木曽駒ヶ岳へ 朝陽と雲海の稜線歩き

2025年03月09日(日) [日帰り]

• GPS: 14:03
• 距離: 23.7km
• 登り: 2,080m
• 下り: 2,077m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:50
• 休憩: 2:14
• 合計: 14:04

距離 23.7km 登り 2,080m 下り 2,077m

0:03 スタート地点
0:35 0:41 桂小場
2:08 2:18 野田場
2:36 横山道分岐
2:45 馬返し
2:52 2:53 白川分岐
3:17 3:36 大樽小屋
3:47 3:48 胸突八丁（信大コース分岐）
4:28 4:34 津嶋神社
4:58 胸突の頭
5:43 6:27 将棊頭山
6:51 6:53 遭難記念碑（聖職の碑）
7:08 黒沢分岐
8:45 馬ノ背分岐
8:58 9:27 木曽駒ヶ岳
9:38 馬ノ背分岐
10:42 濃ヶ池分岐
11:02 11:03 遭難記念碑（聖職の碑）
11:19 将棊頭山
11:44 11:45 胸突の頭
11:55 津嶋神社
12:10 胸突八丁（信大コース分岐）
12:17 12:21 大樽小屋
12:50 白川分岐
12:54 12:55 馬返し
12:58 12:59 横山道分岐
13:06 13:14 野田場
13:48 桂小場
14:07 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

冬季ゲート前　0時時点で2台のみ

コース状況／危険箇所等

稜線上はクラストしていますので木曽駒ヶ岳まで行くならばチェーンスパイクではなく12本アイゼンとピッケル、ヘルメット必須です。特に馬の背から上部の急登はリスキーです。

その他周辺情報

みはらしの湯♨️
JAF割引600→550円
中央アルプスのタイル壁画が見事です！

写真

3/9 6:15

【今日のお山たち】
薔薇色に染まった木曽駒ヶ岳
これでモルゲン宿題完了しました

3/9 6:31

風の流れを可視化したドラマチックな夜明けの景色
やっぱりモルゲンアワーは味わい深い

3/9 8:19

青空に延びる真っ白な頂きに美しい風紋
雪山の醍醐味です

3/9 9:03

荒々しく美しい宝剣岳
カッコ良すぎて好き♡

3/9 7:21

美しく畝る木曽駒ヶ岳に向かう稜線
この景色は記憶に残りますね〜

3/9 5:48

コバルト色の空を眺めて夜明けを待つ
そして足跡ひとつ無い稜線にワクワクです

3/9 6:37

蒼氷の朝

3/9 6:12

茜色に染まった空から昇る太陽
おはようございます！

3/9 6:18

雪面がオレンジ色に包まれるモルゲンアワー

3/9 6:22

雲海の輪郭が輝く躍動感を味わうゴールデンタイム

3/9 5:53

雲海に浮かぶ甲斐駒ヶ岳のシルエット
どこから見ても絵になるイケメン山です

3/9 6:47

千畳敷カールの裏側には氷河地形の絶景が広がります

3/9 9:11

荒々しい稜線の向こうには空木岳

3/9 9:12

誰もいないので宝剣をバックに自撮りました

3/9 6:34

雪面が氷化してペカペカです

3/9 8:19

まだ足跡の無い馬の背からの急登を眺め一歩ずつ進む幸せタイム
最高でした😀

3/9 0:02

【本編スタート】
前回は深雪ラッセルでモルゲンに届かなかったので早目のスタート

3/9 0:33

桂小場の休憩所で身支度を整えます
結局ワカンはお守りでした

3/9 4:08

前日の雪でトレースリセットされましたので山頂までファーストトラックを頂きました！

3/9 5:22

まだ薄暗い稜線を将棊頭山に向かって進みます

3/9 5:40

暁の空と雲海と稜線のコラボ

3/9 5:43

将棊頭山は「伊那いいとこ百景」
なんですね

3/9 5:44

陽が当たる前なのでまだ冷たい感じです

3/9 5:51

雲海と稜線もまだ目覚める前の静けさに包まれています

3/9 5:53

富士山の頭だけ見えました

3/9 5:48

視界に広がる雲海に鋸岳と甲斐駒ヶ岳

3/9 6:03

伊那前岳の稜線と宝剣岳

3/9 6:03

木曽駒ヶ岳

3/9 6:07

ダイヤモンド鋸岳

3/9 6:10

まだ雲海と稜線の境界線も曖昧に感じる時間帯

3/9 6:12

日の出です

3/9 6:15

木曽駒ヶ岳も薔薇色に染まる

3/9 6:15

オレンジ色の夜明けに歓喜将軍！

3/9 6:20

朝陽が蒼雪の景色を彩り豊かに塗り替えて行きます

3/9 6:22

雲海も大喜び😄

3/9 6:32

朝陽を浴びる木曽駒ヶ岳

3/9 6:38

地吹雪も春の兆しを感じさせる優しい雰囲気（もちろん寒いです）

3/9 6:38

シュカブラ天国

3/9 6:47

千畳敷カールの裏側に広がる氷河地形の絶景

3/9 6:57

馬の背から眺める景色は美しさに満ち溢れています

3/9 6:57

振り返ると自分の足跡だけが延びていました

3/9 7:13

はぁ〜
自然の芸術にため息しか出ませんよ

3/9 7:33

真っ白クリーム美味しそうですがこの先はナイフリッジになっているんです

3/9 7:41

たまらん

3/9 7:56

ガリガリ君

3/9 8:17

自然の造形美　木曽駒美術館です

3/9 8:18

穂高連峰も今日は最高

3/9 8:18

後立に行きたいです

3/9 8:18

乗鞍岳

3/9 8:18

御嶽山

3/9 8:33

菱っと宝剣

3/9 8:34

真っ白なキャンバスにルートをつける贅沢を味わってます

3/9 8:35

何杯でもおかわりできちゃう

3/9 8:39

ホント最高！

3/9 8:43

さあ、ラストスパート

3/9 9:00

木曽駒ヶ岳山頂2,956mゲットです！！

3/9 9:02

山頂の祠

3/9 9:04

富士山見えました

3/9 9:06

もはや中身が何かわからないレベル

3/9 9:07

一面がエビのしっぽに覆われて足を踏み入れることも憚られます

3/9 9:07

山頂絶景独り占め

3/9 9:10

空木岳に続く稜線
荒削りな陰影が魅力的です

3/9 9:10

ピラミダルな三ノ沢岳

3/9 9:24

千畳敷方面から来た方に撮って頂きました
感謝！

3/9 9:29

山頂の絶景を堪能したのでそろそろ下山しましょう

3/9 9:34

伊那前岳の稜線も魅力的

3/9 9:36

将棊頭まで結構ありますが絶景を見ながら歩くから幸せいっぱい

3/9 9:36

この景色を貸し切り無料なんて！！
頑張ったご褒美ですね

3/9 10:18

陰影が一際目立つ伊那前岳の山肌

3/9 10:18

宝剣をアップ

3/9 10:20

絶景スポットでブランチのカップヌードル
美味しさ倍増です！

3/9 10:36

自分が付けたトレースを辿ります

3/9 10:38

振り返ると藍色の空

3/9 10:56

◯◯ブルーっていうけど木曽駒ブルーってあるのかなぁ…
この景色の中を歩ける幸せ

3/9 11:03

悲しい出来事の記憶を忘れないための記念碑

3/9 11:14

西駒山荘　雷鳥を守る会？の方がお二人で泊まっていたようです

3/9 11:18

スケールの大きなこの景色も見納めです

3/9 11:20

ありがとう木曽駒ヶ岳

3/9 11:23

長い馬の背と木曽駒ヶ岳

3/9 11:33

将棊頭山方面を振り返り

3/9 11:33

アディオス木曽駒ヶ岳
また来ます

3/9 12:17

大樽小屋で小休止

3/9 12:44

茶臼山見えた

3/9 13:48

桂小場に到着

3/9 14:06

無事に下山しました

3/9 14:36

伊那近辺ならみはらしの湯

3/9 15:32

南アルプスの"みはらし"を楽しみながら飲む白牛乳は最高！

3/9 18:14

伊那のソースカツ丼"たけだ”
ボリューム満点💯
〜おしまい〜

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 14 Pro Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス ゴーグル バラクラバ ヘルメット ピッケル ストック(スノーバケット) ワカン ココヘリ

感想

kiyohisa

2月頭に深雪ラッセルでモルゲンに間に合わずモヤっとした将棊頭山。こんな気持ちのままでは良く無いので、きちんとモルゲンを見るために前回より早くスタートしました。前日の雪でトレースはリセットされ、今日もファーストトラック。ただし積雪量は少なくプチラッセルで済み、念の為のワカンも御守りで済みました。
胸突きの頭まで登り上げ、まだ暗い稜線を進み将棊頭山でコバルト色の空を眺め日の出を待ちます。
伊那前岳の向こうには雲海が広がり南アルプスのシルエットが浮かび、素晴らしい朝の景色に期待が高まります。朝陽が昇り冷たい雪面をオレンジ色に、そして山々を薔薇色に染め上げ、モルゲンショウタイムの始まりです。木曽駒ヶ岳まで続く稜線、御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰、後立山、白馬、八ヶ岳などなど360度の大展望！
1時間半ほど山頂エリアからの景色を楽しんだので馬の背を越えて木曽駒ヶ岳まで進みます。
9時前に足跡ひとつ無い純白の木曽駒山頂に到着し、宝剣、三ノ沢岳、空木岳の眺めを楽んでから折り返しました。
稜線上は雪がクラストしていてアイゼンが良く効き、比較的歩き易く、気温も風も春の兆しを感じました。何より山頂からのモルゲンをゲットできた大満足のお山歩きでした。
千畳敷カールでは滑落事故があったようですが、これからの春山シーズン、安全第一に楽しみたいと思います。

コメント

oyamasuki_y

お疲れ様です
無事宿題を終わらせましたね
しかも模範解答ですね💯
駆け込み需要も相まって最高です✨

最高の風景じゃないですか
やー、眼福です♪
雲海もですが木曽駒までの稜線が素晴らしい
ただCT見たらかなり時間かかるのにチャレンジするkiyohisaさんタフやね
私だったら将棊頭で帰りますw

これからいよいよ春
残雪期ですね
安全登山でモルゲンハントして下さい♪

kiyohisa

oyamasuki_yさん
夏休みの宿題はギリギリ派ですが、山の宿題は早く片付けます！
やっぱり好きこそモノの上手なれ。
馬の背も以前の身体を持っていかれるような爆風ではなく、春の兆しを感じさせるものでした。
真っ白な雪面にトレースを描く楽しみは一日一名様限定のお楽しみですからね〜

千畳敷カールでの事故が色々取り沙汰されていますが、良いコンディションの記録を鵜呑みにせずに…と言うよりも、自分に合った良いコンディションを狙って…が正解だと思います。
天気次第で厳冬期に戻る春山シーズン、お互いに安全第一で楽しみましょう！

Katsuma0628

リベンジ大成功！

将棋頭からの雲海モルゲン！
素晴らし過ぎます！！
今回は程よい降雪でプチラッセルですが、厳冬期さながらの風景を楽しめ、最高ですね✨
木曽駒まで行ったら千畳敷からロープウェイで降りたくなります🤣
流石タフなkiyohisaさんですね！

下山後のたけだはたまらないですね！
久しく行っていないのでまた行きたいです♪

残雪期に入りましたが、雪崩や融雪に気をつけて安全に楽しみましょう！！

kiyohisa

Katsuma0628さん
今回はラッセルは大したことは無く、真っ暗闇のルートファインドに重きを置きました。二月に歩いた記憶があり、今回のほうが、より効率的なルートがつけられたと思います。
馬の背の先は常念東尾根にちょっぴり似ていてなかなかのコースですが、眺めは一級品です。
機会があれば是非歩いてください。
宿題を終えたので、来週からは北プスに行けたらと思います。
お互いに安全第一で楽しみましょう😊

imoimoko

こんばんは！
同日、将棊頭山までのルートを歩いた者です。大樽小屋以降も歩きやすい完璧なルートを作っていただき感謝です。

素晴らしい写真の数々に釘付けとなりました。翌日ですが、自分が撮った日の出とは比べ物にならないクオリティの高さ！気合いの0時スタート！そして木曽駒へ向かい戻ってこれる技量を羨ましく思いながら拝見しました。

10日の朝、馬の背付近にいたヘリが気になり調べたところ、千畳敷カールの事故とは別で滑落死亡事故があったようですね。9日に木曽駒に向かったと記載がありました。
9、10の両日、自分が見て感動していた景色のどこかにいたのかなと思うと、山の素晴らしさと厳しさを改めて感じました。
これからも安全第一で楽しみたいですね。長文、失礼いたしました。
お疲れ様でした！

kiyohisa

imoimokoさん
コメントありがとうございました。
ルートをお褒め頂き、ちょっぴり嬉しく思います😊
イグルーで一泊するなんて素晴らしいと思います。稜線にお家を建てればアーベンやモルゲンを確実に楽しむ事が出来るので羨ましい限りです！
冬毛の真っ白雷鳥さん、私はまだ真っ暗闇の中で遭遇したので、写真にはおさめられませんでした。
木曽駒ヶ岳の事故、まさか馬の背で起きていたとは…身の引き締まる思いです。
雪山の美しさと裏腹にリスクもある事を常に意識して、お互いに安全第一で楽しみたいですね。
どこかでイグルーを見かけたら今度はお声掛けさせて頂きます👍