ハナネコノメソウと残雪の鍋割山〜雨山峠〜ユーシン〜大丸北西尾根、タイムズ秦野丹沢駐車場から周回

2025年03月22日(土) [日帰り]

• GPS: 10:25
• 距離: 30.2km
• 登り: 2,201m
• 下り: 2,214m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:06
• 休憩: 1:19
• 合計: 10:25

距離 30.2km 登り 2,201m 下り 2,214m

6:19 公衆トイレ
6:21 山岳スポーツセンター
6:26 6:28 大倉バス停
7:14 7:18 黒竜の滝
7:30 尾関広氏の銅像
7:34 二俣
7:49 7:50 本沢渡渉点
7:54 7:56 ミズヒ沢渡渉点
8:12 8:22 後沢乗越
8:37 8:42 1,000m地点
9:13 9:26 鍋割山
9:26 9:27 鍋割山荘
9:27 9:29 鍋割山
9:32 オガラ沢分岐
9:40 鍋割峠
9:45 9:48 鉄砲沢ノ頭
9:55 茅ノ木棚沢ノ頭
10:09 オツボ沢ノ頭
10:13 10:16 雨山峠
10:46 10:47 雨山橋
10:57 ユーシンロッジ分岐ゲート
11:02 茅ノ木棚沢
11:09 鉄砲沢
11:26 熊木沢出合
11:34 11:46 食事休憩
11:56 忘れ物に気づいて引き返す
12:07 熊木沢出合
12:07 忘れ物を回収して戻る
12:37 尊仏ノ土平
14:14 14:18 大丸
14:28 14:39 金冷シ
14:42 花立ノ頭
14:47 花立山荘
14:56 天神尾根分岐
15:35 15:37 天神尾根入口（旧書策新道入口）
15:42 15:43 戸沢山荘
15:46 15:48 仲尾根取り付き
15:57 新茅山荘
16:19 竜神の泉
16:38 山岳スポーツセンター
16:43 県立戸川公園諏訪丸駐車場
16:44 タイムズ秦野丹沢駐車場

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

タイムズ秦野丹沢駐車場を利用。24時間で200円と安価。
トイレが200m程離れているのが少し欠点。

コース状況／危険箇所等

＜鍋割山〜雨山峠＞
写真の様に意外に残雪が有って道が消えている所が所々有りました。少し迷ったので気をつけてください。鎖場の有る傾斜面などで破線の登山道ですが、雪のせいで難易度が少し上がっていました。この土日の暖かさでかなり融けるとは思います。

＜雨山峠〜雨山橋＞
雨山橋への下りに特に通行止め等は書かれていませんが、雨山橋からの登り口には通行止めと書かれていました。下る人は何も書かれていないので下るでしょうが、登山道がかなり荒れています。破線の登山道がバリエーションルートになりかかっていると思って下さい。悪路に慣れていない人は通らない方が無難です。

＜ユーシン〜大丸北西尾根＞
バリエーションルートです。踏み跡も赤テープも有りません。一般登山者は通らないで下さい。
急斜面をほぼ直登します。残雪が有って少し難易度は上がっています。チェーンスパイクを途中から装着しましたが、快晴で雪が緩んで団子になってあまり役立ちませんでした。大丸の山頂近くに金網が有り、山頂には行けませんが、金網沿いに時計回りすると登山道に出られます。金網が痛むので無理に金網を越えないで下さい。

＜天神尾根＞
雪は解けていました。ただ上の方は踏み跡が有り過ぎて迷います。

写真

3/22 7:54

この辺りだと雪は無いので雪の心配はしていませんでしたが。。。

3/22 9:09

鍋割山の山頂の手前辺りから少し雪が出てきました。でも登山道は普通に歩けます。

3/22 9:14

富士山が綺麗に見えます。雪も山頂付近だけかな〜と思っていました。

3/22 9:15

3/22 9:26

南側はほぼ雪は無いです。

3/22 9:27

雨山峠訪問に下り始めるといきなり雪。ここを歩く人はほぼいないので、踏み跡も多くは有りません。

3/22 9:28

3/22 9:37

登山道が雪で所々消えていました。スパッツを持って来なかったのを少し不安に思いながら下ります。

3/22 9:47

蛭ヶ岳付近はまだ雪がかなり残っていますね。

3/22 9:47

3/22 9:51

来仕方を振り返って。鎖で正面の急斜面を下って、また登り返した所です。

3/22 10:14

雨山峠に到着。雨山橋への下りに特に通行止め等は書かれていませんが、雨山橋からの登り口には通行止めと書かれています。

3/22 10:17

下の沢の方が雪が残っています。

3/22 10:39

ハナネコノメソウを探して登山道から外れたのですが見つかりませんでした。引き返す所から見た登山道の橋です。

3/22 10:42

ところが何とハナネコノメソウが直ぐ先で見つかりました。こんな小さい花だとは思っていませんでした。

3/22 10:42

とっても可愛らしい。

3/22 10:42

肉眼だと見落としてしまう程の小さな花ですが、拡大して見るととっても可憐な花ですね〜。

3/22 10:43

3/22 10:43

old-diverさんの様に綺麗に撮るには、それなりの機材と腕は必須ですね。

3/22 11:02

雨山橋辺りは林道が再整備されていましたが、まだ再整備されていない辺りの沢との合流点で、沢側を見ています。

3/22 11:17

3/22 11:21

トンネルもかなり古い感じですね〜。

3/22 11:22

裸眼では正面の雪山がもっと綺麗に見えるのですが、スマホの写真の限界です。

3/22 11:24

熊木沢出合の少し手前。木が邪魔なので下の河原に下ります。

3/22 11:29

熊木沢の向こうに蛭ヶ岳が見えています。蛭ヶ岳の南陵を下って来ると、ここで振り返って休憩する所です。

3/22 11:32

ここで食事休憩にしました。

3/22 11:36

沢が綺麗なので手を洗って食べました。

3/22 11:37

蛭ヶ岳を見ながらの食事休憩は最高ですね〜。

3/22 12:19

この辺りで忘れ物に気づいて食事休憩場所に戻り、忘れ物を回収して来た所です。

3/22 12:30

3/22 12:30

3/22 12:32

雪山と川のコントラストが良いですね〜。

3/22 12:33

3/22 13:48

バリエーションルートの大丸北西尾根は、それなりに雪が残っていて踏み跡は全く有りませんでした。

3/22 14:12

大丸の山頂近くです。

3/22 14:12

この手前まではかなりの急斜面でしたがなだらかな雪面です。

3/22 14:43

大倉尾根を下っている所です。登山道には雪が無くって快適に下れます。

3/22 14:47

花立山荘の直ぐ下の階段です。先ほどまで無人だったのに、大倉尾根に入ると人が多いですね〜。

3/22 16:39

大倉まで下って来ました。

3/22 16:39

ストックは見つかりませんでしたが、怪我無く下山できて良かったです。

撮影機器：

SH-M26 SHARP

装備

個人装備

GPS ペットボトル600mlx2 総菜パン6個 笛 熊鈴 手袋 帽子 チェーンスパイク

感想

風太郎

3月9日に山行で、天神尾根の下りで落とした冬山用のストックを探しに行くのと、old-diverさんの以下のレコで知ったハナネコノメソウを見る為に、またまた表丹沢を歩く事にしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7898885.html

落としたストックは15日の山行でも、shigetoshiさんとyoutaroさんが一緒に探してくれても見つからなかったので、見つかれば御の字でしたが。。。もっとも今回の山行はもう少し後にする予定で、この日は西丹沢の三椏巡りを計画していました。それが21日の山行で三椏の見頃が遅れている事が分かり、急遽こちらの計画に変えたのです。頭の中には既にルートは有ったのですが、それで計画を作ってガーミン用に読み込ませようとしたらパソコンが変になり、再起動してら延々と再起動の文字だけ表示して起動しなくなりました。よって今回はスマホのルート図だけが頼りの山行でした。

そのトラブルのせいで寝るのが遅れ、アラームの時間を20分遅らせたので、出発は10分遅れ。鍋割山の到着時間は頑張って計画どうりになったのですが、その後で予想外の残雪や食事休憩後に忘れ物をして引き返す等で、金冷シ到着はまた計画より遅れました。まあ色々とトラブルは有りましたが、ゴールの時間は計画より少し早くてまずまずの山行でした。

ストックは見つかりませんでしたが、ハナネコノメソウが見つかったのが大収穫でした。ここかな〜と思って登山道から少し逸れた所では見つからず、諦めた時に発見した時には嬉しかったです。あんなに小さい花だとは思っていなかったので、意識して探さなければ見過ごしたでしょう。スマホではあれが限界だったので、改めてold-diverさんの写真の凄さが分かりました。それなりの機材を持って、それなりに注意して探しながら歩いているのでしょう。自分がまだやった事の無い登山の一つのスタイルだと思います。

ハナネコノメソウが見つかった時は、普通の登山に少し飽きてきて、バリエーションルートを歩き始めた時の様にワクワクしました。old-diverさん、ありがとうございました。