軟弱台風なんのその、悪沢岳・赤石岳 周回。


- GPS
- 29:44
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 3,098m
- 下り
- 3,095m
コースタイム
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 8:50
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 11:17
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:28
私の経験では、最も激しい台風が、裏銀座縦走。
この時は息ができす、会話が出来ないクラス。
弓弦岳ビバーク⇒笠ヶ岳山荘に停滞。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1980634.html
と、瞬間的な記録では富士山山頂。ザックカバー飛んでいく程。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-671634.html
辺りに比べれば、今回は「かなり柔らかい風」程度。でした。
天候 | 15日 高曇りの時折雨。風は少々。 16日 曇空に加え、朝方強い雨風は東寄りの風。 昼過ぎになって台風特有の強弱のあるモードに変わる。 午後から風の勢いが弱まりつつも、高空には青空が見えるようになる。体感温度は一ケタ。 17日 夜半から天の河もよく見える快晴。 夜明けから9時位迄、晴天。 午前中後半より。まず悪沢岳に雲がかかり、やがて赤石岳にもかかり始める。 午後は時折雨。 風は微風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
毎日アルペン号(畑薙行き)夏季臨時駐車場から東海フォレストの(宿りを予約必至)を予約。(人数か決まっていることから)行き2台。帰り1台。 東海フォレストのバスは無料。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
険しさとすれば、 丸山〜悪沢岳の間が最もガレ場。 類似は中央空木岳トップ付近か、北ア越中沢岳付近。に類似。 その他は、所謂距離かあって、高度が稼げない。緩い登り。 総じて体力勝負の構成。 |
その他周辺情報 | 起点となる椹島ロッジさんには、シャワー(宿泊者はお風呂)コインロッカー、乾燥室等一通り揃っています。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池
1/25
000地形図(1)
コンパス・時計(1)
ライター(1)
保険証(1)
飲料(3.0)
ティッシュ
タオル(2)
携帯電話(1)
計画書(1)
雨具(1)
防寒着
スパッツ(1)
手袋(2)
ストック(1)
ビニール袋
替え衣類(2)
シュラフカバー(1)
ザックカバー(1)
日焼け止め(1)
非常食(3)
テントマット(1)
コンロ(1)
ガスカートリッジ(2)
コッヘル(鍋)(1)
医薬品(1)
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感想
この計画。
元々から私の念頭にはあった内容で。当初の山と高原地図の年号は2003年のモノ。
その頃は宿りの繋ぎは当然「テント⛺️縦走」でバリバリやれる。と、考えていたが、
社会人としての立ち廻り(会社の人事移動やら職位の移ろい)また、社会事情(コロナやらリニア)(コロナに関しては静岡県という自治体はかなりシオ対応)に加え、メンバーの主砲となる同胞が亡くなり(自宅で発作)かなりメンタル面で凹んだ事を乗り越えて。
気がつけば、御年アラカンになってて、周りのメンバーもそのような境遇を見据えて、社会人としての経済面を有効に活かしての「小屋泊」としての再タッグ組の計画は、なんと夏季臨時駐車場から乗り換え。
まして二軒小屋さんからのアプローチが無い事から。
やむなく千枚尾根を詰める事になった。
普通に考えても長い技術が求められないが、体力と持久力を求められるコース構成。
ムーブで自身の予測と、食い違ったのは「荒川小屋さんから小赤石の肩迄の登り返し」で、ソコが唯一時間の裁きを見誤ったポイントになります。
千枚小屋さん迄の、時間捌きも、到着3時間前に電話連絡しているにも関わらず、心無いオーナーの捌きや、赤石小屋からの先でメンバーの持病の再発から、判断したエスケープ宿り。
ちょうどその頃に、普段ではありえないカール巻き道での複数の滑落事故。
共通要因としてはやはり悪天候(特に突風)に依る自然のプレッシャーに対しての、安全マージン取りが明暗を分けた。と思っております。
山頂宿りの恩恵は書くまでもなく、最高の快晴になりました。
次回はその更に南部を繋ぐ予定です(今度はテントやな。やっぱり(笑))
今回の山行は亡き山友の果たせなかった計画を引き継ぐ形でした。
序盤の永遠と思えるほどの登りや、持病の腰痛が起こりやっとの思いで小屋に到着したこと、コースタイムを読み間違えたのかと思うほど歩が進まなかったことなど想定外のことが多々ありましたが、とにかく計画通りにコンプリートさせたい一心で夢中で頑張りました😎
今回の山行で良かったことは、台風がそれてくれたことです!悪沢岳の岩領帯をほとんど濡れずに通過でき、お天気の回復が早く小赤石岳に到着した時は青空が見えて翌日は雲ひとつない快晴となり、赤石岳の山頂からは南アルプスの全貌、北アルプス、中央アルプスと山々の重なりを見ることができたことはこの上ない幸せな時間でした❣️
千枚岳から悪沢岳、赤石岳のコースを取りましたが、核心は大聖寺平から小赤石の肩への急登と、椹島へ下る2000mの長い道のりでしょうか。
とにかく体力勝負の南アルプスです。
持久力を養い、午後から雨が降ることが多い山脈なので、雨に負けない体力作りはマストだと痛感しました👍
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