赤岳 真教寺尾根〜県界尾根

2015年12月31日(木) [日帰り]

• GPS: 09:29
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,467m
• 下り: 1,471m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:04
• 休憩: 0:20
• 合計: 9:24

7:26 八ヶ岳美し森ロッジ（たかね荘）
7:32 7:32 羽衣池
8:30 8:31 真教寺尾根登山口
8:33 8:33 大門沢方面分岐
9:44 9:45 牛首山
9:56 9:57 扇山
12:43 12:46 真教寺尾根分岐
12:49 12:50 竜頭峰
12:57 12:58 赤岳
13:03 13:04 赤岳頂上山荘
14:24 14:24 大天狗
15:16 15:25 小天狗
16:09 16:09 真教寺尾根方面分岐
16:24 16:25 赤岳県界尾根ルート登山口
16:48 16:49 八ヶ岳美し森ロッジ（たかね荘）
16:50 ゴール地点

県界尾根を降りられない場合の代替えルートを考えている間に羽衣池で道間違え、バリエーションルートを見つけて戻りました。鎖場では腕や脚の疲れをとるため3分程度の休憩をこまめにとったので表示に出ない休憩時間が結構あります。

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美し森ファーム（たかね荘）の駐車場

コース状況／危険箇所等

真教寺尾根：牛首山迄は数cmの雪が貼りついている程度、ノーアイゼンで登れます。その先の積雪は10〜20cm。
県界尾根：2500m以上の核心部にはピッケルのシャフトを刺して支えに使うに足りる雪がガッツリあります。大天狗付近は10〜20cm、小天狗は5cm程度。
雪は薄くても凍結しているので下りは軽アイゼンがあると便利です。
共に鎖場が続く急斜面であることをお忘れなく。

その他周辺情報

甲斐大泉温泉 パノラマの湯：営業時間が長くて有難い

写真

12/31 7:20

気温は−7度
あの斜面を降りるのか・・

12/31 7:30

代替えルートで悩んでいる間になぜか左へ（正面奥が正しい）

12/31 7:51

右手奥に権現岳が見え間違えに気づき戻る途中でバリエーションルートを発見

12/31 7:59

1600m付近

12/31 8:30

スキーリフトを過ぎた直後の賽の河原

12/31 9:41

牛首山でアイゼン装着

12/31 9:41

権現岳が見えます

12/31 11:12

鎖場に入ると滑落すると容易に止まらない感じ、後ろは牛首山

12/31 11:22

山頂に向けて斜面が増々急に

12/31 11:59

所々鎖がでてます、雪が浅くピッケルが効きにくい。

12/31 11:59

だいぶ登ってきました。あと100m位かな？

12/31 11:59

アイゼン装着なので、腕力に頼る度合いが高いです。

12/31 12:16

尾根まであと一息

12/31 12:34

もうくたくた

12/31 12:34

遠くに気をとられず、手もと足もと

12/31 12:56

到着〜♪　西方面はガスで視界不良

12/31 12:57

よく登ったなぁ・・怖くてここは降りれません

12/31 12:58

風が強いので2分で撤収

12/31 13:04

県界尾根は危険だそうです

12/31 13:04

下を覗き込み行けそうか思案中
トレースはあるようなのでGO！

12/31 13:29

この位の急斜面、雪と灌木があるので滑落しても死ぬことはなさそう

12/31 13:55

最後の核心部、梯子の下に鎖、その先は下ではなく右へトラバース

12/31 14:02

ピッケルを使いなんとか核心部を通過、ここまでは緊張の連続

12/31 14:22

緊張のせいか、大天狗でもピッケル握ってました

12/31 14:27

景色のおかげで気分が和んできました

12/31 14:27

金峰山は雪不足の様子

12/31 14:28

大天狗と小天狗の中間付近

12/31 15:04

真教寺尾根はやっぱり急斜面

12/31 15:11

小天狗の積雪はこんなところ

12/31 15:05

小天狗からの富士山

1/1 5:30

笹薮がガサガサ動き、黒い動物が登場

12/31 16:04

西から黒雲が迫り小雪混じりに

12/31 16:19

西日が東の空の雲を赤く染め、赤い雲が小川を染めてます

12/31 16:24

車道に出ると金峰山

1/1 6:08

続いて富士山

12/31 18:44

甲斐大泉温泉パノラマの湯のお食事処にインベーダー

撮影機器：

iPhone 6 Apple

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

12本歯アイゼン 4本歯軽アイゼン ピッケル66cm（下りで使うことを考えて長いのにしました）

感想

gibson45

このコースは2012年6月に登り厳しい傾斜は承知済み。冬季は初チャレンジです。
登りはともかく降りれるのか？急斜面も問題だがガスが出たらどうなるのか？ダメな時は美濃戸へ出てバス、電車、タクシーかなぁ・・・などと考えている間に序盤で道を間違えました。涙
真教寺の鎖場は高度感があり、緊張のため力み過ぎて腕も脚もあっと言う間に疲れてしまい、ちょと登っては3分休憩の繰り返しで随分時間をかけました。鎖が出ている場所は雪が少なくピッケルが邪魔になります。ザックと背中の間に刺して両手で鎖を掴み、必要になったら抜くことを繰り返しました。
赤岳頂上山荘から県界尾根をのぞくと見通しはきき、先行者のトレースあり、雪はたっぷりでピッケル、アイゼンが効きそうなので一安心してGO。それでも結構な斜面なのでピッケルの使い方、滑った時の対処法などを頭の中で繰り返しつつ慎重に下山。登りで疲れていたものの真教寺に比べ核心部が短く緊張感が持ちました。
転倒、尻もち、スリップも無く無事下山、このコースをもう少し気楽に楽しめるようになりたいものです。