奥穂高岳-雨中登山とカミナリと



- GPS
- 18:32
- 距離
- 44.1km
- 登り
- 2,224m
- 下り
- 2,214m
コースタイム
- 山行
- 1:57
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 2:20
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 7:00
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:51
天候 | 1日目 雨 2日目 朝・雨、薄明より曇り、小屋停滞時雷雨 3日目 日中曇り、下山後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
その他周辺情報 | ほおのき平スキー場の温泉 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
友人と恒例になりつつある夏山アルプス登山に行ってきました。当初は北穂高岳でのテント泊及び他ピークの稜線をつなぐ縦走を計画しましたが、天候が芳しくないことと、お互い初めての穂高だったため無理せず奥穂高岳のみの登頂としました。
結果予報通りに雨に降られ、1日目からびしょ濡れになりました。これだけならまだしも、登山靴が小指の部分から浸水してしまい、終始濡れたままの靴で歩くことになってしまいました。
2日目も出立時に雨が降っており自分自身がだいぶんナイーブになっていたところ、友人が涸沢までは行ってみようと機嫌をとってくれたこともありなんとか歩けました。すると涸沢に着いた辺りでは雨も上がり、涸沢カールを形成する前奥北穂のピークと屏風のようにつながる稜線を見ることができました。
その後ザイテングラードから穂高岳山荘を目指しましたが、奥穂高岳へのアクセス道の中では一番簡単と言われつつも、岩場経験値の少ない我々からすれば中々スリリングでした。友人とお互いヒーコラ言いながら、ガスの切れ間からときおり顔を覗かせる穂高稜線にウォースゲーと言い合いつつ山荘にたどり着きました。
そして山荘到着後少し昼寝をしたあと寛いでいると、山荘周辺で雷が鳴り出し、山荘内でカメラのフラッシュが焚かれたかのように明るくなるくらい山荘近傍で雷が落ちだしました。
テント場の人たちも山荘に避難してくるほど頻繁に落ちていたように思います。同室の人たちと雷すごいねーと話しているとまた雷が落ち、今度は山荘内で破裂音のような音がしました。なんと山荘に雷が直撃したようで、トイレで用を足していた同室の方が感電したようでした。幸い大事には至らなかったようですが、山上での雷が外界とは比べ物にならない位に危険なものであることを感じました。稜線上での雷はホント危険ですね。
3日目は朝早く起きて奥穂高岳のピークハントを実行、辺りはガスに包まれ景色も何もあったものではなかったですが、切り立った岩をハシゴや鎖を繋ぎながら登っていくのは楽しかったです。下山もザイテングラードを経由し涸沢まで下った後、涸沢小屋で前々から食べたいと思っていたジョッキパフェを堪能。お値段は日本アルプスの山々の標高並みでしたが、涸沢カールを眺めつつ食べるボリュームある甘味は大変に美味しかったです。
そして梓川沿いをえんやこらと歩きつつ上高地へ下山。槍穂高の中ではオーソドックスなルートでしたが、雨に雷にデカい甘味とこれからの課題と満足感を噛み締めた山行となりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する