悲喜こもごも。。。甲斐駒・黒戸尾根日帰り往復


- GPS
- 13:25
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 2,476m
- 下り
- 2,471m
コースタイム
天候 | 基本的には素晴らしい晴天(但し山頂付近は午後ガス多め&流れ速し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回はK_shimagさんの最近の記録を参考にさせていただきました。 黒戸尾根・・・日本三大急登の1つですが、急登というよりは「長」登ですかね。 とにかく長〜いです。意外とアップダウンがありひたすら登り、というルートではないです。 日帰りは・・・ズバリきつ〜いですよ。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
いやあ、キツかった・・・。
K_shimagさんや他の方々のように早く歩けませんねえ。ほとんどコースタイムと同じになっちゃいました。
これにはいろいろ反省点もあるんですが・・・。
とりあえず歩き通したことで溜飲を下げましたが、ちょっと今の僕の実力を超えていたよーな気も。
これが「悲」。
で、「喜」はというと、甲斐駒最高♩ということです。
天気もかなり良かったと思いますし、恵まれてたと思います。
黒戸尾根はずーっと以前から目をつけていたのでいろいろあるのですが、今日は相当クタクタなのでまた今度。。。
で、一夜明けました。
まさか…と思っていましたがここ1年以上はなくなっていた筋肉痛が結構ヒドい。昨日の過酷な筋力行使が窺い知れます。。。
なお、数日見ない間にヤマレコでは空前の「黒戸ブーム」だったんですね。
今回の反省から教訓…
・前夜の飲みすぎ、寝不足はハードコースの時はやめましょう…
・パッキングはまじめにやろう。軽量した意味がない…
黒戸尾根は南アルプスのマイカー規制にかからず、しかも山奥までアプローチせずに取り付ける登路として2年程前から着目していました。その後お隣の日向山から錦滝に下山し林道を歩くと右手にその黒戸尾根が一望できますが、遥か雲の上まで伸びるその長大さに「なんちゅー尾根や!」と思いました。こんなところを登るヤツは人間じゃないくらいに当時思ったものです。
コース情報にも書きましたが、思ったより「急登」ではありません。むしろよく歩かれて道標もしっかりしており大変歩きやすい道との印象。七丈小屋までを1日目とすれば手頃なコースと思われます。
山頂直下の約1時間くらいはひたすら岩と鎖のオンパレード。腿を大きく上げるシーンも必然的に多く、それまでに疲れた体にはとてもシンドイ。浮石は少なく、ホールドもスタンスも豊富なので難しくはないし、落ちたらヤバイという箇所も少ないですが、先行者がいる場合の落石が一番危なそうな道と思いました(実際、ヘルメット持参の方多数)。
初めて登った甲斐駒ですが…素敵なところですな!人気があるのもうなずける。東側の屹立した岩肌や北西に伸びる鋸岳の稜線など迫力満点であり、山頂は眩しいくらいに白砂が広がり…空は途轍もなく青い。ナイスです。標高は、たとえば赤岳よりほんの70mくらい高いだけなのに随分と高いところに来たという印象。たぶん独立峰的に回りに高い山がないことや山体がデカい、ということなのでしょう。
昨日はあまりのキツさに「あー、もう来ないだろう」なんて気分でしたが、状況が許せばもう一遍くらいはこのコースで登りたいと思いました。
それにしても、このコースにある沢山の剣ですが、グレートマジンガーの持ってるやつに似てると思うのは僕だけでしょうか…。
honsamaさん、こんにちは。
黒戸尾根、やりましたね。
七丈小屋からの、これでもかというくらいの梯子、鎖、岩場の連続と、果てしなく長い下山路。体力と精神力が試されるコースですよね。完登おめでとうございます。
雷鳥の親子も見れて良かったですね。
honsamaさん
最近、速い方が多いですが、平均値からずーと上
だと思います。
私も2回登って、12時間くらいかかっています。
今ならもっとかかりそう、、
最後まであきらめずに登ることが貴重ですよね。
最近特にそう感じます。
自分が衰えただけか、、、、。
Y-chan
K_shimagさん
コメントありがとうございます!
今回は実際、K_shimagさんの記録がきっかけでようやく踏ん切れた、という感じなので感謝です!
ご指摘の通り、精神力は結構要るかも。五合目小屋跡から甲斐駒を見上げられますが「この期に及んであそこまで行くんかい?」って感じですし、八合目より先は非常に長く感じる登りにうんざり、加えて下山はすでにヘトヘトで道のりが長い上にそれ以上に自分のペースがいつもより断然遅い、という感覚でした。。。昨日はほんとうに天気が良く、実に恵まれた山行でした。
今度は機会を見て青木鉱泉からの鳳凰三山日帰り周回に挑もうという気になれました。
Y-chanさん
そのように言っていただけると救われます、マジで。
でも、思い返すと道のりのキツさが前面に出がちですが、登山道を体力を長持ちさせながら歩くことや鎖に梯子のこなし方、そしてめげない心の持ちよう・・・といった山登りのベーシックな要素が凝縮した好コースとも思えます(苦労の後の山頂も第一級の素晴らしさですし)。
だがしかし、状況が許せばやはり七丈小屋一泊がベストかなぁー。
それだけ辛かったので、歩き通せただけで満足ですね
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