六甲全山縦走リベンジ成功！

2015年06月27日(土) 〜 2015年06月28日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 40.3km
• 登り: 2,294m
• 下り: 2,319m

コースタイム

1日目

• 山行: 14:21
• 休憩: 0:00
• 合計: 14:21

23:27 宝塚駅
0:07 0:07 塩尾寺
2:20 2:20 六甲山頂
3:15 3:15 六甲ガーデンテラス
3:36 3:36 六甲山ゴルフ場
4:03 4:03 丁字ヶ辻交差点
4:39 4:39 アゴニー坂
4:59 4:59 掬星台
6:18 6:18 大龍寺山門
6:55 6:55 鍋蓋山山頂
7:32 7:32 天王吊橋
8:02 8:02 菊水山山頂
8:54 8:54 鵯越駅
10:02 10:02 高取神社
11:57 11:57 須磨アルプス馬の背
13:41 13:41 おらが茶屋
13:53 13:53 鉄拐山山頂
14:28 須磨浦公園駅

コースタイムに休憩時間は入れてません。全部込みでのタイムです。
休憩、後半いっぱいしました。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

須磨浦公園駅〜宝塚駅
駅に降りた瞬間に心が折れたわけではありません。本来とは反対方向から挑戦しました。
値段は西宮北口駅を経由して660円。そこそこします。やっぱり山はブルジョワの趣味みたいです。

コース状況／危険箇所等

よく整備された歩きやすい道です。ちょっとした傾斜にも鎖がついていたりと過保護なくらいです。
僕は2回くらい転びましたけどね。
あと夜歩きましたが、虫は全然寄ってきませんでした。事前の情報じゃすごい量の虫にたかられるって話だったんですけど。あまりに近寄ってこないので嫌われてるのではないかと不安になるくらいでした。
虫の話です。

写真

6/27 23:27

宝来橋
こんな時間に来たのは初めてです。で、通行人の方みんなこっち見てきます。色々と場違いなんですよ。

6/28 0:07

塩尾寺
コンビニでうだうだして、こんな時間に。
山の中なので真っ暗です。動物よけと寂しさダウンのためにラジオつけました。夜の山は決して愉快なところじゃないんです。

6/28 1:26

譲葉山のとある道
フラッシュを焚いてるので明るく見えますが...

6/28 1:26

実際はこんな感じです。いつなにが飛び出してきてもおかしくないですね。というかネズミが飛び出してきました。

6/28 2:20

六甲山頂
船坂峠を越えたあたりからガスりはじめます。ライトが雨の粒子を反射して、ほとんど前が見えなくなりました。
この記念碑も2mぐらい近づいてやっと認識できるぐらいです。そしてすごく寒い。ほんと寒い。

6/28 3:03

車道沿いの自販機
こんな時間でも車は通ります。いったい山にどんな用があって来られるんでしょうか。一度ドライバーさんと目が合いましたが、あっちも僕と同じこと考えていたのでしょうね。

6/28 3:15

六甲ガーデンテラス
ここで警備員さんに遭遇。ライトを思いっきり当てられちゃったので緊張しました。
そして「お一人ですか？」との声。
「はい。そうです。」と僕。
こんな闇でも警備員さんの怪訝そうな顔が目に浮かびます。
すみません。察してください。

6/28 3:36

六甲山ゴルフ場
ここでイノシシに襲われたらどうしようかとずっと考えてました。でもどう考えても逃げ場がありません。謝って見逃してもらうほかないみたいです。

6/28 4:03

丁子ヶ辻
町はほっとします。暗闇の中を進んできたのならなおさらです。空も白み始めてきました。

6/28 4:39

アゴニー坂
このあたりなら人と会うこともあるんじゃないかと思ったのですが、そんなこと全然なかったです。お仲間とはなかなか巡り会えません。

6/28 4:40

朝日が昇る
ほんとは掬星台で見たかったのですが、こればっかりは仕方ありません。でもきれいだったので許します。

6/28 4:59

掬星台
2張ほどテントがいました。星、夜景目当てのロマンチック組でしょうね。僕もそういうの好きですが、1人でやるのは哀しくなってくるのでパスです。

6/28 5:01

展望台からの雲
昨日のガス、たぶん原因こいつです。

6/28 6:18

大龍寺山門
このへんから足が痛くなり始めます。
ちなみに天狗道の写真が無いのは、天狗っぽいところ探していたらいつのまにか天狗道過ぎてたからです。稲妻坂も稲妻感あふれるところ探していたらすでに通過してしまっていたからです。市ケ原は単に写真撮るの忘れてました。

6/28 6:55

鍋蓋山からの景色
この時点で足はガタガタ。踏み出すたびに痛みが走ります。ここで初めての休憩をとりました。ほんとは高取山ぐらいまですいすいっと行きたかったんですけどね。

6/28 7:32

天王吊橋
高さがあります。こういうとこ得意じゃないんで先を急ぎます。高いところダメなんですよ。

6/28 8:02

菊水山
ここで帰ろうか本気で考え始める。理由は足の痛み。
はい。ただの甘えです。

6/28 8:54

鵯越駅
ここから迷いやすい街エリアに突入します。前はここで散々迷ってリタイアしました。今回は街の詳細地図をもってきたので大丈夫なはずです。

6/28 10:02

高取神社
すみません。迷いました。

6/28 10:12

荒熊神社
素通りします。ここも高取神社同様、登山靴での入場は禁止なのでしょう。ほんとはここで階段ダッシュ100往復とかするつもりだったんですけどね〜。いや残念。ほんと残念ですよ、これは。でもこれっばっかりは仕方がない。いやぁ残念残念。

6/28 11:57

須磨アルプス馬の背
東山に入る直前、凍らせておいた水が全然融けてないことに気づきます。その状態でなんとかここまで登ってきましたが、とうとう動けなくなってしまいました。
脱水症状？いえ違います。モチベーションの問題です。水がなければ足がもう上がらないのです。

6/28 12:07

須磨アルプス馬の背
そんな僕に追い討ちをかけるように、かんかん照りになってきました。もう干からびそうです。この間ずっとペットボトルを抱きしめて解凍作業にいそしんでおりました。
絵柄的には相当やばいです。

6/28 13:07

高倉台階段前
今回の反省点はザックの高性能さを侮っていたことです。道迷うことはある程度予想してたけど、これには一切考えが及ばなかったですね。ハイドなんとかっていうやつだったらこんなことにならなかったんでしょうか。
ハイドなんとか。横文字苦手です。

6/28 13:07

高倉台階段
この長さに嫌気が差します。下りながら昇っていきそうです。
はい。天に。

6/28 13:16

高倉台
もうすこし行けば自販機があったはず。なかったら僕は砂になります。

6/28 13:24

自販機
着きました。あわあわと小銭を投入。喜びと焦りで手が震えます。
買うやつ間違えました。

6/28 13:41

おらが茶屋
水分摂ったら足の痛みなんてどっか行きます。
が、もうタイムなんて気にしてないのでゆっくり行きます。
もう縦走成功できればなんでもいいです。

6/28 13:53

鉄拐山
見晴らしは良くありません。低山あるあるですね。

6/28 14:28

須磨浦公園駅
やっと着きました！リベンジ成功です。
タイムだけ見れば満足できませんが、トラブルがあったのでこんなものでしょう。次はもうちょっと早めたいもんです。

撮影機器：

PowerShot SX60 HS CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 時計 タオル カメラ フロントバッグ 虫よけネット

感想

Ullman

足が痛いです。おちおち横になることもできません。久しぶりの山登りで六甲全山縦走を選択したのは、ちょっと間違いでしたね。
でもここまで痛くなるのは想定外でした。今までどんなに登っても下ってもなんともなかったのですが、40kmを超えると話は違ってくるようです。
山の歩き方。大事みたいですね。痛みが出ないことをいいことにおろそかにしてました。ぺったんぺったん歩きはやめることにします。
ちなみに登山用靴下、サポーターは使わないスタイルです。
と言えば「道具に頼らない俺」みたいでかっこいいのですが、ほんとはお金がないだけです。

あとは水の量ですね。馬の背では干からびそうでした。目の前に水があるのに飲めないというのはほんとにつらいです。ザックの性能、侮ってはいけませんね。

反省するところはたくさんあるとはいえ、縦走成功したのは良かったです。以前挑戦した時は町エリアで泣く泣くリタイアしたのでリベンジ成功ってやつです。
終わりよければすべてよし。そういうことにしておきましょう。