記録ID: 716833
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
室堂〜雄山〜五色が原〜黒部湖(黒部アルペンルート制覇?)
2015年09月12日(土) 〜
2015年09月13日(日)
kobee_br
その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 17:16
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 1,921m
- 下り
- 2,881m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:21
天候 | 9/12晴れ、9/13晴れのち曇りそして雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、室堂に有り(入山・下山共に提出済) またもや、今年何度目かのW台風接近、前の週から山行決行するか日々天気予報を 睨み続ける。 「てんきとくらすの登山指数」が1日だけAとなり、山行メンバの後押しも有り 2日前に山行決定となる。 第1日目、夜中の1:30に集合し荷物を振り分け、余計な荷物を除き少しでも 軽い荷物での山行を目指す。 男性メンバは、効果有ったが、女性メンバは思ったよりも効果が無く、 予定していた「詰込大作成」(各種乗車前に荷物を分散し10kg以下の荷物を作る) は、成功しなかった… しかし、団体での山行時は出発前の無駄な荷物調整は実施すべきだと思った。 2:00すぎに、岐阜県庁駐車場を出発し東海北陸道⇒北陸道(途中コンビニにより 買い出し)で立山ICで下り「立山あるぺん村」のバス乗り場に有るセブンイレブン で、最終運転交代で5:00ごろに立山駅駐車場へ 天候が悪いせいかシルバーウィーク前のせいか若干駐車場空き有りだった。 (1時間後には埋ったが…) ※「立山あるぺん村http://alpenmura.web.fc2.com/」は、 予約制だが各種駅〜室堂までの直行バスを運営しているらしい。 ケーブルカーの予約が7:20だったので、少し休憩後準備しweb予約受付窓口にて チケットをもらう。 予定よりも1時間程遅れたが、立山⇒美女平と経由し8:00すぎに室堂に到着、 登山届を提出し慌ただしく山行開始。 今回は、室堂から初めて歩く観光ルートにて雄山へ進む。 登り出すと直ぐに雄山の立山頂上社務所が見えた、立山室堂山荘を過ぎた辺りか らいつも登る雷鳥沢〜一の越山荘への登山ルートと並行して進んいで行くが、 今日は誰も登っていないようだった。(雷鳥沢のテント場もテントは少なかった) 重い荷物のせいもあり次々と団体客や家族登山者に抜かれていく、途中で雪渓が 残った道を通るが慌てずに慎重に歩けば危険は無さそうだ。 数日前に雄山で初冠雪があったらしいので、この雪渓は、年を越すのだろう。 今日も小さな子供を連れた登山者が目立っていた、子供達は皆元気でほのぼの とした感じだが、まだ登山するには早すぎるのではないかと少し心配になる。 予定通り1時間程度で一の越山荘に到着、重い荷物を降ろして天気がいいので しばし両側の山々の景色を見る。 その後、サブバックを用意してほぼ空身で雄山へ。 恐々登る今まで追い抜かれた団体客等を横目に抜きながら軽快に登る、 雄山への登りは思ったよりも風も無く落石も発生していないかったので、 あまり危険とは思わなかった。 ここで、時間短縮して山頂に到着し綺麗な一等三角点(3,003m)や富士山、 槍ヶ岳や綺麗な容の笠が岳等を望み記念撮影、山バッチと手ぬぐい (\400他より安い)をゲットして、雄山神社手前から雄大な剱岳を見る。 慌ただしく山頂で休憩した後、下山へ少し滑りやすかったが転倒や落石も無く 無事に一の越山荘に降りる。 一の越山荘にて、これから向かう登山道の情報を確認しサブバックを片付けて、 また重いザックを背負って龍王岳方面へ向かう。 さっそくの登りだったが、緩やかだったので予定通りのコースタイムで 「富山大学立山研究所」に到着、「立山カルデラ」を 拝めるが範囲がデカすぎて当日はどこか判らなかった。 しばし、景色に感動した後、前面の龍王岳には時間が無いので登らずに進んだ。 ここからは若干降りとなり少しガレ場(不帰キレットの天狗の大下りを連想し そうな)をもあったが歩きやすいいいコースで、 獅子岳まで2時間かかるところを1時間40分程で着いた。 しかし、ここからザラ峠までの降りがきつく感じた… ガレ場は滑りやすく ハシゴが数箇所有り重い荷物を背負っていると緊張と足への衝撃が大きく思った よりも疲労が溜まったようだ、途中で合った5人組の登山者もだいぶ疲れが 出ていたのか五色ヶ原山荘には17:00ごろ到着かなとか言っていた。 ザラ峠で、足を休め何度目かのストレッチをして最後の登り返しをもくもくと進み 登り切った後も五色ヶ原山荘までの木道をよろけながらなんとか16:00すぎに 五色ヶ原山荘へ到着した。 五色ヶ原山荘で、テント泊受付、ビールと山バッチを購入し、 念のため黒部湖への登山道の状態を確認する。 雨が降ると渡渉する場所が心配だが、崖崩れ等の連絡も入っていないので 問題無いだろうとのこと。 後、山荘を出るタイミングで、5人組の登山者はいなかったかと聞かれたので もうすぐ到着するだろうと答えた。 五色ヶ原山荘を出て、10分程の木道の降りを進むと今日は数箇所しかテントが 見えない五色ヶ原キャンプ場に到着。 暗くなる前に急いでテントを張り夕食の準備へ。 ご飯を炊くので、前回山行(谷川岳)で教わった方法(多めの水と石で蓋)を 採りチャレンジ、しかし、炊いている途中から何やら焦げ臭い臭いが… できあがったご飯は、おこげがあり少し固めのできあがりとなった (まだまだ修行が足りないか…) でも、夕食のメインのすき焼きは絶品で、すき焼きのだし汁につかったご飯も 絶品だった。 やっぱり山は、すき焼きか…豆腐は重いが… 食事をした後、もう辺りは暗くなり寒くなってきた、みんな寝不足と疲れもあり 晩酌もそこそこに切り上げて就寝へ(20時前だったか?)。 第2日目、今日は長丁場なので朝4:30ごろに起床。 雨を心配していたが幸いにも降っておらずまだ暗い空を見ると雲間に星も見るこ とができた。 その後、寝たりない状態でドリップ式の珈琲を飲み、朝食へ朝食は卵雑炊を いただく。 朝から食欲はありペロリと平らげ赤みその味噌汁でお腹を落ち着かせる。 食事後に、テント撤収だがこちらも幸いに結露が無くテントもテントカバーも乾いた状態だったので、風の強い中さっさと撤収しザックへパッキング。 水も最低限にしたので若干昨日よりも軽くなったか?気のせいか… 5:30出発を予定していたが若干遅れて6:00ごろに五色ヶ原キャンプ場を後にする。 平乃小屋までは、急坂で滑りやすいところもあったが樹林帯の中長い降りを 休憩もそこそこに予定通りのコースタイムで進んだ。 平乃小屋に着くと目の前に黒部湖が見え、渡し船の時刻表が立っていた。 平乃小屋で、記念メダルと不二家ネクターを購入し一息入れた。 その後、本日メインの黒部湖畔の道を進むことになるが、 ここの道のりがすごかった。 おそらくあまり大勢の人が通らないので登山道の修繕が頻繁におこなわれていない ことや毎年大雪による登山道の崩壊がいたるところで発生するようで、 旧登山道らしい道や登山道をつなぐ長いハシゴが設置されていたり、 前半は、倒木も多くザックを降ろさないと越えれない大きな倒木もあった。 (後半は、倒木が人手で削られて通りやすくなっていた。) また、五色ヶ原山荘でも注意されたように2箇所ある川の渡渉用の橋は、 大雨の増水ですぐ流されてしまいそうな造りだった。 後、両川の流れは、すごく早くまた、大きな音で大量の水を流していた。 雰囲気は、右側が湖で湖畔の少し高い場所を移動していく感じで登山道の幅も そこそこあり、下の廊下を安全にした雰囲気を味わえる感じだったが、 下の廊下と同じように登り降りを繰り返し長い距離を進んでいくので、 重い荷物を背負っての移動は辛く予想以上に時間がかかった。 (手持ちの山と高原地図のコースタイムは参考にならない+αが必要と思われる) 途中何度か見た遊覧船に、始めは愛想よく手を振っていたが、何度目からは、 乗せてくれ〜と無言のHELP状態だった… ロッジくろよんが見えてからも湖畔を巻いて巻いて進み、一向にロッジくろよんに 着かない感じがした。 なんとかヘロヘロになりながらロッジくろよんに着き、記念の山バッチを 購入しようとしたが何も無いと言われ、コーラーのみを購入して 黒部ダムまでの最後の行程を進んだ。 ロッジくろよんで、ポツ…ポツ…と降ってきた雨が、 かんぱ谷橋の手前では本降りとなり急いで走りたかったが、 とても疲れていてもう進めない状態で雨にうたれるまま進んだ… かんぱ谷橋を越えると黒部ダムのトンネル道の中に直ぐに入れ目の前に大きな 「黒部湖駅」の看板が見え、長かった今日の山行が終了となった。 黒部湖駅で帰りの黒部アルペンルートの一部 (黒部湖⇒黒部平⇒大観峰⇒室堂⇒美女平⇒立山)のチケットを購入し、 乗車まで時間を黒部ダム見学としました。 と言っても外は雨だったので、黒部ダムの中心部へ行き「観光放水」と 昨年通った「下の廊下」の黒部ダム出発地点と黒部川の渡渉地点を 写真に撮ってそうそうに戻った。 その後、待望の高額な黒部アルペンルートを進んで行ったのですが、 ここもあいにくの天候で何も見れなかった。 ・黒部ケーブルカー(黒部湖⇒黒部平):景色全く無しトンネルを進む。 ・立山ロープウェイ(黒部平⇒大観峰):少しの景色と雪のような物が 降っていたのを見るのみ。 ・立山トンネルトロリーバス(大観峰⇒室堂):トンネル内で進みかつ フラッシュ撮影禁止だったので説明を聞くのみ。 これで、6,750円は高すぎるような…荷物代300円も必要だし… 黒部アルペンルートは、黒部アルペンルートのみ観光メインにし天気の良い時を 選んでいくじっくり時間をかけることをお勧めしたい。 上記以外は、いつものルートで眠くなってしまい半分は寝てました。 立山駅に着いたのが17時ごろで(今までで最遅か?)、 シルバーウィーク前で天気予報がいまいちだったせいか 何かガランとした感じで哀愁が漂っていた。 その後、事前調査していた温泉の一番安い「ゆのみこ温泉」(立山ICから10分) へ入ったがここが湯船も広く設備もそこそこで、 一緒に行ったメンバからも好評で調べた甲斐があった。 |
その他周辺情報 | 「ゆのみこ温泉」…立山ICから10分 13:00〜22:00 料金:500円 http://www.yunomiko.com |
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