足尾山・きのこ山 '24 1/14

2024年01月14日(日) [日帰り]

• GPS: 04:12
• 距離: 14.3km
• 登り: 710m
• 下り: 706m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:38
• 休憩: 0:34
• 合計: 4:12

距離 14.3km 登り 710m 下り 716m

9:32 小見バス停
10:20 10:27 四等三角点七廻
10:57 11:00 一本杉峠
11:06 11:07 男坂・女坂の標識
11:27 11:39 足尾山
12:26 12:27 きのこ山
12:42 12:52 つぼろ台
13:44 真壁城跡

【積雪期ピークハント】標準コースタイム6時間以上、積雪あるため。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】
〜常磐線〜関鉄グリーンバス
・板敷山・羽鳥線　羽鳥駅09:05＝小見09:31

【帰り】
水戸線〜常磐線〜

全線でIC可。

コース状況／危険箇所等

コース定数（概算）：23
つぼろ台…岩場

その他周辺情報

コンビニ等商店は桜川市側に下りてから。
自動販売機はJAやさと恋瀬支所と桜川市側に下りてから。
トイレは みかげ憩いの森。

写真

1/14 9:30

例によって羽鳥駅前の御菓子司 七福にてお土産購入。登龍（130円）、かすてら万頭（85円）、茶通（ごまあん）（85円）を買ったのちバスに乗って小見バス停へ。バス乗客はのべ2人でした。ここから一本杉峠までは既踏区間。空気が冷えるのでグローブとライトシェル着用ののち出発します。

1/14 9:34

前回（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6298680.html ）は気づかなかったのですが、JAやさと恋瀬支所に自動販売機あります。この辺りはのどかな農村地域でコンビニも瓦谷と宇治会にセイコーマートがあるのみ（以前は板敷山前にヤマザキショップがあった）。自動販売機は補給ポイントとして貴重です。正面奥の山は吾国山（518m）、左に大足山（212m）。

1/14 9:44

写真中央が今回目指す足尾山（627m）。きのこ山（528m）はここから見えません。右方、風力発電機の立つ山が丸山（576m）、左方にて八郷盆地に張り出した形の小山が猿壁山（242m）。

1/14 9:45

丸山の右にどっかりと横たわるのは加波山（709m）と燕山（701m）。ここまで道中、前日の雪は日陰に残るのみで陽の当たる場所は既に乾いていました。

1/14 9:55

振り返って難台山（553m）。すずらん群生地分岐（約470m）と四等三角点太田（429m）のピーク、大福山（452m）と団子山（432m）を両脇に従えています。

1/14 10:01

山に入る前、最後に振り返って吾国山と難台山。足元の日陰は薄い積雪がありますが、凍結もなく歩行に支障はありません。

1/14 10:12

この辺りまで歩いてきてようやく体が温まったので、ここでライトシェルとグローブをキャストオフ。さすがに前日雪が降っただけあり、朝の内はまだ空気が冷えていました。震える。降雪があったからか、とちゅうで渡る地蔵川の水量もやや多めでした。

1/14 10:17

日陰の積雪は道端の落ち葉の上、ササ藪の中に残っていました。不思議だったのはスギ林の樹冠にも林床にも雪が残っていなかった事。林床は温かい？

1/14 10:26

ここから四等三角点七廻（234m）を見に行きます。

1/14 10:27

浅い掘割状の微地形を越えて進むとほどなく四等三角点七廻を発見。元の道に引きかえして先に進みます。

1/14 10:56

雪の残る一本杉峠に到着。トレイルランナー1名が颯爽と走り抜けていき、続けてオフロードバイク10人組が通過、そのあと丸山側から熊鈴を鳴らすハイカー2人パーティがやって来るのが見えました。アウトドアスポーツのさかんな筑波連山、雪の翌日でもやって来る人は多いようです。

1/14 11:00

一本杉峠から南にちょっと進んだここから登山道に入ります。雨引山（409m）から きのこ山に至る一帯は茨城県の関東ふれあいの道・8「筑波連山縦走のみち（1）」に当たりますが、関東ふれあいの道は左の登山道ではなく右の車道（林道北筑波稜線）。登山道入口には「乗入禁止」看板があり、オフロードバイクとマウンティンバイク（原文ママ）の乗り入れを禁じていました。

1/14 11:02

落ち葉の上に雪が残る明るい林の中の道を進みます。ほどよく濡れた落ち葉に薄く乗った雪で、傾斜があれば滑りやすそうな感じでした。

1/14 11:04

ちょっと歩くとすぐに車道（林道北筑波稜線）に出合います。手前の看板は「乗入禁止」。

1/14 11:05

車道をちょっと歩いてふたたび登山道に入ります。手前の白看板は茨城森林管理署の「この付近は 大作国有林です。」看板。登山道入口には「足尾山」道標に「乗入禁止」看板も立っています。なお、ここの登山道は関東ふれあいの道区間。

1/14 11:06

登山道の入口からすぐのここがヤマレコ上で「男坂・女坂の標識」となっているポイント。道標は見当たりませんでしたが、左の直登（男坂？）と右の巻き道（女坂？）に明瞭に分かれています。今回は左を選択。なお、関東ふれあいの道は右です。

1/14 11:08

上り坂。斜度はやや急、といった程度なのですが、落ち葉+雪で絶妙に足場が悪くなっていました。足元には先行者が滑り落ちたような跡もあり、中途半端な積雪は逆に危ないのかな…と思ったり。

1/14 11:11

掘割状の土が露出した場所もやや上りづらさを感じました。ただ、雪が残っているのは日陰のみ。少し進むと…

1/14 11:14

明るい平坦地に出ます。ここは日当たりがよく残雪はほぼありません。

1/14 11:15

次の車道出合に向けて最後の上り。やや急な坂を上り切った先に両側をササ地に挟まれた細い掘割状の道があります。

1/14 11:17

ササ地に挟まれた細い道を抜けて車道出合。カーブの先からふたたび登山道に入ってちょっと歩けば足尾山はすぐそこです。

1/14 11:17

すぐそばに「山火事用心」の横断幕がある、「足尾山頂」道標の立つここからふたたび登山道。右手には駐車可能なスペースがあります。なお、関東ふれあいの道は足尾山山頂には向かわず。このまま右の車道（林道北筑波稜線）に続きます。

1/14 11:19

まずゆるやかな雪道を上り…

1/14 11:22

明るい微高地上に乗ったのち…

1/14 11:23

ゆるやかに下って、ふたたびササ地の中、まばらに露岩のある雪の坂を上って…

1/14 11:25

並行する踏み跡のある道を上っていくと石垣が現れ…

1/14 11:27

石垣を回り込んで階段を上ると…

1/14 11:27

足尾山山頂に到着です。中央に立つ石の祠は足尾神社本殿（奥宮）。拝殿（本宮）は山頂から石段を下って行った先にあります。三等三角点足尾は奥宮にむかって左手前。西側に良好な展望あり、北から東にかけての加波山、吾国山、難台山などの方角は木々に視界を阻まれます。

1/14 11:27

南。中央左に峰寺山（379m）が見えます。右奥に筑波山の女体山（877m）、左奥は南筑波、千代田アルプスと呼ばれる辺り。南筑波の山座同定は電波塔を目印にすると分かりやすいです。右から電波塔のある宝篋山（461m）と深間山（450m）、たわんだ稜線が朝日峠まで続き、電波塔の立つパラボラ山（ヤマレコ未登録、381m）、電波塔はないがピークが目立つ浅間山（345m）。山越しに霞ヶ浦も望むことができます。

1/14 11:28

西南西。左奥にはよく目立つ筑波山。左から女体山、男体山（871m）、坊主山（710m）とピークが並びます。男体山と坊主山の間、手前には きのこ山。遠くの稜線は奥多摩・奥武蔵・奥秩父から上武山地に至る関東山地の山並みで、個々のピークは判別が困難です。唯一はっきりそれと分かるのは富士山（3776m）。富士山の左手の盛り上がりは丹沢の辺りです。

1/14 11:28

西北西。中央左、白く輝く三角が浅間山（2568m）、中央右、波打つようなシルエットの山群が赤城山（1828m）、右に続く稜線でやや高い所は袈裟丸山（1961m）から皇海山（2144m）に至るあたりで、特に皇海山が突出してよく目立ちます。その右の銀嶺は関東最高峰の日光白根（2578m）付近、右隣に日光男体山（2486m）がそびえます。赤城山の左手前は晃石山（419m）の稜線が明瞭で、その奥が榛名山（1449m）の辺り。榛名山の左、浅間山との間に頭を覗かせるのが浅間隠山（1757m）です。

1/14 11:28

北西。左から皇海山や日光白根、男体山に続いて大真名子山（2376m）、小真名子山（2323m）、女峰山（2483m）など日光連山が並びます。日光連山から間を置いたところにある高まりが高原山（1795m）、加波山の左にギリギリ見える最右端、雪を戴く山は日留賀岳（1849m）や大佐飛山（1908m）の辺り。

1/14 11:30

筑波山を正面に見るとこんな感じです。筑波山は前山なしに平野部から急に立ち上がる山容で、八溝山地の南部でも突出した高さを持つ山。南側の麓から見上げてもなかなかのものですが、こうして裏から眺めても風格があります。

1/14 11:31

浅間山から赤城山の辺りをズーム。よーく目を凝らすと赤城山の右奥に銀嶺が見えていたり（おそらく佐武流山（2192m）の辺り）、赤城山の左に白い影があったり（方角的に草津白根（2171m）近辺）、榛名山の奥に何かいたり（雪を戴いた四阿山（2354m）と思われる）と遠くまでよく見えます。比較的近い日光連山などはくっきり見えますが、早朝など条件さえ良ければもっと鮮明に上越国境や東信まで一望できるはず。

1/14 11:40

「東道 三十六丁供養塔」と刻まれた石碑の横から、きのこ山に向けて石段を下っていきます。石段の途中には露岩あり。

1/14 11:44

途中の平坦路に「三十五丁」の石碑あり。この下にも「水戸驛構内人力車組合新登講」紀念碑など何基かの石碑があります。

1/14 11:46

足尾神社拝殿。足尾山から下りてくると社殿の左に出てきます。足尾神社は足の諸病に効験あり、と謳われた古社。今も足の健康、鍛錬を願う人々が参拝に訪れるそうです。

1/14 11:47

鳥居。鳥居の右奥は「草鞋奉納所」で大量の靴にギプス？や松葉杖？も奉納されていました。かつては鉄製・銅製の草鞋・草履が奉納されていたそうですが、今日では靴やスニーカー、ブーツに変わっています。左は社務所。社務所は閉まっていました。

1/14 11:49

足尾神社からコンクリート舗装の道を下りてきて車道（林道北筑波稜線）にぶつかります。交差点には「足尾神社」石標、関東ふれあいの道石標、茨城森林管理署「足尾山国有林」の黒看板、関東ふれあいの道道標「一本杉峠 2.2KM」「きのこ山 2.3KM」「足尾山神社 0.1KM」、関東ふれあいの道「足尾山」案内板あり。

1/14 11:50

関東ふれあいの道「足尾山」案内板。この案内板では標高が628mですが、山頂の三角点にしたがって627mとするものもあります。ヤマレコ、YAMAPでは627m、ヤマケイオンライン、桜川市観光協会、石岡市観光協会では628m…とまちまち。ここから先は関東ふれあいの道区間です。

1/14 11:51

八郷盆地側に開けるフライトエリアは道路からすぐの所にあり好展望。遠くには双子のような龍神山（163m）と竜神山（196m）が見えます。

1/14 11:52

関東平野側に開けるフライトエリア。この先も何か所かフライトエリア（離陸場）がありますが、道路のそばに無い所がほとんど。ここは道路からすぐで展望も良好なポイントでした。

1/14 11:56

左に分岐する軽車道に「二十九丁」（？）の石碑があります。すぐそばには「警告 アウトサイド申告漏れ多発！！」なる看板あり。「アウトサイド」はスカイスポーツで指定地以外に着陸する事、なのだそう。

1/14 11:59

「山火事注意」看板。林道今泉吾国線で見た錆だらけの看板（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6218841.html ）の原型はこれか、とひとり納得しました。これが錆びるとあのホラーなコワ〜い看板に…。すぐ右には関東ふれあいの道道標「きのこ山 1.7KM」「一本杉峠 2.8KM」があります。

1/14 12:01

この辺りで右後方にやや視界が開けます。勘違いでなければ南月山（1776m）、白笹山（1719m）など那須岳が見えていたはず。見通し判定上も那須岳の辺りまでは視認可能となっています。

1/14 12:06

3たびほど現れる市境の標識を通り過ぎると、カーブミラーのそばに朽ちかけた「加波山足尾山→」道標。道標には何か看板のつけられていたような凹みがあります。

1/14 12:08

前方に山が見えますがこれは無名峰。丸山の北稜に当たります。

1/14 12:08

より状態の良い「山火事注意」看板。横には市境の標識。奥の道路はフライトエリアに向かうようで、立て看板には一般車両の通行を禁ずる旨が書かれていました。

1/14 12:10

市境の標識を2ヶ所通り越した先に立つ関東ふれあいの道道標「きのこ山 0.9KM」「一本杉峠 3.6KM」。奥にはまた市境の標識があります。

1/14 12:12

大きく折り返すカーブ。道はゆるやかに上りながら丸山の北稜を巻いていきます。この前後で対向の登山者1名、トレイルランナー1名に遭遇。

1/14 12:19

とちゅう市境を越えたり、木々を透かして那須や日光方面、背後の加波山などを眺めたりしながら進んでいくと、道は平らかになった後ゆるやかに下り始めます。林道端上線分岐はもうすぐ。

1/14 12:21

「ト型道路交差点あり」標識を過ぎるとすぐに林道端上線分岐。右手にはフライトエリアがあります。そばにはパラグライダースクールのワンボックスバンが停まっていて、フライトエリアからは無線？の声が聞こえました。講習中かな。分岐のそばに関東ふれあいの道石標ほか道標もあり、「上曽峠 2.7KM」「足尾山2.6KM」「伝正寺・真壁駅」「休憩所 60m」とあります。この「休憩所」のある場所が丸山山頂。左手の土の道に入って進むとすぐです。

1/14 12:23

林道端上線分岐からすぐ、東屋とササに飲み込まれかけているベンチのある小広場に着きました。ここが丸山山頂。

1/14 12:24

関東ふれあいの道のマップ付案内板。すぐ右には「きのこ山」案内板もあるのですが説明部分が剥落していて、ただ「きのこ山」と書かれている木看板と化していました。

1/14 12:26

東屋前の小広場から赤テープを辿ってササ地の中に入ると三等三角点上曾。崩れたトタンの小屋？裏手の微高地上にあります。

1/14 12:29

きのこ山から林道端上線分岐まで戻り、関ふれ道道標にしたがって離陸場のすぐ脇を下ります。道はすぐに両脇ササの林の中へ。

1/14 12:29

林に入っていく直前、離陸場越しに展望。奥はもちろん筑波山、中央右手前の山は権現山（396m）です。

1/14 12:30

両側ササ、林の中のゆるやかな道を下っていきます。関東ふれあいの道らしく、一部に木階段の整備あり。

1/14 12:32

ここで林道端上線と交差します。林道を越えた先はちょっとした段差を下りてふたたび林の中の道。林道の先序盤はササが見られますが、すぐ明るい林床になります。

1/14 12:35

この辺りは木階段あり。写真のように手すりがつく所もあります。なんというホスピタリティ…これぞ関ふれ道クオリティ。すぐ先には関ふれ道道標「伝正寺 1.7KM・真壁駅 3.2KM」「きのこ山 0.4KM」があります。

1/14 12:39

おおむねゆるやかな道を下って来てふたたび林道端上線と出合います。ここから つぼろ台はすぐ。

1/14 12:40

ここにも「山火事注意」看板あり。サビサビで闇落ちしかけています。左には真壁町観光協会の道標「←きのこ山山頂 0.7km」「つぼろ台→」「レストハウスみかげ 5.0km↓」あり。レストハウスみかげの矢印は林道が下って行く方を指しています。

1/14 12:40

林道からちょっと下ったところに今度は関東ふれあいの道道標あり、「きのこ山 0.7KM」「伝正寺 1.4KM・真壁駅 2.9KM」「つぼろ台 80M」。距離を示す数字の書体が独特です。ここで道標にしたがって右折。つぼろ台に寄り道していきます。

1/14 12:42

林の中をちょっと歩くと「つぼろ台」と書かれた関ふれ道の木標と、これも関ふれ道の「眺望」案内板が立っています。奥の岩場がつぼろ台。

1/14 12:50

つぼろ台からの眺め。右から足尾山、丸山、加波山、燕山が並びます。先程の「眺望」案内板によると、左方に雨引山も見えるとの事。

1/14 12:55

つぼろ台から引き返して下っていきます。薄く雪の残る日陰の道。

1/14 12:58

茨城県自然環境課の「関東ふれあいの道」緑看板。この先、随所で見られました。

1/14 12:59

十字路状の分岐。「みかげ方面→」看板、茨城県自然環境課の緑看板にしたがって右、短いやや急な坂を下ります。前方は「この先 行き止まり」看板があり、左は「この先、伝正寺方面は通り抜けできません。」と言う掲示あり。右手前には関ふれ道道標「伝正寺 1.1KM・真壁駅 2.6KM」「きのこ山 1.0KM」があります。

1/14 13:01

短いやや急な坂を下ると、道は右手に谷を見下ろしながらトラバース的に進みます。左には関東ふれあいの道らしからぬプラスチックのテーブルベンチあり。木製のはよく見ますが…。

1/14 13:03

ゆるやかな尾根上に乗り…

1/14 13:08

GPSログの軌跡通り、つづら折りで下ります。斜度はゆるやかで露岩がちらほらあり。

1/14 13:09

右下に崖を見ながら露岩を乗り越します。道はトラバース的。

1/14 13:12

道標の立つ所に下りてきました。左「恵みの森→」後方「きのこ山」前方「←林道 100m」。浅い掘割状の道をこのまま前進して下っていきます。

1/14 13:14

突き当たりは林道端上線。林道に出る所には茨城県自然環境課の緑看板、「きのこ山」道標、また別の道標で手前「←恵みの森」左「林道（市街地方面）→」が立っています。

1/14 13:16

「市街地方面」に向けて少し進むと駐車地のような所に出てきます。左手前は桜川市農林課の「車両通行止 ROAD CLOSED」看板。左前方に見える看板のそばから みかげ憩いの森に入っていきます。

1/14 13:17

先述の左前方に見えていた看板。みかげ憩いの森案内板です。道中に出てきた「恵みの森」はこのみかげ憩いの森内の1エリア。前方、茨城県自然環境課の緑看板が立つ所から「散策の森」エリアに入っていきます。

1/14 13:18

散策の森はゆるやかな木階段が続きます。両側は公園らしく刈り込まれた灌木が並びます。

1/14 13:19

あずまや。依然、足元は木階段です。

1/14 13:20

「憩いの丘」へ向かう道が左に分岐します。道標は左「レストハウスみかげ 230m」前方「林道（市街地方面）」後方「林道（きのこ山方面）」。

1/14 13:23

一旦木階段が途切れたと思ったらすぐにまた木階段。散策の森内は ほとんどずっと木階段です。

1/14 13:24

行動中のマップで「関東ふれあいの道分岐」と表示されるポイント。林道端上線に出て左折。林道に出る所には「きのこ山」道標、茨城県自然環境課の緑看板、「散策の森→」道標が立っています。

1/14 13:26

ちょっと進むと看板のたくさん並ぶポイント。行動中のマップ表示では「スポーツ公園入口」です。林道端上線の案内板、みかげ憩いの森案内板、茨城県自然環境課の緑看板、「きのこ山入口」道標、真壁町観光協会の道標「つぼろ台 きのこ山 5.2km」「レストハウスみかげ 0.4km」あり。通行止もあります。

1/14 13:26

林道端上線の案内板。表面の明るい木目はフィルムのようですが、劣化して剝がれています。

1/14 13:27

（車両？）全面通行止。どう解釈したものか迷いますが、Googleストリートビューの遵法性を信じるならば、「散策の森」上の駐車地までは入れるみたいです。

1/14 13:29

平地まで下りてきました。日陰には轍の跡が残る雪。ここを1名のサイクリストが通過していきましたが、一切の危うさなく走り抜けていきました。ナイスドラテク。

1/14 13:32

難除、交通安全の真佐志地蔵です。ここ真壁は石の産地。方々で石像が見られます。

1/14 13:33

前方には筑波山と左前に権現山。

1/14 13:35

西に変針して真壁城跡の方へ。右遠くには日光連山などを望むことができます。右手前は大政山（284m）の辺り、最右端の稜線は羽田山（170m）の近辺。

1/14 13:38

北北東は雨引山から加波山の辺りまで。左奥の雨引山はピーク感もさる事ながら、中腹に雨引観音の堂宇が白く目立つため判別が容易です。

1/14 13:43

前方に筑波山の影を見ながら県道41号線を南下します。

1/14 13:45

真壁城跡バス停に到着。ここから岩瀬駅に出て水戸線で帰るか、筑波山口から つくバスに乗り継いでTXで帰るか、2通りの帰宅ルートを用意していました。バスの時間から今回は前者を選択。

1/14 14:28

岩瀬駅に到着。バス乗客はのべ7人でした。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

only-kaimon

■足尾山のいいところ
筑波連山において優れた展望を誇る山のひとつ。加波山、筑波山と並ぶ山岳信仰の山でもあり、古くより「葦穂山」としてその名を知られていました。周辺はパラグライダーの離陸場が多くスカイスポーツが盛ん。またヒルクライムやMTBなどのサイクルスポーツで訪れる人もあり、筑波連山の縦走路上にあるためトレイルランナーやハイカーも数多く行き来しています。常陸三山。

・・・

今回は筑波連山で未踏の足尾山ときのこ山へ。丸山・加波山（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6298680.html ）と同時期に計画した小見バス停発・一本杉峠経由の計画です。

前日は水戸で資料収集（ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6368838.html ）をしていましたが、帰りがけ夕方の天気は小雪。雪は積もらなさそうだったので次の日（当記録の当日）は山行きを決行しました。

当日、現地ではいちおう残雪があり、やや歩きにくい所もありましたが危険個所はありませんでした。足尾山は見事な大展望。きのこ山はピーク感のない縦走路中の1ポイント、という感じでした。

これで筑波連山縦走路の未踏区間は筑波山〜きのこ山と燕山以北に。着々と赤線がつながりつつあります。今冬中に全部つなげられるといいな…。

・そんな大袈裟な（笑）
今回が初の積雪期ピークハント／縦走（笑）となりました。標準コースタイムで6時間以上・かつ積雪あり、という条件からこのような分類になりましたが、どうしても大袈裟感が拭えません。間違ってはいないのですが。

・初達成
この山行で常陸三山（ヤマレコ未登録）全座を踏破。こういう「○○三山」みたいな山リストを達成したのは何気に初めて？のようです。たぶん次に達成するのは「笠間十名山」と思われますが…いつになるやら。

・ランクアップ
ヤマレコマイレージがパープルステージになりました。めでたい。プロフィール画像もパープルに更新。ブルーからパープルまでは500kmでしたが、パープルから次のレッドステージには1500kmも必要です。なんと果てしない…。