記録ID: 725927
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無雪期ピークハント／縦走
甲信越
紅葉の始まった荒沢岳〜兎岳〜中ノ岳〜越後駒ヶ岳 憧れの縦走路へ♪
2015年09月23日(水) 〜
2015年09月24日(木)
新潟県
kyom4
- GPS
- 32:15
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 2,978m
- 下り
- 2,968m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 11:30
| 天候 | 1日目 快晴 2日目 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
国道352号線を約4km東進、 左折して「奥只見シルバーライン」に入ります 長い明神トンネルの中で右折すると銀山平出口です 橋を渡って右折すると左側に登山口があります 伝之助小屋に前泊し、車を置かせてもらいました 登山口まで伝之助小屋から1分です 登山口に、駐車場、トイレ、登山ポストがあります |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・荒沢岳登山口〜荒沢岳山頂 なんといっても鎖場がこの縦走路の最難関でしょう 急坂はありますが、尾根に出れば天空の楽園 鎖場の通過にはくれぐれもご注意ください ・荒沢岳山頂〜兎岳 一日にどれほどの人が通るのかと思うほど静かなコースです 道幅広く笹が刈られた道が続き、 整備して下さる方々の思いに胸が熱くなります 感謝の気持ちで歩かせていただきました 源蔵山を過ぎて鞍部の草原では道が入り乱れ、戸惑いましたが 水場への標識を発見し、冷たくて美味しい水を補給 欲張って水をたんまり背負うと 兎岳から中之岳迄が疲労に加え、更にきつくなりますので程々に ・兎岳〜中之岳 激下りの後小さな峰を幾つか越え、激登りです 池ノ段分岐を過ぎると岩稜地帯、僅かで山頂 ・中之岳〜越後駒ヶ岳 激下り、激登り、また廊下のような見晴らしの良い平坦道もあって 変化に富んでいますが、岩場での滑落にはご注意ください 登山道に茂り出した笹が少々うるさくなっている箇所があり、 朝露でズボンびっしょりという日もあると思います ・越後駒ヶ岳〜道行山〜荒沢岳登山口 道行山分岐までは、百名山メインルートで良く整備されています 初めて来た時に比べ、格段に木道の整備が進んだ感じがしました 分岐から五分足らずで越後駒ヶ岳の大展望台の道行山山頂です ここからはブナに覆われた豊かな自然林の気配を満喫できる道 急坂も所々ありますが、最近刈り払いされたとの話を伺っており 藪の心配、道迷いの心配なく歩けました 林道に合流後、未舗装の平坦道を北ノ又川に沿って歩きます 1時間ほどで荒沢岳登山口です |
| その他周辺情報 | 銀山平温泉「白銀の湯」に立ち寄りました 持込み可だったので、余った食料を消化し、休憩 入浴料大人一人650円 http://www.iine-uonuma.jp/stay/higaeri_onsen/spa_shirogane.html |
写真
ようやく、白樺の幹が白く見分けられる位に夜が明けました。ヘッデンスタートは、あまり得意ではないので、ほっとします。
前山
伝之助小屋の正面に荒沢岳は位置していますが、この山に遮られて見えないのですね？
伝之助小屋の正面に荒沢岳は位置していますが、この山に遮られて見えないのですね？
予報では晴れなんですが、上空も雲に覆われたまま。果たして晴れる？
次に梯子
後で思うと、この辺の方がスタンスの広い箇所もあり、足の短いkyom4にとっては大変だった気もします
後で思うと、この辺の方がスタンスの広い箇所もあり、足の短いkyom4にとっては大変だった気もします
真横に垂壁
こんな風にきょろきょろするから怖いのです！いや怖いものは怖いのです('_')
こんな風にきょろきょろするから怖いのです！いや怖いものは怖いのです('_')
いくらなんでもこの岩峰群は越えられないので、いったん左に下って巻きます。そこからが正念場！
越後駒のシルエット
何だか励まされているみたいな感じで、気を取り直して頑張ります(^^ゞ
何だか励まされているみたいな感じで、気を取り直して頑張ります(^^ゞ
鎖場の大変な箇所をクリアして、少し落ち着き、上方に向けてシャッターを切る余裕が出来ました。二回目でも怖いものは怖いです。この縦走に当たって最難関と覚悟して来ました。
9/23 7:02
鎖場の大変な箇所をクリアして、少し落ち着き、上方に向けてシャッターを切る余裕が出来ました。二回目でも怖いものは怖いです。この縦走に当たって最難関と覚悟して来ました。
ようやく無事鎖場を通過。安心したせいか俄かにお腹が空きました。朝食にします(*^^)v
目の高さになった越後駒。駒さんもkyom4の危なっかしさにはらはらでしたか？御心配おかけしました^_^;
やっぱり未丈ヶ岳は見ると登ってみたくなる山。去年登れた嬉しさが思い出されます!(^^)!
痩せ尾根は続きますが、先程の鎖に比べたら、天空の豪華な散歩道、いや天国そのもの！
こんな素晴らしい尾根歩きができるなんて幸せ度200％!(^^)!
五年ぶりの荒沢岳山頂。あの日から今日の縦走を夢見ていました。果たして無事、中之岳避難小屋に到着できるのか？不安もありますが、頑張るしかありません！
4
9/23 8:39
五年ぶりの荒沢岳山頂。あの日から今日の縦走を夢見ていました。果たして無事、中之岳避難小屋に到着できるのか？不安もありますが、頑張るしかありません！
これから歩く尾根の後ろに、明日歩く稜線が重なっていますね(^.^)
なんと、行く手にラッキーセブンが笹原に浮き出ているではありませんか！指さして教えて下さった方、有難うございました。連休最終日、明日から現実…とおっしゃっていました。山は癒しです、本当に。
3
9/23 8:53
なんと、行く手にラッキーセブンが笹原に浮き出ているではありませんか！指さして教えて下さった方、有難うございました。連休最終日、明日から現実…とおっしゃっていました。山は癒しです、本当に。
山頂でお会いした方々は皆日帰りの軽装でした。寂しくなってふと引き返したくなりますが、五年越しの思いの為に振り切って、未知の世界に踏み出します
4
9/23 8:57
山頂でお会いした方々は皆日帰りの軽装でした。寂しくなってふと引き返したくなりますが、五年越しの思いの為に振り切って、未知の世界に踏み出します
縦走路の後ろに大きな中之岳。こんな雄大な山頂にもっとふさわしい名前もあったのではと思うのですが(^^ゞ
紅葉と縦走路と兎岳と中之岳。今日歩く道全てが目前に見えるのは素晴らしい眺望ですが、ある意味怖さも感じてしまいます。
笹が広く刈り払われていて、歩きやすい道。この縦走路を通る人はそれほど多くはないと思いますのに、本当に有難く、感謝しながら歩きました。初めて荒沢岳に登ってこの縦走路を遠望した日には、藪で通れないと聞いておりましたので尚更、感慨深いです。
1
9/23 9:16
笹が広く刈り払われていて、歩きやすい道。この縦走路を通る人はそれほど多くはないと思いますのに、本当に有難く、感謝しながら歩きました。初めて荒沢岳に登ってこの縦走路を遠望した日には、藪で通れないと聞いておりましたので尚更、感慨深いです。
イワウチワの群落
花が咲く頃には鎖はまだ取り付けられていなくて、見には来れないのでしょうね…
花が咲く頃には鎖はまだ取り付けられていなくて、見には来れないのでしょうね…
遠ざかりゆく荒沢岳縦走路で行き会ったたった一人の若い男性は、兎岳手前で具合が悪くなり、引き返してきたとの事。私も他人ごとではありません。無事下山されますように！
3
9/23 9:53
遠ざかりゆく荒沢岳
縦走路で行き会ったたった一人の若い男性は、兎岳手前で具合が悪くなり、引き返してきたとの事。私も他人ごとではありません。無事下山されますように！
縦走路で行き会ったたった一人の若い男性は、兎岳手前で具合が悪くなり、引き返してきたとの事。私も他人ごとではありません。無事下山されますように！
こんな快晴になるとは意外！日影が涼しく歩きやすく感じます。こうなると暑さにバテそうな嫌な予感も…
巻機山の稜線ではないかと思います。烈風に苛まれましたが、今日は何と穏やかな山頂に見えることでしょう！
誰にも会わない天空の道。天国だから人に合わないのかも(^^ゞ
頭だけの荒沢岳こんな草原でテントを張ってのんびり出来たら最高だと思います。テント背負ったら体力的に無理そうなので諦めました(;_;)
9/23 11:22
頭だけの荒沢岳
こんな草原でテントを張ってのんびり出来たら最高だと思います。テント背負ったら体力的に無理そうなので諦めました(;_;)
こんな草原でテントを張ってのんびり出来たら最高だと思います。テント背負ったら体力的に無理そうなので諦めました(;_;)
源蔵山
山頂を通るのかと思いましたが、巻いている感じです。のんびりして居る余裕がなくて、山頂捜しはしませんでした。
山頂を通るのかと思いましたが、巻いている感じです。のんびりして居る余裕がなくて、山頂捜しはしませんでした。
道筋が交錯、あちこちうろうろ。整備をして下さっている山の会の方々の荷物置き場に辿り着きました。
「陽の水」標識やっと見つけました！小灌木の陰にあってちょっと分かりにくかったです。ここで水を調達せねば心配なので（避難小屋の天水がどのくらいあるか分かりませんし）ほっとしました。
3
9/23 11:41
「陽の水」標識
やっと見つけました！小灌木の陰にあってちょっと分かりにくかったです。ここで水を調達せねば心配なので（避難小屋の天水がどのくらいあるか分かりませんし）ほっとしました。
やっと見つけました！小灌木の陰にあってちょっと分かりにくかったです。ここで水を調達せねば心配なので（避難小屋の天水がどのくらいあるか分かりませんし）ほっとしました。
ビロードのように艶やかに光り輝く笹原。水場はこの下へ下り、細い涸沢を5分位下ると湧きだしていました。
冷たくて美味しい水飲み過ぎて、水バテになるのを警戒しながらもたっぷり頂きました。その上、2.5リットル背負ったので、ザックの重くなったこと(T_T)
3
9/23 11:47
冷たくて美味しい水
飲み過ぎて、水バテになるのを警戒しながらもたっぷり頂きました。その上、2.5リットル背負ったので、ザックの重くなったこと(T_T)
飲み過ぎて、水バテになるのを警戒しながらもたっぷり頂きました。その上、2.5リットル背負ったので、ザックの重くなったこと(T_T)
標識まで帰還水の調達が出来、ひと安心。今度はザックの重さに不安！日がじりじりと照りつける真夏の天気、そして日影の無い笹原歩き(/_;)
9/23 11:58
標識まで帰還
水の調達が出来、ひと安心。今度はザックの重さに不安！日がじりじりと照りつける真夏の天気、そして日影の無い笹原歩き(/_;)
水の調達が出来、ひと安心。今度はザックの重さに不安！日がじりじりと照りつける真夏の天気、そして日影の無い笹原歩き(/_;)
小さな標識ですが、迷路のような草原でちょっと道が分かりにくく、助かりました
ちょっとずつ、登りの速度が落ちているのが気になります。足がだるくて持ち上がりません。
山頂標識が見えました。左に兎岳、右に中之岳。最高の展望なのに、疲れて来て意識朦朧。
いつになったら、あの山頂にある避難小屋まで辿り着けるんでしょうか？
こんな緩やかな登りが、とんでもなくきつく思えるなんて、相当バテているのかも。用意して来たお宝の缶ビール（発泡酒）を兎岳山頂で御褒美に飲もうと、自分を励まします。
9/23 12:20
こんな緩やかな登りが、とんでもなくきつく思えるなんて、相当バテているのかも。用意して来たお宝の缶ビール（発泡酒）を兎岳山頂で御褒美に飲もうと、自分を励まします。
登りが辛い！の一言しかありません。脳は足に前進の命令を下すのですが、足が言うことを聞きません。こんなことってある？
苦闘の末、辿り着いた兎岳で自分への御褒美にビール一気飲み(*^^)vやれやれ、貴重なビールは簡単にすっから缶(;_;)これから、左に聳える山頂まで登らなければならないのに…(/_;)
2
9/23 13:24
苦闘の末、辿り着いた兎岳で自分への御褒美にビール一気飲み(*^^)vやれやれ、貴重なビールは簡単にすっから缶(;_;)これから、左に聳える山頂まで登らなければならないのに…(/_;)
兎さんさようなら
ビールの美味しさに反比例して、余計足が重くなり、兎が亀になりました(-_-;)
ビールの美味しさに反比例して、余計足が重くなり、兎が亀になりました(-_-;)
やや雲が出て来ました。雲に覆われてしまう迄に小屋に着けるかどうか、全く自信ありません
遠ざかる兎さん
優しい名前なのにどこから登っても急坂。そりゃそうですね、立派な独立峰ですから…
優しい名前なのにどこから登っても急坂。そりゃそうですね、立派な独立峰ですから…
懐かしい池ノ段分岐
初めて中之岳に登った日はここからでした。その帰りに骨折したのでした。懐かし過ぎ！
初めて中之岳に登った日はここからでした。その帰りに骨折したのでした。懐かし過ぎ！
やっと小屋が目の高さに(^^♪これほど嬉しい瞬間は他にありません
中之岳山頂
神様、申し訳ありません。疲れているものですから、先を急ぎます…
神様、申し訳ありません。疲れているものですから、先を急ぎます…
雲のカーテンが閉じかけています。なんとか小屋に着けました(^^)/既に一階は満席、二階（というより屋根裏？）は誰も居なくて、大王国で一人宴会。ホットウィスキーで温まりました♪イエーイ!(^^)!
5
9/23 16:29
雲のカーテンが閉じかけています。なんとか小屋に着けました(^^)/既に一階は満席、二階（というより屋根裏？）は誰も居なくて、大王国で一人宴会。ホットウィスキーで温まりました♪イエーイ!(^^)!
朝焼けは雨という諺が耳にこびりついていますが、今日はどうなることやら？出発します。
左に行くと八海山
この道は歩いたことがありません。行ってみたいけれど危険個所があると聞きます。
この道は歩いたことがありません。行ってみたいけれど危険個所があると聞きます。
あっという間に明るくなってきますね。随分越後駒がはっきり見えて来ました
お腹の調子が悪くなってきて、ピンチ(T_T)しばし休憩して様子を見ます。
越後駒は左に長い緩やかな尾根を引いているのですね！初めて見る光景。山の形は見る方向によって全く違うのが、魅力でもありますね(*_*)
5
9/24 6:37
越後駒は左に長い緩やかな尾根を引いているのですね！初めて見る光景。山の形は見る方向によって全く違うのが、魅力でもありますね(*_*)
この雪の上にもうすぐ新しい雪が積もるのでしょうか？昨夜の小屋も随分冷えました。お腹の調子は冷えが原因かもしれません。ホッカイロをお腹に貼って寝れば良かったかも？それとも飲み過ぎ？
1
9/24 6:46
この雪の上にもうすぐ新しい雪が積もるのでしょうか？
昨夜の小屋も随分冷えました。お腹の調子は冷えが原因かもしれません。ホッカイロをお腹に貼って寝れば良かったかも？それとも飲み過ぎ？
昨夜の小屋も随分冷えました。お腹の調子は冷えが原因かもしれません。ホッカイロをお腹に貼って寝れば良かったかも？それとも飲み過ぎ？
天狗平
檜廊下からここまで予定時間よりかなり長くかかってしまいました。
檜廊下からここまで予定時間よりかなり長くかかってしまいました。
諏訪平方面
中之岳からはるばる歩いて来たのですね。体調も回復して、足がスムーズに動くようになり、ひとまず安心。
中之岳からはるばる歩いて来たのですね。体調も回復して、足がスムーズに動くようになり、ひとまず安心。
越後駒ヶ岳山頂シャッターを切ってくれる人がいなくて、待っていましたと声をかけられました。昨日までなら、大変な賑わいでシャッターマンを待つ時間など要らなかったでしょうに、休みが明けるとひどく静かになるのですね！正しく祭りの後の静けさでしょうか！
2
9/24 8:59
越後駒ヶ岳山頂
シャッターを切ってくれる人がいなくて、待っていましたと声をかけられました。昨日までなら、大変な賑わいでシャッターマンを待つ時間など要らなかったでしょうに、休みが明けるとひどく静かになるのですね！正しく祭りの後の静けさでしょうか！
シャッターを切ってくれる人がいなくて、待っていましたと声をかけられました。昨日までなら、大変な賑わいでシャッターマンを待つ時間など要らなかったでしょうに、休みが明けるとひどく静かになるのですね！正しく祭りの後の静けさでしょうか！
百草ノ池以前来た時よりも笹の背が伸び、深く生い茂った感じがします。池の自然は回復したのでしょうか？自然保護について考えさせられ、印象に残っています。
9/24 9:56
百草ノ池
以前来た時よりも笹の背が伸び、深く生い茂った感じがします。池の自然は回復したのでしょうか？自然保護について考えさせられ、印象に残っています。
以前来た時よりも笹の背が伸び、深く生い茂った感じがします。池の自然は回復したのでしょうか？自然保護について考えさせられ、印象に残っています。
道行山分岐
小倉山もそうですが登山道は山頂を踏まずに巻いているのですね！以前、考えたこともありませんでした。
小倉山もそうですが登山道は山頂を踏まずに巻いているのですね！以前、考えたこともありませんでした。
道行山山頂
五分も登らないうちに越後駒ヶ岳の大展望台に到着!(^^)!
五分も登らないうちに越後駒ヶ岳の大展望台に到着!(^^)!
ぐんぐん尾根を下ります。以前良く踏まれていたような気のする道です。最近も下草を刈って頂いたという伝之助小屋のご主人の話で、安心して歩けました。こんな雰囲気の良い道が、歩かれなくなっているのは寂しい気もします。
9/24 11:42
ぐんぐん尾根を下ります。以前良く踏まれていたような気のする道です。最近も下草を刈って頂いたという伝之助小屋のご主人の話で、安心して歩けました。こんな雰囲気の良い道が、歩かれなくなっているのは寂しい気もします。
ブナの大木たち
しっかりと根を張って尾根に付けられたこの道を守ってくれているようで、いとしさを感じます。
しっかりと根を張って尾根に付けられたこの道を守ってくれているようで、いとしさを感じます。
北ノ又川の豊かな水量は雪深い越後の山々からの恵み。昨日の冷たい湧水を思い出します。
国道352号線に出てしまいます。どうやら登山道を見落としたよう。車は通行禁止になっていますね。
赤い橋を渡って歩く積りだったのですが、どこで見落としたのかわからないまま、石抱橋目指します
撮影機器：
感想
どうにも行きたくて、荒沢岳に登ったのは五年前の七月。
不運なこの山は二百名山に入りながら、三百名山から外されています。
そんなことは、山にとっては全く無縁な押し付けで、
冬場は外されるという、垂壁に付けられた鎖場の凄さは
荒沢岳の唯一無比の確固としたアイデンテティであって
他の山には及ぶべくもない鮮烈な印象を今尚残す山。
山頂で、足元から兎岳へ伸びる気持ち良さそうな尾根を一目見て
魅せられたのは、多分自分だけではないと思います。
あの日以来、この尾根を歩いてみたいという願望は消えないまま5年過ぎ
ようやく、時間も思うように使えるようになり
藪道で通れなかった当時の状況が一変し、
整備され、歩き易くなっているとの情報に
少しでも早いうちに実行したいとの思いも強まりました。
実際に自分の体力で、二日間で歩き切れるか疑問がありました。
でも、テントを背負って二泊三日は更に体力的に難しくなります。
そんな時、ヤマレコでyama_poundさんの一泊二日の縦走記録に遭遇、
これなら何とか自分にも可能性がありそうと決心がつきました。
有難うございました。
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