立山(室堂〜雄山〜大汝山〜富士の折立〜大走り〜雷鳥沢〜みくりが池〜室堂)
- GPS
- 06:54
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 823m
- 下り
- 827m
コースタイム
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 2:07
- 合計
- 6:54
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.chitetsu.co.jp/?page_id=6376 復路は、室堂から美女平まで立山高原バス、美女平から立山駅まで立山ケーブルカー、立山駅から電鉄富山駅まで富山地方鉄道立山線、合計で3630円 http://www.alpen-route.com/book874/#page=2 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂から一の越までところどころに残雪あるが歩きやすい。 内蔵助カールから雷鳥沢へ向かう大走りは急斜面で大きな石がゴロゴロしており、浮き岩に注意。「残雪ある場合はアイゼンが必要」との看板があったが、残雪はあったもののアイゼンは必要なかった。 |
その他周辺情報 | 登山後、というか、登山ルートの途中にあるみくりが池温泉に立ち寄った。 日本で一番高いところにある温泉なんだそうです。日帰り入浴700円 室堂ターミナルで遅い昼食をとろうと思ったが、食堂は15時で営業終了していた。 |
写真
感想
事情により休職中であったが、7月18日に「休職中だからこそどこかへ行こう!」
と思い立ち、行き先の検討に入る。
最初は関東近郊で日帰りで行けるところを探したが、この時期に行くには暑そうなので、少し遠出してもいいから涼しそうなところに切り替え、立山に行き着く。
調べてみると立山には氷河があるとか。流氷や氷河好き(どちらも未経験)としてこれは行くしかないと立山に決定! 泊まる費用まではさすがに余裕がないので(テントも持ってないし)夜行バスでの往復、0泊2日に。
あとはいつ行くか。天気予報サイトと自分の予定とバスの空き状況と料金とをにらめっこ。21日は天気良さそうだけど急すぎるし、22日に病院の予定があるから21日出発は無理だし、かといって23日は天気が良くなさそうだから22日出発はちょっと・・・。24日以降はバスの料金が高くなってくるし。と20日の昼まで散々悩んだ結果、「悩んだって仕方ない。天気がいいのが一番!」と20日出発を決意。幸いバスの予約は取れたので、大慌ててで準備開始。
新宿22時40分出発の夜行バスで富山へ向けて出発し、富山駅に5時30分に到着。富山駅を室堂直通バスで6時40分頃出発し、室堂へ向かいます。まだこの時期は道が空いているとのことで、運転手さんはところどころでバスを止めて(といっても一時停止程度)観光ガイドしてくれました。
室堂に9時20分頃到着。休憩所でパパッと上だけ着替えて、日焼け防止を念入りに。今年は5月に運動会で日焼けを通り越して大火傷したので、日焼け止めを念入りに塗り、UVカットの長袖シャツと帽子を着用です。最後にルートの確認をして出発です。
空は雲一つない快晴。真っ青な空と山の緑と残雪の白とが何とも言えない綺麗な景色。何度も振り向いては写真を撮りながら進みました。ところどころに雪が残っているところを歩き続け、一の越に到着。気温はそれほどないですが、日差しが強く、すでに汗だくでした。
さあ、ここからが登山です。ここまでは石畳の舗装路でしたが、岩がゴロゴロした路面に変わります。浮石に注意しながら登っていきますが、息が上がってしまうので、こまめに5分休憩を入れつつ登りました。途中で先生に引率された小学生の集団を追い抜きました。上下ジャージでしたが、しっかり登山靴履いてました。
やっとの思いで立山雄山神社本宮に到着。今度は高校生らしき(あるいは中学生?)集団に遭遇。ささっと抜けて雄山の一番高いところへ向かいました。参拝料500円を払い、階段で岩にのぼり、3003mの頂上に到着。神主さんが祈祷してくれました。お神酒を一口いただき、もらった鈴付きのお札はザックに取り付け。頂上から見える御前沢雪渓が2012年に日本で始めて認定された氷河。近くで見れないのが残念ですが・・・。
続いて大汝山へ向かいました。尾根伝いなので特に歩きにくいこともなく大汝山に到着。一番高い岩の上まで行こうと思いましたが、岩の下でザックを下ろしたときに石につまづいてこけて手のひらを擦りむきちょびっと出血。男性から「大丈夫ですか?」と声をかけられるもテンションダウン(汗) 岩の一番上には登りませんでした。お腹も空いてきたので岩の下で小休憩。富山と言えばこれでしょ!とばかりにコンビニで買ってきた鱒寿司おにぎりを食べました。
富士の折立まではあっという間。ここまでの雄山と大汝山と富士の折立を合わせて「立山」と呼ぶそうです。
さらに15分ほど歩いて大走りへの分岐点に到着。ここから見える内蔵助カールも2013年に氷河認定されたそうです。
本当はここから真砂岳から剱御前小舎を越えてぐるっと室堂に戻ってくるルートを行きたかったのですが、みくりが池温泉にも入りたかったし、夕方のバスの時間に間に合わなくなるので、大走りを下るルートにしてました。
大走りの分岐点に「残雪が多くアイゼン必要です。視界が悪いときコース分かりにくい。7月10日」という看板がありましたが、結果としてアイゼンは必要ありませんでした。(下りきってから浄土橋までは残雪はありましたが、斜度がないので)
しかしこの大走り、最初のうちは歩きやすかったものの、そのうちかなりの大きな岩の急斜面。そこを抜けると浮き岩がゴロゴロの急斜面、浮石も多く非常に歩きにくい。右下には雪渓。普通に歩いていれば足を踏み外すようなことはないと思いますが。いつものごとく下り斜面で両膝を痛め、写真撮る余裕もなくなりました。
大汝山でこけたぼくに声をかけてくれた男性とお連れの女性に追いつき、話をしつつ、励ましあいつつ下りました。
急斜面が終わると残雪の上を歩き、浄土橋、雷鳥沢キャンプ場へ。昔の車つながりの知り合いであるxxxSeixxxさんに会えるかとグリーンのテントを探しますが、それらしきテントは見当たらず。行き先を立山に決めてから、何かアドバイスをいただけたらと、とあるブログ経由でメッセージを送っていましたが、富山へ向かう夜行バスの中でメールチェックしたら返事が来ていて、21日から立山へ行くとのこと。20日の夜行バスで向かうことは伝えてなかったので、お互いにビックリ。どこかで会えるといいですねという感じだったのです。まだ到着していないようなのでみくりが池温泉に向かいます。が、雷鳥沢キャンプ場からみくりが池までの石の階段が、痛めた両膝と何気に蓄積した疲労の体にはきついのなんのって。
やっとの思いでみくりが池温泉に到着。7〜8年前に2回くらいしか会ったことありませんでしたが、xxxSeixxxさん、見てすぐ分かりました。一緒に大走りを下りてきた男性に「お知り合いですか?」と聞かれ、「昔の知り合いです」と答えると「よく分かりましたね!」と驚かれました。何となく覚えていたのもありますが、ヤマレコで登山の服装見てたんでね。登山の話よりも昔の話よりも、仕事のストレスで病気になった話でお互いに盛り上がる変な2人。
日帰り入浴の時間を調べたら16時までだったので、別れを告げて温泉へ。(xxxSeixxxさんはテント設営のため雷鳥沢へ) 温泉に浸かっていたら先ほどの男性があとから来たので「また会いましたね」と声をかけると、「さっきの方とは随分会ってなかったのにどうしてすぐに分かったのですか?」と聞かれたので、ヤマレコで登山の服装を見て知っていたと話すと「ヤマレコって何ですか? 帰ったら見てみます」とのこと。何だかヤマレコの宣伝をしてしまいました。
入浴を済ませ、着替えもしてから室堂へ。昼食をろくにとっていなかったので何か食べようと思ったら食堂は15時で営業終了。残念。お腹空いてるんだけどなぁ。仕方がないので富山駅まで我慢。立山ホテルのお土産売り場でお土産物色。
17時40分の最終バスで美女平へ。ケーブルカーに乗り換え立山駅へ。地鉄富山線に乗り換えて20時23分に電鉄富山駅に到着。大喜で富山ブラックラーメンを食べました。
その後、駅のベンチで時間をつぶし、23時30分発の新宿行きの夜行バスで帰路に着きました。
こんにちは。
下山ルートは登山者が少なかったので、心強かったです。
特に「アイゼン」の立て札見たときは 内心ドキドキでした。
雄山から一緒だったのとは気づきませんでした
ばっちり写ってる(笑)
天気に恵まれて最高の登山日和でしたね
他の日記も拝見しました。
登ってるところがけっこう被ってるので、またお会いできるかもですね。
こんにちは。その節はお世話になりました。
コメントいただいていたのにしばらく気付かなくてすみません。
大走りのルートは人が少なかったので、ご一緒できてこちらこそ心強かったです。
時間的に他のルート行く余裕がなかったので、いちかばちかでしたが、
無事に降りられて良かったです。
10日に大山に行かれたんですね。
また、どこかでお会いできることを願って・・・
というか、機会があればご一緒しましょう。
お連れ様にもよろしくお伝えください。
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