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Yamareco

記録ID: 727315
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【写真をアップしました】西穂、奥穂高岳 氷雨に煙るジャンダルム

2015年09月23日(水) 〜 2015年09月25日(金)
 - 拍手
kuro_a その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
45:49
距離
13.9km
登り
2,072m
下り
1,280m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:02
休憩
0:29
合計
3:31
11:50
11:50
7
11:57
12:06
6
12:12
12:28
2
12:30
12:32
143
14:55
14:56
1
15:06
2日目
山行
7:40
休憩
1:53
合計
9:33
5:27
17
5:44
5:45
44
6:29
6:36
24
7:00
7:06
43
7:49
8:22
60
9:22
9:45
30
10:15
10:28
11
10:39
11:09
74
12:23
12:23
157
3日目
山行
5:05
休憩
0:08
合計
5:13
8:02
71
9:13
9:21
3
9:24
9:24
231
13:15
河童橋
天候 9/23晴れ、9/24晴れのち雨のち大雨、9/25雨
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
〜新島々:電車
新島々〜上高地BT:バス
コース状況/
危険箇所等
西穂高岳〜奥穂高岳:ロバの耳辺りの下りのクライムダウンは油断できません

※GPSが電池切れしたため一部のトラックが欠損しています
上高地に到着
この日は良い天気でした
2015年09月23日 12:40撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/23 12:40
上高地に到着
この日は良い天気でした
帝国ホテル横から登り始めます
2015年09月23日 15:01撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/23 15:01
帝国ホテル横から登り始めます
西穂山荘のテン場で
朝焼けが綺麗
これが予兆でしたね
2015年09月24日 05:42撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 5:42
西穂山荘のテン場で
朝焼けが綺麗
これが予兆でしたね
2015年09月24日 05:50撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 5:50
2015年09月24日 05:53撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 5:53
2015年09月24日 06:49撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 6:49
先ずは独標
2015年09月24日 06:52撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 6:52
先ずは独標
ピラミッドピークを経て
2015年09月24日 07:21撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 7:21
ピラミッドピークを経て
山頂を目指します
2015年09月24日 07:29撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 7:29
山頂を目指します
2015年09月24日 07:43撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 7:43
2015年09月24日 07:52撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 7:52
西穂高岳山頂♪
ここで他のパーティは殆ど戻って行かれました
2015年09月24日 08:08撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 8:08
西穂高岳山頂♪
ここで他のパーティは殆ど戻って行かれました
富士山は見えるけど・・・
雲行きは、とても怪しい
2015年09月24日 08:30撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 8:30
富士山は見えるけど・・・
雲行きは、とても怪しい
とりあえず、天狗のコルまでは行きましょう
2015年09月24日 08:44撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 8:44
とりあえず、天狗のコルまでは行きましょう
こんなところや
2015年09月24日 08:57撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 8:57
こんなところや
こんなところを歩きます
2015年09月24日 09:28撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 9:28
こんなところを歩きます
むむ・・、雨雲かな
2015年09月24日 09:28撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 9:28
むむ・・、雨雲かな
急ぎます
2015年09月24日 09:32撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 9:32
急ぎます
まだ先は長い
2015年09月24日 09:48撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 9:48
まだ先は長い
2015年09月24日 09:49撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 9:49
2015年09月24日 10:01撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 10:01
逆層スラブだっけ
2015年09月24日 10:23撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 10:23
逆層スラブだっけ
2015年09月24日 10:26撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 10:26
奥穂はまだ遠い
2015年09月24日 10:26撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 10:26
奥穂はまだ遠い
2015年09月24日 10:38撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 10:38
2015年09月24日 10:41撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 10:41
2015年09月24日 10:41撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 10:41
天狗のコル。エスケープするならここです。
どうしようか
2015年09月24日 11:06撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 11:06
天狗のコル。エスケープするならここです。
どうしようか
進んでしまいました
2015年09月24日 11:45撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 11:45
進んでしまいました
急ごう!
2015年09月24日 13:13撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 13:13
急ごう!
このあたりで霰や霙が、本降りになってきた
右横のテラスのように見えるところに先行パーティの方がいらしゃいます
2015年09月24日 13:22撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
9/24 13:22
このあたりで霰や霙が、本降りになってきた
右横のテラスのように見えるところに先行パーティの方がいらしゃいます
ジャンの頂上はパスしました
雨がひどくて、それどころではなくなってしまった
2015年09月24日 13:22撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 13:22
ジャンの頂上はパスしました
雨がひどくて、それどころではなくなってしまった
画像では分かりにくいですが、岩の上を水が流れています
鎖は濡れて滑りやすくなっていました
2015年09月24日 13:22撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
9/24 13:22
画像では分かりにくいですが、岩の上を水が流れています
鎖は濡れて滑りやすくなっていました
ロバの耳を越えて振り向くと、ジャンの岐阜県側の稜線の上に(飛騨尾根?)にクライマーとおぼしき人影が見えました
すごいなぁと素直に感動です
2015年09月24日 13:25撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 13:25
ロバの耳を越えて振り向くと、ジャンの岐阜県側の稜線の上に(飛騨尾根?)にクライマーとおぼしき人影が見えました
すごいなぁと素直に感動です
もはやどしゃ降りです
2015年09月24日 13:27撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 13:27
もはやどしゃ降りです
2015年09月24日 13:27撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 13:27
2015年09月24日 13:51撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/24 13:51
氷混じりの雨と強風に震えながら馬の背を通過します
2015年09月24日 14:26撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/24 14:26
氷混じりの雨と強風に震えながら馬の背を通過します
着いた・・・
2015年09月24日 14:39撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
9/24 14:39
着いた・・・
2015年09月24日 14:39撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
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9/24 14:39
翌朝は、美しい紅葉を愛でながらまっしぐらに下山しました♪
2015年09月25日 09:05撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/25 9:05
翌朝は、美しい紅葉を愛でながらまっしぐらに下山しました♪
2015年09月25日 09:17撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
1
9/25 9:17
2015年09月25日 09:17撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
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9/25 9:17
2015年09月25日 09:19撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/25 9:19
2015年09月25日 09:19撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/25 9:19
2015年09月25日 09:20撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/25 9:20
2015年09月25日 09:42撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
2
9/25 9:42
2015年09月25日 09:43撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/25 9:43
2015年09月25日 09:43撮影 by  DMC-TZ30, Panasonic
9/25 9:43

装備

共同装備
テント 一応ロープ(使用しないけど)

感想

SWは24,25と有休取得できた。どこへ行くかなと隊長と相談。隊長がまだ西穂から奥穂の間を歩いたことが無いから、ということで、西穂〜奥穂〜槍と計画。勇んで23日に出発しました。

23日(水)
SWの混雑も過ぎ去り適度な賑やかさの上高地をてくてく歩いて帝国ホテル傍から西穂登山道に入る。鮮やかに色付き始めた樹林帯をのんびり歩く。暑くもなく寒くもなく極めて快適な山歩きです。霞沢岳の稜線が印象的だ。2時間強で西穂山荘に到着。テンと設営しビール♪テン場もすいており静かでご機嫌です。
翌日のジャン越えに備えて早々に就寝しました。

24日(木)
翌朝4時にアラームが鳴った。携帯で天気予報を見るとなにやら不穏な動きが。天候の崩れが早まっている。しかしこの時点では空はあくまでも晴れ渡っている。ただ、朝焼けが見事に東の空を染めているのが気懸かりではあった。
とにかく西穂高岳を目指して歩き始める。陽が高くなるにつれ雲が厚くなってくる。でも雲低は高くて富士山も見えるし、白山も見渡せる。まぁ何とかなるべと歩き続けた。やがて西穂山頂。それまで何組もいた他のパーティがそこで引き返していく。どうしようかと空を眺める。やはり雲低は高いが、雲は増えている。特に白山方向に雨雲が窺える。しかし風は穏やかで雲の動きも遅い。かなり悩んだが先に進むことにする。次の決断は天狗のコルだ。そこからは厳しい岩稜歩きに集中して天候を忘れて歩いた。日常ではありえない急峻な岩峰、壮絶な絶壁に歓声が出る。わいわいと盛り上がりながら休憩も忘れて天狗のコルに到着。岳沢へのエスケープの分岐だ。どうしよう、雲は厚くなっているが、相変わらず見晴らしも良く極めて穏やかな空である。よし、行くぞと前進を決めた。先行する4人パーティがいらっしゃるのも心強く思えた。ところがそれからしばらくしてポツリと滴が落ちてきた。ぽつりぽつりと岩に黒く染みがうかぶ。やや焦りながら歩き続けた。最初は忘れた頃にぽつりだったのが、連続した雨粒になり、岩肌が濡れてきた。ジャンダルムに差し掛かるときには横殴りの雨、と言うより氷の混じった氷雨である。稜線の信州側に出ると身を切られるような寒風が叩きつけてくる。手がかじかんでつらい。ジャンを目前にして、今からでも天狗のコルへ戻るべきか悩む。しかし、ここまで来てしまっており、戻るのは進むより距離が長くなっていた。今、進んで来た箇所も相当な難所でありこの天候の中でのクライムダウンは同様に危険である。ならば距離の短い方を選択しよう。腹に力を入れてお互いに集中力を保つよう声を掛け合いながら進んだ。

25日(金)
ざぁざぁというテントを打つ雨音に目覚めた。狭いテント設営場所に大慌てで張ったため、フライがたるみインナーに接触しており雨漏りしている。昨日は冷たい雨に打たれながら穂高山荘に到着して、流石にテントではなく小屋泊まりと思ったのだが、受付している最中に小屋内のひといきれにめげてしまい、やっぱりテン泊にした。やや後悔しつつも、贅沢な空間占有率はもはややめられない。今日は槍へ抜けるつもりだったが、相変わらずの雨により断念。そうとなったらアルペンホテルの立ち寄り湯を目指してまっしぐらに下山した。

雨中のジャンダルムはなかなか厳しかった。でも、そういう時こそ心を平静に保ち、一挙一頭足に僅かなミスもしない、繰り返し安全を確認しながら歩いた。それはそれで良い経験になった。

それから、私の雨男は筋金入りです

※写真は後日アップします

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コメント

お疲れ様でした!
写真がアップされる前に記事を読んだだけでハラハラドキドキ手に汗がにじみました。
雨が降る中であのジャンを踏破されるなんて凄すぎです。
でもご無事でよかった!
その集中力と忍耐力に拍手!
2015/10/3 6:32
Re: お疲れ様でした!
kiyo-miさん
ありがとうございます
流石の隊長も半泣きでしたよ♪
2015/10/3 17:22
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
3/5
体力レベル
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