【R352の百名山日帰り4連チャン��】平ヶ岳（鷹の巣ピストン）
ちろる
その他1人 
体力度について
- GPS
- 10:31
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,778m
- 下り
- 1,772m
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| 天候 | 9月22日：快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
バイオトイレあり・水場なし ※前日車中泊が多く、朝4:00到着でもほぼ満車状態。 2~3台しか駐車スペース残っていませんでした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■登山ポスト■ ・鷹の巣駐車場の登山口にあります ■コース状況■ ＜登山口〜下台倉山＞ ・はじめは林道歩き ・林道終点からはいきなり急登（でも登りやすい） ・樹林帯区間は短くすぐに痩せ尾根に出ます（展望が良いのが嬉しい） ・ナイフリッジのような場所もありますが、見た目よりは道幅があります ・上部になるほど傾斜が厳しく、ロープがかかった急な登りが続く。 ＜下台倉山〜台倉山＞ ・尾根の東側は展望もよく歩きやすい ・西側へ入ると樹林帯に入り日陰となる ・細かなアップダウンはあるが、それまでの急登を思えば歩きやすい ＜台倉山〜白沢清水＞ ・樹林帯のなかの水平道 ・木道・泥濘みが交互に現れる。 ・しっかりした木道だが、1~2箇所シーソーのようにガタついている箇所あり 突然ガタン！となるので注意。 ・この区間はスタスタ歩けるのでコースタイムが稼げる ＜白沢清水〜池ノ岳＞ ・白沢清水からしばらくは水平道（泥濘み）が続くが、次第に急傾斜となる。 ・池ノ岳直下は岩場の急登。ザレて滑りやすいところもある。 ＜池ノ岳〜平ヶ岳＞ ・雲上の楽園。その一言につきます。 ■トイレ■ ・鷹の巣登山口（駐車場）にバイオトイレがあります。 ペーパー有 割と綺麗です ※以降ルート上にトイレは一切ありません。CTも長いので覚悟が必要です。 ■水場■ ・登山口：駐車場にはありません。 ・台倉清水：登山道から少し下ったところにあります 未確認ですが、きれいな水が流れていたという登山者談 ・白沢清水：水はほとんど流れていません。水たまり ・池ノ岳の水場：ちょろちょろと流れていましたが、大量に汲むのは難しいでしょう ※この時期、ルート上の水場はあまりアテにしないほうが良いかもしれません。 必要分は持参したほうが賢明かと思われます。 |
| その他周辺情報 | ■前日泊■ 鷹の巣高原キャンプ場（清四郎小屋） 駐車場：有り ＜営業時間＞ ●：6月1日〜10月末 ●チェックイン：フリー ●チェックアウト：フリー ●管理棟：9時〜20時 ＜料金＞ ●テントサイト（1張） ・車有り：1,500円 ・車無し：1,000円 ※実際は上記プラス入場料1人100円追加請求されました。 一応露天風呂はあるようですが、混雑時には入れない可能性あり ※キャンプ場の水は生飲不可なので注意！ 生で飲む場合には清四郎小屋内の水道（洗面所）を利用 ※トイレはキャンプ場内の廃屋のような炊事棟にありますが、意外と中は綺麗で水洗でした。 http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=8387 ■銀山平キャンプ場■ ・フリーサイト（持込テント） 1張り 2,500円 HPには4人までの入浴料込みと書いてあるが、入浴料は別途400円請求された （記憶が曖昧だったのでとりあえず支払ったが、行かれる方は確認してみてください） 炊事棟・トイレ(水洗)はとても清潔でした http://www.okutadami.co.jp/infomation/okutadami_map.html ■その他キャンプ場■ 奥銀山キャンプ場 ・テント１張１泊 ￥2,000（１人用 ￥1,000） http://koshirazawa.dee.cc/ ■温泉■ 銀山平キャンプ場のかもしかの湯 日帰り入浴：500円/人 テント宿泊者：400円/人 ※温泉です。3~4人で満員の小さな温泉ですが、とても綺麗で穴場でした。 ■売店など■ 銀山平キャンプ場入口に、酒屋と銀山平の遊覧船ターミナル（売店）があります。 一番充実している売店は奥只見の方のターミナル（シルバーラインで１５分位） ターミナル売店は17:00前には閉店してしまうので注意 （酒屋さんもそんなに遅くまでは開いていなかった） ビール価格は酒屋さんが350mlが350円と一番高かった。ターミナルは300円） -------------------------------------------------------------------------------------- ＜参考HP＞ 奥只見エリアマップ http://www.okutadami.co.jp/infomation/okutadami_map.html 奥只見湖遊覧船 http://www.okutadami.co.jp/boat/ ※食堂・お土産・売店があります 営業時間は16:50まで。食堂のラストオーダーは16:30なので注意！ |
写真
平ヶ岳から景鶴山〜尾瀬へと続く新潟と群馬県境の尾根。縦走できそうに見えるけど…調べてみたら積雪期には縦走できるみたいです。ちょっと歩いてみたい！
1
感想
前日 燧ヶ岳＆尾瀬沼観光
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-714921.html
3日目の朝は3:00起床。
前日泊として鷹の巣高原キャンプ場でテント泊したわけだが、流石にこんなところでテント泊しているのは登山者か釣り人しかいないので、何人かは同じような時間にぼちぼち起きてるようだった。
そして1時間ほどで朝食＆身支度を整えてキャンプ場を出発。4:00とはいえまだ真っ暗で、キャンプ場を後にしたのは私達が一番最初だった。
そして10分程で鷹の巣の登山口に到着。
昨日確認した時と変わらず駐車場はほぼ満車で2~3台程度の駐車スペースしか無かった。それにしても車中泊が多いのかと思ったが、人の気配は殆ど無く、みな先に出発してしまったか、まだ寝ているのか、よくわからない状況だった。
そんな訳で登山口でトイレを済ませて出発！
なんといってもこのルートはコースタイムが長く、途中に山小屋(トイレ)や信用できる水場が無い。ということから『日帰り最難関の百名山』と言われている平ヶ岳鷹の巣ルート！念入りに準備をしてから登山口を出発した。
まずは真っ暗闇の中、ひたすら樹林帯の林道歩き。
ほぼ水平に近い緩い道を先行者ヘッドランプの灯りについていくような形で歩き、一旦沢を渡ってからは、いよいよ痩せ尾根へ取り付いていく。
尾根に取付くと土質の踏み跡を辿るように急登がいきなり始まった。実は急登は得意な方だが…それにしてもなかなか先行者に追いつかない！それどころか後から来た単独男性に2人ほど抜かれた！！「なんなんですか〜ここ？健脚者しかいないじゃないですか…ダメだこの山…化物しかいねぇ(褒め言葉)」
このルートに関しては、人並み以上の猛者が集まってくるのか、ありえない速度で登っていく人多数！以前、栂海新道で日本海まで縦走した時も山の猛者ばかりで興奮しましたがこの山も同じ！「なんだよこのやろ~面白いじゃないか！」と口元から自然と笑みが溢れるくらい非常に興奮しました。
また登山道も最初のヤセ尾根から始まって、ロープが架かった岩場をいくつも登り、長大な尾根を歩き、最後に急登を登り切って…そしてその先に広がる高層湿原の楽園！と、非常に変化に富んでいて登っていて飽きないルートでした。
因みにこの山には別名『皇太子(プリンス)ルート』という裏ルート『中ノ岐林道ルート』があります。銀山平付近の民宿に宿泊すると登山口まで送迎してくれるそうです。（今回前日泊をした清四郎小屋でも送迎可）
因みにプリンスルートといえば、6:20頃に台倉山で単独男性にあったのですが、その人は「お先に〜」といいつつ鷹の巣へ下山！てっきりこれから山頂を目指すのかと思ってたので、思わず「え？そっち？」と驚いてしまった。そういえば「昨日清四郎小屋にいましたよね？」と話しかけてきたので、もしかしたら小屋の送迎でプリンスロードから登ってきた人だったのかも…でもそれにして速すぎ！やはりこの山には健脚自慢の猛者しかいないことを実感した出来事でした。
さて、そうして山頂についた9:30頃には、例のプリンスロードから登った団体さんが山頂を独占中！でもまぁすぐに下山したのでよかったのですが、少し前に登頂した人は煩くてゆっくりしていられなかったそうで…登る時間帯も考慮したほうが良さそうです。
因みに彼らが去った後の山頂は、物音一つしない深山中の深山。耳が痛くなるくらいの静けさでこの山の山深さを実感…本当に贅沢なひとときでした。
それにしても360度の景色は素晴らしかった！
玉子石も一体いつまであそこに立っていられるのか…一度見ておいて損はない景色！
しかも紅葉も色づき本当に楽園にいるようで、往復10時間30分の長丁場だったけど時間を忘れるくらい楽しかった！
そして下山後は、翌日登る越後駒ヶ岳方面へと移動。
と、その前に夕食を済ませなくては…事前情報では、奥只見湖の遊覧船ターミナルに食堂があるというのでまずはそこへ向かった。現在の時刻は15:00…営業時間は16：50（LO16:30）…ということで急いで車に乗り込み、まずは奥只見湖沿いの樹海ラインをクネクネと走行。湖の風景を眺めながらのドライブを期待していたのだが、高巻きの連続で車窓から湖は殆ど見えなかったのが少し残念……しかしこの道の名物『洗い越し』と呼ばれる車道を横切る沢をいくつも渡ったりして酷道を満喫！そして九十九折の細い山道を抜けると、ようやく広い道になり銀山平に出た。そしてそこに遊覧船のターミナル（銀山平）を発見！実はこの時、目的のターミナル（奥只見）と勘違いしていたので、ターミナルに食事できるお店がない事を確認してガッカリ…代わりにアイスを購入してそこでまったりくつろぎ、ついでに宿泊予定の銀山平キャンプ場も近くにあるのを見つけたので、近くの酒屋でアルコール類の調達をしたり、ここで10分程遊んでしまった。
これが失敗のはじまり！
結局間違いに気づいて奥只見ターミナルに到着したのは16:35。ほんの数分の遅れで食堂のラストオーダーに間に合わなかった！なのでターミナルのおみやげコーナーで食事の代わりになりそうなものを物色し、売店のお姉さんの機転で缶詰のきのこ＆けんちん汁とうどんを購入した。ちょうどこの頃には空も曇って肌寒い天気だったので、なおさら侘しさと切なさに襲われた。あ〜銀山平でもたもたしなければ間に合ったのに…。
そんなわけで、まるで黒部アルペンルートのようなシルバーラインのトンネルを通り、銀山平キャンプ場へ戻ってきたのは、そろそろ日が暮れかけた17:30頃。いそいで受付を済ませてテントを設営。因みにここのフリーサイトは管理棟から中荒沢を挟んだ向かい側…というか、ちょっと車がないと移動が大変なくらい遠い所にある（オートサイトは管理棟の近く）それでも広い芝生のサイトは広く静かで、また炊事棟やトイレも近くにあり、とても清潔で居心地の良い場所だった。
そうしてテント設営後は再び車に乗って管理棟へ移動し、管理棟内にある温泉へGO!因みにフリーサイト入口には、宿泊者以外入れないように門扉が設置してあり、いちいち開閉しなくてはならないのが面倒だった。
さて、管理棟で入浴料を払って温泉へ！
そうここは温泉！オートキャンプ場の敷地内にあるせいか入浴する人も少なくゆったりと入ることが出来た。しかし半露天なので外気が入ってきて少々寒かった。
そしてその後またまた事件発生！なんとインナーウエアとTシャツを忘れてきてしまったー！仕方ないのでノーパン＋山スカート・ノーブラ＋ダウンという姿でテント場まで戻った…いやはやダウン羽織ってきてよかった。というか今回の旅は、毎日何かを忘れたり失くしたりしているな〜
そんなアクシデントで下半身が落ち着かないままテントに戻り、その後は奥只見で購入した夕食とおつまみでのんびりと過ごした。そして満天の星空を眺めながら就寝。
オートキャンプ場ということで家族連れやペット同伴のキャンパーも多かったが、平駒岳登山で疲れていたせいか、話し声も気にならずにぐっすりと眠ることが出来た。
翌日：越後駒ヶ岳（枝折峠ピストン）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-715011.html
こっそり拍手
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