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Yamareco

記録ID: 710586
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

【日帰り】八ヶ岳[赤岳山荘〜赤岳〜硫黄岳](周回)

2015年09月05日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:16
距離
15.4km
登り
1,470m
下り
1,461m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:54
休憩
2:15
合計
12:09
距離 15.4km 登り 1,470m 下り 1,470m
6:41
6
6:47
91
8:18
8:19
63
9:22
9:44
87
11:11
11:15
23
11:38
0
11:38
4
11:42
11:57
20
12:17
12:44
20
13:04
4
13:08
13:09
6
13:15
13:33
19
13:52
13:59
4
14:03
9
14:12
0
14:12
14
14:26
14:27
8
14:35
10
14:45
11
14:56
13
15:09
15:34
22
15:56
15:57
12
16:09
16:11
66
17:17
4
17:27
17:34
36
18:10
27
18:37
6
18:43
18:47
3
18:50
ゴール地点
天候 午前中快晴〜午後曇り
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘駐車場
・6時ごろ到着予定だったが、7時近くになってしまい、駐車場はすでに満杯になる寸前。早めの到着をお勧めします。
・美濃戸から未舗装の凹凸が激しい一本道をかなりの距離進むことになり、普通車セダンでも気を付けないと往復で何回かフロントバンパーを擦ったので、通行は気を付けて。

駐車場代1,000円
コース状況/
危険箇所等
特になし。
ただし、信州 山のグレーディングでは"C"のため、赤岳核心部〜横岳縦走ルートは、ハシゴ・くさり場が5割以上をしめ、場所によりミスをすると転落・滑落などの
事故になる場所があるので、初級者は要注意。
その他周辺情報 八峯苑日帰り温泉鹿の湯
http://happoen.jp/
下山して小淵沢インターに降りる途中にあるので、疲れをいやすのに好都合。
中央道途中のサービスエリアから見る八ヶ岳。
予報通り、天気はよさそうで期待大!
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中央道途中のサービスエリアから見る八ヶ岳。
予報通り、天気はよさそうで期待大!
赤岳山荘から行者小屋まで二時間弱、南沢沿いのゆるやかな林道が続く。
赤岳山荘から行者小屋まで二時間弱、南沢沿いのゆるやかな林道が続く。
南沢も上流へ行くと、涸れた沢となり、八ヶ岳連峰が顔をのぞかせるようになる。
南沢も上流へ行くと、涸れた沢となり、八ヶ岳連峰が顔をのぞかせるようになる。
行者小屋までの標高差600mも距離で稼ぐため、ハイキング気分。
行者小屋までの標高差600mも距離で稼ぐため、ハイキング気分。
視界が開け、目指す赤岳の全容が明らかになる。
視界が開け、目指す赤岳の全容が明らかになる。
行者小屋着。赤岳をはじめ、阿弥陀岳、横岳までの八ヶ岳を構成する連峰を一望にできる。テント泊もできるようで、ここで野営も一興だと思った。
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行者小屋着。赤岳をはじめ、阿弥陀岳、横岳までの八ヶ岳を構成する連峰を一望にできる。テント泊もできるようで、ここで野営も一興だと思った。
行者小屋近影。
2015年09月05日 09:27撮影 by  SH-03G, SHARP
9/5 9:27
行者小屋近影。
小屋でおでんを売っていたので、汗で流れたナトリウム分の補給のためにも頂く。どうやら名物らしい。関西風の薄味だが、しっかり味がしみ込んでいてこれがまた美味しい!
2015年09月05日 09:32撮影 by  SH-03G, SHARP
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9/5 9:32
小屋でおでんを売っていたので、汗で流れたナトリウム分の補給のためにも頂く。どうやら名物らしい。関西風の薄味だが、しっかり味がしみ込んでいてこれがまた美味しい!
行者小屋から一気に高度を上げる急峻な尾根、文三郎尾根から横岳方面を望む。嶮しい岩稜が垣間見えるが、まだこの時は、自分がのちのここを通るという自覚がなくのんきに眺めていた。
行者小屋から一気に高度を上げる急峻な尾根、文三郎尾根から横岳方面を望む。嶮しい岩稜が垣間見えるが、まだこの時は、自分がのちのここを通るという自覚がなくのんきに眺めていた。
振り返れば、少し前に休憩していた行者小屋があんなに小さく見える。奥には硫黄岳。
振り返れば、少し前に休憩していた行者小屋があんなに小さく見える。奥には硫黄岳。
文三郎尾根分岐に至る手前から斜度はますます上がり、階段の連続となる。何故すべて赤い階段なのか疑問に思っていたら、よく見るとステップの一つ一つにマンモスをあしらったマムートのロゴが入ったプレートが!どうやら、マムート階段は有名らしい。
文三郎尾根分岐に至る手前から斜度はますます上がり、階段の連続となる。何故すべて赤い階段なのか疑問に思っていたら、よく見るとステップの一つ一つにマンモスをあしらったマムートのロゴが入ったプレートが!どうやら、マムート階段は有名らしい。
阿弥陀岳から中岳の稜に阻まれた大気が上空で活発に雲を発生させている。ダイナミックな雲の動きに目を奪われる。
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阿弥陀岳から中岳の稜に阻まれた大気が上空で活発に雲を発生させている。ダイナミックな雲の動きに目を奪われる。
またまた、振り返れば、少し前に休憩していた行者小屋が・・・
着々と高度を上げていることを実感。
またまた、振り返れば、少し前に休憩していた行者小屋が・・・
着々と高度を上げていることを実感。
行者小屋からの眺めでも尾根上部はかなり急な様子が見て取れたが、上部は階段に次ぐ階段。
行者小屋からの眺めでも尾根上部はかなり急な様子が見て取れたが、上部は階段に次ぐ階段。
赤岳から横岳に至る山稜。
赤岳から横岳に至る山稜。
マムートの赤い階段が青空と緑に映える。
マムートの赤い階段が青空と緑に映える。
右上の山稜に出ると、ひと段落。あと一息!
右上の山稜に出ると、ひと段落。あと一息!
文三郎尾根分岐より阿弥陀岳を望む。
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文三郎尾根分岐より阿弥陀岳を望む。
文三郎尾根分岐より行者小屋を振り返る。
文三郎尾根分岐より行者小屋を振り返る。
文三郎尾根分岐より、赤岳山頂方面を望む。正面岩稜を右に巻いて奥より赤岳に取り付く。
文三郎尾根分岐より、赤岳山頂方面を望む。正面岩稜を右に巻いて奥より赤岳に取り付く。
赤岳山頂手前のクサリ場。
赤岳山頂手前のクサリ場。
クサリ場より顧みすれば、西からのアプローチで赤岳にさえぎられていた東の清里方面の視界が一気に開ける。
クサリ場より顧みすれば、西からのアプローチで赤岳にさえぎられていた東の清里方面の視界が一気に開ける。
迫力のある岩場!山頂が近づいている予感に心が躍る!
迫力のある岩場!山頂が近づいている予感に心が躍る!
龍頭峰を望む。背面が赤岳ピーク手前の岩場。
龍頭峰を望む。背面が赤岳ピーク手前の岩場。
横に目をやると、阿弥陀岳から茅野市街が一望に。
横に目をやると、阿弥陀岳から茅野市街が一望に。
ついに赤岳頂上山荘が見えてきた!
ついに赤岳頂上山荘が見えてきた!
山頂着!青空に山頂の記しがよく映える!
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山頂着!青空に山頂の記しがよく映える!
山頂にある赤獄神社。
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山頂にある赤獄神社。
赤岳頂上山荘からの大パノラマ。
赤岳頂上山荘からの大パノラマ。
大パノラマを眼下に至福の昼食!
2015年09月05日 12:17撮影 by  SH-03G, SHARP
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9/5 12:17
大パノラマを眼下に至福の昼食!
これから目指す横岳、硫黄岳を望む。
2015年09月05日 12:01撮影 by  SH-03G, SHARP
9/5 12:01
これから目指す横岳、硫黄岳を望む。
赤岳を出発すると、横岳間の鞍部まで下りが続く。
ここから横岳への尾根歩きが一番楽しかった。
赤岳を出発すると、横岳間の鞍部まで下りが続く。
ここから横岳への尾根歩きが一番楽しかった。
赤岳天望荘と横岳。
赤岳天望荘と横岳。
荒々しい岩肌の横岳から奥に一転なだらかな硫黄岳、左下に行者小屋が見える。写真左の東稜は曇って視界は悪かったが、奥の北から左の西陵はガスがでることなく素晴らしい眺め。
荒々しい岩肌の横岳から奥に一転なだらかな硫黄岳、左下に行者小屋が見える。写真左の東稜は曇って視界は悪かったが、奥の北から左の西陵はガスがでることなく素晴らしい眺め。
赤岳天望荘着。
赤岳天望荘と赤岳を振り返る。
赤岳天望荘と赤岳を振り返る。
地蔵の頭着。行者小屋への下山ルートと横岳・硫黄岳への分岐点。横岳に控える岩場のルートが一目でわかり、圧倒される。
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地蔵の頭着。行者小屋への下山ルートと横岳・硫黄岳への分岐点。横岳に控える岩場のルートが一目でわかり、圧倒される。
二十三夜峰付近まで下りが続き、また標高を一気にあげることとなる。
二十三夜峰付近まで下りが続き、また標高を一気にあげることとなる。
目の前にその荒々しい岩肌を晒す横岳を間近に見上げる。取り付くまでは、少し険しい岩領のトラバース等知るよしもない。
目の前にその荒々しい岩肌を晒す横岳を間近に見上げる。取り付くまでは、少し険しい岩領のトラバース等知るよしもない。
切り立った痩せた尾根道が続く。
切り立った痩せた尾根道が続く。
八ヶ岳のなかでも、横岳近辺のみ岩場で構成された独特な山腹を抱くものと知る。
八ヶ岳のなかでも、横岳近辺のみ岩場で構成された独特な山腹を抱くものと知る。
硫黄岳へ向けての岩領トラバース地点に到達。
硫黄岳へ向けての岩領トラバース地点に到達。
目指す硫黄岳の稜線はうって変わって非常になだらか。このアクセントに富んだ山行が醍醐味のひとつか。
目指す硫黄岳の稜線はうって変わって非常になだらか。このアクセントに富んだ山行が醍醐味のひとつか。
硫黄岳山荘で、日没時間と相談しながらの小休止。
硫黄岳山荘で、日没時間と相談しながらの小休止。
山荘でぜんざいをいただく。下山に向けての行動食がわり。さっぱりした甘味が有り難く嬉しい。
2015年09月05日 15:28撮影 by  SH-03G, SHARP
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9/5 15:28
山荘でぜんざいをいただく。下山に向けての行動食がわり。さっぱりした甘味が有り難く嬉しい。
行者小屋、赤岳〜阿弥陀岳方面を省みる。遥か彼方の光景にこの山行の喜びもひとしお。
行者小屋、赤岳〜阿弥陀岳方面を省みる。遥か彼方の光景にこの山行の喜びもひとしお。
硫黄岳そのものは、踏むと軽い音を立てて転げ落ちる軽石が集まったやや荒涼としつつも、なだらかで穏やかな山陵。
硫黄岳そのものは、踏むと軽い音を立てて転げ落ちる軽石が集まったやや荒涼としつつも、なだらかで穏やかな山陵。
若干ガスって来ていたので、北斜面の視界は望むべくもなく、広がってたであろう広大な眺めに思いを馳せるのみ。
若干ガスって来ていたので、北斜面の視界は望むべくもなく、広がってたであろう広大な眺めに思いを馳せるのみ。
硫黄岳山頂付近から省みる。変化に富んだ稜線が魅力的。
硫黄岳山頂付近から省みる。変化に富んだ稜線が魅力的。
硫黄岳山頂付近から
硫黄岳山頂付近から
山頂には火口があり、その硫黄で覆われた山肌と共にかつての火山としての活動を忍ばせる。
山頂には火口があり、その硫黄で覆われた山肌と共にかつての火山としての活動を忍ばせる。
硫黄岳山頂より、下山ルートへ向かう。あとはひたすら下山に集中するのみ。楽しかった尾根歩きに別れを告げ、樹林帯に足を向ける。
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硫黄岳山頂より、下山ルートへ向かう。あとはひたすら下山に集中するのみ。楽しかった尾根歩きに別れを告げ、樹林帯に足を向ける。
赤岳鉱泉着。残念ながら、時間の関係で入浴できず。
赤岳鉱泉着。残念ながら、時間の関係で入浴できず。
撮影機器:

装備

備考 コースタイム通りの計算だと、日没前に下山予定だったが、スタートが遅れたのと、思いのほか時間がかかり、日没(18:30頃)後も歩かざるを得ず、ヘッドランプを持っていて良かった。

感想

槍ヶ岳経験後、もう少し近い3,000m級の山を足慣らしに登りたく、天気を見計らってチャレンジした。
美濃戸口からでは1泊が必要だと思われたが、赤岳山荘までマイカーで行けば、ギリギリ日帰りが可能であった。
赤岳から横岳を過ぎるまでの縦走が、サイドが切り立った岩場やクサリ場の連続であったが、東鎌尾根〜槍ヶ岳を経験しているので、思ったほど高所感は感じなかった。
慢心しているわけでもないが、アスレチック感を楽しめ、途中の景色も、ぐるりと見渡す八ヶ岳連峰の面々と東、南側に臨む平野部の対比が素晴らしく、尾根歩きを楽しめた。
生憎横岳から硫黄岳へ向かう午後には、曇りはじめ、快晴が続けばさぞや素晴らしい景色だったろうと悔やまれる。

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