唐松岳不帰二峰滑走


- GPS
- 06:25
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 2,084m
コースタイム
天候 | 晴れ!風も強くない! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
アルペンクワッドのチケットはアルペンクワッドの乗り場で。確か830円? お釣りの準備に時間がかかるらしく、りょーさんは「釣りはいらないです」作戦で、列を飛ばしたらしい。 グラートは積雪が多くて休止中。2日後?くらいはなぜか登山者はグラート登らせてもらえなかったらしい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
唐松岳山頂までクトー+シールでいけた。 そこからはアイゼンとウィペット。ピッケルも出したが、ルートミスしなかったらピッケルはなくてもいけたかもしれない。山頂から二峰までは思ってるよりも西側を巻くところが多かった。 |
その他周辺情報 | おばんざいカフェごまへ。唐揚げ定食大盛り1200円。 |
写真
装備
備考 | パッキングに時間がかかってしまったので、ちゃんと前日にパッキング必須。 |
---|
感想
(長いです😇)
白川郷終わりの火曜日、もともとかちょ、あやの、けんけんさんあたりと、どこかに行こうと話をしていた。どうやら頸城エリアになりそうだったので、頸城なら白川郷から比較的近いので白川郷でお風呂に入り、富山でお寿司を食べながら白川郷の余韻に浸っていたところ、爺ヶ岳案が出された。
この時点で19時過ぎ。ご飯食べて富山出られるのは20〜21時の間。
爺ヶ岳登山口までは車で4時間程度。5時にはスタートということだったので、睡眠時間は3時間取れるかどうかという感じで、流石に厳しいなとなり、ごめんなさいをさせてもらった。
りょーさんも早朝スタートは都合が付かずDNSとなっていたが、不帰ならスタートが遅いからそちらに行くということで、私も白馬でリフトスタートなら睡眠も取れそうだったので、そちらに混ぜてもらうことにした。
りょーさんたち御一行といえば諏訪で開催された第2回山スキー・ボードの集いの会にて、終了後、某遅刻メンバーなどが酒に溺れている最中に「すみません、お先に失礼しますー」
と早々に会場を後にされたと思ったら翌日、深夜スタートで黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳経由で仙丈ヶ岳を日帰りピストン(標高差5000m弱)しており、「あ、激ヤバな人たちじゃん、、、、」と認識したのが最初。
その後はほとんど絡みはなかったが、1ヶ月ほど前にたまたま栂池でエンカウトしたのがきっかけで、どこか行きましょう〜と話していたのだが、こんな急な展開になるとは、、、!
朝、二股に車をデポして、国際に移動。
リュックを替えたりしていたらちょっと時間がかかってしまった。
8時過ぎにゴンドラ駅に着いたら、唯一シーズン券を持ってないりょーさんがまだチケット売り場に並んでいた。
無事チケットも買えたようで、ゴンドラ乗車。
アルペンは少し列ができていた。
今日は天気もいいので、登山客、BC客が多かった。3連休明けの平日なんですけどね。
グラートは営業していないので、グラート前でシールを貼ってスタート。
3人が速いというのはわかっていたので、登高準備はかなり頑張った。笑
最初にhysさんが発射されて、みるみるうちに距離があいていった。早すぎる。
頑張って私も後を追いかける。
あっという間に八方池山荘前に到着し、カチカチな雰囲気が漂っていたのでクトーを早めに装着。
その後も休憩なしにみるみる登っていく。
下の樺辺りで後続PTに追いつかれる。知り合いだったので、少し話をした。
彼らも同じく二峰に行くという。
その後、いつもは巻く2361mピークも登っていく。
この辺りでhysさんastdさんは遥か彼方へ、、、。
りょーさんが待ってくれており、差があるので、お二人には先に行ってもらうことにする。
「あのふたり早いんだよ〜〜」と笑いながら待ってくれるりょーさんの優しさ!!
上の樺あたりから少し風が出てくる。
風はあるが爆風という感じではなく、ロンTと薄めのウィンドシェルでいい感じに登れる。
2554m手前でりょーさんがシートラに替えまーす、と替えていたがシートラになったら、絶対に速度が落ちて迷惑をかけるのがわかっていたので、私はシールで行けるところまでいくことに。
木道っぽいところは一段下を巻いて、山頂手前に出る。ここからは少し下りなのでクランポンを外してコルまで滑走。
そこから再びクトーをつけて山頂まで。この辺りはカッチカチで少し時間がかかってしまった。
程なくして、りょーさん、後続PTが山頂到着。
私はここでトランジションをしなくてはいけないので、追いついたりょーさんに先行ってもらう。
私も休憩とトランジションをして山頂出発。
二峰までの道はイージーめで歩きやすかった。これも先行してくださったお二人のおかげ。
1箇所、西側を巻かずに降りようとしてしまったが、西側を大きく巻いたら大丈夫だった。
山頂から1時間ちょいほどで二峰に到着。
先についたお二人がドローンを飛ばして偵察してくださっていた。ありがたや。
登っている途中の候補としてはゴーストレイトかオープンだった。
オープンは覗いたが、私にはドロップが難しそうでなし、、、。
その後、お二人のいる額を通りすぎ、ゴーストレイト方面へ。
ゴーストレイトbの方はちょっとエントリーが悪そうで、aをのぞいてみた。
上のドロップは悪いがその下はよさそう!ということでaに行くことにした。
りょーさんに先がいい?後がいい?と聞かれ、
「なんかあった時のために先がいいです!!!」と言い、ファースト譲ってもらった。
上から見てたらパウダーに見えたけど、実際突っ込んでみたら、風で雪は飛んでいて、ハードパック!w
何度か転けてしまった、、、。不甲斐ない滑り。
無事唐松沢に合流し、安堵。ふう。
程なくしてりょーさん、atsdさん、hysさんも合流した。皆んなでオツカレーと言い合った。
そこからはパーティーランで帰るが、ここも硬かった!笑
南滝も越えて、安全地帯まで来て、ゆっくり行動食を食べた。
無事に降りて来れてよかった!
その後二股でゆっくりしていたら後続の不帰PTも下山してきたので、少しお話しして、国際に戻って、ごまでご飯食べて解散。
ハイクも滑走も時間かかってご迷惑おかけしましたが、いい1日でした。
御三方とも大変お世話になりました。ありがとうございました!!
【メモ・所感】
・アクエリ500ml, テルモスにミルクティー500ml
・リュックはアセンジョニスト35L
・ブーツはコーチス、板はサロモンStella 106
・靴擦れはなかった
山スキーをやる前はあんなところが滑走の対象になるとも思っていなかったし、山スキーを始めてからも、いつかはいってみたいと思う反面、でも私の範疇ではないかな?とも思っていた。
今年はスキーバム生活で、白馬に住んでいるので、狙うとしたら今年だなとは思っていた。が、機会があったら行くか〜くらいの感じではあった。
そして、唐突に舞い込んだ不帰チャンス。
遠い存在だった不帰が近くなった。また来たいなと思うし、もっと次はいい滑りをしたいなと思う。
どうやら私は硬い雪での滑走が苦手なので(というか今年はパウダーばっかりだったから)、もっと滑り込みが必要だと感じた。
山頂から二峰までのアイゼンパートも心配していたが、今年の感じならいけるということもわかった。
ただ、今回は晴れていて視界もトレースもあったからの話なので、視界がないとなると、難易度は一気に上がりそう。
何はともあれ、無事に4人で下山できてよかった。
また機会があれば今シーズンリベンジしたい。
3連休は仕事でPJ達は天候があまり良くない中でもパウダーを堪能していて、SNSを見ては焦燥していた。
連休明けの平日は、連休前にはTHE DAYが確定していたので休みは取得済み。杓子、爺、色々案はあったが、私の移動を考えてくれてリフトスタートできるニホーにしてくれた。毎度のことながら感謝しかない。
かなこちゃんからのお誘いは分解し、(モウシワケアリマセン)いつメンでのニホーかと思いきや、ご一緒してもいいですか?と。ニホーを滑る女子をエスコートできるならこれ幸甚の至り。いつメンに了承を得てコラボ企画が誕生した。
そこら辺の女子なら心配が尽きないが、彼女なら問題ない。私がいつも通り丸山を越えた辺りでアイゼンに換装したが、今回ばかりは失敗だった。シールで唐松ピークまで詰めた方が速かった。そんな中でも自分で判断してシールのまま行ったかなこ氏には脱帽。
前日はALPはガスが入っていたとのことで、ニホーは温存されいい状態にあると予想したが、蓋を開けてみれば、ガスの中で西風がMで吹いていたとのことだった。
ゴーストレートもMの風をもろに受け、上から下までハードバーンだった。ついでと言わんばかりにに唐松沢もハードバーンに仕上がっていて、ボーダーにとっては太腿との格闘だった。その戦いにはあっさり負け唐松沢からは早く帰りたい病だった。
何がともあれ、全員無事に下山し、今季女性初ニホーをエスコートできたことは至極の喜びであった。
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