燕岳から徳本峠まで縦走


- GPS
- 48:45
- 距離
- 48.3km
- 登り
- 3,404m
- 下り
- 4,113m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:50
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:45
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:55
天候 | 晴れのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
松本から大糸線で穂高。 中房温泉まではバスもありますが、乗り継げずタクシーで入山しました。 タクシー代は7400円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
縦走路上に目立った危険箇所はありません。 中房温泉に登山ポストあり |
その他周辺情報 | 本線の分岐に徳本峠入り口の立派な看板があります。 看板の脇にトイレあり。 島々川に沿って少し行くとゲートがあり、施錠をはずして進入可能です。 野生動物対策なので通過後は必ずゲートを閉めましょう。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
島々宿まで車で行き、
ここから新島々駅まで歩き、
松本電鉄で松本。
松本から大糸線で穂高へ。
バスに間に合わなくて、
タクシーで中房温泉に入りました。
中房温泉〜燕岳〜大天井岳
槍ヶ岳につながる表銀座コースの入り口、燕岳は人気の山です。
合戦尾根の登山道は良く整備されています。
途中に第一から第三の三つのベンチが整備されて急登の小休止が出来ます。
カラマツの樹林帯の中で展望は今一。
第二ベンチまではジグザグの急登。
しばらく起伏の少ない尾根歩き。
再び急登が始まると第三ベンチで次の富士見ベンチまで続きます。
この後は傾斜が緩くなって、
じきに合戦小屋に到着です。
合戦小屋からはナナカマドの樹林を抜けて展望が開けると、
正面に燕山荘が見えます。
正面、右手に燕岳、北燕岳の連なる岩稜が望めます。
燕山荘からの槍ヶ岳の鋭鋒は素晴らしい!
燕山荘のベンチにザックを置いて空荷で燕岳を往復。
山頂らかは360度の展望が楽しめます♪
後立山連峰、剣、裏銀座、槍ヶ岳、穂高連峰....。
十分に堪能して、大天井へ向かいます。
燕山荘から、ほんの10分くらい歩くと雷鳥の親子に遭遇。
ハイマツと砂礫の起伏の少ない稜線を歩いて、
蛙岩の東側をまいて、
小さな起伏を数回繰り返して、
大下りの頭、
稜線から東に少し外れてジグザグに上って、
コマクサの咲く水平な砂礫の登山道を歩いて、
2699mのピーク、
主稜線の末端に鎖場があり、
これを下って、
最後は山腹の斜面を横切るように上ると、
途中の分岐があり、
左折で大天井小屋です。
右折すれば東鎌尾根に続く大天井ヒュッテにいけます。
大天井小屋から岩がゴロゴロした登山道の先が大天井の頂です。
大天井小屋に夕食付きで宿泊。
夕食のメニューは鯖の味噌とハンバーグから選べました。
夕食後はランプの明かりがいい感じです。
大天井岳〜常念岳〜蝶ガ岳〜大滝山〜徳本峠
午後から天気が崩れるとの情報から、
早朝、4時40分に出発しました。
途中、稜線上で鞍部で日の出を迎え、
朝日に輝く槍ヶ岳を目に出来ました。
東大天井、横通岳の山腹をまいて、
常念小屋み向かってジグザグに下ります。
下りきって小屋で小休止。
再び常念岳に向かって砂礫の道は途中からハイマツ、
最後にひと上りすれば常念岳です。
小さな祠があり、
梓川を隔てた槍・穂高連峰、展望も素晴らしいです。
常念岳からは岩の急な下り、
岩塊群を巻いて400m近く降下して、
鞍部に到着。
潅木の中を歩いて、
斜面のお花畑を堪能して、
東側の斜面を上ると、
2593mピークです。
正面に蝶槍と蝶ガ岳の緩やかなピークが見えます。
なだらかな斜面を下って、
池塘の樹林帯を抜けて、
ジグザグに森林限界を超えるまで上り、
東側から巻くように上ると蝶槍です。
南に緩やかに下って、
横尾からの分岐を直進すると蝶ガ岳ヒュッテです。
ヒュッテの南側が蝶ガ岳の頂です。
振り返ると、残念、槍から続く穂高の山並みには雲が掛かってきました。
そろそろ、天気は下り坂の様子で先を急ぎます。
テント場を横切り、東に伸びる登山道をすぐに分岐が出ます。
直進すれば二股、
ここを右へ、
大滝山を目指します。
ハイマツやナナカマドの生い茂る道の先はお花畑が広がってました。
砂礫の道を緩やかに上がって、
鍋冠山への分岐を直進すると大滝山の北峰です。
頂からの展望はすっかり雲の中で望めませんでした。、
緩やかに下ると大滝小屋です。
池塘の脇を歩いて、
さらに緩やかに上ると、
ハイマツの中、大滝山南峰です。
ここらかは深い樹林帯の中を基本的に下ります。
大滝槍見台の手前で降りだした雨があっという間に本降りに。
展望台の下で雨宿りしながら雨具を装着。
登山道が泥濘、靴の中が水浸しです。
足元を気にしながら慎重に、
本徳小屋が見えて、ほっと一息つけました。
こじんまりとした小屋です。
でも清潔に保たれていて気に入りました。
徳本峠〜二股〜島々宿
深夜の激しい雨は早朝まで続き、霞沢岳往復は中止して下山をしました。
徳本峠から島々は上高地への道が開けるまではメインルートであったそうですが、
今回、下山に当たってすれ違ったのは数名だけ、
静かな山道でした。
峠から力水まではジグザグの急斜面、
この先は何度か渡渉が出てきますが緩やかになります。
立派な橋や木道が架かっていたり、
激流の上に丸太が掛かっていたり、
結構、面白い道です。
二股から先の林道歩きが平坦で単調です。
約6キロの林道の終点が島々宿です。
合羽を着ての5時間の行程が一番汗をかきました。
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