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Yamareco

記録ID: 7942562
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

霞沢岳・西尾根:噂に違わぬ急登続きも、絶景!

2025年03月25日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:36
距離
15.0km
登り
1,708m
下り
1,710m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:37
休憩
0:59
合計
9:36
距離 15.0km 登り 1,708m 下り 1,710m
5:18
26
5:44
1
5:45
25
6:19
5
6:24
6:38
1
6:39
6:47
177
9:44
9:50
30
10:20
10:49
23
11:12
143
13:49
13:51
3
13:54
30
14:24
1
14:25
29
14:54
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
坂巻温泉の駐車場へ5:05に到着、1000円。宿泊者の車も含めて6台駐車。内、2台が登山者の車だった様子。
コース状況/
危険箇所等
時々踊り場的な緩い斜面も有るが、岩場の上に上がるまで延々と急登が続く。

岩場の手前の狭い稜線(雪庇あり)が核心部。先行パーティがトレースを残してくれたので通ることが出来たけど、私が先頭だったらここで引き返したと思う。
因みに先行パーティのお二人はロープでお互いを繋いで渡ったらしい。

岩場は足場も手掛かりもしっかりしているので登るのに不安は感じない。ロープも有るのでなお安全。

ワカンを持参したが車中に残した。ヘルメットはザックに括り付けていたが結局出番なし。長距離で天気も良さそうなので水は2ℓ強を持参したが、風がそこそこあり汗を余りかかなかったので1ℓで足りた。登りはピッケル、降りはストックを使用した。
その他周辺情報 坂巻温泉に入浴も出来たが、帰る途中の温泉に入浴
坂巻温泉を20分前に出て、釜トンネルまで来た。
2025年03月25日 05:44撮影 by  M06, FCNT
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3/25 5:44
坂巻温泉を20分前に出て、釜トンネルまで来た。
初めて歩いて上高地に入る。
行きは車が来ないので少しでも距離を節約するために、道路の中央部を遠慮なく歩く。
2025年03月25日 06:10撮影 by  M06, FCNT
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3/25 6:10
初めて歩いて上高地に入る。
行きは車が来ないので少しでも距離を節約するために、道路の中央部を遠慮なく歩く。
上高地トンネルを出て5分ほど歩くと右手に除雪で出来た土と雪の壁が有り、そこを登ると2パーティがアイゼンを装着していた。ここまで1時間ちょっと。
2025年03月25日 06:25撮影 by  M06, FCNT
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3/25 6:25
上高地トンネルを出て5分ほど歩くと右手に除雪で出来た土と雪の壁が有り、そこを登ると2パーティがアイゼンを装着していた。ここまで1時間ちょっと。
夏用の靴しか持っていない私は、某中国のECサイトで買ったゴムの靴カバー(550円)を履いたのち、アイゼンを付けた。
汗の発散は出来ないが、防寒・防水には充分だった。
但し、登っている途中で一部が破れたので使い捨て。
2025年03月25日 06:29撮影 by  M06, FCNT
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3/25 6:29
夏用の靴しか持っていない私は、某中国のECサイトで買ったゴムの靴カバー(550円)を履いたのち、アイゼンを付けた。
汗の発散は出来ないが、防寒・防水には充分だった。
但し、登っている途中で一部が破れたので使い捨て。
この中央部分から登り始める
2025年03月25日 06:39撮影 by  M06, FCNT
3
3/25 6:39
この中央部分から登り始める
皆さんが撮る「潜る処」
潜ってから撮った。
2025年03月25日 07:23撮影 by  M06, FCNT
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3/25 7:23
皆さんが撮る「潜る処」
潜ってから撮った。
急な斜面にトレースが付いている。
トレースが無かったらちょっと怖いかも。
2025年03月25日 07:57撮影 by  M06, FCNT
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3/25 7:57
急な斜面にトレースが付いている。
トレースが無かったらちょっと怖いかも。
お日様が顔を出しそうな気配。
2025年03月25日 09:07撮影 by  M06, FCNT
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3/25 9:07
お日様が顔を出しそうな気配。
こんな暖斜面はとても有難い。
急斜面は撮り出したらキリがないと思い、撮らなかった。
2025年03月25日 09:17撮影 by  M06, FCNT
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3/25 9:17
こんな暖斜面はとても有難い。
急斜面は撮り出したらキリがないと思い、撮らなかった。
そろそろ核心部。
前方のコブに向かうほど尾根が細くなる。
2025年03月25日 09:43撮影 by  M06, FCNT
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3/25 9:43
そろそろ核心部。
前方のコブに向かうほど尾根が細くなる。
雪庇の張り出した細尾根。
トレースのお陰で渡れました。
2025年03月25日 09:46撮影 by  M06, FCNT
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3/25 9:46
雪庇の張り出した細尾根。
トレースのお陰で渡れました。
細尾根を渡ると岩場
遠目に見えた程に怖さは無く、ロープ無しでも問題無いが、有難くロープも使わせて貰いました。
2025年03月25日 09:53撮影 by  M06, FCNT
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3/25 9:53
細尾根を渡ると岩場
遠目に見えた程に怖さは無く、ロープ無しでも問題無いが、有難くロープも使わせて貰いました。
岩場を登り切ってからの山頂・・奥の頂
お日様が出て来てくれて嬉しい。
2025年03月25日 10:01撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:01
岩場を登り切ってからの山頂・・奥の頂
お日様が出て来てくれて嬉しい。
ガスの中の穂高連峰
2025年03月25日 10:08撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:08
ガスの中の穂高連峰
山頂にトレースを付けてくれたお二人の姿
2025年03月25日 10:16撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:16
山頂にトレースを付けてくれたお二人の姿
辺りを見渡して、山頂からの絶景を謳歌している様子
2025年03月25日 10:28撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:28
辺りを見渡して、山頂からの絶景を謳歌している様子
着きました、霞沢岳
2025年03月25日 10:41撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:41
着きました、霞沢岳
乗鞍方面
2025年03月25日 10:36撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:36
乗鞍方面
笠ヶ岳
2025年03月25日 10:37撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:37
笠ヶ岳
常念岳は雲の中、右手が蝶ヶ岳
2025年03月25日 10:40撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:40
常念岳は雲の中、右手が蝶ヶ岳
穂高連峰をバックに撮って貰いました。
この後女性二人のパーティも到着。
2025年03月25日 10:45撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:45
穂高連峰をバックに撮って貰いました。
この後女性二人のパーティも到着。
暫し絶景を堪能したあと出発
2025年03月25日 10:59撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:59
暫し絶景を堪能したあと出発
先行のパーティも下山開始
2025年03月25日 10:59撮影 by  M06, FCNT
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3/25 10:59
先行のパーティも下山開始
焼岳
2025年03月25日 11:02撮影 by  M06, FCNT
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3/25 11:02
焼岳
岩場の上から、上高地を見下ろす
2025年03月25日 11:02撮影 by  M06, FCNT
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3/25 11:02
岩場の上から、上高地を見下ろす
岩場のロープと先行パーティ
2025年03月25日 11:05撮影 by  M06, FCNT
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3/25 11:05
岩場のロープと先行パーティ
岩場は下向きで下れる。
女性パーティが先頭を行く
2025年03月25日 11:06撮影 by  M06, FCNT
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3/25 11:06
岩場は下向きで下れる。
女性パーティが先頭を行く
こんな処ばかりでは無いが、踏みぬきが多く、何処を踏むかを選びながら歩く斜面も有る。
ソロソロ雪が途絶えそう。
2025年03月25日 13:07撮影 by  M06, FCNT
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3/25 13:07
こんな処ばかりでは無いが、踏みぬきが多く、何処を踏むかを選びながら歩く斜面も有る。
ソロソロ雪が途絶えそう。
釜トンネルを過ぎて道を歩いていたら道端に春の使者、フキノトウ。
折角なので天ぷらにして戴こうと思います。
2025年03月25日 14:36撮影 by  M06, FCNT
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3/25 14:36
釜トンネルを過ぎて道を歩いていたら道端に春の使者、フキノトウ。
折角なので天ぷらにして戴こうと思います。
撮影機器:

感想

何時かは登りたいと思いつつ、夏道は長いな〜〜って思って、なかなかチャレンジする機会を持たなかったが、冬季限定の西尾根が有るのを知り
「夏の暑いさ中に長距離を歩かなくても良いのなら、行くしかない」と決心していた。

しかし天候などに恵まれず延ばし伸ばしになってしまっていた。
「このままでは4月になって雪解けが進んで行けなくなってしまう」と焦り始めていたら、丁度休みと天気具合が重なり急遽登ることにした。

最近、山スキーに行ってきた後の足の疲れが抜けにくいので、急登の長距離に耐えられるかが心配だったが、案の定山頂に着いたら足・特に膝に違和感を感じ始め、素晴らしい眺望に囲まれながら、降りの事が頭を過ぎり、先行パーティの若い人達の様にはしゃげなかった。それでも、穂高連峰や笠ヶ岳・焼岳などを見渡しながら、ゆっくりと休憩を取り充実の山頂を楽しんだ。

下り始めてみると、思ったよりも順調に下ることが出来、1時間半ほど下ったところで相当下ったはずだと思ったら、まだ半分にも満たなかった。
そこからが、長い長い。
先行パーティが着衣調整等の間に追い抜いたが、私も着衣調整している間に追い抜かれ、その後はどんどん差を付けられた様に思う。
膝の違和感が増して、トボトボとしか歩けなくなってきた。

漸く上高地線の車道に出て、釜トンネルを抜けると陽射しがとても暖かく、道端にフキノトウが目を出しているのを見つけた。
まだ、山スキーのシーズンだがその合間に残雪の長距離の山に登れ、この後予定している笈ヶ岳や富士山滑走も行けそうだなとの感触も得られ、とても疲れたけど有意義な山行でした。

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霞沢岳西尾根
利用交通機関:
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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