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Yamareco

記録ID: 722561
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

荒川三山(悪沢岳)〜赤石岳〜聖岳〜光岳

2015年09月15日(火) 〜 2015年09月19日(土)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
39:47
距離
62.7km
登り
6,192m
下り
6,343m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:56
休憩
0:02
合計
5:58
9:02
10
9:12
9:12
96
10:48
10:49
113
12:42
12:42
13
12:55
12:56
78
14:14
14:14
46
15:00
2日目
山行
9:15
休憩
0:00
合計
9:15
6:00
555
15:15
百間洞山の家
3日目
山行
7:30
休憩
0:00
合計
7:30
7:30
450
百間洞山の家
15:00
聖平小屋
4日目
山行
10:00
休憩
0:00
合計
10:00
6:00
600
聖平小屋
16:00
光岳小屋
5日目
山行
7:30
休憩
0:00
合計
7:30
6:00
450
光岳小屋
13:30
茶臼岳登山口
天候 1日目:晴
2日目:曇のち雨
3日目:雨
4日目:雨
5日目:晴
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
悪沢岳より荒川中岳
2
悪沢岳より荒川中岳
カールと赤石岳
荒川前岳
荒川小屋と赤石岳
1
荒川小屋と赤石岳
トラバース
赤石岳
2015年09月20日 18:41撮影
1
9/20 18:41
赤石岳
とんかつ
ライチョウ
兎岳より聖岳
フルーツポンチ
南岳より聖岳
光岳
2015年09月20日 18:41撮影
1
9/20 18:41
光岳
光岳より富士山
朝日に照らされる山
2
朝日に照らされる山
光岳小屋
聖岳、上河内岳、茶臼岳
2
聖岳、上河内岳、茶臼岳
茶臼岳より上河内岳
茶臼岳より上河内岳
茶臼岳登山口より吊り橋
1
茶臼岳登山口より吊り橋

感想

1日目
畑薙臨時駐車場から椹島までは東海フォレストのバスで移動しました。
この日の目的地である千枚小屋まではひたすら登ります。
基本的に森の中なので眺望はありません。
きのこくらいしか撮ってないです笑
登り始めてから6時間、千枚小屋到着。
テン場からはauの電波がギリギリ入りました。
天気予報によると2日目は曇りのち雨。

2日目
朝6時に千枚小屋を出発。
1時間ほどで千枚岳到着。
そこからさらに1時間で荒川東岳(悪沢岳)到着です。どんより曇り空。
ですが、東岳から中岳へ向かう間に急に日差しが差し込んできました。
天気予報を軽く覆す、まさかの晴天です。テンションを上げずにはいられませんでした。
赤石岳もよく見えます。この日は赤石岳を超えて百間洞山の家まで行きます。道のりは長いな。
ほどなくして中岳到着。さらに進むと赤石岳と前岳との分岐が。
予定では赤石岳へ進む予定だったのですが、やはり前岳まで登ってこそ荒川三山。
ちょっと足を伸ばすだけで登れてしまうので行かなきゃソンです。
前岳に寄ってから赤石岳を目指します。
一旦、荒川小屋まで降りてから登り返します。
小屋を過ぎるとハイマツ地帯をトラバースします。ライチョウが見られそうな雰囲気だったのですが、現れず。
小赤石岳を経由してなんとか赤石岳登頂!
ガスっており、展望はなし。仕方ありませんね。
と、ここで天気予報通り雨が降り出します。
雨の中、百間洞へ向かいます。ヤマレコユーザーの方ならご存知かもしれませんが百間では16時までに夕食の手続きを済ますとトンカツを揚げてくれます。
それに間に合わせるために赤石岳を駆け下りました。
15時過ぎくらいにつき、東海フォレスト縛り(東海フォレストバスを使ったため、運営する山小屋で1泊以上泊まらなければならない)により1泊2食の手続きとなりました。
この日は朝食を食べなかったのでかなりきつかったです。一日の活力は朝食からなんですけどね...。

3日目
朝から激しい雨です。6時には小屋を出る予定だったのですが、1時間遅らせました。
小雨降りしきる中、聖岳を超えて今日の目的地、聖平小屋を目指します。
雨は止む気配すらなく、兎岳を前にして風も吹き始めました。
せっかくの連休なのになんて天気なんだ...とうなだれながら歩いていると登山道に鳥が。
ハッ!ライチョウや!
背負っていたザックを投げ出しカメラを撮りだして撮影開始です。
山を初めて1年、ついにライチョウと初遭遇です。ライチョウの生息地の南限である南アルプスで見ることができて感無量です。
結局この日だけで7羽も見ることができました。1年分の運を使い果たしたな...。
兎岳に着くと風が強さを増し、ガスっていた視界がパッと開けました。
兎岳から見えた聖岳...厳つすぎます。この山どうやって登るの?と思うほどの険しい容姿でした。
雨風、寒さと闘いながら聖岳登頂!
赤石岳に続き展望なし!いや、昨日よりひどい天気です(泣)
山頂で記念写真を撮りすぐ下山です。何かの修行かこれは...。
聖平小屋ではウェルカムドリンクならぬフルーツポンチが。疲れた体に沁みわたります。
この日も土砂降りになったため、小屋泊まり。テントがただの布になった瞬間です。

4日目
南岳を超えてまずは茶臼岳を目指します。が、この日もお約束の雨。
降ったりやんだりだったのですが、茶臼岳を超えて光岳へ向かう途中で土砂降り。
さすがに心折れました。小屋泊決定です。
光岳小屋につき、ザックをデポして光岳へ向かいます。
荷物が無いと体が別人のように動きます。小屋から少しで光岳到着。予定していた4座、無事踏破です。

5日目
5時35分頃、小屋を出ると富士山の8合目付近から朝日が!
あまりにもまぶしく、力強い朝日に照らされて今日の下山が始まりました。
僕は井川観光協会が経営する聖平小屋に泊まったので茶臼岳登山口から出るバスに乗る権利を得ました。
バスは13:40に出るとのことだったのでそれまでには下山を完了させる必要がありました。
昨日通った道を戻り、茶臼岳を過ぎたあたりでカメラをしまいました。
あとはただひたすら下ります。
この日はSW初日ということもありたくさんの方が茶臼小屋目指して登ってきます。
下山していて思ったのですが、茶臼岳登山口からのルートは急登が続きます。
僕はこの道からは登りたくないなぁ(笑)
コースタイム9時間を7時間半くらいで下山。
バスにも無事、乗ることができて一件落着です。
駐車場に着くと満車でした。恐るべし連休...。

今回の山行は僕にとって大きな財産となりました。
携わってくれた全ての方々に感謝です。

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