摩耶山:地蔵谷ルートを検証してみた


- GPS
- 04:34
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 985m
- 下り
- 302m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:六甲ケーブル山上駅⇒(代行バス)⇒六甲ケーブル下⇒(神戸市営バス)⇒JR六甲道駅⇒最寄り駅 ※六甲ケーブルは現在、メンテナンスのため4/12まで運休中。代行バスで輸送 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<地蔵谷ルート> ● 登山地図では破線ですが、ふつうの登山道でした。とくに危険箇所もありませんでした ● 谷筋を遡行していくので4、5カ所ほど渡渉があります ● 道標はわりとよく設置されています。が、それでもルートがわかりづらい箇所がありました。踏み跡や石段をよく見定めて進む必要があります ● 急登は2、3カ所ほどで、全山縦走路の稲妻坂・天狗道のような登ったり下ったりは基本ないのでアルバイト的にはこちらのほうが楽に感じられました ● 所要時間は全山縦走路とほぼ同じか若干短いぐらいと思われます |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ツェルト
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
カメラ
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感想
2週間前の六甲全山縦走大会で「奇妙な現象」を耳にしました。それは、摩耶山に登る際、麓で追い抜いたグループが山頂に着いたら先着していた、という話。途中で追い越されたわけではなく、どうしてだったんだろう?と。
考えられるのは、全山縦走路とは異なる道があって、彼らはそちらのほうから登った、ということ。それ以外に説明がつきません。
試しに地図を見てみると、全山縦走路と並行して地蔵谷道というルートがありました。これか? ほかの黒岩尾根ルートやトゥエンティクロスルートでは遠回りすぎます。ならば実地調査してみようということで、地蔵谷道を登ってみることにしました。
地蔵谷道は、登山地図によっては破線になっているので、どんな道なんだろうと少しおっかなびっくりでした。谷へ入ってみると、あまり歩く人がいないようで路面には落ち葉が溜まっています。ついさっきまでの全山縦走路の賑わいは消え失せ、私一人。ちょっと心細くなってきます。
しかし、道自体は問題ありません。基本的に踏み跡が明瞭で、とくに難しい場所もなく、順調に登っていけます。途中、2、3カ所ほど急登がありましたが、短いのでさほど苦になりません。
むしろ、ルートがわかりづらい箇所が1、2カ所あり、私的にはそちらのほうが戸惑いました。渡渉したところで、その先どう進めばいいのかわからなくなった場所がありました。やみくもに進むのはまずそうなのでしばらく止まっていたら、折よく逆行するグループが現れ、正しいルートがわかりました。
その後、沢筋から離れて少し頑張って登ったらアドベンチャールート分岐で全山縦走路と合流。そこからはもう最後のひと登り、10分ほどで摩耶山山頂です。
地蔵谷ルートを振り返ると、「これは使える」というのが私の感想です。全山縦走路はニセピークが3つほどあり、そのつど登ったり下ったりしなければならず、それがけっこう堪えるのですが、地蔵谷ルートはそういう登り下りがなく、おおむね緩やかに摩耶山へと登っていくので、須磨からきて疲れた足にはやさしいルートだと思います。
とはいえ、地蔵谷ルートもそれなりに長くは感じました。時間的には全山縦走路とほぼ同じか、少し短いぐらいでしょうか。冒頭記したように破線ルートですが、私の感覚ではふつうの登山道と変わるところはありません。あまり通る人はいない様子ですが、もっと歩かれていい道だと思いました。
ということで、大会のときはこちらを通って摩耶山へアプローチするのもありですね。例のグループもきっと地蔵谷を通って登ったのでしょう。
この日は摩耶山をゴールにしようかとも思ったのですが、まだ時間が早かったので、六甲ケーブルまで歩きました。その途中、摩耶別山をバイパスする車道ルートもついでに確認。地蔵谷道と併せて多少は楽ができそうです。
なお、六甲ケーブルはメンテナンスのために長期運休中でした(〜4/12)。代行バスが運行されていました
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