奥穂高岳 (上高地〜涸沢)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.6km
- 登り
- 1,908m
- 下り
- 1,897m
コースタイム
2日目 6:2? 涸沢 → 9:00〜9:20? 穂高岳山荘 → 10:14〜10:?? 奥穂高岳 → 11:35〜12:2? 穂高岳山荘 → 14:?? 涸沢小屋 (アイスクリームタイム) → 14:5? 涸沢ヒュッテ
3日目 7:20? 涸沢 → 8:55〜9:13本谷橋 → 10:21〜10:52 横尾 →11:5?〜12:16 徳沢 → 12:59〜13:12 明神 → 13:58 上高地BT
天候 | 7月23日〜25日 晴れ 晴れ 晴れ! 気温 朝夕 12℃位 日中 25℃前後? |
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過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
往路 新宿23:00発 上高地BT 翌朝5:30頃到着 復路 上高地BT 16:00発 新宿22:00頃到着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○上高地〜涸沢 問題なし。上高地〜横尾までダラダラ道で時間の割りに標高差を稼げず。涸沢の宿手前から残雪有り。登りはダブルストックでゆっくり歩けば軽アイゼン無しでいけますが、下りは滑るので(日陰はアイスバーン箇所有り)軽アイゼン着用の方が安全かも。 ○涸沢〜穂高岳山荘 雪渓には落石沢山有り。前週の3連休も落石事故で何人かケガをしたそうです。例年の2倍近い残雪と梅雨明け後の晴れ続きで落石しやすいので宿の人も注意を呼びかけてました。 山荘への岩場ルートは浮石、ザレ場に注意。特に山荘直下の残雪をトラバースした後の急斜度のザレ場は快晴続きで足場が乾いてて、下りの時怖かった。途中、超短いハシゴと超短い鎖があるが問題無し。 ○穂高岳山荘〜奥穂高山頂 登頂ルート最初の短いハシゴが2連ちゃんあるが、ハシゴとハシゴの中間地点に余裕の足場が無いので、登りと降りがバッティングしないよう注意したい。こちらがハシゴを降りているのに、下から登ってきた人がいて中間地点で岩に掴まって通過待ちをしました。短めの鎖場が2〜3あるが特に難しくはありませんでした。山頂はとても狭いので記念撮影の時は譲り合いを。 ※6月の岩場講習の先生から穂高岳山荘までの岩場の浮石(特に下山時)と山荘から登頂ルートの始めのハシゴの中間地点(足場が無い)は注意が必要とのアドバイスを頂いてました。実際、山荘からの登頂ルートの岩場&鎖場よりも、山荘〜ザイテングラート入口?までの岩場の方がザレ石と浮石が多くこちらの方が危険を感じました。 ■お風呂 上高地にいくつか外来入浴できる宿泊施設があるが、14:00以降の入浴は上高地温泉ホテルと小梨平キャンプ場の2箇所と上高地インフォメーションセンターのコインシャワー(3分/100円) |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
昨年の涸フェス(徳沢会場宿泊)で横尾まで散策した時、来年(今年)は横尾橋を渡って涸沢まで行ってみたいと思ってましたが、今年になってからは涸沢まで行ったなら奥穂まで登ってみたいと思うようになりました。
自分の体力・脚力を考え涸沢で2泊できる、某店主催のサマースクールで奥穂コースに参加してました。
1日目 7;00 集合 上高地→涸沢 チーム毎になって団体移動
16:00 全体ミーティング (安全装備の装着の確認等)
2日目 6:00 集合 各チーム(登頂コース別)で行動
16:00 全体集合
3日目 7:00 集合 涸沢→上高地 チーム毎になって団体移動
奥穂チームは参加者10名、CL、SLの計12名です。
地元長野県内からの参加者が多く、中には穂高在住の山歴数十年?の人や学生の時は山岳部だったアラサー(アラフォー?年齢知らない)もいて首都圏からは3名ほどでした。ベテラン組みはこの近辺の山々は知り尽くしているようで、中には上高地(涸沢)は毎年、定年後は5,6,7月と毎月1回来てるとの事でした。季節による風景の違いや動物の行動などお話を聞きました。
肝心の自分の登山です。
奥穂登頂を目指した2日目ですが、穂高岳山荘へ向かう岩場登りの後半(標高2800m位か?)から体調の異変を感じました。足がいつもとは違う感覚の重さで歩けなくなって何度か立ち止まります。息もあがっているので早くも疲労バテかと思いましたが頭も重い。自分の意思では無く身体が動かなくて立ち止まってました。少し休むと軽くなり歩き始めますが、すぐ重くなって立ち止まるを何度か繰り返し。症状からして高山病かもしれない、高山病なら下山するしかないと思いながらどうにか山荘に着きました。辿りついたものの、山荘の先にある登山ルートを見てこの体調では「無理」と思いました。
CLに体調の具合を聞かれ水分補給や何か食べるように言われ、ホットレモンと行動食を口にし少し体調が良くなりましたが登山を続けるには不安はあり。CLの判断でここで「待機」になるかと思いましたが、CLはロープを取り出し私の簡易ハーネスにつなげて「確保」する準備をしてました。CLは軽度の高度障害でゆっくり山頂まで歩けると判断したようです。
とは言うものの体調イマイチでの歩きに不安が残りましたが、登り始めたら確保されてる安心感もあったのか、意外と身体の動きは軽く、たま〜に頭が重く感じたものの歩きには支障はありませんでした。下山の時は私が先行しCLが後ろからロープを引く形でザイテングラートの入口まで確保で歩きました。何故かいつのまにか調子良く自分のペースで歩いてて「ゆっくり」の指示がきます。自分のペースになるとロープにテンションがかかって身体が引っ張られます。簡易ハーネスは首輪でロープはリードの、さしずめ犬になったようです(・_・;)
歩きの早い方では無いのですが、ロープ確保する側の負担を考えればゆっくり歩くですね。
涸沢小屋近くまで降りてきたらヒュッテからコールが聞こえます。散策チームがコールしてます。随分距離があるのに山では聞こえるんですね。小屋では下山してきた北穂(南稜)チームと一緒になり、ヒュッテまで我慢できないでアイスクリームを頬張ります♪東稜チームはもうしばらくしてから下山してきました。
ロープ確保で自力登山できなかった気分もありましたが、実際に確保できる技量を持ったCL・SLの構成メンバーで無事下山できて良かったです。帰宅後、ヤマレコの山ニュースで22日に涸沢岳で高山病で動けなくなった人をヘリ救助の記事を読んで、自分は軽度中の軽度の高度障害で済んで良かったと思います。
6月に参加した岩場講習の先生が、たまに他人と歩くと学ぶ事もあるかも知れないと言ってましたが今回の奥穂がそうでした。
3日間の山歩きの体力配分や、体調不良になった事で今後の夜間での移動や睡眠の取り方、泊まりの山行を改めて考えてみたいと思います。
お天気に恵まれてよかったですね
のんびり山を眺めたあとじっくり山に登るというのもよさそう。
しかも登るにつれて体調回復、山頂では絶好調じゃないですか
(いいなぁ、北ア!!)
次は左側ですね
ノンビリがいい!
出発前は3日目の日曜日の天気がちょっと怪しい予報でしたが、3日間とも
泊まりだとせかせかしないのが良いですね。自分一人だったら出発時間や所々の休憩、もっとタラタラしてたと思います。
Gekkoさんの夏山は南アですかね? それとも八ツですかね?
#今回の山行、自分がWANになりました
bonbonmaru さん こんばんは。
写真も沢山で充実したようですね
高度障害ですか、、。気をつけたいですね。
でも山頂では元気で楽しそうです
なんとかホタルは、ホタルブクロだと思います。
低山でもけっこうありますね。
薄紫の華麗なお花はソバナじゃないかなと思います。
違ってたらごめんなさい
yasuhiroさん、こんにちは。
山荘に辿りついた時は「無理。。登れない、あのハシゴ掴めない
東京に戻ったら今度は足の不調です
お花の名前ありがとうございます。花は山以上にオンチなので
yasuhiroさんの初北ア、白馬の雪渓+落石+ガスガス縦走もお疲れさまでした。いつも凄過ぎる行程にハァ〜です。
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