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Yamareco

記録ID: 701533
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

西穂から奥穂

2015年08月13日(木) 〜 2015年08月16日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
6.2km
登り
1,136m
下り
1,134m

コースタイム

1日目
山行
10:40
休憩
0:00
合計
10:40
3:00
70
4:10
4:10
50
5:00
5:00
40
5:40
5:40
50
6:30
6:30
90
8:00
8:00
40
8:40
8:40
140
11:00
11:00
110
12:50
12:50
50
13:40
穂高岳山荘
なんか、すごい時間かかっている。
奥穂について、急にぐったりしたように思う。緊張が解けたのだろう。
穂高岳山荘への下りが、なんかくたびれてしまった。
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高温泉へは、バス。新穂高温泉よりロープウェイで。上高地からバスで帰宅。
これは別の日です。
8月13,14,15,16と、4泊五日でした。
西穂から奥穂は15日です。
2015年08月15日 02:50撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 2:50
これは別の日です。
8月13,14,15,16と、4泊五日でした。
西穂から奥穂は15日です。
3時に出発し、4:12に西穂独標到着。
2015年08月15日 04:12撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 4:12
3時に出発し、4:12に西穂独標到着。
まだ暗いので、暗い中で岩場を歩きたくなかったので、独標でしばしたたずみました。
2015年08月15日 04:12撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
8/15 4:12
まだ暗いので、暗い中で岩場を歩きたくなかったので、独標でしばしたたずみました。
西穂高岳の山頂のほうでしょうか。
2015年08月15日 04:23撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 4:23
西穂高岳の山頂のほうでしょうか。
2015年08月15日 04:42撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 4:42
ピラミッドピークかな
2015年08月15日 04:45撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 4:45
ピラミッドピークかな
2015年08月15日 04:50撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 4:50
2015年08月15日 04:58撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 4:58
ピラミッドピーク到着。
2015年08月15日 04:58撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 4:58
ピラミッドピーク到着。
2015年08月15日 05:06撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:06
2015年08月15日 05:09撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:09
2015年08月15日 05:14撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:14
2015年08月15日 05:16撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 5:16
2015年08月15日 05:18撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:18
2015年08月15日 05:19撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:19
2015年08月15日 05:23撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:23
2015年08月15日 05:26撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:26
この高度感ある登りが、とても楽しかったな。
2015年08月15日 05:30撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 5:30
この高度感ある登りが、とても楽しかったな。
2015年08月15日 05:30撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 5:30
2015年08月15日 05:34撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:34
この高度感。グングン登れて、楽しかった。
2015年08月15日 05:38撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:38
この高度感。グングン登れて、楽しかった。
山頂。
2015年08月15日 05:39撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 5:39
山頂。
西穂高岳山頂。
2015年08月15日 05:42撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 5:42
西穂高岳山頂。
槍ですね。あそこまで行きたかったな。
2015年08月15日 05:46撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 5:46
槍ですね。あそこまで行きたかったな。
ここから下って行くのかな。
2015年08月15日 06:03撮影 by  KYY24, KYOCERA
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8/15 6:03
ここから下って行くのかな。
進行方向岩場。
2015年08月15日 06:12撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 6:12
進行方向岩場。
おりてきたところを振り返ってみた。
何でもないように見えますがね。
2015年08月15日 06:13撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 6:13
おりてきたところを振り返ってみた。
何でもないように見えますがね。
西穂高岳
2015年08月15日 06:30撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 6:30
西穂高岳
間ノ岳山頂、だと思います。
歩いている時は、わからず通り過ぎてしまった。
2015年08月15日 06:32撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 6:32
間ノ岳山頂、だと思います。
歩いている時は、わからず通り過ぎてしまった。
天狗だけ
2015年08月15日 06:32撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 6:32
天狗だけ
2015年08月15日 06:38撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 6:38
2015年08月15日 06:40撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 6:40
断崖絶壁に矢印。ここを、下りていく。
2015年08月15日 06:45撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 6:45
断崖絶壁に矢印。ここを、下りていく。
進行方向。
2015年08月15日 06:45撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 6:45
進行方向。
たまに花をパチリ。
2015年08月15日 06:53撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 6:53
たまに花をパチリ。
これは、これから登るのかな?
2015年08月15日 06:58撮影 by  KYY24, KYOCERA
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8/15 6:58
これは、これから登るのかな?
2015年08月15日 07:09撮影 by  KYY24, KYOCERA
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8/15 7:09
2015年08月15日 07:11撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 7:11
2015年08月15日 07:13撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 7:13
2015年08月15日 07:19撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 7:19
2015年08月15日 07:20撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 7:20
これは下ってきたのを振り返ったところ、だと思います。
鎖が途中まで。
2015年08月15日 07:25撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 7:25
これは下ってきたのを振り返ったところ、だと思います。
鎖が途中まで。
2015年08月15日 07:28撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 7:28
天狗岩への登り。岩が逆相で、楽しい。
2015年08月15日 07:37撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 7:37
天狗岩への登り。岩が逆相で、楽しい。
2015年08月15日 07:37撮影 by  KYY24, KYOCERA
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8/15 7:37
2015年08月15日 07:40撮影 by  KYY24, KYOCERA
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8/15 7:40
2015年08月15日 07:44撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 7:44
2015年08月15日 07:46撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 7:46
天狗岩(岳)山頂。
2015年08月15日 07:57撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 7:57
天狗岩(岳)山頂。
振り返り。
2015年08月15日 07:57撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 7:57
振り返り。
これからゆく道。
2015年08月15日 07:58撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 7:58
これからゆく道。
2015年08月15日 07:59撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 7:59
2015年08月15日 08:00撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:00
2015年08月15日 08:00撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:00
2015年08月15日 08:08撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:08
2015年08月15日 08:11撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:11
2015年08月15日 08:31撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:31
2015年08月15日 08:31撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:31
2015年08月15日 08:38撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:38
天狗のコル
2015年08月15日 08:45撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 8:45
天狗のコル
また登る。
2015年08月15日 08:46撮影 by  KYY24, KYOCERA
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8/15 8:46
また登る。
ちょっと、ふう、とため息をつく。
2015年08月15日 08:46撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:46
ちょっと、ふう、とため息をつく。
2015年08月15日 08:49撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:49
2015年08月15日 08:52撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 8:52
2015年08月15日 09:12撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 9:12
トラバースだっけ。
2015年08月15日 09:20撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 9:20
トラバースだっけ。
トラバース。
2015年08月15日 09:21撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 9:21
トラバース。
2015年08月15日 09:29撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 9:29
ちょっといやらしい。岩が崩れやすそうな脆い感じ。
2015年08月15日 09:33撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 9:33
ちょっといやらしい。岩が崩れやすそうな脆い感じ。
ここも。
2015年08月15日 09:35撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 9:35
ここも。
2015年08月15日 10:03撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:03
これを登って行く。
2015年08月15日 10:05撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:05
これを登って行く。
2015年08月15日 10:13撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:13
2015年08月15日 10:14撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:14
2015年08月15日 10:18撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:18
2015年08月15日 10:20撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:20
2015年08月15日 10:27撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:27
2015年08月15日 10:30撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:30
ここ、少し怖かった。
2015年08月15日 10:32撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 10:32
ここ、少し怖かった。
はい、登る登る。
2015年08月15日 10:34撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:34
はい、登る登る。
登りやすかった
2015年08月15日 10:36撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:36
登りやすかった
左のが、ジャンダルム。こっちから見ると、なんだかゆるい。
2015年08月15日 10:42撮影 by  KYY24, KYOCERA
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8/15 10:42
左のが、ジャンダルム。こっちから見ると、なんだかゆるい。
2015年08月15日 10:43撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:43
ジャンまで行く。
2015年08月15日 10:46撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:46
ジャンまで行く。
2015年08月15日 10:46撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:46
ジャンを登るのです。登りやすいところがあります。
2015年08月15日 10:52撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 10:52
ジャンを登るのです。登りやすいところがあります。
んで、ジャンダルムの頂上!!
ああ、ようやく。
2015年08月15日 11:03撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
8/15 11:03
んで、ジャンダルムの頂上!!
ああ、ようやく。
2015年08月15日 11:03撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
8/15 11:03
2015年08月15日 11:06撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 11:06
あとはもう、奥穂に登って穂高岳山荘へ下りるだけ。
2015年08月15日 11:06撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 11:06
あとはもう、奥穂に登って穂高岳山荘へ下りるだけ。
2015年08月15日 11:24撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 11:24
恐くないように見えるけど、怖い。実は怖い。
2015年08月15日 11:25撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 11:25
恐くないように見えるけど、怖い。実は怖い。
このジャンもかっこいい。下のほうの人がトラバースしてる。
2015年08月15日 11:32撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 11:32
このジャンもかっこいい。下のほうの人がトラバースしてる。
写真は恐くなさそうだけど、実は怖い。
2015年08月15日 11:33撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 11:33
写真は恐くなさそうだけど、実は怖い。
2015年08月15日 11:34撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 11:34
これ、どこだっけ、こんなところ、あったっけ?
2015年08月15日 11:47撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 11:47
これ、どこだっけ、こんなところ、あったっけ?
2015年08月15日 11:53撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 11:53
かっこいい
2015年08月15日 12:13撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:13
かっこいい
かっこいい
2015年08月15日 12:14撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 12:14
かっこいい
奥穂の山頂が見えた
2015年08月15日 12:16撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:16
奥穂の山頂が見えた
そして、さいごの難関、ウマノセが。
2015年08月15日 12:17撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:17
そして、さいごの難関、ウマノセが。
うまのせ
2015年08月15日 12:17撮影 by  KYY24, KYOCERA
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8/15 12:17
うまのせ
2015年08月15日 12:18撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:18
ウマノセのてっぺんに立ってる人、ずっと立っていた。
2015年08月15日 12:19撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:19
ウマノセのてっぺんに立ってる人、ずっと立っていた。
2015年08月15日 12:20撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:20
2015年08月15日 12:20撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:20
2015年08月15日 12:20撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 12:20
槍も近くなりました。
2015年08月15日 12:21撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:21
槍も近くなりました。
振り返って。
2015年08月15日 12:37撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:37
振り返って。
2015年08月15日 12:37撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:37
山頂ももうすぐ。
2015年08月15日 12:40撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/15 12:40
山頂ももうすぐ。
2015年08月15日 12:41撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 12:41
山頂。
2015年08月15日 12:43撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 12:43
山頂。
穂高岳山荘へ下りてきました。
2015年08月15日 13:44撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 13:44
穂高岳山荘へ下りてきました。
ツェルト張って、寝ました。
変な張り方をして、後から来た人に迷惑かけました。
ごめんなさい。
2015年08月15日 14:29撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/15 14:29
ツェルト張って、寝ました。
変な張り方をして、後から来た人に迷惑かけました。
ごめんなさい。
朝。
2015年08月16日 04:46撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 4:46
朝。
朝。
2015年08月16日 04:47撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 4:47
朝。
2015年08月16日 05:00撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
8/16 5:00
朝。
2015年08月16日 05:01撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 5:01
朝。
朝。
2015年08月16日 05:22撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 5:22
朝。
2015年08月16日 06:05撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 6:05
2015年08月16日 06:05撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 6:05
2015年08月16日 06:06撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 6:06
2015年08月16日 06:45撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 6:45
2015年08月16日 06:46撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 6:46
2015年08月16日 06:52撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 6:52
2015年08月16日 06:52撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 6:52
横尾まで下りてきました。
2015年08月16日 09:14撮影 by  KYY24, KYOCERA
8/16 9:14
横尾まで下りてきました。
撮影機器:

感想


12日の夜行バスで新穂高温泉に向かいました。
タイトルの通り西穂高岳から奥穂高岳へ縦走するためです。

※一日目※
13日の早朝、新穂高温泉につきました。
ここから、ロープウェイで山の中腹まで上がります。天気があまり良くないためか、六時始発のが動かず、乗れたのは7時15分の便でした。
こんな早くから皆さん山に登るんですね、あれよあれよという間に百人ほどの人数が並びました。ちなみに先頭は僕でした。

天気はよくありませんでした。
曇り空から雨がポツポツ、時にはボタボタ落ちてきます。
歩いている途中、ヒキガエルが出てくるくらいの天気です。
ロープウェイ駅から一時間くらいで、西穂山荘に到着。
幕営料を払い、テン場にツェルトを張りました。
今回、僕は色々怖じ気づいていたんです。珍しく軽量化というものを、ちょっと心がけて見ました。コースがコースなだけに。
テントのかわりにツェルト。
シュラフのかわりにシュラフカバー。
エアマットは使わず、銀マット。
食料も普段より少な目にしたつもりでした。
家を出るときは、15キロくらいでした。水を入れたらその分べつに増えます。
「全然軽くなってないじゃん」と言われそうですが、軽量化が下手なのです。普段は、20キロ背負ってるんで。

テン場にツェルトを張って、荷物を入れ、薄い銀マットに横になりました。ツェルトを張ったら、西穂独標にまで行ってみようと思ってましたが、雨がポツポツ降ってるので外に出るのがイヤになり、横になってボンヤリしていました。
ボンヤリしてると、赤いカエルがやってきたりし、なごみました。
電波が入るので、kindleで『穂高に死す』という本をダウンロードして読んだり、うとうとしたり。
途中、雨漏りもし始めるし、床上浸水も始まったんですが、そんなかんじで一日目はのんびり過ぎていきました。

※二日目※
朝方、また大雨が降り、雨漏りが本格的に厳しくなりました。
コッヘルに水をためてそれを沸かしてラーメンを食べ、余った水でコーヒーを淹れられるくらいでした。当然、何もかもが濡れ、冷たく寒い朝でした。
心が折れ曲がって、「これでもう終わりだ」とか思うほどでしたが、熱いコーヒーを入れて飲んでソイジョイかじると、平常心に戻りました。やっぱり、大事なのはご飯なんです。
寒いなか、勇気を振り絞ってシュラフカバーから体を出し、全てをザックにしまい、西穂山荘に避難しました。

隣のテントのヒゲのにいちゃんが、「んー、やっぱりツェルトは薄いですからね〜、たいへんでしたね〜」とニコニコしていました。このにいちゃんは、西穂〜奥穂〜槍までの縦走をくわだてて、でも天候不良で動けず、12日13日14日と、三日間もここにいるんだそうでした。まるで沢木耕太郎のインド編のようです。
ぼくはツェルトやシートをほし、乾燥室で濡れた衣服やらを乾かしたりしました。
あ、そして、身一つで西穂独標にまで行ってみました。八時過ぎ。
最初は西穂高岳の山頂まで行くつもりで出たのですが、降り続く雨と風に気持ちがまた折れ曲がり、西穂独標についた時点で、びしょぬれで、もうそれ以上行く気がしなくなりました。
独標から向こうはまず岩場を下りていきまた上がっていくというルートなんですが、雨で濡れて滑りそうな岩場を風の強い中で行きたくはありませんでした。
山荘に戻り、コッヘルにラーメンを作り、頼んだ炙りチャーシューとメンマでビールを飲み、一息二息ついたのでした。
山荘には書庫があり、穂高やアルプスの本がたくさんありました。
身体を乾かしながら、ホットウイスキーなどを作り、それらの本で明日行くコースを調べ、この日の午後は過ぎていきました。
夕方、なんか天気が晴れてきて悔しく思いました。
テン場は色とりどりのテントでいっぱいでした。


※三日目※


昨日はよく眠れず、二時半ぐらいには目が覚めていました。右側に寝ていた男性がうるさく、良く眠れなかったのです。山小屋は、これがあるのでねぇ。
2:45に起き上がり、トイレへ行き、同時に歯磨き。
荷物は昨日のうちにまとめてありました。3時ちょっと前、ヘッドライトをつけて、外に出ました。
まだ、内臓が起きていないので、朝ごはんは食べていません。いつもそうなんです。

外に出てすぐ、満天の星空に、足を止めてしばし空を見上げたまま動けませんでした。見事な夜空でした。ちょうど、ペルセウス座流星群の極大日だったと思います。こうして見上げているうちに、二度、流れる星を見ました。
「ああ!、・・・・・・・あぁ、また!!」という感じ。

無事に生きて帰れますように。
実は、昨日の夜、コースのことを考えて考えて、それもあって眠れなかったのです。
ヘッドライトをつけ、スタート。

西穂独標までは、昨日と同じ。暗闇の中、ほどなくして、丸山に到着。夜明けを撮ろうとしているのか、三脚を立てたカメラマン風の男性が寒さをこらえてました。天気が良かったので、星も取っていたのかもしれません。
昨日は風もあり霧雨も降っていて鬱陶しかったのですが、この日はそういう障害が無いためか、「あれ?」って思ってたら、もう西穂独標でした。4時12分到着。
まだ真っ暗です。
しばらく待ってると、後続がぞくぞくと上がってきました。
後から来た人たちも、少し独標でフラフラし、そして西穂山頂に向かって下りていきました。(一回下るのです)
明るくなってきたかな?? というところで、ぼくは下りていきました。
さてさて。
あまり覚えていないのですが、西穂高岳まで、小さなピークがいくつもあります。13、あるとか。
その途中、ピラミッドピークと呼ばれる三角っぽいピークに行く途中、下が切れ落ちた感じのトラバースがあり、ちょっと肝を冷やしました。
(やべ、怖い。こんなのがたくさんあるのかな、この先は。それとも、これはまだ序の口で、もっと恐いのかな)
そんなことを思いました。

西穂高岳 2909m 山頂。到着。 5時40分。
夜明けでかなり周りも明るくなり、美しい景色が広がって行きます。
遠くに槍ヶ岳が見えました。有名な尖がりです。
「こっからが本番」
山頂にいた誰かが言いました。ぼくもちょうど同じことを思っていました。
ここから急激な下り、狭いバンドのトラバース、そして間ノ岳に登り返します。
この辺が浮き石が多く、「悪い」とのこと。

このあとは、登ったり下りたり。
どちらも手も足も使うクライミング形式で。
間ノ岳は、歩いている時は気付きませんでした。道標が無く、大きな岩に「間ノ岳」と書かれているそうですが、そういう場所と思わなかったので、何にも気づかず通り過ぎてしまいました。

有名な、天狗岩(岳?)への登りでは、岩が逆相になっていました。
「ここがあれかぁ!」と、うれしかったのを覚えています。
確かに逆相ですが、濡れてなければそれほど大変でもないと思います。
それに、きわどいところは鎖もあります。

そのあとの、畳岩尾根の頭とかへの登りも、とても楽しかった。
登りは総じて楽しいですね。
ジャンダルムも、「あそこにいきたい!!」って思ったのが2011年だったかな。
ようやく行けました。

ジャンから奥穂へが意外に距離があるように感じました。恐いところも多いし。
ウマノセが、「ここでこれか!」という、ラスボス的感じでした。

奥穂山頂で緊張の糸が切れ、穂高岳山荘への下りが、なんか疲れちまいました。

後半がダレダレですが、こんな感じでした。

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