厳冬期_光岳(リベンジ)_光岳小屋1泊2日_静岡/長野県


- GPS
- 15:57
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 3,001m
- 下り
- 2,994m
コースタイム
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 10:44
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目AM:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
芝沢ゲート駐車場に冬季トイレ無し 道中の「下栗の里」が最終トイレ(深夜は男女共用の洋式1つ?男子トイレは鍵かかっていました) ■最終コンビニ 通行止め区間による迂回路のせいで、トヨタナビでは高速降りてからコンビニ一軒もありませんでした。SAのコンビニで食料と飲料買ってて良かったです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■危険個所 三角点手前のV字キレット箇所は高度感あり。 今回はステップができており雪が締まっていたので平気でしたが、雪質状況によっては怖いと思います。 ■トレース この日は易老岳まで先行者さんのトレースあり。 易老岳以降はノートレースでしたが、雪が締まっており、ワカンでも脛付近まで沈む程度でした。踏み抜きで股下ぐらいでした。前回のモフ雪よりは遥かに歩きやすい雪質でした。(びっくりしました。) ■易老岳〜三吉平 尾根沿いを歩きました。 夏道ではなく尾根沿いを歩きました。雪庇もあるので、気を付けたつもりです。 (みんなの足跡(雪道:紫色)だと夏道でも問題なさそうですが、過去1月2月の登山記録を見るとみんな尾根沿いに歩いていました。) ■三吉平〜静高平 左斜面が雪崩地帯だと思うのですが、過去に雪崩たという記録(デブリ跡等)は見つけれませんでした。一応登っているときは右斜面寄りに歩くように意識しました。 ■静高平〜光岳小屋 広い雪原なので、方向間違わないようにGPSチェック要。 ■光岳小屋〜光岳山頂 基本ピンクテープを頼りに歩きましたが、山頂直下はピンクテープに頼らず回り道で登った方が良いかもです。 ■県営光岳小屋 とても綺麗で、とてもありがたい存在です。ありがとうございました。 小屋内は-20℃ぐらい、底冷えもしっかりあるので、シュラフ等はしっかり準備する必要があります。 冬季トイレは雪に埋もれて使用不可でした。掘り起こせる人は体力お化けだと思います。(大用携帯トイレ必須) 小屋内au電波なし。小屋から少し上がればギリギリ不安定な電波を拾えました。 |
写真
装備
個人装備 |
冬用行動着
冬用靴下
ハードシェル上下
ダウンジャケット
ダウンパンツ
フリース
ニット帽
バラクラバ
耳当て
オーバーグローブ
手袋
インナーゴム手袋(ニトリスト タフプラス)
手袋予備(テムレス)
食料(3食分)
行動食(一本満足バー6つ)
飲料(目安:100ml/h)
冬用ガスバーナー
クッカー
地図
コンパス
笛
登山計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
携帯(GPS)
腕時計
タオル
ピッケル
12本爪アイゼン
チェーンアイゼン
トレッキングポール
ロールペーパー
携帯トイレ
ビニル袋
ポケットティッシュ
サングラス
ゴーグル
座布団
コンタクトレンズ(2日分)
着替え(アンダー1枚&靴下1足)
ホッカイロ(マグマ)
バッテリー
ツェルト
サーマレスト
銀マット
スノースコップ
冬用ペグ
ナルゲンボトル
シュラフ(イスカ630EX)
シュラフカバー
ダウンソックス
サーモボトル
濾過セット
(18kg)
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備考 | 早朝、寒すぎてモバイルバッテリーが機能しませんでした。下山中内ポケットに入れて温めていたらいつのまにか復活していました。 チャッカマンも寒すぎて使えませんでしたが、ライターは使えました。 |
感想
この三連休、年始に敗退した光岳にリベンジしました。
22日から登る予定でリモートワークで名古屋に前泊しましたが、22日午後の天気予報が若干良くなくて23日からに変更。
予備日が亡くなったので、テント泊装備は捨てて意地でも光岳小屋まで到着、最悪ツェルト泊を覚悟で行きました。
常念岳、仙丈ヶ岳の第二候補も含めて、最後の最後までどこに登ろうか天気予報と睨めっこしました。
前回の敗退経験と他の方の山行記録(ヤマレコ、ヤマップ)を参考に、易老岳以降は激ラッセル覚悟で深夜2時出発で登山開始。
当日駐車場には2台しか停まっておらず、たぶん聖岳方面だろな〜と思っていましたが、易老岳までトレースをつけてくださる方々でした。大感謝です。
このまま光岳までトレースあるかと思いましたが、先行者の方は茶臼岳へ行ったみたいで、易老岳以降はノートレースとなりました。
前回の反省から夏道ガン無視の尾根沿いで歩きました。
そして、激ラッセルになるのかと思いきや、締まった雪でワカンで脛程度しか沈まず、たまに股下踏む抜き程度。同じ山でも雪質によってここまで歩きやすさが違うのかと教えられました。
光岳小屋手前の雪原では、つむじ風と雪煙が織りなす光景は今まで見たことがなく、本当に感動する光景でした。
寒いとは一切思わず、本当に心地よい風と、それによる雪煙が本当に綺麗で、山って本当にいい景色みせてくれるな〜って思いました。
激ラッセルを覚悟して光岳へ向かいましたが、光岳は自分に手加減してくれたみたいです。
しんどくて悔しさと後悔が残るお山から思い入れのあるお山になりました。
でも、やっぱり、易老渡〜光岳ピストンコースはハードだと思います。
次は聖岳周回コースとかで訪れたいと思います。
雪山は綺麗で楽しいですが、天候が一番怖いです。
この3連休、伯耆大山・唐松岳等で遭難死された方がいました。。。
(天候が原因とは限りませんが)
自分はヤマテンとテンクラの有料会員をフル活用してます。
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