北岳バットレス ピラミッドフェース〜第四尾根主稜

2024年07月27日(土) 〜 2024年07月29日(月)

• GPS: 42:38
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,757m
• 下り: 1,765m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:50
• 休憩: 0:10
• 合計: 2:00

距離 2.6km 登り 708m 下り 10m

14:00 広河原インフォメーションセンター
14:05 旧広河原山荘
14:20 白根御池分岐
14:50 第一ベンチ(1880ｍ)
15:15 15:25 第二ベンチ(2059ｍ)
16:00 白根御池小屋

2日目

• 山行: 13:15
• 休憩: 2:00
• 合計: 15:15

距離 4.9km 登り 996m 下り 994m

2:05 白根御池小屋
2:25 大樺沢二俣
3:35 4:40 下部岩壁基部（夜明け待ち）
7:15 下部岩壁終了
11:35 11:50 ピラミッドフェース終了
14:05 14:25 城塞ハング終了
14:45 15:00 北岳
15:10 吊尾根分岐
15:20 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
15:35 八本歯のコル
16:55 17:00 大樺沢二俣
17:20 白根御池小屋

3日目

• 山行: 1:35
• 休憩: 0:10
• 合計: 1:45

距離 2.7km 登り 20m 下り 739m

6:50 白根御池小屋
7:30 7:40 第二ベンチ(2059ｍ)
8:00 第一ベンチ(1880ｍ)
8:20 白根御池分岐
8:30 旧広河原山荘
8:35 広河原インフォメーションセンター
8:35 広河原

天候

7/27: 曇り（夕方は夕立）
7/28: 晴れのちガス
7/29: 晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

コース状況／危険箇所等

昔の記録や写真と比較すると、ピラミッドフェースの残置ハーケンは少なくなっている気がする。また、残置ハーケンは抜けそうなものが多い。

写真

7/27 12:43

芦安駐車場のトイレ脇に飲用可の蛇口あり

7/27 12:44

テン場も予約制

7/27 12:49

広河原、北沢峠あたりの林道の状況

7/27 12:50

バスの時刻表

7/27 14:05

鹿の骨

7/27 14:06

広河原を出発。曇っている。北岳山頂はガスの中

7/27 15:34

タマゴタケ？色が薄い

7/27 15:36

ベニタケ科のなにか

7/27 15:45

ギンリョウソウ

7/27 16:26

白根御池小屋で生ビール

7/27 18:51

ホタルブクロをスープに入れる

7/28 2:36

翌日、1時起床、2時出発

7/28 3:33

下部岩壁基部に到着、早すぎた。夜明けまで待機。

iPhone で撮影したら手書きタッチになった

7/28 4:39

明るくなってきたので下部岩壁1P目開始。Dガリー大滝のすぐ右の浅い凹角から取り付いたが、これが間違い。正解はもう一つ右隣の簡単そうな浅い凹角だった

7/28 4:42

プロテクションもろくに取れず、朝一でここを越えるのが怖かった

クライミングの様子は動画参照

7/28 4:42

御来光

7/28 5:24

1P目終了点

7/28 5:49

2P目。これを登ると本来の2P目の草付きトラバースと合流。取り付きを誤ったが、これはこれでまっすぐなラインで下部岩壁を登れるのでアリかもしれない

7/28 6:09

2P目終了点

7/28 6:06

3P目は草付き混じりのフェース

7/28 6:27

トレースの付いた草付きバンドで3P目終了点

7/28 6:39

4P目はトレースに従って草付きバンドを右上してみる。本来はフェースを直上だった

7/28 6:56

草付きバンドを右上すると、第四尾根主稜の取り付き方向に着いてしまった

7/28 7:16

5P目は横断バンドを左へ。横断バンドの残置ハーケンで5P目終了点。横断バンドは石が堆積した外傾バンドで落石に注意

7/28 7:20

下部岩壁パートが終了し、6P目はバンドを右上する。こちらも落石に注意

7/28 7:32

6P目終了点

7/28 7:36

7P目は草付き混じりの逆層フェース

7/28 7:51

7P目終了点

7/28 7:53

7P目フォロー

7/28 8:10

8P目は草の詰まった凹角クラックからスタート

7/28 8:32

8P目終了点

7/28 8:31

9P目は滑り台〜逆層フェース。滑り台の出だしが難しかった

7/28 8:52

9P目終了点

7/28 8:59

9P目フォロー

7/28 9:05

10P目はまずハング下を左にトラバースしてから

7/28 9:25

凹角を直上

7/28 9:25

ハーケンが連打されているポイントが少し難しい

7/28 9:28

10P目終了点。残置スリングを利用しているが支点構築がマズい…。

本当はもう少し延ばしてしっかりしたバンドまで上がったほうが良い

7/28 9:40

11P目はピラミッドフェースの核心。フェースを左上して凹角クラック。残置ハーケンがほとんどグラグラしていて緊張した。怖くて凹角クラックはカムでA0しながらリード

7/28 10:29

11P目フォロー

7/28 10:52

12P目。ツルツルの凹角から始まり、右上して第四尾根主稜と合流

7/28 11:28

12P目

7/28 11:36

12P目終了点

7/28 11:33

ピラミッドフェースの頭が目の前

7/28 11:50

13P目は広い岩稜。別パーティが右のラインを登っているので、左のラインを登る

7/28 11:53

別パーティと干渉しないように、ラインが合流する手前でピッチを切る

7/28 12:14

14P目は白い岩のクラック。ここで別パーティを追い越させていただいた。ありがとうございます

7/28 12:18

14P目終了点

7/28 12:19

15P目はリッジと3m垂壁。写真は3m垂壁だが実際にはスラブ

7/28 12:20

15P目のリッジを進む。城塞ハングが近づいてきた

7/28 12:37

15P目フォロー

7/28 12:41

15P目終了点はマッチ箱。以前は残置ロープが一杯だった記憶があるが、懸垂支点が整備されていた

7/28 12:52

マッチ箱を懸垂下降

7/28 12:58

16P目は凹角からスタート

7/28 13:16

16P目終了点

7/28 13:17

17P目は左のルンゼ状にラインを取った

7/28 13:18

マッチ箱の別パーティ

7/28 13:23

城塞ハング基部へのナイフリッジ。高度感を感じながら楽しくトラバース

7/28 13:57

17P目終了点

7/28 13:50

18P目は城塞ハング。立っているがガバがあるので楽しい

7/28 14:04

18P目終了点。ロープを畳んで北岳山頂へ

7/28 14:26

お花畑の中を登る。ウサギギク

7/28 14:27

ヨツバシオガマ

7/28 14:27

ウスユキソウ

7/28 14:27

ハクサンフウロ

7/28 14:28

ムカゴトラノオ

7/28 14:30

お花畑とパートナー

7/28 14:41

コバノコゴメグサ

7/28 14:41

イワギキョウ

7/28 14:58

北岳山頂に到着。残念ながら山頂部だけガス

7/28 15:15

ミヤマオダマキ

7/28 15:17

キンロバイ

7/28 15:18

カッコつけるパートナー

7/28 15:33

タカネビランジ

7/28 15:50

北岳バットレス

7/28 15:50

横断バンドから上部のライン（適当）

7/28 16:19

下部岩壁

7/28 16:19

今回のラインは赤色（適当）。下部岩壁パートの本来のラインは青色

7/28 16:29

C沢D沢の出合まで戻ってきた

7/28 16:30

C沢D沢の出合。C沢は水流がしっかりしている。今回のアプローチはD沢から登って、大岩に行き詰まった所で大岩を右から巻いて、その後はC沢D沢中間尾根のお花畑を登った

7/28 17:07

センジュガンピ

7/28 17:15

ヤマドリタケ？

7/28 17:27

白根御池小屋に戻ってきた。北岳が白根御池に映っている

7/28 18:27

アイタケとヤマドリタケ

7/29 5:24

3日目。御来光

7/29 6:55

ベニテングタケの幼菌？

7/29 6:57

アシベニイグチ

7/29 7:00

ホウキタケ系のなにか

7/29 7:05

ツルタケ系のなにか

7/29 7:08

シモツケソウ

7/29 7:08

クガイソウ

7/29 7:16

ベニテングタケ

7/29 7:43

登山者いっぱい

7/29 8:33

シナノナデシコ

7/29 8:34

下山

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 13 mini Apple

装備

備考

ナッツはあまり有効ではなかった。マイクロカムは有効かも。

感想

wetcradle