日没までに踏破せよ!丹沢日帰り縦走。(檜〜蛭〜丹〜塔)


- GPS
- --:--
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,154m
- 下り
- 2,397m
コースタイム
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 9:19
天候 | 晴れ(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※コース全般 この時期、アザミと野バラのトゲトゲが登山道に張り出してきて腕、脚を引っかいてきて着衣の上からでもけっこう痛いです。注意力を削がれますのでご用心を。 ◇西丹沢自然教室〜檜洞丸 ゴーラ沢出合で2箇所の渡渉あり。水量によって難易度変わります。 その後、鎖場ありますがこちらは大して危険なポイントなし。 ◇檜洞丸〜臼ヶ岳 途中の鞍部が崩壊気味ですが、補強されていて危険な印象はなし。 ◇臼ヶ岳〜蛭ヶ岳 臼ヶ岳通過後に尾根道から外れる踏み跡あり。道迷い注意。 ミカゲ沢ノ頭との鞍部は踏み跡が少なく、崩れやすい「土の」ナイフリッジでした。東側の斜面に滑り落ちないよう注意が必要です。(登山道が台風で崩壊した?) ◇蛭ヶ岳〜丹沢山 鬼ヶ岩までの鎖場がヤセた岩場なのでなかなか危険です。 |
写真
飛び石のようにしっかり乗れる石はあまりありません。無理に乗ろうとするとバランスを崩すので、思い切って水に足を踏み入れた方が安心と思います。10cmも浸かりませんでしたし。
感想
久しぶりに長距離を歩いてみようと、丹沢に行ってきました。
考えてみたら西丹沢に足を踏み入れるの初めてでした。
バスに乗って西丹沢自然教室に向かいます。山登りとして考えると始発バスが8:35着っていうのは少々遅め。あと1時間早くバスがあったらいいのにな。
とりあえず登山道始めの急登はいいとして、ゴーラ沢出合の渡渉はあまり経験のないところだったので緊張しました。飛び石みたいに水面から出てる岩を伝っていけるのかなと思いきや、完全に水に足を入れての渡渉です。濡れるのを恐れて転ぶより、安定した川底を踏んだほうがいいと思います。
檜洞丸までの4.6kmは距離こそ少ないものの、高低差1060m、アップダウンありなので思った以上に速度が上がりません。地図のコースタイムが異常に多いのも納得でした。渡渉以外には危険なところは少ないので焦らず歩けば怪我はしないかと。
対して檜洞丸〜蛭ヶ岳間は、アップダウンが大きいこともありますが、あまり歩く人がいないためか道が荒れてるので難儀しました。とりわけ臼ヶ岳後は谷に下りそうになる踏跡あり、道とは思えない鞍部あり、岩場の急坂ありと気を抜けません。
蛭ヶ岳に到着したのが13:30で、以降のコースを考えると日没までに下りられるかはギリギリといったところ。足もかなり疲労していましたので不安はつのります。実際、途中で両太ももがつり始めて筋肉が限界か?と危ぶむこともありました。このときは水とミネラル分を補給したら収まったので、脱水の初期症状だったのかもしれません。
それでも足の疲労は積み重なってペースは落ち、ヘッドライトを点けて下山もやむなしかと諦めかけましたが、「そうだ、17:55の日没までに下山できたらビール飲んでいいことにしよう」と思い立ち、むりやり足を前に進めることに成功。なんとか17:54に大倉にたどり着いて祝杯とあいなりました。
今回、全く景色が得られなかったせいもありますが、丹沢はなぜかトレーニング的になる山行が多い気がします。疲労困憊したあとに「気力で歩き続ける練習」ですね。知らず知らずのうちに他の山域で役立ってるといいのですが。
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