記録ID: 788707
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
越百山〜南駒ケ岳〜空木岳
2015年12月29日(火) 〜
2016年01月01日(金)


- GPS
- 80:00
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,272m
- 下り
- 2,509m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 8:30
9:50
20分
下の水場
16:10
4日目
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:50
14:00
こまくさの湯
写真のデータが全て1日遅れになっています(スマホ写真を除く)。
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
復路:菅の台こまくさの湯から駒ヶ根市内まで路線バス、駒ヶ根から新宿まで高速バス |
写真
29日、あらかじめ須原駅を朝6:30にタクシーを予約しておいた。伊奈川ダムまで5400円(固定料金)。ダムができる前はこのルートには森林鉄道が敷かれていたらしい。林業で栄えた時代もあった、そんな話を聞きながら30分ほどで到着。
ほぼ同時に2台の自家用車で7-8名のパーティも到着した。準備を整えて7:40出発。
ほぼ同時に2台の自家用車で7-8名のパーティも到着した。準備を整えて7:40出発。
冬期開放されている空間はこんな感じ。明るくてとても快適なのですが、採光部が大きい=寒い!
営業終了時に余ったビールをご自由にどうぞと置手紙があったが、すでにビールはなかった。まあ残ってたとしても、凍結してしまってどうしようもないでしょうが。
営業終了時に余ったビールをご自由にどうぞと置手紙があったが、すでにビールはなかった。まあ残ってたとしても、凍結してしまってどうしようもないでしょうが。
30日朝食。いつものミニドーナツと紅茶とミカン。ミカンはこの時点ではまだ凍結してないが、この後はガチガチに凍って食べられなくなる。
昨夕17:30に寝て、起きたのは6:30。13時間寝た上に、ダラダラしてしまい、出発は9:10。この2〜1.5時間の遅れが後々影響しなければいいが。。。
昨夕17:30に寝て、起きたのは6:30。13時間寝た上に、ダラダラしてしまい、出発は9:10。この2〜1.5時間の遅れが後々影響しなければいいが。。。
本当はこの日に擂鉢窪の避難小屋まで行く計画だったけど、まだ南駒とのコルの手前で15時前。時間的に南駒を越えるのは厳しい。やはり朝の出発の遅れのしわ寄せがここにきた。
テントを張るとなると、風が強いのでなるべく避けられる場所を確保したい。地形図を読むとこの先南駒手前でこれより妥当なスペースはなさそうだ。とはいえこの場所も稜線の西側斜面で、そこに小さく岩が出っ張ってるだけ。大地形で見ると南駒と北沢尾根が北西季節風を防いでくれているように思える。
ということでスコップで均して平地を広げる。
テントを張るとなると、風が強いのでなるべく避けられる場所を確保したい。地形図を読むとこの先南駒手前でこれより妥当なスペースはなさそうだ。とはいえこの場所も稜線の西側斜面で、そこに小さく岩が出っ張ってるだけ。大地形で見ると南駒と北沢尾根が北西季節風を防いでくれているように思える。
ということでスコップで均して平地を広げる。
テントの3方向は辛うじて支持してるけど、入口側の谷側は無支持なんだよね。写真の暗闇は谷が落ちてる。
夜になって風も強くなり、風にあおられてテントごと谷底に落下するかもなあとヒヤヒヤしながら寝た。
夜になって風も強くなり、風にあおられてテントごと谷底に落下するかもなあとヒヤヒヤしながら寝た。
赤梛岳付近でブロッケン現象。悪天候登山が好きな私はブロッケン現象に遭遇することは特に珍しくはないが、なかなかシャッターチャンスに恵まれない。これは今までで一番明確に撮影できた。
2013年夏以来二度目の空木岳。前回に続いてまたしても視界は効かないが、悪天候登山が好きな私はそんなことは全く意に介さない。
空木岳への登りの途中で、福栃平まで一緒だったパーティとすれ違った。彼らは南駒を経て昨日は擂鉢窪避難小屋に泊まり、空木岳をピストンした帰りとのことだった。ということは私も計画通り昨日擂鉢窪まで行っていれば賑やかに過ごせたのになあ。
空木岳への登りの途中で、福栃平まで一緒だったパーティとすれ違った。彼らは南駒を経て昨日は擂鉢窪避難小屋に泊まり、空木岳をピストンした帰りとのことだった。ということは私も計画通り昨日擂鉢窪まで行っていれば賑やかに過ごせたのになあ。
空木岳ピークから少し下ればガスは切れる。
時間の余裕はあるし、空木平の避難小屋まで下った方が絶対無難なんだけど、明日の初日の出を期待して稜線付近の駒峰ヒュッテ(冬期開放)に留まることにした。
時間の余裕はあるし、空木平の避難小屋まで下った方が絶対無難なんだけど、明日の初日の出を期待して稜線付近の駒峰ヒュッテ(冬期開放)に留まることにした。
池山小屋の水場。ドクドクと湧き出てる。
昨夜の食事で水を使い果たし、飲料水を全くキープしてなかったので、ここでゴクゴク飲む。
さあ下ろうと思ったら、左足のアイゼンがない!水場に着く前のつづら折れを何度かショートカットしたので、そのどこかで引っかけて落ちてしまったのだろう。それらしいところまで探しにいったが見つからなかった。
昨夜の食事で水を使い果たし、飲料水を全くキープしてなかったので、ここでゴクゴク飲む。
さあ下ろうと思ったら、左足のアイゼンがない!水場に着く前のつづら折れを何度かショートカットしたので、そのどこかで引っかけて落ちてしまったのだろう。それらしいところまで探しにいったが見つからなかった。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ワカン
スコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | 低標高で雪が少なくワカンを使用する状況はなかった。 |
感想
2012年年末、駒ケ根〜池山尾根〜空木岳〜中八丁峠〜倉本と、伊那から木曽へ山越えで京都に帰省する計画は池山尾根の時点で大雪で敢え無く撤退した。その後、夏山で空木岳は踏破したので、今回の目的は百高山48位の南駒ケ岳(2841m)と82位の仙涯嶺(2734m)。今回は京都に帰省する予定はないので、まずは木曽側の須原駅まで電車で向かい、タクシーで伊奈川ダムまで移動しての入山とした。
越百山〜仙涯嶺〜南駒ケ岳を踏破できればそれで目的達成であるが、南駒からの下山は難所があり、再びタクシーを利用しなければならず、さらに木曽側には歩いていける温泉がないということで、空木岳まで縦走して池山尾根を下る計画にした。
今シーズンはどこも雪が少ないと言うが、木曽側も伊那側も標高2000m以下ではアイゼンが不要なくらいだった。
12/31大晦日が稜線上は終日ガスに覆われたが、それ以外は快晴だった。気温は最低で-15℃くらい。稜線上は終始風が強かった。
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