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記録ID: 702518
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

裏銀座からの湯俣温泉ツアー 2015夏!!【七倉ダム〜船窪岳〜烏帽子岳〜野口五郎〜湯俣】

2015年08月13日(木) 〜 2015年08月16日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
mirorin m_kaizu その他1人
GPS
80:00
距離
36.2km
登り
3,311m
下り
3,087m

コースタイム

1日目
山行
6:40
休憩
0:20
合計
7:00
6:20
320
11:40
12:00
80
13:20
2日目
山行
9:40
休憩
0:45
合計
10:25
5:20
90
6:50
7:10
275
11:45
12:05
185
15:10
15:15
30
烏帽子岳分岐
3日目
山行
8:10
休憩
1:50
合計
10:00
5:30
190
8:40
9:10
15
9:25
9:50
35
10:25
45
11:10
11:40
90
13:10
13:30
90
15:00
15:05
25
展望台
4日目
山行
2:40
休憩
0:20
合計
3:00
10:00
10:20
100
12:00
高瀬ダム
天候 1日目:曇り時々小雨 2日目:雨時々曇り 3日目:晴れ! 4日目:晴れ!!
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
七倉荘前の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
【船窪小屋〜不動岳】
コースタイムがかなりシビア テント泊装備なので1.2倍で計算したが、烏帽子岳山頂ピストンをスルーしてちょうどだった。
その他周辺情報 【帰りの温泉】葛温泉「かじか」
http://www.onjuku-kajika.jp/
予約できる山小屋
七倉山荘
七倉の駐車場
登山相談所に登山計画を提出
七倉の駐車場
登山相談所に登山計画を提出
橋を渡って
登山道入り口
のっけから急登です
のっけから急登です
木のハシゴたくさん
木のハシゴたくさん
根っこもたくさん
根っこもたくさん
10分のいくつ って看板があるのです
10分のいくつ って看板があるのです
天狗の庭
雨が上がったのでコーヒータイム
雨が上がったのでコーヒータイム
少しだけ山が見える
少しだけ山が見える
もうすぐだ!!
雨の日も悪くない キラキラひかる水玉
雨の日も悪くない キラキラひかる水玉
船窪小屋につくと「お疲れさま」とお茶を出してくださいました
小屋の中はこんなかんじ
1
船窪小屋につくと「お疲れさま」とお茶を出してくださいました
小屋の中はこんなかんじ
囲炉裏端でくつろぐ
囲炉裏端でくつろぐ
晩ごはんは山菜の天ぷらやらお野菜の煮付けやら
デザートまで!!
あったかいおもてなしをしていただきました
2
晩ごはんは山菜の天ぷらやらお野菜の煮付けやら
デザートまで!!
あったかいおもてなしをしていただきました
夕飯後はランプの明かりの下でお茶会
その日の宿泊者で語り合います
夕飯後はランプの明かりの下でお茶会
その日の宿泊者で語り合います
2日目は雨スタート
2日目は雨スタート
テント場を過ぎるとこんな崖っぷちの連続
テント場を過ぎるとこんな崖っぷちの連続
晴れてなくてよかったかも
晴れてなくてよかったかも
柔らかい砂の急坂怖い(泣)
柔らかい砂の急坂怖い(泣)
不動岳したにはほぼ垂直な岩
鎖がついているので大丈夫
不動岳したにはほぼ垂直な岩
鎖がついているので大丈夫
ついたー!!無事でよかった。。。
2
ついたー!!無事でよかった。。。
烏帽子手前の四十八池
烏帽子手前の四十八池
ガスがかかっているし・・・
烏帽子はスルー
ガスがかかっているし・・・
烏帽子はスルー
あれ?晴れてきた。
あれ?晴れてきた。
おお、いい天気♪
おお、いい天気♪
烏帽子小屋到着
小屋前はイワギキョウの大群生!!
小屋前はイワギキョウの大群生!!
3日目の朝
晴れた!!すばらしい雲海
晴れた!!すばらしい雲海
真っ青な空
気持ちのいい稜線
昨日に比べたら天国ww
気持ちのいい稜線
昨日に比べたら天国ww
槍が見えた
お花畑コースで
グリセードの練習
グリセードの練習
野口五郎小屋にて
朝からかんぱーい♪♪
野口五郎小屋にて
朝からかんぱーい♪♪
すてきなところに建ってます
すてきなところに建ってます
野口五郎岳山頂で飛ぶ
1
野口五郎岳山頂で飛ぶ
水晶岳をジャンプ
1
水晶岳をジャンプ
クリーム色の道を真砂岳へ向かう
1
クリーム色の道を真砂岳へ向かう
湯俣への分岐
次は水晶岳まで行きたいね
次は水晶岳まで行きたいね
槍ヶ岳と硫黄岳
急な階段
南真砂岳山頂で一休み
南真砂岳山頂で一休み
急な下りを慎重に
急な下りを慎重に
湯俣岳への登り返し付近
猿のお尻??
湯俣岳への登り返し付近
猿のお尻??
池がひっそりと
この先の笹藪ではガサゴソと動物の歩く音・・・
たぶん熊だよね(汗)
池がひっそりと
この先の笹藪ではガサゴソと動物の歩く音・・・
たぶん熊だよね(汗)
でっかいキノコ
湯俣岳山頂はこんな感じ
湯俣岳山頂はこんな感じ
展望台まで来た
この先が崖みたいでキツかった
展望台まで来た
この先が崖みたいでキツかった
展望台から湯俣川
展望台から湯俣川
噴湯丘も見えた
You Did it !!
晴嵐荘に着きました!!
営業再開してくれて、ほんとによかった〜〜〜〜♪
晴嵐荘に着きました!!
営業再開してくれて、ほんとによかった〜〜〜〜♪
広々とした河原のテント場
広々とした河原のテント場
夕飯は宴会
朝起きるとお客さん
朝起きるとお客さん
噴湯丘まで遊びに行こう
噴湯丘まで遊びに行こう
出るってww
お一人様ずつお願いします
お一人様ずつお願いします
水俣川の吊り橋
今もここから北鎌尾根を目指す人がいるのだろうか・・・
水俣川の吊り橋
今もここから北鎌尾根を目指す人がいるのだろうか・・・
白い!!
この日は渡れた
(膝上の深さなので慣れない人はダメ)
この日は渡れた
(膝上の深さなので慣れない人はダメ)
上流はもう少し浅い
上流はもう少し浅い
噴湯丘のポーズ!!(ヨガっぽく)
2
噴湯丘のポーズ!!(ヨガっぽく)
さんざん遊んで温泉三昧したので帰ります
さんざん遊んで温泉三昧したので帰ります
高瀬ダム上部はまるで白いビーチ
1
高瀬ダム上部はまるで白いビーチ
トンネルをいくつかくぐって
トンネルをいくつかくぐって
ゴールテープw
楽しい4日間でしたー!!
楽しい4日間でしたー!!

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) 地図ケース(1) 腕時計(1) 筆記具(1) ライター(1) ナイフ類(1) 保険証(1) アミノ酸飲料(1) ティッシュ(1) 三角巾(1) サングラス(1) タオル 手ぬぐい(3) 携帯電話(1) 計画書(2) 雨具(1) 防寒着(2) サポートスパッツ(1) 手袋(2) ストック(1) ビニール袋(3) 替え衣類(1) 洗面用具(1) シュラフ(1) シュラフカバー(1) ザックカバー(1) クマよけ鈴(1) コップ(1) 水筒(2) マット(1) 日焼け止め(1) 非常食(1) レジャーシート(1) ツェルト ランタン(1) コンロ(1) ガスカートリッジ(1) コッヘル(鍋)(1) ファーストエイドキット(1) 医薬品(1) カメラ(1) カメラケース(1) 車(1) 細引き(1) サンダル(1) トイレットペーパー(1) ウェットティッシュ(1)
共同装備
テント(1)

感想

お盆休み、どこに行こうかなと考えたとき
あまり混雑しない道を歩きたいなーと思った

今まで何度か行こうとして行けていなかった船窪小屋にも泊まりたい

そうか、裏銀座ならいいんでないの?
ちょっとキツいっていうけど、一般ルートだし、慎重に歩けば大丈夫でしょ。
今回3人だし、時間の余裕見て歩き出せばなんとかなるよ。

ということで選んでしまったこのコース。
けっこう大変でしたよ私には・・・


【登山相談所にて】
七倉ダム上、七倉荘向かいの駐車場に車を止めて、登山相談所に計画を提出に行く。
担当のガイドさん、止めはしないものの、写真を出して危険箇所を丁寧に説明してくれる。。。
「みんな崩れてるダム側は気をつけるんだけど、反対側に落ちるのよ。こないだもね、3日間見つかんなかった人がいてね−」
「熊も出るからね」
「竹村新道、長いよ!急だからね、気をつけて」 

うー。緊張してきた。大丈夫かな私・・・
っと、不安になりながらのスタート。

【船窪小屋】
だいぶ脅されたけど
「今日は大丈夫、登るだけだから」
というガイドさんの声を励みに七倉尾根をマイペースに登る
霧雨がしとしと降っていたけれど、暑いのでレインウェアの上着は脱いだ
どうせ結露して濡れるから、気温も高かったのでそうした
今回コレは正解だった
けっこうな急登をオーバーヒートせずに歩くことができた

2回もコーヒータイムを取りながら、だいたい予定どおりに小屋に着く
憧れの船窪小屋
到着すると温かいお茶で迎えてくれた
しばらく小屋の中で休憩をして、うわさの水場に水くみに
(小屋でも販売してくれていたけど、せっかくなので行ってみた)
身の危険を感じるほどではなかったけれど、ガスだったり雨だったりしたら怖い
往復1時間
この作業を毎日繰り返す小屋のスタッフさん大変だなぁ

船窪小屋はほんとに「あったかい」小屋
囲炉裏を囲んでくつろいだり
心のこもったおいしい晩ごはん食べたり
夕食後のお茶会では自己紹介しあったり
ランプの灯りも囲炉裏の火もお父さんとお母さんの笑顔もあたたかくて
とーってもすてきな時間を過ごせました


【核心部】
2日目が核心部
ちょうど船窪小屋に来ていた遭対協の常駐隊員さんにポイントを聞いて
不動まではストックなしで歩くことにした
ぎゅっと気を引き締めて望んだけれど、もろく崩れた花崗岩の絶壁ぎりぎりを歩くのは、やっぱり怖かった!!
幸いにもww天気が悪くて山にはガスがかかっていて
谷の底も見えなかったので少しは怖さが軽減されたはず
崩落脇と西側の樹林を交互に行ったり来たり
アップダウンも多くて体力を使う
なんとか不動岳の山頂についたときは、本当に安心して「ふぁ〜〜〜」って声が出た


【天国】
不動岳を越えてしまえば、しばらくは天国
靄の中に四十八池が現れたときには、あまりの様相の違いに感動
烏帽子岳分岐付近からは、燕岳の山頂付近みたいな白い砂の平和な風景
三ツ岳から野口五郎岳までの稜線は槍ヶ岳や赤牛岳、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳の雄大な景色を長めながらの「裏銀座」
天気も回復して、本当に天国のような山歩きが楽しめた

『次にくるなら、ブナ立て尾根登って、このおいしいところだけでいいよね』
と思ってしまったww


【竹村新道】
船窪小屋で竹村新道を下りると話したら、がんがん歩ける単独行のお姉さんに「私は前に歩いてしんどかったから、ブナ立てで下りるよ」といわれてしまった

そんなにつらいのかなって心配になっていると、遭対協のお兄さんが「いい道だよ」って「野趣あふれる長い下りだけど、樹林帯でふわっふわだから気持ちいいよ」と。

ふむ、そうか、ふわっふわなのか。。。と、よく分からないまま侵入した
確かにキツい下りだった
長い長いといわれていたので、かかる時間には驚かなかったけれど
最後、展望台手前とそこから湯俣に下りるまでの道がまるで崖
竹村さんはよくもまぁ、あんなところに道をつけたものだと思う
昔の山男はすごいなぁ

下りている途中で、晴嵐荘の小屋番さんに出会った
道の草刈りと看板設置をしてくださっていた
ありがたいことです
(そうそう、遭対協のお兄さんから小屋番さんに手紙を預かったので、ちゃんと渡しましたよ)


【温泉三昧】
湯俣には2回目
前回は5年くらい前の秋に高瀬ダムからキャンプに行った

小屋が営業停止したと聞いたときには本当に悲しかったので
営業再会していてくれて、しかも若いスタッフがたくさんいてなんだかうれしかった

内湯に入りに行くと、何回か入ってもいいですよと言っていただけた
夕方、夜、朝と3回入らせていただきました!!

男性陣は噴湯丘近くの河原野天も堪能して旅の疲れをすっかり癒やしたのでした

湯俣いいとこ一度と言わず二度三度♪♪
紅葉の頃にもまた行きたい!!




結果的にはとても楽しい旅になった今回
2日目、緊張しすぎて体が硬くなってしまった私
同行メンバー2人がうまくペースを調整して
気持ちを和ませてくれたおかげで何とか歩けた
ホントに感謝です。

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