鹿島槍ヶ岳



- GPS
- 14:50
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,490m
- 下り
- 2,489m
コースタイム
- 山行
- 13:41
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 14:44
種池山荘 07:15-07:25
爺ヶ岳南峰 08:10-08:20
冷池山荘 09:30-10:30
鹿島槍ヶ岳南峰12:25-12:30
鹿島槍ヶ岳北峰12:55-13:05
鹿島槍ヶ岳南峰13:30-13:50
冷池山荘 14:50-15:00
種池山荘 17:00-17:10
扇沢 19:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
6月26日は、yama-chanと登山に行ってきました!
登山口は扇沢という映画「黒部の太陽」の舞台となった場所。
そこから、柏原新道を通りまず稜線上の種池山荘を目指します。
最初、尾根の急登で高度を稼ぎ
中腹辺りで沢をまくような感じで登っていきます。
途中、蓮華岳、針ノ木岳、鳴沢岳などが、どーんと姿を見せてくれ
景色も飽きさせません。
そして、山荘も姿を見せてくれます。
切り立った稜線上に、ポツンと立っています。
新穂高ロープウェイから見える西穂山荘みたいな感じかな?
途中、雪渓を渡る所もしっかりスコップでルートが切ってありアイゼンも不要。
稜線まで出るこのコースは、道もしっかり整備され
あまり辛さを感じさせない素晴らしい道でした。
道中、高山植物も花を咲かせていて
その美しさも楽しみながら、あっというまに種池山荘に到着。
種池山荘からの景色は、素晴らしいものでした。
今まで見えなかった立山連峰、剱岳が見え
これから登る爺ヶ岳、そしてその続く尾根のはるか先には
北アルプスの女王、南北二つの頂上を持つ端麗な双耳峰の
鹿島槍ヶ岳が見えます。
朝に見たから、綺麗な表現になりますが
夜にシルエットを見ると多分、悪魔城がありそうな感じに見えるかも。。。。
種池山荘で、少し休憩後、爺ヶ岳を目指します。
爺ヶ岳の途中までは、気分もよく余裕だったんだけど
天気は良いけど、風があって体温を奪われるような感じ
何故か、途中から睡魔が襲ってきて眠い眠い!!!
眠気を抑えてなんとか登り切った爺ヶ岳。
やったね!!
頂上ではもちろん記念撮影!!
しばし、爺ヶ岳山頂からの景色を眺め
下山。
下山するわけがないです。
爺ヶ岳には南峰、中峰、北峰が
あって、三つのピークを越えて本当の目的地を目指します。
でも、体調が最悪!!
体は、動くんですが、意識が朦朧・・・・・
山の風には対処したつもりが
どうも、暑いのか寒いのかわからないような
天気は、駄目みたい。
ヘロヘロになりながらも、やっとたどり着いた冷池山荘で
1時間、休憩させてもらいました。本当に爆睡!
休憩後私は、頭もスッキリして元に戻ったんですが
今度は、相棒の様子がおかしい・・・・
今回の大休憩が、彼のリズムを狂わせてしまったようです・・・・ゴメン。
でも、なんとかなりそうだったので
最終目的地に向かいました。
高山植物も、バックの立山、剱岳に見守られながら
綺麗に咲いていました。
順調に高度を上げて行くも
今度は、暑い・・・・・暑すぎる・・・・・
さっきは、あんなに寒かったのに!
収縮していた血管が暑さと気圧で拡張したのか
持病の片頭痛っぽい頭痛がガンガンしてきました・・・・・・・涙
本当にやわな体だな。
でも、なんとか我慢できる程度。
頂上に向かう足は、まだまだ力強い!
そして、やっと鹿島槍ヶ岳の頂上南峰に立ちました!!
やった〜!!
でも、鹿島槍ヶ岳は双耳峰。耳が二つあるんです!
リュックをデポして、もう一つの耳、北峰へ向かいます。
切れた岩場で、ここは穂高山系のような感じです。
yama-chanは、ちょっと調子が戻らないようで途中で引き返し
私だけで、北峰に登りました。
北峰からは、五竜岳から延びる険しい八峰キレットが見えました。
あんな恐ろしい所に、キレット小屋が・・・・・・・・・・
でも、いつかは縦走してみたい、そんなルートです。
yama-chanが、心配だったので景色を目に焼き付けて
すぐに、南峰に向かいました。
あれから横になっていたらしく、少し復活したとの事。
私も、少し南峰で休憩して下山しました。
帰りの稜線は、暑さととの戦い!
途中、私のほうが足が速かったのでyama-chanを待ちながら
日陰の雪渓の雪で体を冷やしました。
あの気持ちよさは、忘れられません。。。。。
下山は、お互い口数も少なく、黙々と下りました。
途中、種池小屋の人に
「夕方は、熊が出ますよー!!」と遠まわしに泊まって行ったほうがいいよ?
と言われましたが、なんとか下山できそうなので
そのまま、扇沢を目指し、樹林帯を下りました。
行きは、短くも感じた、このルート
疲れているのか、すごく長く感じました。
そして、なんとか明るいうちに下山できました。
日没も遅い、今だから出きる山行。
今シーズン初っ端が、こんな試練のような登山でしたが
これを経験したことにより
今シーズンも、今後の登山は楽になる事でしょう。
相棒のyama-chan、色々ありがとう!
ちなみに参考にならないコースタイム
良い子の皆さんは真似しないように
コース距離22km累積標高差2450m
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
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