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Yamareco

記録ID: 6498184
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

霞沢岳(西尾根)

2024年02月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:03
距離
13.8km
登り
2,062m
下り
2,067m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:09
休憩
0:55
合計
8:04
5:08
21
5:29
5:30
0
5:30
5:30
19
中の湯ゲート
5:49
5:49
7
上高地トンネル口
5:56
5:56
3
旧道分岐
5:59
6:00
9
6:09
6:11
167
霞沢岳西尾根取付
8:58
9:07
32
9:39
10:17
49
11:06
11:07
81
12:28
12:28
2
霞沢岳西尾根取付
12:30
12:33
2
12:35
12:35
7
旧道分岐
12:42
12:42
12
上高地トンネル口
12:54
12:54
0
中の湯ゲート
12:54
12:54
18
13:12
天候 晴天・雲海
【気温】5:00 坂巻温泉旅館:-3℃ / 12:00 山頂:-4℃(予報)
【風】森林限界より上は無風、樹林帯内は微風。
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
【駐車場】坂巻温泉旅館駐車場(朝5時受付開始/1,000円)
※中の湯温泉旅館の駐車場は、上高地方面へ向かう場合の利用は禁止されています。

【駐車場まで】
東京⇔上田:北陸新幹線
上田⇔坂巻温泉旅館:三才山トンネル・国道158号線など
※前後の予定から松本駅経由(高速バスや特急あずさ)は断念しました。
コース状況/
危険箇所等
【駐車場-取付】
坂巻温泉旅館⇔中の湯ゲート:赤怒谷トンネルより上部は歩道が無く、特に洞門内は自動車の通行に注意が必要。
中の湯ゲート⇔霞沢岳西尾根取付:太兵衛平まで長野県道24号上高地公園線を歩く。風が通っている場合はとても冷える。

【取付-山頂】
霞沢岳西尾根:痩せ尾根の急登が基本で樹林帯は積雪薄め。硬く締った雪なので歩きやすい。
森林限界を越えるとナイフリッジとお助けロープ設置箇所の核心部が現れる。核心部上部はピッケルがほとんど刺さらず、岩などを掴みたい。
その他周辺情報 坂巻温泉旅館:日帰り入浴600円
道の駅 風穴の里:買い物や食事ができる。
そばカフェぐりんでる:道の駅風穴の里の向かい。予約すれば奈川名物の「とうじ蕎麦」を食べられる。15:00閉店とされているが売り切れ次第終了となり、13時頃には既に終了していたこともあったため注意。
朝5時に坂巻温泉旅館の駐車場受け入れ開始。
どうにか停められスタートです。
2024年02月24日 05:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:09
朝5時に坂巻温泉旅館の駐車場受け入れ開始。
どうにか停められスタートです。
新坂巻トンネルはしっかり歩道があるものの凍結注意。
2024年02月24日 05:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:09
新坂巻トンネルはしっかり歩道があるものの凍結注意。
駐車場には車がたくさんあったのに、見える範囲の自分の前後に歩いている人がいない。
2024年02月24日 05:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:13
駐車場には車がたくさんあったのに、見える範囲の自分の前後に歩いている人がいない。
2つ目の赤怒谷トンネルへ。
2024年02月24日 05:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:16
2つ目の赤怒谷トンネルへ。
問題は赤怒谷トンネルを抜けた先にある洞門で、こちらは明かりも無ければ歩道もないのでヘッドライトを付けていてもちょっと怖い。
通行中に車が来なくてよかった。
2024年02月24日 05:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:23
問題は赤怒谷トンネルを抜けた先にある洞門で、こちらは明かりも無ければ歩道もないのでヘッドライトを付けていてもちょっと怖い。
通行中に車が来なくてよかった。
いよいよ安房峠道路が近づく。
2024年02月24日 05:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:27
いよいよ安房峠道路が近づく。
ついに見えてきた上高地の入口、中の湯ゲート。
2024年02月24日 05:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:30
ついに見えてきた上高地の入口、中の湯ゲート。
これまでバスでしか通ったことのない釜トンネル。
11%の勾配と書いてあり、舗装としてはなかなか急です。
1310mあるので、歩くとちょっと長い。
2024年02月24日 05:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:30
これまでバスでしか通ったことのない釜トンネル。
11%の勾配と書いてあり、舗装としてはなかなか急です。
1310mあるので、歩くとちょっと長い。
長かった釜トンネルも終わり。
2024年02月24日 05:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:46
長かった釜トンネルも終わり。
そしてすぐに上高地トンネルへ。
トンネル内で下がって上がる。
こちらはもうちょっと短い。
2024年02月24日 05:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:49
そしてすぐに上高地トンネルへ。
トンネル内で下がって上がる。
こちらはもうちょっと短い。
上高地トンネルを抜けると空が明るくなり始めていた。
2024年02月24日 05:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 5:56
上高地トンネルを抜けると空が明るくなり始めていた。
アイゼンを装着していよいよ登り始める。
2024年02月24日 06:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 6:09
アイゼンを装着していよいよ登り始める。
道はそこそこ狭いです。
2024年02月24日 06:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 6:13
道はそこそこ狭いです。
雪は硬く薄い。歩きやすいといえば歩きやすい。
2024年02月24日 06:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 6:15
雪は硬く薄い。歩きやすいといえば歩きやすい。
全般に急登だけれど、少しなだらかな区間も無くはない。
2024年02月24日 06:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 6:23
全般に急登だけれど、少しなだらかな区間も無くはない。
笹が多い。
2024年02月24日 06:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 6:30
笹が多い。
まだ曇っていて水墨画の世界。
2024年02月24日 06:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 6:39
まだ曇っていて水墨画の世界。
ほぼ雪無し。そしてピンクテープは充実していた。
2024年02月24日 06:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 6:41
ほぼ雪無し。そしてピンクテープは充実していた。
岩や木の根を上がる箇所もあり。
2024年02月24日 06:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 6:47
岩や木の根を上がる箇所もあり。
前穂高岳が見えてきた。
2024年02月24日 07:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 7:17
前穂高岳が見えてきた。
ようやく周りの山々を遮るものの無い展望箇所へ。
雲海の上に乗鞍岳、そしてその右に少しだけ御嶽山。
2024年02月24日 08:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
2/24 8:19
ようやく周りの山々を遮るものの無い展望箇所へ。
雲海の上に乗鞍岳、そしてその右に少しだけ御嶽山。
森林限界を越えた。
2024年02月24日 08:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 8:58
森林限界を越えた。
西穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳がくっきり見える。
2024年02月24日 08:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 8:58
西穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳がくっきり見える。
左手に核心部が見えてきた。
2024年02月24日 09:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:00
左手に核心部が見えてきた。
急斜面を慎重に上がる。
2024年02月24日 09:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:08
急斜面を慎重に上がる。
核心部上部はピッケルが全然刺さらない…
2024年02月24日 09:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:10
核心部上部はピッケルが全然刺さらない…
核心部を上から見下ろす。
お助けロープが充実しているが、それぞれ設置されてどれくらい経つのだろうか。
2024年02月24日 09:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:17
核心部を上から見下ろす。
お助けロープが充実しているが、それぞれ設置されてどれくらい経つのだろうか。
焼岳の向こうに白山も見えた。
2024年02月24日 09:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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2/24 9:18
焼岳の向こうに白山も見えた。
核心部を越えたら痩せ尾根を進む。
2024年02月24日 09:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:19
核心部を越えたら痩せ尾根を進む。
森林限界を超えると気持ちいい。
2024年02月24日 09:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:23
森林限界を超えると気持ちいい。
山頂までもう少し。
2024年02月24日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:26
山頂までもう少し。
見事な雲海、向こうに南アルプスと富士山。
2024年02月24日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:26
見事な雲海、向こうに南アルプスと富士山。
御嶽山と乗鞍岳も見える。
2024年02月24日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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2/24 9:26
御嶽山と乗鞍岳も見える。
左に山頂が見えた。
2024年02月24日 09:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:36
左に山頂が見えた。
無事に目標時間内に登頂できた。
おそらく道の状態がかなり良かったと思われる。
風も無く、とても過ごしやすい。
2024年02月24日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
2/24 9:48
無事に目標時間内に登頂できた。
おそらく道の状態がかなり良かったと思われる。
風も無く、とても過ごしやすい。
山頂からの焼岳と白山
2024年02月24日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:48
山頂からの焼岳と白山
山頂からの御嶽山と乗鞍岳
2024年02月24日 09:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:48
山頂からの御嶽山と乗鞍岳
浅間山と南アルプス
2024年02月24日 09:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:49
浅間山と南アルプス
南アルプスと中央アルプス
2024年02月24日 09:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:49
南アルプスと中央アルプス
常念山脈、おそらく大天井岳・東天井岳・横通岳・常念岳・蝶槍。
一応、霞沢岳は常念山脈最南端らしいけれど、別の山域のように見えてしまう。
2024年02月24日 09:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 9:49
常念山脈、おそらく大天井岳・東天井岳・横通岳・常念岳・蝶槍。
一応、霞沢岳は常念山脈最南端らしいけれど、別の山域のように見えてしまう。
再び核心部へ。下りの方がやっぱり怖い。
2024年02月24日 10:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 10:30
再び核心部へ。下りの方がやっぱり怖い。
下りも道が狭いのですれ違いに注意。
(踏み跡の無い部分は踏み抜きます…)
2024年02月24日 11:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 11:06
下りも道が狭いのですれ違いに注意。
(踏み跡の無い部分は踏み抜きます…)
とんでもない急傾斜だったのに、写真で見るとただの坂道に見えてしまう。
2024年02月24日 11:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 11:49
とんでもない急傾斜だったのに、写真で見るとただの坂道に見えてしまう。
木の幹の下を通るのでザックが引っ掛かりやすい。
2024年02月24日 12:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:06
木の幹の下を通るのでザックが引っ掛かりやすい。
急傾斜なので脚の負担が大きいです。
2024年02月24日 12:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
2/24 12:08
急傾斜なので脚の負担が大きいです。
傾斜が急な分、それなりに標高も早めに下がっていきます。
2024年02月24日 12:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:19
傾斜が急な分、それなりに標高も早めに下がっていきます。
県道まで戻ってきた。あとはアイゼンを外して舗装路歩き。
2024年02月24日 12:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:29
県道まで戻ってきた。あとはアイゼンを外して舗装路歩き。
最後は焼岳を見上げて上高地にお別れです。
2024年02月24日 12:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:33
最後は焼岳を見上げて上高地にお別れです。
若干滑りやすいところがあるので注意。
2024年02月24日 12:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:33
若干滑りやすいところがあるので注意。
通り沿い、上高地トンネル内も風が吹いて冷えます。
2024年02月24日 12:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:35
通り沿い、上高地トンネル内も風が吹いて冷えます。
釜トンネル内に入ると風が落ち着いてきて助かった。
2024年02月24日 12:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:42
釜トンネル内に入ると風が落ち着いてきて助かった。
中の湯ゲートへ。あと2ヵ月もすればバスが通る。
2024年02月24日 12:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:53
中の湯ゲートへ。あと2ヵ月もすればバスが通る。
この洞門内がいやらしい。道沿いに温泉が湧き出てる。
2024年02月24日 12:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:56
この洞門内がいやらしい。道沿いに温泉が湧き出てる。
温泉が噴出している。
2024年02月24日 12:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 12:59
温泉が噴出している。
新坂巻トンネルを抜ければゴール。
2024年02月24日 13:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 13:08
新坂巻トンネルを抜ければゴール。
ようやく坂巻温泉旅館まで帰ってきた。
2024年02月24日 13:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 13:11
ようやく坂巻温泉旅館まで帰ってきた。
このまま日帰り入浴へ!
2024年02月24日 13:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/24 13:11
このまま日帰り入浴へ!

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 ザック アイゼン ストック スノーバスケット ピッケル2本 昼ご飯 行動食 非常食 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 予備電池 保険証 携帯 時計 サングラス ヘルメット スリング カラビナ
備考 12本爪アイゼンとピッケルは必須、懸垂下降用装備の持参推奨。
ダブルピッケルで臨んだが、一本で十分だった。
森林限界より上部は無風だったためハードシェルは使わなかった。

感想

今年の天皇誕生日三連休の天気予報は24日が狙い目。
今回は気になっていた霞沢岳西尾根へ向かうことにしました。

河童橋や大正池のすぐ近くに聳え立つのに穂高連峰や焼岳の存在感に隠れがちといわれ、いつか登ってみたいと思っていたのでした。
北アルプスの冬季バリエーションルート入門のコースとして紹介されることもあり、常念岳東尾根・爺ヶ岳東尾根に続いて挑戦したかったという面もあります。

【登山を始めるまで】
中の湯温泉旅館の駐車場は上高地方面の散策では利用できず、坂巻温泉旅館の駐車場が最寄りです。朝5時に受付開始というものの、4時に既に車列が10台近くになっていました。
また中の湯ゲートまでの途中にある洞門内が歩きにくく、車の通行があると危険なので注意が必要です。

坂巻温泉旅館駐車場を利用しない場合、さわんど駐車場からタクシーに乗るか、もしくは明るくなってからバスに乗って中の湯で降りるかです。

※東京から向かう場合は松本までバスや特急あずさに乗るのが早いですが、満席や時刻表の都合で叶わない場合は北陸新幹線で上田まで行く方法があります。

【登山道について】
とんでもない急登です。取り付きから山頂までの累積標高差は約1100mある一方で水平距離が約2.7kmしかありません。
道は踏み固まって歩きやすい状態でしたが、森林限界より上は特に狭くすれ違いは要注意です。

【核心部について】
ほんの短い区間ですが、壁のような傾斜の斜面です。今回は道のコンディションがよかったのか結果的に滑りそうな瞬間はありませんでしたが、なかなか緊張感があります。
下部のほんの短い区間はダブルピッケルで進めたのですが、上部はほとんど刺さらず、結局掴める場所を探すことになりました。ピッケルは一本で十分でした。
お助けロープが複数設置されていますが、信頼しすぎるのも危ないので懸垂下降用に装備を持参するのがよいと思いました。
(タイミングによっては渋滞必至+擦れ違いがあればさらに気を遣います)
また、核心部以外も付近は痩せ尾根なので転倒や踏み抜きには注意したいです。

【眺めについて】
上高地河童橋・大正池の真上に近いので、間近に見える穂高連峰の眺めは迫力があります。
常念山脈に属しながらもパノラマ銀座とは離れた位置なので大キレットや槍ヶ岳は見えませんが、西穂高岳・奥穂高岳・前穂高岳の連なりを求めるならこちらが勝っていると思います。
向きを変えれば御嶽山や乗鞍岳・白山がはっきり見える点もとてもよいです。

【全体的に】
道の状態と気象条件にかなり恵まれていたこと、累積標高差・水平距離がそこまで大きくなかったこともあり、時間と体力を消耗しすぎることなく下山できたのはよかったです。
行程全体・核心部ともに長くない点にも救われました。

入門といえどもバリエーションルートとされる以上は安易にお勧めできませんが、とても充実した一日になったと思います。

※トンネル内はGPSが正常に作動しないため標高差の表示が実態と大きく異なるように見えますが、実際の累積標高差は1500m程度と思われます。

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