富士ノ折立


- GPS
- 05:48
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 895m
- 下り
- 1,826m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
一ノ腰~雄山はアイゼン無しで登れた。凍結箇所にも足場ができていた。 雄山~富士ノ折立はアイゼンピッケル使用。 猿股カール~鉄塔尾根までのトラバース路は、日射もありユルユル雪で怖い。クラック多数。 |
写真
感想
立山3日目。夜明け前から雲一つない天気で、朝日に照らされる奥大日が綺麗だった。
朝食会場は0630の開始時には行列ができていた。こんなのは初めて見た。
支度を整え出発。雪はクライミングスキンには難しい硬さだった。祓堂あたりでスキーアイゼンを装着した。
雄山はゆっくり目で登った。風はあるが体が煽られるほどではない。
頂上からの景色は、2日前と比べると霞かかっているっている気がした。
雄山からの縦走路はアイゼンピッケルを装着。雄山直下の凍結トラバースが一番の難所だった。
富士ノ折立手前からルンゼに雪がつながっていたので、そこからドロップした。
滑り始めるととても気持ち良いザラメになっており、急斜面も相まって猿股カールに吸い込まれていくような感覚だった。記憶に残る一本だった。
2750あたりからデブリがひどくなり、避けながらの滑走。
猿股カールと合流してからも快適な滑走が楽しめた。
2270あたりからのトラバースは、クラックがあったりなかなか難儀した。
北面はガチガチだったが、尾根を回り込んだ東面は日射の影響で雪がユルく、ちょっと怖いトラバースだった。
その後の鉄塔尾根までのトラバースで落としすぎた。2145あたりの尾根を登るべきだった。雪が割れている箇所を回り込む必要があり、そこの通過に難儀した。
なんとか鉄塔尾根にたどり着き、タンボ平に向けて滑走開始。走るザラメでとても気持ちよかった。ボトムは縦溝多く快適な滑りはできなかった。
黒部ダムに降りる斜面はGWとしては雪がかなり多い。藪スキーせずにボトムまで滑れた。
黒部ダムの堰堤は観光客が多く居て、数分前とは全く異なる世界だった。
ダム駅に着くとちょうどバスの改札時刻で、大急ぎで板を袋詰めしてバスに飛び乗った。
3日間ともとても良い雪で、1日目と3日目は天気も良く、滑りたかった斜面も滑ることができ、とても楽しく充実した3日間だった。
春立山は楽しい、来年も楽しみだ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する