裏銀座からの湯俣温泉ツアー 2015夏!!【七倉ダム〜船窪岳〜烏帽子岳〜野口五郎〜湯俣】


- GPS
- 80:00
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 3,311m
- 下り
- 3,087m
コースタイム
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 10:25
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 10:00
天候 | 1日目:曇り時々小雨 2日目:雨時々曇り 3日目:晴れ! 4日目:晴れ!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【船窪小屋〜不動岳】 コースタイムがかなりシビア テント泊装備なので1.2倍で計算したが、烏帽子岳山頂ピストンをスルーしてちょうどだった。 |
その他周辺情報 | 【帰りの温泉】葛温泉「かじか」 http://www.onjuku-kajika.jp/ |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
1/25
000地形図(1)
地図ケース(1)
腕時計(1)
笛
筆記具(1)
ライター(1)
ナイフ類(1)
保険証(1)
アミノ酸飲料(1)
ティッシュ(1)
三角巾(1)
サングラス(1)
タオル
手ぬぐい(3)
携帯電話(1)
計画書(2)
雨具(1)
防寒着(2)
サポートスパッツ(1)
手袋(2)
ストック(1)
ビニール袋(3)
替え衣類(1)
洗面用具(1)
シュラフ(1)
シュラフカバー(1)
ザックカバー(1)
クマよけ鈴(1)
コップ(1)
水筒(2)
マット(1)
日焼け止め(1)
非常食(1)
レジャーシート(1)
ツェルト
ランタン(1)
コンロ(1)
ガスカートリッジ(1)
コッヘル(鍋)(1)
ファーストエイドキット(1)
医薬品(1)
カメラ(1)
カメラケース(1)
車(1)
細引き(1)
サンダル(1)
トイレットペーパー(1)
ウェットティッシュ(1)
|
---|---|
共同装備 |
テント(1)
|
感想
お盆休み、どこに行こうかなと考えたとき
あまり混雑しない道を歩きたいなーと思った
今まで何度か行こうとして行けていなかった船窪小屋にも泊まりたい
そうか、裏銀座ならいいんでないの?
ちょっとキツいっていうけど、一般ルートだし、慎重に歩けば大丈夫でしょ。
今回3人だし、時間の余裕見て歩き出せばなんとかなるよ。
ということで選んでしまったこのコース。
けっこう大変でしたよ私には・・・
【登山相談所にて】
七倉ダム上、七倉荘向かいの駐車場に車を止めて、登山相談所に計画を提出に行く。
担当のガイドさん、止めはしないものの、写真を出して危険箇所を丁寧に説明してくれる。。。
「みんな崩れてるダム側は気をつけるんだけど、反対側に落ちるのよ。こないだもね、3日間見つかんなかった人がいてね−」
「熊も出るからね」
「竹村新道、長いよ!急だからね、気をつけて」
うー。緊張してきた。大丈夫かな私・・・
っと、不安になりながらのスタート。
【船窪小屋】
だいぶ脅されたけど
「今日は大丈夫、登るだけだから」
というガイドさんの声を励みに七倉尾根をマイペースに登る
霧雨がしとしと降っていたけれど、暑いのでレインウェアの上着は脱いだ
どうせ結露して濡れるから、気温も高かったのでそうした
今回コレは正解だった
けっこうな急登をオーバーヒートせずに歩くことができた
2回もコーヒータイムを取りながら、だいたい予定どおりに小屋に着く
憧れの船窪小屋
到着すると温かいお茶で迎えてくれた
しばらく小屋の中で休憩をして、うわさの水場に水くみに
(小屋でも販売してくれていたけど、せっかくなので行ってみた)
身の危険を感じるほどではなかったけれど、ガスだったり雨だったりしたら怖い
往復1時間
この作業を毎日繰り返す小屋のスタッフさん大変だなぁ
船窪小屋はほんとに「あったかい」小屋
囲炉裏を囲んでくつろいだり
心のこもったおいしい晩ごはん食べたり
夕食後のお茶会では自己紹介しあったり
ランプの灯りも囲炉裏の火もお父さんとお母さんの笑顔もあたたかくて
とーってもすてきな時間を過ごせました
【核心部】
2日目が核心部
ちょうど船窪小屋に来ていた遭対協の常駐隊員さんにポイントを聞いて
不動まではストックなしで歩くことにした
ぎゅっと気を引き締めて望んだけれど、もろく崩れた花崗岩の絶壁ぎりぎりを歩くのは、やっぱり怖かった!!
幸いにもww天気が悪くて山にはガスがかかっていて
谷の底も見えなかったので少しは怖さが軽減されたはず
崩落脇と西側の樹林を交互に行ったり来たり
アップダウンも多くて体力を使う
なんとか不動岳の山頂についたときは、本当に安心して「ふぁ〜〜〜」って声が出た
【天国】
不動岳を越えてしまえば、しばらくは天国
靄の中に四十八池が現れたときには、あまりの様相の違いに感動
烏帽子岳分岐付近からは、燕岳の山頂付近みたいな白い砂の平和な風景
三ツ岳から野口五郎岳までの稜線は槍ヶ岳や赤牛岳、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳の雄大な景色を長めながらの「裏銀座」
天気も回復して、本当に天国のような山歩きが楽しめた
『次にくるなら、ブナ立て尾根登って、このおいしいところだけでいいよね』
と思ってしまったww
【竹村新道】
船窪小屋で竹村新道を下りると話したら、がんがん歩ける単独行のお姉さんに「私は前に歩いてしんどかったから、ブナ立てで下りるよ」といわれてしまった
そんなにつらいのかなって心配になっていると、遭対協のお兄さんが「いい道だよ」って「野趣あふれる長い下りだけど、樹林帯でふわっふわだから気持ちいいよ」と。
ふむ、そうか、ふわっふわなのか。。。と、よく分からないまま侵入した
確かにキツい下りだった
長い長いといわれていたので、かかる時間には驚かなかったけれど
最後、展望台手前とそこから湯俣に下りるまでの道がまるで崖
竹村さんはよくもまぁ、あんなところに道をつけたものだと思う
昔の山男はすごいなぁ
下りている途中で、晴嵐荘の小屋番さんに出会った
道の草刈りと看板設置をしてくださっていた
ありがたいことです
(そうそう、遭対協のお兄さんから小屋番さんに手紙を預かったので、ちゃんと渡しましたよ)
【温泉三昧】
湯俣には2回目
前回は5年くらい前の秋に高瀬ダムからキャンプに行った
小屋が営業停止したと聞いたときには本当に悲しかったので
営業再会していてくれて、しかも若いスタッフがたくさんいてなんだかうれしかった
内湯に入りに行くと、何回か入ってもいいですよと言っていただけた
夕方、夜、朝と3回入らせていただきました!!
男性陣は噴湯丘近くの河原野天も堪能して旅の疲れをすっかり癒やしたのでした
湯俣いいとこ一度と言わず二度三度♪♪
紅葉の頃にもまた行きたい!!
結果的にはとても楽しい旅になった今回
2日目、緊張しすぎて体が硬くなってしまった私
同行メンバー2人がうまくペースを調整して
気持ちを和ませてくれたおかげで何とか歩けた
ホントに感謝です。
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