中央アルプス：木曽駒ヶ岳〜宝剣岳〜檜尾岳〜熊沢岳〜空木岳縦走

2015年09月03日(木) 〜 2015年09月05日(土)

• GPS: 51:50
• 距離: 26.7km
• 登り: 1,423m
• 下り: 3,223m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:40
• 休憩: 0:30
• 合計: 2:10

12:10 千畳敷駅
12:30 乗越浄土
12:50 13:00 宝剣山荘
13:10 13:20 中岳
13:50 14:00 木曽駒ヶ岳
14:20 中岳
14:20 宝剣山荘

2日目

• 山行: 9:30
• 休憩: 0:30
• 合計: 10:00

6:10 宝剣山荘
6:40 6:50 宝剣岳
7:30 三ノ沢分岐
7:50 極楽平
9:20 濁沢大峰
11:10 檜尾岳
13:50 熊沢岳
15:50 16:10 東川岳
16:10 木曽殿山荘

3日目

• 山行: 8:50
• 休憩: 0:50
• 合計: 9:40

5:20 木曽殿山荘
7:40 7:50 空木岳
8:00 8:10 駒峰ヒュッテ
8:40 駒石(駒石山)
12:00 尻無
12:40 13:10 池山尾根水場
13:40 タカウチ場(池山分岐)
14:10 空木岳登山口駐車スペース
14:30 菅ノ台バスセンター・駐車場
15:00 ゴール地点

天候

雨のち曇り後概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンター

コース状況／危険箇所等

宝剣岳は鎖場有るも、宝剣から熊沢に向かう途中の稜線では鎖の無い岩稜越えもあるので、中級以上の技量が必要

その他周辺情報

菅の台バスセンター至近にこまくさの湯あり。山小屋に割引券あり。

写真

9/3 7:59

菅の台バスセンターに到着

9/3 7:54

菅の台バスセンターの看板で、今回登る山を確認。初日〜二日目

9/3 7:54

そして最終日に登るのは空木山

9/3 10:50

菅の台バスセンターから駒ヶ根ロープウェイ駅に向かい、迎えてくれたのが、穂高から出張で中央アルプスにやってきた？三歩！

9/3 10:50

ロープウエイ待ちの列

9/3 10:59

日本初で建造された山岳ロープウェイのゴンドラに乗り込む

9/3 11:03

山頂に向かうや雨が降りだす！

9/3 12:29

千畳敷駅でレインスーツに着替え、木曽駒を目指すが、雨風が強くなってきたため、宝剣山荘でザックをデポし、木曽駒にアタック

9/3 13:51

途中中岳でガスのためルートを失うも、たまたま出合ったベテラン女性クライマーに方向を教えてもらい、暴風雨の中何とか木曽駒山頂に登頂成功！

9/3 14:23

下山時に中岳にて。道標が倒れているので要注意！この後無時宝剣山荘に辿り着く

9/4 5:27

翌朝早朝の宝剣山荘の朝食！

9/4 5:33

長い2日目の縦走に備え、ごはんとみそ汁をお替りする。

9/4 6:19

宝剣山荘前で分かれたバスツアーのパーティー。一行は一度千畳敷に降りてから稜線を目指すらしい

9/4 6:26

我々は宝剣岳を目指す

9/4 6:34

山頂まではしっかりした鎖が設置されているので、鎖を頼りに慎重に登ってゆく

9/4 6:39

間もなく頂上！

9/4 6:45

宝剣岳山頂に到着すると、山頂は晴れ！

9/4 6:45

御嶽山が見えた

9/4 6:45

2日目に縦走する峰々が連なる

9/4 6:47

山頂で記念撮影！

9/4 6:51

山頂で一休み後、下山開始

9/4 6:54

やはり鎖が設置されているので、慎重に降りる

9/4 7:06

あと少しで稜線に出る

9/4 7:28

稜線に出た！

9/4 7:45

極楽平に向かう

9/4 7:50

極楽平から昨日はガスの中だった千畳敷ロープウェイ駅が見えた

9/4 7:52

極楽平から先に進む

9/4 7:53

やはり昨日は見えなかった千畳敷カールが見下ろせた

9/4 8:00

花期を終えたチングルマ

9/4 8:07

先に進む

9/4 8:19

ハイマツの斜面にはナナカマドが赤い実をつけている。秋には紅葉することだろう

9/4 9:13

昨日登った木曽駒をバックに

9/4 9:24

檜尾岳に向かう途中にある濁沢大峰にて

9/4 9:42

先を目指す

9/4 10:32

ちょっとガスが出てきた

9/4 11:13

檜尾岳山頂に到着し、ここで早いお昼タイムを取る

9/4 13:47

昼食後熊沢岳に到着

9/4 15:28

熊沢岳から東川岳に向かう途中で時折雨がぱらつくが、本降りにはならなかった

9/4 15:49

漸く東川岳に到着するも、休憩せず通過

9/4 15:57

2日目に泊まる木曽殿山荘には4時半までには到着したいので、下山を急ぐ

9/4 16:14

何とか4時半前に山荘に到着。この日がかなり疲れたので、夕食後は早々に床に。ここでは大部屋泊

9/5 4:47

翌朝は早く起き、外を見ると南アルプス方面は間もなく夜明けの様子

9/5 5:17

早い朝食後、出発準備して山荘を後に

9/5 5:25

今日は雨の心配がないので、ショートパンツのいで立ちで

9/5 5:35

空木岳の第一ピークを目指す

9/5 6:06

昨日降りてきた東川岳

9/5 6:06

東川岳の奥には御嶽山が

9/5 6:07

昨日縦走してきた稜線が見えた

9/5 6:07

とんがっているのが宝剣岳

9/5 6:21

間もなく第一ピーク

9/5 6:22

ひと際目立つコマウスユキソウの群生

9/5 6:24

振り返ると、御嶽山の麓に広がる雲海が

9/5 6:51

第二ピークの見事な岩稜

9/5 7:10

第二ピークをバックに

9/5 7:24

空木岳直全の稜線から南アルプスの峰々が見える

9/5 7:25

北岳とその奥に頭をのぞかせる富士山

9/5 7:25

間もなく空木岳山頂

9/5 7:42

空木岳山頂制覇！

9/5 7:45

今回は登らない南駒をバックに

9/5 7:47

下山ルートの先に見えるのは駒峰ヒュッテ

9/5 7:50

池山方面に降りる

9/5 8:13

途中の巨岩前で

9/5 8:26

稜線のあちこちにはモニュメントのような巨岩が目を楽しませてくれる

9/5 8:36

空木岳をバックに。ここから見上げる空木岳の表情は、登ってきた方から見る空木岳とは全く別の表情だ

9/5 8:42

地図にも出ている駒石前にて。ここから取り付けば上に登れるねと話しながら・・・この後小休止

9/5 10:18

小休止後先を急ぐとほどなく樹林帯に入る

9/5 12:38

延々と続く樹林帯を抜けた池山付近には水場がある

9/5 12:39

天然の良く冷えた水で喉を潤す

9/5 12:45

ここでコーヒータイムを取るが、水はもちろん水場の水

9/5 12:57

旨いコーヒーを味わった後、ペットボトルに水を汲んで持ち帰る

9/5 13:13

水場から鷹打場に向かう途中、カラマツの枝にからぶら下がる寄生植物？に出会うが、辺りに漂う水分を吸収して成長しているようだ

9/5 13:21

カラマツ林の中を降りて行く

9/5 13:41

ほどなく鷹打場に到着。ここでタクシーを呼ぶ

9/5 13:41

木曽殿山荘で教えてもらった電話番号が標識にも貼ってある。

9/5 14:12

菅の台登山口に到着すると、ほどなく呼んでおいたタクシーが到着。乗り込んで楽々バスセンターへ

9/5 15:43

バスセンターからほど近いこまくさの湯で汗を流し、食堂でラーメンを肴にプレモルで乾杯！（至福のひと時）

9/5 16:09

ここでお土産も購入

9/5 16:15

こまくさの湯を後にし、駒ヶ根ICから帰路へ

撮影機器：

DSC-HX60V SONY

装備

備考

着替えと食料の持ち過ぎの過剰装備があだに・・・

感想

MDLclimber

2年前の南アルプス白根三山縦走に続き、今回は中央アルプス縦走にチャレンジしたが、南アルプス縦走とは全く違う経験をする事が出来た！
南アルプス縦走では、好天に恵まれ、雨具を使うことは全くなかったが、今回は事前の天気予報でもまず雨が心配されたため、雨具は持参したが、初日は完全に雨に祟られ、日本百名山の木曽駒ヶ岳登頂は、よこ殴りの暴風雨の中、何とか登頂に成功。
翌日は午前中は晴れの予報だったため、岩稜の宝剣岳を目指し、鎖場をよじ登って登頂成功も、その後2泊目の山荘までの約10kmの中央アルプス主稜縦走は、南アルプス縦走とは全く違うハードな縦走となった。
初日の山荘は相部屋ではなかったため、ゆっくり眠れたが、2泊目の山荘は大部屋泊まりだったので、細切れの睡眠しかとれなかったものの、最終日は好天に恵まれたので、早い朝食（4時半）を食べ、5時半には山荘を出発し、最後の山空木岳（これも日本百名山）を目指した。
最終日は午後2時過ぎには下山完了すれば良いので、余裕だったが、空木岳も岩稜の山で、途中2つの岩稜ピークを越える必要があったが、7時40分無時登頂成功し、そこからの下山は長かったが、予定通り午後2時過ぎに無事下山。温泉で汗を流し、帰路に就いた