ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7971883
全員に公開
雪山ハイキング
白山

野伏ヶ岳(三百)と大日ヶ岳(二百)〜天狗山(積雪期限定の山へ)

2025年04月04日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 岐阜県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:17
距離
20.1km
登り
1,530m
下り
1,528m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:27
休憩
0:15
合計
7:42
距離 20.1km 登り 1,530m 下り 1,528m
6:39
147
9:06
9:08
93
10:41
90
12:27
12:31
2
12:33
11
12:44
30
13:14
13:16
6
13:22
13:24
3
13:27
13:29
31
14:00
14:01
7
14:08
4
14:12
9
天候 AM 晴れ 時々 曇り 上部はガス+雪
PM 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
○野伏ヶ岳
白山中居神社の裏手にあるスペース(5台程度)に駐車しました。
公衆トイレ使用可でした。

○大日ヶ岳〜天狗山
高鷲(たかす)スノーパークのゴンドラトップからスタート。
駐車料金1,000円 + ゴンドラ往復2,000円。
翌日への体力温存のため重課金しましたw
 
コース状況/
危険箇所等
※4/4時点の状況です。今後の天候、融雪により状況は変わっている可能性があります。
○野伏ヶ岳
・林道から全面雪道。
・トレースは複数ありますが、林道途中から各々歩きやすそうな場所を歩いているようで、方々に伸びています。
・前半はスギ林で見通しも無く、ダイレクト尾根に出るまでは進行方向に注意です。
・上部はクラック多数。基本尾根上歩きですがルート取りに注意です。
・山頂は看板等見当たりませんでした。

○大日ヶ岳〜天狗山
・全体に歩きやすい稜線の登山道です。
・トレース多数。赤テープ等ほぼありませんが、特に問題なし。

今回はどちらも、ツボ足、ノーアイゼン、ストックのみ使用しました。
   
その他周辺情報 下山後に、道の駅併設のひだ荘川温泉桜香の湯(日帰り入浴730円)で入浴しました。バスタオル、フェイスタオルの無料貸し出し有。
https://www.hida-ouka.jp/
 
朝、ひるがの高原SAで仮眠し夜明け。
パーキングから見る大日ヶ岳。
ダイナランド、高鷲スノーパークとスキー場が連なります。
1
朝、ひるがの高原SAで仮眠し夜明け。
パーキングから見る大日ヶ岳。
ダイナランド、高鷲スノーパークとスキー場が連なります。
下道で桧峠を越えて野伏ヶ岳登山口へ。
峠あたりで日の出を迎えます。
下道で桧峠を越えて野伏ヶ岳登山口へ。
峠あたりで日の出を迎えます。
白山中居神社裏手に駐車スペースと公衆トイレがあります。
白山中居神社裏手に駐車スペースと公衆トイレがあります。
車道を少し歩き、橋を渡った先から雪道の林道に入ります。
1
車道を少し歩き、橋を渡った先から雪道の林道に入ります。
まだ雪深い道のりです。
1
まだ雪深い道のりです。
途中から林道を外れ、道なき斜面を直登します。
1
途中から林道を外れ、道なき斜面を直登します。
宿泊跡、サイズ的にお一人様かな。
1
宿泊跡、サイズ的にお一人様かな。
スギ林を抜けると見通しの良い斜面。
辺りは明るくなります。
1
スギ林を抜けると見通しの良い斜面。
辺りは明るくなります。
尾根に乗ってからはずっと単調な登り。
真上は晴れてますが山頂方面は分厚い雲が掛かっています。
1
尾根に乗ってからはずっと単調な登り。
真上は晴れてますが山頂方面は分厚い雲が掛かっています。
だんだん雲が近づいてく・・・
1
だんだん雲が近づいてく・・・
雲の中に入り始めます。
2
雲の中に入り始めます。
遠くには雪崩跡。
1
遠くには雪崩跡。
上部は霧氷。
時折雲が流れると青空に映えます。
4
上部は霧氷。
時折雲が流れると青空に映えます。
強風でクラックは吹き溜まりになっています。
視界不良時は足元注意です。
1
強風でクラックは吹き溜まりになっています。
視界不良時は足元注意です。
山頂直下は大きなクラックでヤブが見えています。
ここは右に大きく迂回しました。
1
山頂直下は大きなクラックでヤブが見えています。
ここは右に大きく迂回しました。
ホワイトアウトまではいかずとも辺りは真っ白。
1
ホワイトアウトまではいかずとも辺りは真っ白。
このあたりが山頂ですが、特に山頂を示す看板等は無く。
まだ雪深いなだらかな山頂でした。
1
このあたりが山頂ですが、特に山頂を示す看板等は無く。
まだ雪深いなだらかな山頂でした。
一応念のため、ここが山頂であることを確認してみました。
2
一応念のため、ここが山頂であることを確認してみました。
視界が確保できているうちに下山へ。
霧氷エリアまで降りてきます。
1
視界が確保できているうちに下山へ。
霧氷エリアまで降りてきます。
ガスが抜けかかると山頂がお目見え。
2
ガスが抜けかかると山頂がお目見え。
この日はこれが限界でした。
幾らか粘りましたが、風強いので下山へ〜。
1
この日はこれが限界でした。
幾らか粘りましたが、風強いので下山へ〜。
振り返ればダケカンバ霧氷と青空。
この日は雲が完全に抜けることは無かったです。
3
振り返ればダケカンバ霧氷と青空。
この日は雲が完全に抜けることは無かったです。
ここまで来ると再び晴れのエリアに入ります。
2
ここまで来ると再び晴れのエリアに入ります。
青空、雲、霧氷、雪斜面。
1
青空、雲、霧氷、雪斜面。
振り返る。
幾らか雲が抜けましたが、山頂方面は相変わらず分厚い雲。
2
幾らか雲が抜けましたが、山頂方面は相変わらず分厚い雲。
登山口へ降りてきました。
1
登山口へ降りてきました。
見上げる山頂方面。
天気予報ほど晴れませんでしたが、荒れることなく無事登頂できて良かった。
1
見上げる山頂方面。
天気予報ほど晴れませんでしたが、荒れることなく無事登頂できて良かった。
所変わって、高鷲(たかす)スノーパークから大日ヶ岳へ。
所変わって、高鷲(たかす)スノーパークから大日ヶ岳へ。
ゴンドラ往復券を購入し、わずか10分でゲレンデトップへ。
ゴンドラ往復券を購入し、わずか10分でゲレンデトップへ。
こちらは野伏ヶ岳の時よりも晴れていて期待大です。
こちらは野伏ヶ岳の時よりも晴れていて期待大です。
ゲレンデトップから進行方向右裏手へ回り登山道へ。
ゲレンデトップから進行方向右裏手へ回り登山道へ。
まずは前大日へと続く雪斜面を登ります。
まずは前大日へと続く雪斜面を登ります。
雲ありますが、青空と雪斜面のコントラストが鮮やか。
雲ありますが、青空と雪斜面のコントラストが鮮やか。
振り返れば展望が広がります。
振り返れば展望が広がります。
前大日から大日ヶ岳へと続く稜線歩き。
前大日から大日ヶ岳へと続く稜線歩き。
一旦下り、登り返しです。
一旦下り、登り返しです。
緩やかな斜面を登ればあとは目と鼻の先。
1
緩やかな斜面を登ればあとは目と鼻の先。
登り切って大日ヶ岳。
山頂道標は頭半分が見えています。
1
登り切って大日ヶ岳。
山頂道標は頭半分が見えています。
ここからはこの日のハイライト。
天狗山へ向け、展望の雪稜歩きです。
奥は白山方面ですが、この時はまだ上部は雲の中。
ここからはこの日のハイライト。
天狗山へ向け、展望の雪稜歩きです。
奥は白山方面ですが、この時はまだ上部は雲の中。
反対側は御嶽山。
2
反対側は御嶽山。
大日ヶ岳を振り返る。
1
大日ヶ岳を振り返る。
手前のなだらかな丘が天狗山、すぐ左が天狗の鼻。
手前のなだらかな丘が天狗山、すぐ左が天狗の鼻。
前を見ても後ろを見ても白銀の稜線。
1
前を見ても後ろを見ても白銀の稜線。
なだらかな丘のような天狗山山頂。
位置を確認したらちゃんと山頂でした。
1
なだらかな丘のような天狗山山頂。
位置を確認したらちゃんと山頂でした。
天狗山から天狗の鼻へ。
天狗山から天狗の鼻へ。
天狗の鼻から野伏ヶ岳方面。
天気予報に反し、この日は一日雲の中のようでした。
1
天狗の鼻から野伏ヶ岳方面。
天気予報に反し、この日は一日雲の中のようでした。
少し休憩し、再び大日ヶ岳へと折り返しします。
少し休憩し、再び大日ヶ岳へと折り返しします。
気持ちの良い稜線歩きに気分上々⤴⤴
気持ちの良い稜線歩きに気分上々⤴⤴
このあたりから白山の上部が見え始めます。
1
このあたりから白山の上部が見え始めます。
くっきりと陰影浮かぶ午後の雪稜。
くっきりと陰影浮かぶ午後の雪稜。
振り返れば歩いてきた稜線。
1
振り返れば歩いてきた稜線。
大日ヶ岳への最後の登り返し。
大日ヶ岳への最後の登り返し。
登り切って再び大日ヶ岳。
時間的にもう誰もおらず、展望貸切〜
2
登り切って再び大日ヶ岳。
時間的にもう誰もおらず、展望貸切〜
大日ヶ岳から前大日へ。
大日ヶ岳から前大日へ。
前大日から再び大日ヶ岳を振り返る。
前大日から再び大日ヶ岳を振り返る。
ゲレンデトップが見えてきました。
ゲレンデトップが見えてきました。
下りはあっという間ですね。
下りはあっという間ですね。
無事にゲレンデまで戻ってきました。
無事にゲレンデまで戻ってきました。
下山後は、ひだ荘川温泉桜香の湯へ。
高速で小松市内へ移動します。
下山後は、ひだ荘川温泉桜香の湯へ。
高速で小松市内へ移動します。
宿泊地の近くの定食屋でゲン担ぎのロースカツ。
翌日の笈ヶ岳登山に備えました。
1
宿泊地の近くの定食屋でゲン担ぎのロースカツ。
翌日の笈ヶ岳登山に備えました。

感想

4/4金曜日は仕事の予定が流れたので急遽休み取って山へ。
もともと翌日5日土曜日はガッツリ笈(おいずる)ヶ岳を予定していたので、1泊行程に変更し前段に歩けそうな山と組み合わせてみることにしました。
北陸のこのエリア一帯はあまり訪れる機会が無く、残雪期に限れば十数年前に一度きり歩いた荒島岳くらいか。
昔夏山シーズンに白山に登ったのもヤマレコ始める前なので、とうに十年以上は前の話。
土地勘も無ければ手持ちの情報も少ない中、調べていると積雪期限定の野伏ヶ岳が目に留まります。
さらに、すぐ近くの大日ヶ岳から天狗山への稜線も積雪期ルートとなっているようで、この際と欲張って両山を歩くことに決めました。

木曜夜に準備して出発。
安房トンネル経由で岐阜へ入り、東海北陸道から高速に乗ります。
途中のひるがの高原で仮眠し、高鷲(たかす)インターへ。
さらに下道で桧峠を越えて、駐車場のある白山中居神社へ。
到着時刻はAM6時半頃、平日ですが既に3台停まっていました。
車道を少し歩き、橋を渡った先で除雪エリアが終わり、未だ全面雪の林道に入ります。
暫く林道を進むと、トレースが方々に伸びていきます。
先達者はスギ人工林の斜面を各々思い思い歩きやすそうなルートを歩かれたようで、比較的歩幅が近く、歩きやすそうなトレースを選び跡を辿ることにしました。
尾根に乗ると、あとはひたすら単調な登り。
途中から天気は曇り空になり、標高を上げると雪が当たるようになります。
晴れ予報の日でしたが、上部に掛かった雲はなかなか抜けず、時折青空が姿を見せるのみ。
そこまで悪天ではなく、ホワイトアウトまでは免れたので、歩くには支障はありませんでした。
途中途中に疎らに生えるダケカンバと霧氷が奇麗でした。
山頂手前は大きなクラックがあり、迂回を余儀なくされます。
悪天候時、視界不良時は通行注意です。
山頂はなだらかな雪原で、道標、三角点等山頂を示すものは深い雪の下。
残念ながら展望も無く、これ以上荒れてくる前にと早々に引き返しました。
単調な尾根なので下りはあっという間。
登山口へ降り、次なる山、大日ヶ岳へ向かいます。

今回は体力温存のため、高鷲スノーパーク麓の大駐車場からゴンドラで約10分、標高1,500m超からスタートのゆる行程です。
この時点で気温は上がり雪は緩み、雪質はシャバシャバ、足元はズブズブ。
足取られながら登り、大日ヶ岳山頂へ。
大日ヶ岳は山頂道標が半分見えていました。
あたりはちらほら灌木やササのヤブも見え始めています。
大日ヶ岳から天狗山へは、途中緩いアップダウンを幾つも越える雪稜歩き。
これまで雲の中だった白山方面もこの頃から雲が抜けはじめ、次第に山頂が望めるようになってきます。
暫く歩いて天狗山へ。
山頂を示すものは無く、なだらかな丘といった印象。
さらに少し先の天狗の鼻の方が山頂っぽさがあり、奥まで歩き登り切ったところで休憩。
見通しの良い雪稜と展望歩きを楽しみました。
ゲレンデトップへ戻り、再びゴンドラで下山。
片道券があれば復路はそのまま麓まで歩くところですが、往復券のみの販売なので仕方なく。
インターに程近い、道の駅併設のひだ荘川温泉桜香の湯で入浴し、東海北陸道経由で石川県の小松市内へ。
ビジネスホテルでギリギリまで睡眠時間を取り、翌日はAM2時過ぎ起床。
小松市から登山口まで車で1時間ほど走り、メインの笈ヶ岳へ。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:178人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら