野伏ヶ岳(三百)と大日ヶ岳(二百)〜天狗山(積雪期限定の山へ)


- GPS
- 06:17
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,530m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 7:42
天候 | AM 晴れ 時々 曇り 上部はガス+雪 PM 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
白山中居神社の裏手にあるスペース(5台程度)に駐車しました。 公衆トイレ使用可でした。 ○大日ヶ岳〜天狗山 高鷲(たかす)スノーパークのゴンドラトップからスタート。 駐車料金1,000円 + ゴンドラ往復2,000円。 翌日への体力温存のため重課金しましたw |
コース状況/ 危険箇所等 |
※4/4時点の状況です。今後の天候、融雪により状況は変わっている可能性があります。 ○野伏ヶ岳 ・林道から全面雪道。 ・トレースは複数ありますが、林道途中から各々歩きやすそうな場所を歩いているようで、方々に伸びています。 ・前半はスギ林で見通しも無く、ダイレクト尾根に出るまでは進行方向に注意です。 ・上部はクラック多数。基本尾根上歩きですがルート取りに注意です。 ・山頂は看板等見当たりませんでした。 ○大日ヶ岳〜天狗山 ・全体に歩きやすい稜線の登山道です。 ・トレース多数。赤テープ等ほぼありませんが、特に問題なし。 今回はどちらも、ツボ足、ノーアイゼン、ストックのみ使用しました。 |
その他周辺情報 | 下山後に、道の駅併設のひだ荘川温泉桜香の湯(日帰り入浴730円)で入浴しました。バスタオル、フェイスタオルの無料貸し出し有。 https://www.hida-ouka.jp/ |
写真
感想
4/4金曜日は仕事の予定が流れたので急遽休み取って山へ。
もともと翌日5日土曜日はガッツリ笈(おいずる)ヶ岳を予定していたので、1泊行程に変更し前段に歩けそうな山と組み合わせてみることにしました。
北陸のこのエリア一帯はあまり訪れる機会が無く、残雪期に限れば十数年前に一度きり歩いた荒島岳くらいか。
昔夏山シーズンに白山に登ったのもヤマレコ始める前なので、とうに十年以上は前の話。
土地勘も無ければ手持ちの情報も少ない中、調べていると積雪期限定の野伏ヶ岳が目に留まります。
さらに、すぐ近くの大日ヶ岳から天狗山への稜線も積雪期ルートとなっているようで、この際と欲張って両山を歩くことに決めました。
木曜夜に準備して出発。
安房トンネル経由で岐阜へ入り、東海北陸道から高速に乗ります。
途中のひるがの高原で仮眠し、高鷲(たかす)インターへ。
さらに下道で桧峠を越えて、駐車場のある白山中居神社へ。
到着時刻はAM6時半頃、平日ですが既に3台停まっていました。
車道を少し歩き、橋を渡った先で除雪エリアが終わり、未だ全面雪の林道に入ります。
暫く林道を進むと、トレースが方々に伸びていきます。
先達者はスギ人工林の斜面を各々思い思い歩きやすそうなルートを歩かれたようで、比較的歩幅が近く、歩きやすそうなトレースを選び跡を辿ることにしました。
尾根に乗ると、あとはひたすら単調な登り。
途中から天気は曇り空になり、標高を上げると雪が当たるようになります。
晴れ予報の日でしたが、上部に掛かった雲はなかなか抜けず、時折青空が姿を見せるのみ。
そこまで悪天ではなく、ホワイトアウトまでは免れたので、歩くには支障はありませんでした。
途中途中に疎らに生えるダケカンバと霧氷が奇麗でした。
山頂手前は大きなクラックがあり、迂回を余儀なくされます。
悪天候時、視界不良時は通行注意です。
山頂はなだらかな雪原で、道標、三角点等山頂を示すものは深い雪の下。
残念ながら展望も無く、これ以上荒れてくる前にと早々に引き返しました。
単調な尾根なので下りはあっという間。
登山口へ降り、次なる山、大日ヶ岳へ向かいます。
今回は体力温存のため、高鷲スノーパーク麓の大駐車場からゴンドラで約10分、標高1,500m超からスタートのゆる行程です。
この時点で気温は上がり雪は緩み、雪質はシャバシャバ、足元はズブズブ。
足取られながら登り、大日ヶ岳山頂へ。
大日ヶ岳は山頂道標が半分見えていました。
あたりはちらほら灌木やササのヤブも見え始めています。
大日ヶ岳から天狗山へは、途中緩いアップダウンを幾つも越える雪稜歩き。
これまで雲の中だった白山方面もこの頃から雲が抜けはじめ、次第に山頂が望めるようになってきます。
暫く歩いて天狗山へ。
山頂を示すものは無く、なだらかな丘といった印象。
さらに少し先の天狗の鼻の方が山頂っぽさがあり、奥まで歩き登り切ったところで休憩。
見通しの良い雪稜と展望歩きを楽しみました。
ゲレンデトップへ戻り、再びゴンドラで下山。
片道券があれば復路はそのまま麓まで歩くところですが、往復券のみの販売なので仕方なく。
インターに程近い、道の駅併設のひだ荘川温泉桜香の湯で入浴し、東海北陸道経由で石川県の小松市内へ。
ビジネスホテルでギリギリまで睡眠時間を取り、翌日はAM2時過ぎ起床。
小松市から登山口まで車で1時間ほど走り、メインの笈ヶ岳へ。
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