長野の休日その3 白馬岳 初めて尽くしのへっぽこアルピ二ズム
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,989m
- 下り
- 1,421m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 8:30
天候 | 12日 晴れのち曇り 残念ながら夕焼けは見えず 13日 霧雨のち曇り、下山後は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方第2駐車場に自家用車を駐車しバスにて 5時台の始発バスだがほぼフル乗車 登山届を描くときにいろいろ質問される。私はアイゼンを持っているかどうかをしつこく聞かれた。 下山口 栂池 その後、ロープウェー・ゴンドラ・バスを乗り継いで八方バスターミナルへ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回は、感想の中に書かせていただく。 |
その他周辺情報 | 温泉 豊科温泉 湯多里 山の神 ナトリウム炭酸水素塩泉 源泉かけ流しのため湧泉量は不明 大人480円(3時間) |
写真
感想
長野の休日その3として、この記録を書いている。ちなみに、前の日までの様子はこんな感じである。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-697925.html
(長野の休日その1 根子岳・四阿山 感激のリハビリハイク)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-698199.html
(長野の休日その2 笠ヶ岳(志賀高原)・横手山 山頂に到着する休息日)
そして、今回の長野県でのメインイベントとしてこの白馬岳山行を計画した。何せ、初めて尽くしであるのだ。初の山小屋宿泊、初のアイゼン、そして初のライチョウ撮影までおまけでついてきたのである。最初に書いておくが、大満足であった。
最初は、表銀座を行きたいと思っていたのだが、「そういえば山小屋に泊まったことないよな」と思い、じゃ初山小屋をどこにしようか7月中旬からずっと考えていたのである。ある友人には燕山荘や八ヶ岳を勧められた、別の友人には丹沢や雲取山荘を勧められた、中には「ぜひ初めてで農鳥小屋に4時ごろ到着してほしい」というやつもいた・・・。
で、考えていたのは、大きいところが良く(ゆっくり広々寝られる)、お盆を外した平日・・・と浮上したのが白馬山荘であった。予約は天気予報を見てから取ろうと思い(大きい山小屋だとそういう融通が利くと思った)、花もたくさん咲くし、初の山小屋泊は白馬山荘に決まった。天気予報を見て、13日の午後に傘マークがあるが、山荘を早く出られれば午前中に栂池山荘まで下山できると踏んで前日に白馬山荘を予約した。
前日にパッキングをするが、いつも使っている40リットルリュックに入りきらない。後で考えると、着替えが多すぎたり(ズボンを2本「山荘用」「2日目用」)、行動食が多すぎたり(2日目用の行動食はほぼ重りとなった)した。結局リュックの外側にもアイゼンとサンダル(結局使わず)をぶら下げることとなった。水分も4リットル、今まででもかなり重い荷物となった。
なお、今回は2日目の行動食として、魚肉ソーセージ、チーズなどを取り入れた。1日目の行動食が足りずに魚肉ソーセージに手を付けたが、山で食べるものとしては、かなりいい雰囲気で美味だった。何か「山やのコレ!」という感じだろうか。
1日目は八方駐車場に入れバスで猿倉を目指す、ほぼ満員だ。山荘はすいているといっていたので、もしハイシーズンだたら臨時便が出るのだろうなと思った。
猿倉ではしきりに登山届提出と登山指導があった。私は体が大きいせいなのか「アイゼンをしっかりしてくださいね」と繰り返し言われた。体重でアイゼンの利きが変わるのか心配だ。トイレにも行き、おにぎりを2つ食べ、登山開始である。同じバスの乗客の中ではかなり遅い方だと思う。
林道から時たま白馬岳の雄姿が見える、なんだかんだあっても標高差は1700近くあるのだ、とにかくゆっくり登ろうと花を撮影しながら思う。本当に花いっぱいの山は撮影に時間を取られ、コースタイムより遅くなってしまうことが多い。しかも、花を撮影しても同じ花でもっと輝いているものが見えたらまた撮影してしまうのだからなおさらだ・・・。
白馬尻山荘から10分ほど進むと大雪渓である。アイゼンなしで登るというパーティもいるようだが、9割以上の人はアイゼンを付けている。灰がまかれているし、キックステップを使えばきっとアイゼンなしでも登れるだろうと北海道出身の私は思うが、せっかく持ってきたアイゼンを使わないでいるのももったいない。また、ここを下ると一番早く下山できるのだが、大雪渓を下山で使うのは少々いやだなあと思った。
一歩一歩サクサク上る、これ楽しいじゃないか。そして、イメージよりも急であることに驚く。暑くなってきたので、途中の休憩敵地で半袖に、ごくわずかながらも半袖で登っている人もいた。
大雪渓後半は、左からの落石の音がしきりに聞こえてくる。ちょうど霧もかかってきていたので非常に不気味だ。大雪渓の出口近辺でアイゼンを外している人が数人いると、大雪渓から出られなくなってしまう。そのため大雪渓出口近辺に行列ができる。私は、少し奥の方に入って座れそうな岩を見つけ、ゆっくりとアイゼンを外した。初めてのアイゼン、感触は良かった。残雪期にも使ってみたいと思った。(スノーシューとワカンもあるが、まだ使ったことがない・・・)
ここからは、一気に尾根に向けて登っていく。そして、ここからはお花畑で、いったいどれだけ写真を撮ったのだろうか。歩いているときに抜かした人も花撮影をしている間に抜かされる、結局置いて行かれる。それでも楽しい。花の同定作業をしてもまったくわからないものが結構ある。それだけ、たくさんの種類が咲いているのだろう。あるHPには約800種と書いてあった。特に、名残のウルップソウに会えてよかった。
昼食は、頂上山荘でかけうどんをいただく。しかし、天かすとわかめが入っている。これはもうかけうどんではないではないか、と思うがなぜか得した気分になる。
ここまでくれば、もう宿泊先の白馬山荘は目の前だ。14時台に到着する。受付を済ませて自分の部屋へ、先客は2人、両方とも話を聞くと猛者だ。その後もう一人、結局ソロ4人で7人部屋を使うこととなった。
その後、空身で山頂まで往復。長野側に切り立ったがけ、日本海から能登半島、北アルプスでは槍ヶ岳・裏銀座・立山から剱岳などが綺麗に見えている。しかし、結構冷え始めている、半袖シャツ1枚で登っている私は少々寒さを感じ、一連の撮影を終えると山荘に戻った。そして、まず夕食前に一杯、中ジョッキを頼む。こんな2800m越えのところで飲めるんだねえ・・・剱岳さんと一杯やる。一口で400円分ほど飲んだ後、あとはちびちび飲む。高所では酔いも早いので、夕食前はこれでやめておく。
17:00からは楽しみな夕食。内容は写真の通り、食べた量もその通り。登山はカロリーをたくさん使っているから、取れるときにカロリーを摂取しておくことは大切だ。その後夕暮れを撮影し部屋に戻ると、18時前なのに部屋は暗くもう猛者2人が就寝していた。恐るべし山小屋・・・。
私は談話室でテレビを見て眠気が来たので8時ごろに床に入るが、なかなか眠れない。部屋によっては宴会をやっている所もあるようで音は漏れてくる。それでもいつしかうつらうつらしたようだ、4時ごろ部屋の人が全員起きだした時に一緒に起きたが体の疲れは残っていなかった。
4時ごろ、雨。誰かがそういうと「雨、えっ!!」という雰囲気が伝わる感じがする。4:30では「霧だよ、雨はないよ!!」となり、「なあんだ」という安堵感が伝染する。
そして5:00、朝食。内容は写真の通り、前に食べたのが12時間前なので朝からがっつりいただく。結局、ここでしっかり食べたので下山まで行動食を食べなくてもすんだ。
用便をすまし、荷物をまとめ、早めに出る。「チェックアウトは受付?」という私に「大丈夫大丈夫、山小屋は準備ができた人から勝手に行っていいんだよ」と優しく教えていただいた方、ありがとうございます。
山小屋泊、確かにうまく活用すれば山行の幅が広がるなあ。ただ、宿泊料を高いと思うか安いと思うか、高いと思う人はテン泊にシフトしていくのだろうな。果たして数年後自分はどっちになっているだろうか・・・。
霧の山頂で私は出会った。テン泊装備の好青年と。霧で視界のない中私は不安になっていたが、その方と話し少々不安が払しょくされた。下山方面も同じらしい、いつしか即席パーティーを組んでいた。小蓮華岳までの下りは少々ザレていて、アップダウンがある。登りは好青年が先を行き、下りは私が先を行く。途中コマクサを見つけ撮影。また、向こうからやってくる人にいろいろ情報を聞く、こちらの情報も知っていることはお伝えする。
小蓮華岳は大きな剱が刺さっているピークであった、そして事前情報でこの辺りにライチョウがいるという情報があったがそれには会えなかった・・・ライチョウを探しながらゆっくりと下っていく。そして、チングルマの最終形態である綿毛がどこまでも広がっていた、もう少し早かったら壮観だったろうな。
船越の頭にたどり着くと、下る人登る人ひっきりない。大池山荘にテントを張って山頂まで往復するという家族もいたし、縦走するグループもあった。私はある情報を聞く「ほら、あのパーティーが写真撮っているだろ。あそこにライチョウがいるよ。親とひなが4羽。」前のパーティーが下ったあと、私も静かに近づく。ストックを振り、後ろにいる好青年にも伝える。そう、私も好青年も初ライチョウなのである。夢中で撮影した、後ろから歌を歌いながら来るパーティにも「ライチョウがいるから静かにしてほしい」と伝えた。人の声が多いと逃げてしまう、私が撮影したライチョウの多くは後ろ姿であるのも、きっと人の気配を感じ取りこの場を去りつつあるのではないかと推測した。
ただ、夢のような時間であった。
その後、大池山荘で用便を済ませ一面のチングルマに出会う。本当、今の自分が見たいもののすべてがある山だ、本当にこの山を選んでよかった、この山がなぜこんなに人が訪れるのかわかった、さまざまなことを理解したような気がしたのだ。
そして、下りの核心部はここからである。乗鞍岳に至る道から1時間半ほどずっと大岩を歩く。ストック、両手、お尻、便利なものは何でも使って下る。こんなところで怪我したくない。なかなかこんな登山道はないなあと思いながら下っていく。
途中で一度右手をつき、親指を少々痛めるがストックを握るのも問題ない。夢中で岩と苦戦していると急に木道に出た、なぜかほっとして好青年と休憩を取った。
木道はあっという間に終わり、あとは岩・土・階段などのつづら折りの下山道である。しばらく行くと、ロープがカラカラ鳴っている音が聞こえてくる、ああゴールは近いんだなと思う。
最後少し上ると、登山道入り口の看板があった。好青年とここまで無事に来れたことを喜ぶ、私は休憩がほしかったので奮発してソフトクリームとコーラを飲む、体を冷やしながら心も興奮から鎮静へ。
そこで、私は好青年にヤマレコに記録を残していることを伝え、IDをお伝えする。きっと、この記録が彼の目に触れることもあると思う。それにしても立派だ、テン泊装備でコースタイムより速く下ってこれるんだなあ、住んでいる近くに良い山が少ないことを嘆いておられたが、どこにいっても「猛者」であろう。
そして、ここでお別れして先にロープウェー乗り場に下ってきたが、待ち時間が長くまた彼と一緒にロープウェー・ゴンドラ・バスと一緒になり、楽しい話の花を咲かせる。そして、八方駐車場で本当にお別れした。
その後長野県を南下する。行きたかった店は昼営業が終わっていた(昨年は黒部ダムカレーを食べた、今年はラーメンの大盛りを食べようと思っていた)。なので、大町駅構内の立ち食いそばを食べた。生めんをゆでていてなかなかうまい。
その後、温泉に入り休暇の残り2日をどう使おうか考える。そして、14日は長野県は雨の予報が出ている。当初の予定通り鉢伏山に行き帰宅、最後の1日はレポート書きに費やすか、なかなか来れないのだから残り2日とも山行にするか、その場合小秀山(往復4時間ほど)、恵那山というコンボもいいなあと思う。
しかし、当初の予定から変えてしまうとあとあとロクなことがない。特に厳しく追い込もうとしたらぼろが出る。楽な方向に変更するならよいのだが。そして、天気のこともあるので朝早く鉢伏山に行き、そのまま帰宅することを決め、最寄りの道の駅に向かう。イオンでつまみとアルコールを買い込み、道の駅の休憩所でテレビを見ながら一人お疲れさま会、昨日はいつもよりかなり長い時間寝ているので、この日の夜は長かった・・・。
この山行でわかったこと。
・小屋をうまく活用すると、山行の幅が広がる。
・自分の金銭感覚だと、生ビール1杯850円を高いと感じてしまった。
・小屋宿泊料9500円は高いと思わなかった。自炊だと6500円、1食1500円だが、ごはん山盛3膳、味噌汁2杯、お茶3杯がデフォな私で、山小屋価格であればこんなもんかと思ってしまった。それにしても、気圧が低いところでよくご飯が炊けるなあ。圧力釜を使っているのだろうか・・・。
・今使っている40リットルザックは1泊までで、2泊以上するときは昨年買って1度も使っていない55〜75リットルのザックを引っ張り出す必要がある。
・食べられるときに食べておくことが大切、特に登山はカロリー消費が激しいスポーツ、小屋で行動食でしっかりカロリーを取るべき。
・スポーツドリンクの粉は非常に便利。
・魚肉ソーセージは山で食べると旨い。
・アイゼンで雪渓を歩くことは楽しい、その場合ダブルストックは自分にとって必要。
・ザックにアイゼンなどをぶら下げると、重心がずれて危険。それを防ぐために、ザックカバーで固定するとよい。(実際にやってみた)
aideiei さん
初の山小屋宿泊、初のアイゼン、そして初のライチョウ撮影、最高の夏休みのシメですね。
これだけの計画を立てるのも大変だったのではないですか。
熱中症のリハビリ中にこの白馬岳の研究、計画を立てていたのですね
安全面を含め、その成果が十分にあった山行きだったのでは
是非、白馬岳のお土産(話)をください
私のお土産は、小さなものしかありませんが
hamburg
渋描隊長、訪問ありがとうございます。
実はこのシリーズ「その4 鉢伏山」がありまして今日の夜あたりに書こうと思っています。
白馬村は昨年8月に2回行き、2度とも悪天候で断念しました。昨年は「唐松岳・五竜岳」を目標にしていましたが、今年は間違いなく「白馬岳」を目標にしました。行きたい山の志向が少々変化したのかもしれません。
ただ、計画などは詳しく立てているわけではありません。地図の取得、コースタイムや見どころ、山荘やトイレの確認、必要な物品くらいです。そして遠征の場合は日数の倍程度の予定を作り、天候を考慮しながら登る順番を決めるわけです。今年は緩急をつけました、これは良かったと思います。厳しい山を3つ以上続けるのは厳しいということがわかりました。
しかし、白馬岳は2日に分けて「登りだけ」「下りだけ」でしたので、意外と楽でした。疲労も残りませんでした。
本文にも書きましたが、今の自分が見たいものがすべて見られる山でした。
夏も終わりに近づいていますね。18日19日と平日連休がありましたが、そこは返上して出勤が必要となってしまいましたし、次の週末は土日とも別の趣味で使えず、29日(土)まで山行予定はありません。9月からの秋山の計画を少しずつ立てていきたいと思います。行きたい山、歩きたい道、繋げたい赤線、いろいろありますので・・・。
秋の目標のひとつに、山家が良く集う「あさかわ」デビューも入っているのでもしお会いできたら、ゆっくり話したいですね。
白馬岳には1990年前後に、1号隊員を連れて大雪渓を詰めて登ったことはあるのですが、アイゼンは付けませんでした・・・というか、持っていませんでした。
お盆を過ぎて、8月下旬だったと思います。
今はアイゼンがないと、入場させてくれないのですね
着替えが多過ぎ、行動食を持ち過ぎ・・・うんうん、頷いてしまいます
拙者もそうですので
やはり3杯飯+2杯汁は必須です。
拙者の場合、3杯汁も多々あります。
平ヶ岳の清四郎小屋では3杯飯でした。
スポーツドリンク粉末、平ヶ岳でもやりました。
生ビール1杯850円も高いと思います。
飯を食うことも体調管理の一環ですね
隊長
半袖隊長、コメントありがとうございます。
今回の山行で、1泊宿泊の際の服量が少しわかりました。汗をかいた靴下はにおうので小屋ではすぐに取り換えること、白馬山荘ではサンダルはいらなく小屋で用意してありましたが、結構な割合の登山者はサンダルを持参していたことからもう少し続けてみること、いろいろなことがわかり面白かったです。
猿倉荘で登山届を出す人は登山指導がありました。ザックが少ない人には「行動食は十分ですか?」、半袖の人には「大雪渓は寒いので気を付けてくださいね」など、一人ひとり言われていることは違いました。私にはアイゼンでした。また、事前に登山届を出した人などはここをスルーするので登山指導はありませんでした。
大雪渓では9割以上はアイゼンを使っていました。猿倉荘で1000円で売っているエバニューの4本爪から本格的な12本爪の人までさまざまでした。アイゼンを付けるところにパトロールさんもいて、アイゼンを付けていない人に声をかけていました。しかし、そういう人はこっそり登り始めてしまうんですね。
飯は基本ですね。この間読んだ雑誌で、登山で消費するカロリー数の特集がやっていましたが、それを充てんするほど食べている人はあまりいなく、みんなかなり少ないのだそうです。そして麓に戻ってディナーだスイーツだとやる。そうではなくて、腹が減る前に食べ物を摂っておくおくことが必要だと・・・。
これを読んですぐに思い出したのが、隊長が食べる行動食の量です。あれが理に適っているんだなと思いました。
で、白馬山荘のご飯ですが、気圧が低い中上手に炊いているなあと思いました。ごはん3膳、おいしくいただきました。味噌汁もキャベツや玉ねぎの中に1つだけきのこ(何だろう)が入っていて当たりくじを引いたようでした。
さて、今日は急にムーンライト信州が取れたので、予定を変え、格安に行く日帰り北アルプス三百名山に出没する予定です。そのために、パッキングを済ませて金券ショップで1回か2回分残っている18切符を手に入れねば・・・。
それでは失礼します。また楽しいレポートを読ませてください。
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