富士山（プリンスルート〜富士宮口）
山梨県
静岡県
yooshi
体力度について
- GPS
- 08:54
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,653m
- 下り
- 1,650m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 3:36
- 合計
- 8:51
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険個所は特にないと思います。 |
| 予約できる山小屋 |
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
|
写真
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これは西側
感想
今年の最大目標である富士山に登ってきました。
石川県在住者にとって、かなり遠方に位置するため気軽に登れる山
ではありません。
世界遺産登録やトイレ・ゴミ問題、登山協力金などいろいろ
話題豊富な富士山ですが一度は登りたい山ですので
色々調べて、今回実行しました。
石川県からですとツアー利用も考えましたが、どれもご来光を
目指すもので、暗闇の中を登るのが前提となっています。
個人的にはご来光にあまり執着がなく、それよりは明るい時間帯に
登りたいので（混雑も多少は避けられる）自家用車による
単独登山にしました。
具体的には金曜の夕方に出発し、夜中に水が塚駐車場着、車中泊で
仮眠し、6時始発のシャトルバスで富士宮口からプリンスルートで
登る。下りは富士宮ルート下山。
日帰り登山ですが、標高差1400mですので、ほぼ問題なし。
一応この日のために多少トレーニングを積んできました。
さて、水が塚駐車場で朝5時に起きると富士山がばっちり見えていて
テンションが上がります。早速朝食を食べて、バス乗り場へ。
始発6時とのことでしたが、5時30分から出ていました。2本目の
5時45分に乗り込んで出発です。
バスの終点で降り、準備を整え登山口に取り付きます。
もっと人が多いと思っていましたが、大したことはなく
スムーズに登り、すぐに6合目到着。ここから御殿場方面へ
いきなり道が細く、人もいなくて、普段の登山道な雰囲気です。
そして宝永山火口まできました。凄いスケールです。
ここから、ここから宝永山馬の背までの登りがきつい。
足場が砂利でフカフカのため、登りづらい。事前にそのような
情報も見ていましたが、その通りでした。下り利用がおすすめです。
なんとか登り切って馬の背。宝永山山頂まで5分です。
宝永山山頂には方位盤。雲海も見えて絶景です。ここでしばらく休憩。
そして御殿場ルートへ。こちらは人がまあまあ少なくて登りやすい。
途中標高3000mの標識が。いよいよ未体験領域へ。
御殿場ルートは山小屋も少ないらしいが、まあこんなもんでしょう。
トイレは300円。あるだけありがたい。
標高3200m、3300mと順調に標高を稼ぐ。だんだん息が苦しく
なって、どんどんペースダウン。まあ空気が薄いので想定内です。
3500m、いよいよ亀の歩みとなってきました。歩幅は30�僉�しかし
止まらずに1歩1歩進みます。他の皆さんも苦しそうです。
ただこの辺りから頭痛が！これが高山病か！でもまだ大したことはない。
3600m、さらに亀の歩み。ついに連続で歩けなくて、20歩で30秒休憩
もう山頂はすぐそこなのに、しんどいのなんの。
頭痛も継続していますし、やたらとのどが渇きます。ポカリスエット
の味に飽きてきたな。
そしてついに御殿場ルート終着地点へ。山頂郵便局があります。
写真を何枚か撮って休憩。頭痛でしんどい。食欲もなく、水分補給のみ。
しばらく休んでいると楽になってきました。それで剣ヶ峰へ向かう。
この最後の数十メートルの登りもつらい。
そして日本最高地点に到着。記念写真の行列が出来ています。
これはスルーして山頂へ。
観測所があり、あまり山頂という雰囲気ではありませんが、一応
写真も撮って降りました。
体調はまあまあだったのと、時間もまだまだ余裕たっぷりだったので
お鉢巡りをする。空気が薄いのであまり早く歩けません。
吉田口のほうはかなり人が多く賑わっていました。それでもトイレ
待ちは3人ぐらいでしょうか。
ぐるっと一周時計回りに廻って富士宮口の下山路へ。この頃また
頭痛がひどくなってきました。しばらく休憩しましたが一向に
よくならないので、トイレをして降り口へ。
さすがにこちらは人が多く、なかなか時間がかかります。
ただ、山小屋は多くて補給やトイレに便利です。
9合目あたりですか、頭痛のピークでバス乗り場までまだあんなに遠い。
ここでロキソニンを服用。体調が悪かろうと自力で降りなければ
ならないことは確かなので、とにかく標高を下げるしかない。
カメラもここでザックにしまう。
体調悪いが集中力は下げずに慎重に下ります。そして標高3000mぐらい
でしょうか、ようやく楽になってきました。
そこからは水を得た魚のごとくどんどん回復。どんどんペースが
上がります。
そして無事にバス乗り場へ。あー、何とか人様に迷惑をかけずに
降りてこられたなー。
そのあとバスに乗って即爆睡。人生初の富士登山は何とか達成しました。
＊プリンスルートについて
プリンスルートを今回登りに使いましたが、宝永山の登りに難儀しました。
下り利用が良いかもしれません。
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