎平ゲレンデがドーン！左の圧雪ライン、中央のコブ斜、右の非圧雪（タヌキ）。
雪不足といっても、ここまで上がればさすがに真っ白です
例年はここで大快晴の青空だけど、今日はモノクロなのが少々残念
しかし風はなく視界もあるのでコンディションは決して悪くない
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1/11 8:17
ゴンドラを降りると目の前に兎平ゲレンデがドーン！
左の圧雪ライン、中央のコブ斜、右の非圧雪（タヌキ）。
雪不足といっても、ここまで上がればさすがに真っ白です
例年はここで大快晴の青空だけど、今日はモノクロなのが少々残念
しかし風はなく視界もあるのでコンディションは決して悪くない
左の圧雪ライン、中央のコブ斜、右の非圧雪（タヌキ）。
雪不足といっても、ここまで上がればさすがに真っ白です
例年はここで大快晴の青空だけど、今日はモノクロなのが少々残念
しかし風はなく視界もあるのでコンディションは決して悪くない
アルペンクワッドで兎平ゲレンデを上がっていきます今朝のウサコブはこんな感じ（って、真っ白でほぼ見えないじゃん）
殆どが発育中の小コブでした。まぁこれから皆で滑ってピョンピョン平になるよね
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1/11 8:33
アルペンクワッドで兎平ゲレンデを上がっていきます
今朝のウサコブはこんな感じ（って、真っ白でほぼ見えないじゃん）
殆どが発育中の小コブでした。まぁこれから皆で滑ってピョンピョン平になるよね
今朝のウサコブはこんな感じ（って、真っ白でほぼ見えないじゃん）
殆どが発育中の小コブでした。まぁこれから皆で滑ってピョンピョン平になるよね
振り返ると八方らしい高度感のある風景が広がっています
この素晴らしい景色がスキー場レベルで味わえるのが八方の良いところ
この素晴らしい景色がスキー場レベルで味わえるのが八方の良いところ
アルペンクワッドを降りると八方最上部のゲレンデ”リーゼングラート”が目の前にこの日は雪不足でコースはクローズ。でもあのリフトは登山用に稼働しています
7
1/11 8:38
アルペンクワッドを降りると八方最上部のゲレンデ”リーゼングラート”が目の前に
この日は雪不足でコースはクローズ。でもあのリフトは登山用に稼働しています
この日は雪不足でコースはクローズ。でもあのリフトは登山用に稼働しています
”グラートクワッドリフト”に乗り、スキー場最上部の八方池山荘へリフト上からいつもの五竜＆鹿島槍を眺めます♪（うぅ〜青空が欲しい…）
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1/11 8:49
”グラートクワッドリフト”に乗り、スキー場最上部の八方池山荘へ
リフト上からいつもの五竜＆鹿島槍を眺めます♪（うぅ〜青空が欲しい…）
リフト上からいつもの五竜＆鹿島槍を眺めます♪（うぅ〜青空が欲しい…）
双耳峰の鹿島槍。左が北峰、右が南峰
あの北峰直下の北壁のキレ具合いも、モノクロだとイマイチ映えないね…
あの北峰直下の北壁のキレ具合いも、モノクロだとイマイチ映えないね…
こちらは五竜のアニキ。相変わらずの迫力だけどモノクロだとそれなりの感じやっぱりあのゴツゴツ感は陰影があるとより際立つんだよね
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1/11 8:50
こちらは五竜のアニキ。相変わらずの迫力だけどモノクロだとそれなりの感じ
やっぱりあのゴツゴツ感は陰影があるとより際立つんだよね
やっぱりあのゴツゴツ感は陰影があるとより際立つんだよね
ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ、スキー場最上部の八方池山荘に到着冬期はここが最後の山小屋でトイレもここより上にはありません
例年通りスノーシューを装着し、準備万端でいざ出発です！
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1/11 8:53
ゴンドラとリフト2本を乗り継ぎ、スキー場最上部の八方池山荘に到着
冬期はここが最後の山小屋でトイレもここより上にはありません
例年通りスノーシューを装着し、準備万端でいざ出発です！
冬期はここが最後の山小屋でトイレもここより上にはありません
例年通りスノーシューを装着し、準備万端でいざ出発です！
皆さん続々と登り始めています。登山よりBCの方が全然多いまぁでも、これがいつもの光景。これだけ大勢いればトレースもバッチリだし
今回も楽勝で登頂できそうだ（と、この時は思っていたのですが…）
9
1/11 9:10
皆さん続々と登り始めています。登山よりBCの方が全然多い
まぁでも、これがいつもの光景。これだけ大勢いればトレースもバッチリだし
今回も楽勝で登頂できそうだ（と、この時は思っていたのですが…）
まぁでも、これがいつもの光景。これだけ大勢いればトレースもバッチリだし
今回も楽勝で登頂できそうだ（と、この時は思っていたのですが…）
山荘を出たらすぐに急登なので、早速”ヒールリフターON！”これがあるだけで上りがかなりラクになるんだよね
（この後、自分の雪山登山で最もスノーシューが活躍する日になる…）
9
1/11 9:13
山荘を出たらすぐに急登なので、早速”ヒールリフターON！”
これがあるだけで上りがかなりラクになるんだよね
（この後、自分の雪山登山で最もスノーシューが活躍する日になる…）
これがあるだけで上りがかなりラクになるんだよね
（この後、自分の雪山登山で最もスノーシューが活躍する日になる…）
左手には五竜＆鹿島槍のコンビ。予報通り徐々に空が明るくなってきた♪
右手には白馬三山。冬の八方は常にこのクラスの絶景を見ながら進んで行きます♪
冬の抜けるような青空と純白の雪面。濃厚トレースもあるしもぅサイコー♪（と、この時はウキウキ楽勝ムードで歩いていたのですが…）
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1/11 9:34
冬の抜けるような青空と純白の雪面。濃厚トレースもあるしもぅサイコー♪
（と、この時はウキウキ楽勝ムードで歩いていたのですが…）
（と、この時はウキウキ楽勝ムードで歩いていたのですが…）
前方にトイレ小屋と不帰キレット群が見えてきました
青空も出てきてほぼ無風。やっぱり冬の八方はこうでなくちゃね（＾＾）
青空も出てきてほぼ無風。やっぱり冬の八方はこうでなくちゃね（＾＾）
左から白馬鑓ヶ岳〜杓子岳〜白馬岳の白馬三山個人的にはこの辺からのアングルが一番好きだ
でもこの画を見ていると、やはり前年の同時期よりも雪は薄いと思う
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1/11 9:45
左から白馬鑓ヶ岳〜杓子岳〜白馬岳の白馬三山
個人的にはこの辺からのアングルが一番好きだ
でもこの画を見ていると、やはり前年の同時期よりも雪は薄いと思う
個人的にはこの辺からのアングルが一番好きだ
でもこの画を見ていると、やはり前年の同時期よりも雪は薄いと思う
こちらは八方池の手前にある八方ケルン。八方尾根にあるケルンの中で最大の物この日のトレースはあのケルンから少し離れた位置を刻んでいた
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1/11 9:46
こちらは八方池の手前にある八方ケルン。八方尾根にあるケルンの中で最大の物
この日のトレースはあのケルンから少し離れた位置を刻んでいた
この日のトレースはあのケルンから少し離れた位置を刻んでいた
そして八方池に到着。少雪のシーズンでも当然ながら一面雪で覆われている後方にはデッカイ天狗尾根と白馬三山。今夏は久々にあの稜線を歩きたい
12
1/11 9:54
そして八方池に到着。少雪のシーズンでも当然ながら一面雪で覆われている
後方にはデッカイ天狗尾根と白馬三山。今夏は久々にあの稜線を歩きたい
後方にはデッカイ天狗尾根と白馬三山。今夏は久々にあの稜線を歩きたい
まだまだ続く濃厚トレース。しかし雪質は柔らかくツボ足では踏み抜く状態この辺はスノーシューであれば少し沈む程度で進めた
（この辺まではこのまま山頂まで行けると思っていたのが甘かった💦）
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1/11 10:13
まだまだ続く濃厚トレース。しかし雪質は柔らかくツボ足では踏み抜く状態
この辺はスノーシューであれば少し沈む程度で進めた
（この辺まではこのまま山頂まで行けると思っていたのが甘かった💦）
この辺はスノーシューであれば少し沈む程度で進めた
（この辺まではこのまま山頂まで行けると思っていたのが甘かった💦）
上ノ樺から先はこのような急登区間が連続して出てくるこの先は真っ白な斜面をただただ直登あるのみ
ただ、この辺を見ても今季は積雪量が少ないと思う
8
1/11 10:33
上ノ樺から先はこのような急登区間が連続して出てくる
この先は真っ白な斜面をただただ直登あるのみ
ただ、この辺を見ても今季は積雪量が少ないと思う
この先は真っ白な斜面をただただ直登あるのみ
ただ、この辺を見ても今季は積雪量が少ないと思う
上ノ樺の先の急登区間を無心で登るこの辺から徐々にトレースが薄くなり始める
それとともにアイゼン組がジワジワといなくなってきた
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1/11 10:39
上ノ樺の先の急登区間を無心で登る
この辺から徐々にトレースが薄くなり始める
それとともにアイゼン組がジワジワといなくなってきた
この辺から徐々にトレースが薄くなり始める
それとともにアイゼン組がジワジワといなくなってきた
急登を登りきり、丸山の手前付近まで来るとこのスキートレース1本に…もう登山者の踏み跡はなく、雪質もさらに柔らかくなり、沈みも増してスイスイ進めなくなってきた…💦
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1/11 10:52
急登を登りきり、丸山の手前付近まで来るとこのスキートレース1本に…
もう登山者の踏み跡はなく、雪質もさらに柔らかくなり、沈みも増してスイスイ進めなくなってきた…💦
もう登山者の踏み跡はなく、雪質もさらに柔らかくなり、沈みも増してスイスイ進めなくなってきた…💦
出発から約2時間でようやく”丸山”に到着
この時点で膝下〜膝くらいの沈みがあり、これを繰り返しながら進むことに
この時点で膝下〜膝くらいの沈みがあり、これを繰り返しながら進むことに
丸山から先もあのスキートレース1本だけ（先行のスキーヤーが1名いた）ん〜…上ノ樺あたりまであった、あの濃厚トレースは何だったの？
12
1/11 11:11
丸山から先もあのスキートレース1本だけ（先行のスキーヤーが1名いた）
ん〜…上ノ樺あたりまであった、あの濃厚トレースは何だったの？
ん〜…上ノ樺あたりまであった、あの濃厚トレースは何だったの？
この先をズームで確認してみる。写ってないがスキートレースが1本だけあるぶっちゃけ、それはあってもなくても同じで踏めばまともに沈む状態
まぁ、もう仕方ないのでラッセルで行けるところまで行ってみることに…
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1/11 11:11
この先をズームで確認してみる。写ってないがスキートレースが1本だけある
ぶっちゃけ、それはあってもなくても同じで踏めばまともに沈む状態
まぁ、もう仕方ないのでラッセルで行けるところまで行ってみることに…
ぶっちゃけ、それはあってもなくても同じで踏めばまともに沈む状態
まぁ、もう仕方ないのでラッセルで行けるところまで行ってみることに…
ということで、この先は牛歩で進むことに。左手には丸山付近から望む五竜岳
登るにつれてその印象がだいぶ変わってきた
登るにつれてその印象がだいぶ変わってきた
不帰キレットもだいぶ近くに。左端の唐松から中央に不帰�景�、画面右に不帰�曲�
トンガリ帽子の唐松岳と不帰�景�。いつもながらの尖峰と恐ろしいほどの絶壁でもここから見る限りでは、例年と変わらない印象の雪付きだと思う
21
1/11 11:24
トンガリ帽子の唐松岳と不帰�景�。いつもながらの尖峰と恐ろしいほどの絶壁
でもここから見る限りでは、例年と変わらない印象の雪付きだと思う
でもここから見る限りでは、例年と変わらない印象の雪付きだと思う
左は不帰キレットの中で最大の峰である不帰�曲�。左が南峰で右が北峰その右（中央）の小さなトンガリが不帰�喫�。画面の右は天狗尾根
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1/11 11:24
左は不帰キレットの中で最大の峰である不帰�曲�。左が南峰で右が北峰
その右（中央）の小さなトンガリが不帰�喫�。画面の右は天狗尾根
その右（中央）の小さなトンガリが不帰�喫�。画面の右は天狗尾根
もう完全にこのスキートレース1本だけなので、まともに沈みながら進む状態既にヘトヘトでペースは上がらず。折り返しの13時までに山頂は厳しいかも…
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1/11 11:32
もう完全にこのスキートレース1本だけなので、まともに沈みながら進む状態
既にヘトヘトでペースは上がらず。折り返しの13時までに山頂は厳しいかも…
既にヘトヘトでペースは上がらず。折り返しの13時までに山頂は厳しいかも…
この日の丸山から上の沈み量は25インチのスノーシューで膝下〜膝上くらいこれを繰り返しながらの進行なので、全く進めない訳ではないが、
徒歩の登山者としては実質一番手なので、正直キツイしクタクタです。。。
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1/11 11:34
この日の丸山から上の沈み量は25インチのスノーシューで膝下〜膝上くらい
これを繰り返しながらの進行なので、全く進めない訳ではないが、
徒歩の登山者としては実質一番手なので、正直キツイしクタクタです。。。
これを繰り返しながらの進行なので、全く進めない訳ではないが、
徒歩の登山者としては実質一番手なので、正直キツイしクタクタです。。。
そしてここがこのルートで唯一ともいえる標高2580m付近の危険な岩場先行のスキーヤーもあの手前でシートラに換装した模様
そのお蔭で脆弱ながらも踏み跡があり、スノーシューのままで通過できた
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1/11 11:56
そしてここがこのルートで唯一ともいえる標高2580m付近の危険な岩場
先行のスキーヤーもあの手前でシートラに換装した模様
そのお蔭で脆弱ながらも踏み跡があり、スノーシューのままで通過できた
先行のスキーヤーもあの手前でシートラに換装した模様
そのお蔭で脆弱ながらも踏み跡があり、スノーシューのままで通過できた
危険な岩場を無事に通過すると唐松がより近くなってきた
例年通り、ここから山頂付近の状況をズームでチェックしてみると…
例年通り、ここから山頂付近の状況をズームでチェックしてみると…
ハイ、完全にノートレースで登頂者もナシですね…(^^;この後、先行していたスキーヤーは主稜線で折り返して下りてきた…
まぁ、あそこまで行けるか分からないけど、主稜線までは上がってみよう…
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1/11 12:12
ハイ、完全にノートレースで登頂者もナシですね…(^^;
この後、先行していたスキーヤーは主稜線で折り返して下りてきた…
まぁ、あそこまで行けるか分からないけど、主稜線までは上がってみよう…
この後、先行していたスキーヤーは主稜線で折り返して下りてきた…
まぁ、あそこまで行けるか分からないけど、主稜線までは上がってみよう…
そして後立山の稜線上に到達。その向こうにはいつものツルタテコンビがお出迎えおーい、今年も見に来たよー！（…って、今年はクタクタだけどネ。。。）
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1/11 12:21
そして後立山の稜線上に到達。その向こうにはいつものツルタテコンビがお出迎え
おーい、今年も見に来たよー！（…って、今年はクタクタだけどネ。。。）
おーい、今年も見に来たよー！（…って、今年はクタクタだけどネ。。。）
さぁ、あとはこの区間のみ。折り返しの13時まで残り40分。少し考える…私の見立てでは元々雪つきの悪い稜線上でさらに少雪でもあるので
雪はそこまで深くなく、山頂までハマらずに行けるのでは？とみた
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1/11 12:23
さぁ、あとはこの区間のみ。折り返しの13時まで残り40分。少し考える…
私の見立てでは元々雪つきの悪い稜線上でさらに少雪でもあるので
雪はそこまで深くなく、山頂までハマらずに行けるのでは？とみた
私の見立てでは元々雪つきの悪い稜線上でさらに少雪でもあるので
雪はそこまで深くなく、山頂までハマらずに行けるのでは？とみた
ということで、山頂まで行ってみることにするとコルからの登り始めは予想通りの少雪で露岩と地肌が出ていた！
このフツーに歩ける嬉しさ♪イイね〜「このまま山頂まで行ってくれ〜」
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1/11 12:28
ということで、山頂まで行ってみることに
するとコルからの登り始めは予想通りの少雪で露岩と地肌が出ていた！
このフツーに歩ける嬉しさ♪イイね〜「このまま山頂まで行ってくれ〜」
するとコルからの登り始めは予想通りの少雪で露岩と地肌が出ていた！
このフツーに歩ける嬉しさ♪イイね〜「このまま山頂まで行ってくれ〜」
…という願いも空しく、中腹付近からはドッサリ積もっていました(^^;ここから山頂まではこの日最大のラッセル！
まぁでも、あと僅かだしこれはもう行くしかないでしょ！！
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1/11 12:36
…という願いも空しく、中腹付近からはドッサリ積もっていました(^^;
ここから山頂まではこの日最大のラッセル！
まぁでも、あと僅かだしこれはもう行くしかないでしょ！！
ここから山頂まではこの日最大のラッセル！
まぁでも、あと僅かだしこれはもう行くしかないでしょ！！
そして山頂に到達です！本日の一番乗りで真っさらな純白の山頂を独り占め☆久々に味わうこの達成感。いい気分だ〜(^^♪
でも、一番乗りだと思ったらこのトレースらしきものが…何だこれ？（＾＾）
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1/11 12:51
そして山頂に到達です！本日の一番乗りで真っさらな純白の山頂を独り占め☆
久々に味わうこの達成感。いい気分だ〜(^^♪
でも、一番乗りだと思ったらこのトレースらしきものが…何だこれ？（＾＾）
久々に味わうこの達成感。いい気分だ〜(^^♪
でも、一番乗りだと思ったらこのトレースらしきものが…何だこれ？（＾＾）
人気の唐松なのでいつも混雑しているけれど、今日は微風でとても静かな山頂既にヘトヘトだけど、ここまで頑張ってきた甲斐があったと思う
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1/11 12:51
人気の唐松なのでいつも混雑しているけれど、今日は微風でとても静かな山頂
既にヘトヘトだけど、ここまで頑張ってきた甲斐があったと思う
既にヘトヘトだけど、ここまで頑張ってきた甲斐があったと思う
いつもの山頂標とバックにツルタテ。この景色は何度みても良いなぁと思うでも、山頂標の周りを見ると積雪が例年よりも少ないことが分かるね
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1/11 12:52
いつもの山頂標とバックにツルタテ。この景色は何度みても良いなぁと思う
でも、山頂標の周りを見ると積雪が例年よりも少ないことが分かるね
でも、山頂標の周りを見ると積雪が例年よりも少ないことが分かるね
誰もいないので自撮りでパチリ☆今回で11回目の冬期登頂今年はキツかったけど、無事に踏むことができて本当によかったです(*^^)v
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1/11 12:54
誰もいないので自撮りでパチリ☆今回で11回目の冬期登頂
今年はキツかったけど、無事に踏むことができて本当によかったです(*^^)v
今年はキツかったけど、無事に踏むことができて本当によかったです(*^^)v
それでは厳冬期北アの風景を眺めていきます。まずはツルタテのコンビからこの達成感に浸りながら眺めていると、例年よりも輝いて見える気がする…
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1/11 12:52
それでは厳冬期北アの風景を眺めていきます。まずはツルタテのコンビから
この達成感に浸りながら眺めていると、例年よりも輝いて見える気がする…
この達成感に浸りながら眺めていると、例年よりも輝いて見える気がする…
雪と岩の殿堂・剱岳。あの鋭く尖った頂と険しい山容。やっぱりイケメンだね
グルっと反時計回りで眺めていきます。こちらはお隣の五竜岳唐松側から望む西面は、荒々しく浸食された東面とはかなり印象が違う
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1/11 12:52
グルっと反時計回りで眺めていきます。こちらはお隣の五竜岳
唐松側から望む西面は、荒々しく浸食された東面とはかなり印象が違う
唐松側から望む西面は、荒々しく浸食された東面とはかなり印象が違う
五竜の遥か右後方には槍穂の姿も！左の奥穂・北穂・ジャンの山塊、右に槍の穂先昨年は暴風だったけれど、今年は微風の山頂でじっくり撮れてよかった（＾＾）
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1/11 12:52
五竜の遥か右後方には槍穂の姿も！左の奥穂・北穂・ジャンの山塊、右に槍の穂先
昨年は暴風だったけれど、今年は微風の山頂でじっくり撮れてよかった（＾＾）
昨年は暴風だったけれど、今年は微風の山頂でじっくり撮れてよかった（＾＾）
眼下には唐松岳頂上山荘が見える（冬期閉鎖中でトイレも使用不可）
山荘の上にある突端が今登ってきた八方尾根との分岐点
山荘の上にある突端が今登ってきた八方尾根との分岐点
こちらは妙高方面の遠景。ここまで鋭くキレた岩峰群の景色が多かったけど、
この広がりのある爽快な風景は私のお気に入り♪
この広がりのある爽快な風景は私のお気に入り♪
さらに左へ振ると不帰キレットから天狗尾根、その先の白馬鑓へ続く後立山稜線この画を見ていると、例年と何ら変わりのない積雪量に思えてくる
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1/11 12:56
さらに左へ振ると不帰キレットから天狗尾根、その先の白馬鑓へ続く後立山稜線
この画を見ていると、例年と何ら変わりのない積雪量に思えてくる
この画を見ていると、例年と何ら変わりのない積雪量に思えてくる
ゴタテの稜線から左へ振ると日本海も見える厳冬期にこれだけ日本海が見える日もそうそうないと思う
北ア北部の山は海が見えるところもイイ♪
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1/11 12:56
ゴタテの稜線から左へ振ると日本海も見える
厳冬期にこれだけ日本海が見える日もそうそうないと思う
北ア北部の山は海が見えるところもイイ♪
厳冬期にこれだけ日本海が見える日もそうそうないと思う
北ア北部の山は海が見えるところもイイ♪
グルっと一周して最後は剱の右（北）にある”毛勝三山”
ここも一度は登ってみたいと思いつつ、未だに踏めていないお山のひとつ
ここも一度は登ってみたいと思いつつ、未だに踏めていないお山のひとつ
最後に気付いたけれど、この山頂標の根元が完全にヤバい。この冬を越せるのかな？
タイムリミットの13時が近づいてきたのでそろそろ下山します冬期11回目の登頂で初となる貸切の山頂。やっぱりサイコーでした
来年も大好きな雪の八方から皆さんを眺めに来ます！
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1/11 12:56
タイムリミットの13時が近づいてきたのでそろそろ下山します
冬期11回目の登頂で初となる貸切の山頂。やっぱりサイコーでした
来年も大好きな雪の八方から皆さんを眺めに来ます！
冬期11回目の登頂で初となる貸切の山頂。やっぱりサイコーでした
来年も大好きな雪の八方から皆さんを眺めに来ます！
自分で付けたこの踏み跡があまりにも脆弱でアイゼンではモロに踏み抜くと思い、下山では初めてスノーシューのまま慎重に下りてみることにしました実際にやってみたらこれが大正解。やはり雪が柔らかい時は険しい岩場を除けば、下りでもスノーシューの方が安定するのでかなり有効だと思う
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1/11 12:58
自分で付けたこの踏み跡があまりにも脆弱でアイゼンではモロに踏み抜くと思い、下山では初めてスノーシューのまま慎重に下りてみることにしました
実際にやってみたらこれが大正解。やはり雪が柔らかい時は険しい岩場を除けば、下りでもスノーシューの方が安定するのでかなり有効だと思う
実際にやってみたらこれが大正解。やはり雪が柔らかい時は険しい岩場を除けば、下りでもスノーシューの方が安定するのでかなり有効だと思う
無事に下って振り返る。唐松岳ともこれでお別れ今回は例年以上にキツかったけれど、やっぱり来てよかったと思う
来年の冬も必ず来ます！(＾＾)
18
1/11 13:17
無事に下って振り返る。唐松岳ともこれでお別れ
今回は例年以上にキツかったけれど、やっぱり来てよかったと思う
来年の冬も必ず来ます！(＾＾)
今回は例年以上にキツかったけれど、やっぱり来てよかったと思う
来年の冬も必ず来ます！(＾＾)
ツルタテの名コンビもさようなら。後ろ髪を引かれる思いだけど、今年も厳冬期北アの壮大な景色を堪能できて本当によかったと思う
18
1/11 13:17
ツルタテの名コンビもさようなら。後ろ髪を引かれる思いだけど、
今年も厳冬期北アの壮大な景色を堪能できて本当によかったと思う
今年も厳冬期北アの壮大な景色を堪能できて本当によかったと思う
それではこの爽快な遠景を眺めながら八方尾根を下って行きます♪眺望絶佳でまさに天空の遊歩道のよう。雪の八方でこの区間の下りが一番好きだ
15
1/11 13:23
それではこの爽快な遠景を眺めながら八方尾根を下って行きます♪
眺望絶佳でまさに天空の遊歩道のよう。雪の八方でこの区間の下りが一番好きだ
眺望絶佳でまさに天空の遊歩道のよう。雪の八方でこの区間の下りが一番好きだ
主稜線から15分ほど下ったこの辺でスノーシューからアイゼンに換装毎年、下りは多少の踏み抜きがあってもアイゼンの方が早く下れるので
今回もそうしてみたがこれが大失敗だった…
15
1/11 13:32
主稜線から15分ほど下ったこの辺でスノーシューからアイゼンに換装
毎年、下りは多少の踏み抜きがあってもアイゼンの方が早く下れるので
今回もそうしてみたがこれが大失敗だった…
毎年、下りは多少の踏み抜きがあってもアイゼンの方が早く下れるので
今回もそうしてみたがこれが大失敗だった…
今回は上りで踏み跡なしだったので、下りでの踏み抜きは例年以上に深く下りでもハマってまともに進めず、余計な時間と体力を消耗してしまった
結局、丸山の手前で再度スノーシューに戻し、この換装2回で約20分のロス
11
1/11 13:59
今回は上りで踏み跡なしだったので、下りでの踏み抜きは例年以上に深く
下りでもハマってまともに進めず、余計な時間と体力を消耗してしまった
結局、丸山の手前で再度スノーシューに戻し、この換装2回で約20分のロス
下りでもハマってまともに進めず、余計な時間と体力を消耗してしまった
結局、丸山の手前で再度スノーシューに戻し、この換装2回で約20分のロス
そして八方池山荘まで無事に下山したものの、道具の選択ミスでリフトに間に合わず…まだ係員の方がいたのでゲレンデ内の下山をお伺いしたところ「リフト線下には入らずにコースロープ沿いに自己責任で下山してください」とのこと
11
1/11 15:24
そして八方池山荘まで無事に下山したものの、道具の選択ミスでリフトに間に合わず…
まだ係員の方がいたのでゲレンデ内の下山をお伺いしたところ「リフト線下には入らずにコースロープ沿いに自己責任で下山してください」とのこと
まだ係員の方がいたのでゲレンデ内の下山をお伺いしたところ「リフト線下には入らずにコースロープ沿いに自己責任で下山してください」とのこと
取りあえず山荘でトイレをお借りし、ラッセルでロクに休憩もしていなかったので温かい缶コーヒーを買ってひと休みすることにリフトに乗り遅れたといってもまだ15時半。しかもこの先は過去何百回と滑った馴染みのコース
正直、不安や緊張感は全くない。むしろあれだけ滑った思い出のゲレンデを歩いて下れると思うと、ちょっと嬉しい気持ちになる
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1/11 15:35
取りあえず山荘でトイレをお借りし、ラッセルでロクに休憩もしていなかったので温かい缶コーヒーを買ってひと休みすることに
リフトに乗り遅れたといってもまだ15時半。しかもこの先は過去何百回と滑った馴染みのコース
正直、不安や緊張感は全くない。むしろあれだけ滑った思い出のゲレンデを歩いて下れると思うと、ちょっと嬉しい気持ちになる
リフトに乗り遅れたといってもまだ15時半。しかもこの先は過去何百回と滑った馴染みのコース
正直、不安や緊張感は全くない。むしろあれだけ滑った思い出のゲレンデを歩いて下れると思うと、ちょっと嬉しい気持ちになる
小休止後、ゆっくり下り始めます。まさかここを歩いて下る日が来るとはね…若かりし頃にワクワクしながら滑り出した最上部の”リーゼングラート”
当時の楽しかった思い出を回想しながら歩く。感慨深いものがあるね
11
1/11 15:43
小休止後、ゆっくり下り始めます。まさかここを歩いて下る日が来るとはね…
若かりし頃にワクワクしながら滑り出した最上部の”リーゼングラート”
当時の楽しかった思い出を回想しながら歩く。感慨深いものがあるね
若かりし頃にワクワクしながら滑り出した最上部の”リーゼングラート”
当時の楽しかった思い出を回想しながら歩く。感慨深いものがあるね
そうそう、まずは片斜の緩斜面が続くんだよねその後、30°の急斜面で加速して一気に兎平へ飛び込む
この最上部から最下部の名木山まで！あの大滑走はサイコーだったなぁ…
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1/11 15:45
そうそう、まずは片斜の緩斜面が続くんだよね
その後、30°の急斜面で加速して一気に兎平へ飛び込む
この最上部から最下部の名木山まで！あの大滑走はサイコーだったなぁ…
その後、30°の急斜面で加速して一気に兎平へ飛び込む
この最上部から最下部の名木山まで！あの大滑走はサイコーだったなぁ…
この辺から徐々に加速して行く
大絶景を眺めながらこのあと始まるロングラン
あの時のドキドキ感が今でも忘れられない…
大絶景を眺めながらこのあと始まるロングラン
あの時のドキドキ感が今でも忘れられない…
スキー時代はあっという間に通過したけど、今日は歩いてゆっくり見て行けるそうするとスキー滑走の時には気付かなかった風景も見えてくるね
12
1/11 15:49
スキー時代はあっという間に通過したけど、今日は歩いてゆっくり見て行ける
そうするとスキー滑走の時には気付かなかった風景も見えてくるね
そうするとスキー滑走の時には気付かなかった風景も見えてくるね
リーゼングラートの急斜面に突入。この日は雪不足で元々閉鎖だったので、雪面は恐らくお正月連休あたり？でつけた小コブで荒れた状態だったここが圧雪されていれば加速してあのリフト小屋の横から兎平へ一気に飛び込んで行ける。当時はこれが最高に楽しかったんだよね…
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1/11 15:51
リーゼングラートの急斜面に突入。この日は雪不足で元々閉鎖だったので、雪面は恐らくお正月連休あたり？でつけた小コブで荒れた状態だった
ここが圧雪されていれば加速してあのリフト小屋の横から兎平へ一気に飛び込んで行ける。当時はこれが最高に楽しかったんだよね…
ここが圧雪されていれば加速してあのリフト小屋の横から兎平へ一気に飛び込んで行ける。当時はこれが最高に楽しかったんだよね…
スノーシューで急斜面を下っているとBCのスキーヤーが下りてきた
自分も板があればあっという間に麓まで下れるのに。いいなぁ…
自分も板があればあっという間に麓まで下れるのに。いいなぁ…
リーゼングラートから兎平へ行く途中にいたスキーパトの方が「このままだと暗くなって危険だから、この下でゴンドラに乗ってください」と。あれ？さっき最上部のリフト係の人は「下まで自己責任で歩いてください」といっていたのに…
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1/11 16:02
リーゼングラートから兎平へ行く途中にいたスキーパトの方が「このままだと暗くなって危険だから、この下でゴンドラに乗ってください」と。
あれ？さっき最上部のリフト係の人は「下まで自己責任で歩いてください」といっていたのに…
あれ？さっき最上部のリフト係の人は「下まで自己責任で歩いてください」といっていたのに…
まぁでもスキーパトの方からそう言われたので素直に乗ることにしましたホントはこんな機会も滅多にないだろうし、かつて何百回と滑ったこの大好きなコースを当時の思い出を巡らせながら下まで歩き通したい気持ちも多分にありましたが、安全上その身勝手な願いは叶いませんでした
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1/11 16:11
まぁでもスキーパトの方からそう言われたので素直に乗ることにしました
ホントはこんな機会も滅多にないだろうし、かつて何百回と滑ったこの大好きなコースを当時の思い出を巡らせながら下まで歩き通したい気持ちも多分にありましたが、安全上その身勝手な願いは叶いませんでした
ホントはこんな機会も滅多にないだろうし、かつて何百回と滑ったこの大好きなコースを当時の思い出を巡らせながら下まで歩き通したい気持ちも多分にありましたが、安全上その身勝手な願いは叶いませんでした
そんなことでゴンドラ山頂駅に到着。これで今回の山行は終了となりましたそもそも自分の判断ミスで乗れなかったリフトの件で、営業時間外のゴンドラに乗せていただくことになり、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
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1/11 16:21
そんなことでゴンドラ山頂駅に到着。これで今回の山行は終了となりました
そもそも自分の判断ミスで乗れなかったリフトの件で、営業時間外のゴンドラに乗せていただくことになり、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
そもそも自分の判断ミスで乗れなかったリフトの件で、営業時間外のゴンドラに乗せていただくことになり、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
本来は歩いて下るべきところをゴンドラであっという間に下山しました今回は状況判断に甘さがありました。次回からは再度気を引き締めて
余裕のある計画で安全第一で臨みたいと思います
11
1/11 16:41
本来は歩いて下るべきところをゴンドラであっという間に下山しました
今回は状況判断に甘さがありました。次回からは再度気を引き締めて
余裕のある計画で安全第一で臨みたいと思います
今回は状況判断に甘さがありました。次回からは再度気を引き締めて
余裕のある計画で安全第一で臨みたいと思います
感想
今年も私の冬の恒例行事である白銀の八方尾根から行く唐松岳へ。
この山行は2013年から始め、2021年のコロナ禍の年を除いて今年まで継続している冬のルーティーン山行になります。
今シーズンは1/11時点で雪不足により八方尾根スキー場最上部の”リーゼングラートコース”が滑走不可でクローズでしたが、そこをカバーしている”グラートクワッドリフト”は登山者用に通常運行していました。
北ア以外の山域も含めて今シーズンは現時点で少雪とのことで、もう少し待つことも考えましたが、そこは承知の上で仕事とお天気のタイミングが合ったこの日に行くことにしました。
当日は予報に少し反して朝から高曇りのモノクロームな世界。
昨年のような冬の八方ブルーでのスタートではありませんでしたが、風は殆どなく視界も良好だったので、厳冬期としては良い方のコンディションといえます。
さらに平日でしたがBC含めて入山者もそこそこいたので「まぁ、青空はないけど厳冬期でこれなら良い方かな。風もないし今回は難なく山頂を踏めるだろうな…」と、自分の中では楽勝ムードでスタートしました。
しかし現実は写真にもあるように、今回は丸山から先でまさかのラッセルを強いられることに。
実際はBCスキーの先行者が1名いて、その方のスキートレースが1本あったのですが、私のような登山者の踏み跡は無い。
正直、このスキートレース1本では歩行で踏むとまともに沈むので、実質ノートレースと同じ。ルーファイという点では有意かもしれませんが、既に冬期のこのルートを10回ほど歩いている私としては、当然ルートは分かっているので無くても全く支障がありません。
「ん〜、、、今シーズンの雪山開幕戦からこれかぁ…」と思いつつ、「行けるところまで行ってみよう」ということで、折り返しのリミットを13時に定めて進むことにしました。
久々のラッセルでしたが、コロナ禍前の元気だった頃の体力ならまだ良かったのですが、正直、体力が低下した今の自分ではかなり厳しいものがありました。
ましてや50を過ぎてからこういう事をやってしまうと、その後の疲労も容易に回復せず、このレコを書いている現在（下山後2〜3日後）でも、まだ疲労が抜けきっていない状態。さらにこの山行の翌日から土日も含めて翌週まで連続出勤…(^^;
今回は風がなく、馴染みのある大好きなルートだったので少し頑張ってみましたが、やはり「無理はできない歳になってしまったんだなぁ…」と実感した次第です。
丸山から先はラッセルしながら牛歩で進むも、タイムリミットが迫ってきたので「このままでは山頂は厳しいかな…」と、一時は撤退も頭をよぎるほど苦しい場面もありましたが、これまで歩いてきた冬の八方尾根での経験などからまだ行けると判断し、折り返し時間ギリギリになりましたが今年も冬の唐松を踏むことができました。
この日の一番乗りなので山頂はもちろん独り占め♪
冬期唐松岳11回目の登頂にして初めて踏み跡のない真っさらな山頂に立てました。
そして久々に味わうこの達成感。午前中は高曇りのモノクロームな世界でしたが、山頂に着くころには青空が広がり始めました。
ここまで苦しかったけれど、貸切の山頂で達成感に浸りながらひとり静かに眺める北アの大パノラマは、これまで味わったことのない格別なものがありました。
まさに至福のひと時だったのですが、今回はあまり時間もないので後ろ髪を引かれる思いで下山開始。
「まぁ、最終リフトまであと2時間あるので大丈夫だろう…」これまでの経験から時間的には問題ないと思っていたのですが、その”これまでの経験”がこの後でアダとなることに。
毎年、冬の八方尾根では上りは踏み抜き対策でスノーシュー、下りは多少踏み抜きながらもアイゼンで下った方が早いので今回もそうしたのですがこれが大失敗でした。
今回は上りで丸山の手前あたりから踏み跡なしだったので、下りは自分でつけた踏み跡を狙って勢いで下るつもりでしたが、この日の踏み抜きは例年以上に深く、下りでもまともに進むことができずにハマってしまい、余計な時間と体力を消耗することに。
結局、丸山の手前で再度スノーシューに戻したため、この2回の換装で約20分ほどのタイムロス。この判断ミスにより最終リフトに間に合わなくなってしまいました。
今回で11回目の冬期八方尾根でしたが、これまでの経験やパターンだけに頼るのではなく、その場の状況に応じて適切な判断ができないと状況を悪化させてしまうことを痛感しました。
それに加えて、このような想定外の事象が発生してもカバーできるような余裕のある時間設定という意味でも今回は欠けていたと思います。
結果的に最終リフトに間に合わず、ゲレンデを歩いて下ることになりましたが、このスキー場はかつて何百回と滑った馴染みのゲレンデやコースばかり。
若かりし頃に味わった大滑走の楽しさや、クラッシュを起こしクシャクシャになって転げまわった事など、このスキー場で体験した様々な思い出を回想しながら下りました。
こんなことを言うとスキー場の関係者から怒られるかもしれませんが、かつてあれだけ滑り倒した大好きなコースやゲレンデを歩いて下るというのは、この登山を終えて疲れ切ったこの状況でも、ある意味楽しみでもあり、感慨深いものがあります。
リフトの最上部に残っていた係員さんに「コースロープ沿いを歩いて自己責任で下山してください」と言われ、思い出いっぱいのこのスキー場を「トップからボトムまで全部歩かせてもらえるんだ」そう思うと、疲労困憊の一方で密かに嬉しさがこみ上げていました。
しかし、思い出に浸りながらひとり静かに下って行くと、兎平上部にいたスキーパトの方から「このままだと暗くなって危険だから、この下でゴンドラに乗ってください」と。
一瞬、「アレ？さっき上で言われたことと違うよなぁ…」と思いましたが、これは安全上の指摘でそう言われたことなので逆らう訳にはいかず、素直に従ってゴンドラに乗せていただくことにしました。
「大好きな八方尾根スキー場を思い出に浸りながらトップからボトムまで歩く」
現実は個人の思いが優先ではなく安全が最優先。やはり身勝手な願いは叶いませんでした。
私の登山における判断ミスが原因で、結果的に営業時間外のゴンドラに乗せていただくことになってしまい申し訳ありません。この場を借りてお詫びいたします。
今回は色々とやらかしてしまいましたが、冬の八方尾根と唐松岳は私にとって特別な山行のひとつです。
冬の八方を愛する想いは変わらず、次は今回のような失敗がないよう、安全第一で通い続けていきたいと思います。
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もう一年過ぎたんですね、早いですね〜
マタマタ失礼いたします、宜しくお願い致します。
喘息の事を聞いていたので、「今冬の唐松と八ッは自重するのかな？」と、勝手に思っていました。
なんの、ナンノ、南野〜〜〜 一人ラッセルまでこなして登頂されるとは…
八ッ同様に、この尾根でラッセルなんて聞いた事が無いので、貴重な体験されましたね。
しかも山頂に一人ボッチですか！ ふつうアリエナイでしょうね。
写真５０の山頂トレースは、左が雷鳥？ 右は兎？
（リフターさんの過去レコを思い出しました。北岳登頂一番乗り寸前にkaikaireiさんに抜かれた、笑。 今回は誰もいなくて良かった。笑）
ラッセル経験の無い私には、到底たどり着く事の出来ぬエクスタシーだったことでしょう。
（朝ーリーゼンのエクスタシーは何度も味わいましたが 笑）
能登半島の事もあるので、アンマリ大声で言えませんが…「おめでとうございます」…
（地震で海岸線が4メートルも隆起したニュースを見て、私がマズ考えた事は…「劔岳、待望の３０００mオーバーしたんじゃね？」でした。 結構、近いですもんね 不謹慎？）
リーゼンを歩いて下山できる… 私も読み進めていてワクワクしましたが…残念でした。
しかしながら、本当に歩いたら長〜〜〜〜〜〜いですよ！ キット！(笑)
北アの稜線は、確かに写真で見る限りでは、そんなに雪不足を感じませんね。
唐松、劔、立山、白馬、五竜、全く違和感ありません。
ですが鹿島槍だけは、違和感アリアリです。 やっぱり女王様は真白いドレスを纏っていないと！
今年もツマラン”コメ”を申し訳ございません。
レコ中に喘息の”ぜ”の字も出てきませんね？
ラッセルできるのですから、相当に回復されたのですね？ 良かった、良かった。
八方尾根は私にとっても、
故郷を持たぬ私の「心の故郷」
青春時代の「一番大切な場所」で、あります。
キザなセリフを平気で書けるほどに、今、最高に気分良くヨッパラッテおります。
また、お邪魔させていただきます。
失礼いたしました。 かしこ
今回も八方コメントありがとうございます！
若い頃に八方で滑ったあの爽快な滑走感は忘れられないし、ホントに楽しかったですよね♪
喘息は未だに通院＆投薬継続中ですが、症状はほぼ治まっています。でも中々先生から「終了」とはならないんですよね…
やはり所詮は商売ですから、この厳しい時代にそう簡単にシノギを手放す訳にはいかないんでしょうね(笑)（特に歯の方はそれがもっと顕著かと…）
今回の八方はまさかのラッセルでしたよ💦これまで冬期11回登頂でほぼトレース有り、距離もそれほどないので難なく踏めていたのですが、やはりここは冬の北アなので、冷静にみればいつこうなってもおかしくはなかったんだと思います。
でも苦労した分、11回目にして初の山頂貸切という、人気の唐松ではそうそうないご褒美をいただけました♪
kさんの最後に抜かれた件はよく覚えておりましたね(笑)。そうです、今回同様、あの時もまさかの…でしたから。十二支の民話じゃないですけど、丑の気持ちが分かりましたよ(^^ゞ。（もし、今回の唐松でもこれが再現されていたら、どういうレコに仕立てていたことやら…）
リフト乗り遅れで下まで歩くことになった時は、正直「これって結構イイかも」とワクワクしてましたよ。でもそんな勝手な思いは叶いませんでしたが、リーゼングラートと兎平を歩けただけでも、当時の楽しかった思い出に浸りながら感慨深いものがありました。
まぁできれば麓まで歩き通したかったのですが、スキー場の管理者から言わせれば”迷惑登山者”でしかないので、事故を起こされてニュースに「八方で滑落事故」とか出る前にさっさと下ろしたかったんだと思います。もし自分がそちら側の人間だったらそう思いますよね(^^;
そんなことで色々ありましたが、八方は私にとっても若かりし頃の思い出が詰まった特別な場所です。
体力が続く限り、これからも同じような山行＆レコを出し続けるつもりですので、ほろ酔い気分の時にでもまたお付き合いください。
今回も八方繋がりの嬉しいコメントありがとうございました。
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