記録ID: 8187867
全員に公開
積雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
⭐️焼岳北峰・中堀沢ルート(日帰り)
2025年05月19日(月) [日帰り]
長野県
岐阜県
greenpower
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:54
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,868m
- 下り
- 1,863m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:55
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 11:52
距離 21.0km
登り 1,868m
下り 1,863m
7:11
55分
釜トンネル
8:15
5分
からまつ橋
8:20
31分
中堀沢取付き
8:51
65分
中堀沢観測所
9:56
10:17
25分
中堀沢の雪渓末端
10:42
12分
中堀沢2股(下部)
10:54
123分
中堀沢2股(上部)
12:57
44分
岩稜帯取付き
13:41
16分
中堀沢終了点
13:57
8分
焼岳北峰分岐
14:21
12分
焼岳北峰分岐
14:33
33分
北峰南峰のコル
15:06
4分
下堀沢出合
15:32
54分
1972ピーク
16:26
16:50
10分
怪我人と遭遇
17:56
11分
中の湯温泉ゲート
18:07
30分
釜トンネル
18:37
坂巻温泉
| 天候 | 05/19(月)→はれ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
■坂巻温泉駐車場(有料) ■アクセス→長野道・松本IC～約60分。 ■駐車台数→30台。 ■トイレ→あり。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし。 ■24時間利用→不可(06時～19時) ■1日→1,000円。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■坂巻温泉駐車場(547m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 坂巻温泉の受付けで自動車のナンバーを伝えて料金を支払い、駐車場のゲートを開錠してもらいます。 帰りは受付けに声を掛けず自由に帰って良いと言われましたが、ゲートが開錠された状態だったので状況によって変わります。 坂巻温泉の出入口はトンネンで見通しが悪いので注意が必要です。旅館の出入口の脇に無料の外トイレがあります。 坂巻温泉から釜トンネルまで片道1.9km・徒歩30分掛かります。 ■釜トンネル(1,338m) 坂巻温泉駐車場から約25分で釜トンネルに到着です。 釜トンネルには登山ポスト(用紙・ペンあり)と仮説トイレ(警備員専用)があり、利用する場合は警備員に許可が必要です。 坂巻温泉から釜トンネルの国道158号線は、トンネルが多く湧き水で滑りやすく路肩が狭いので注意が必要です(外付けの荷物と自動車の接触に注意) 運転手は国道を登山者が歩いているとは考えていないので、登山者の存在を知らせる為にヘッドランプ(前方)と背後ランプ(後方)を点灯すると危険を回避できます。 無雪期の釜トンネル・上高地トンネン内部は照明がありヘッドランプは不要です(積雪期は無灯火でヘッドランプが必用) ■太兵衛平(たへいだいら・1,514m) 釜トンネルから約55分で太兵衛平に到着です。 太兵衛平～上高地に向けて車道が狭くなり、大型車両のすれ違いができず通行には注意が必要です。 太兵衛平バス停を通過すると穂高連峰が見えてきます。 ※別称→太兵衛平バス停・霞沢岳西尾根取付きと呼ばれます。 ■からまつ橋(1,501m) 太兵衛平から約10分でからまつ橋に到着です。 左折→からまつ橋へ、直進→上高地へ向かいます。 焼岳には下堀沢・中堀沢・上堀沢がありますが明確な登山道がなく、積雪期にスキーヤーが下降路で利用するルートで道迷いに注意が必要です。 梓川右岸側にニホンジカを捕獲する罠が設置されていて、登山道から外れると危険です(期間→05/11～05/30迄) ■■中堀沢取付き(1,507m) からまつ橋から約5分で中堀沢取付きに到着です。 からまつ橋から下堀沢取付きを越えるとすぐに中堀沢取付きですが、明確な道標はなくGPSを頼りに中堀沢を目指します(写真添付) 涸れた上堀沢末端を対岸へ渡ると高さ2mの熊笹の薮こぎ・石垣を越えると中堀沢末端に入渓します。 ■中堀沢観測所(1,546m) 中堀沢取付きから約30分で中堀沢観測所に到着です。 中堀沢には5つの堰堤があり、中堀沢観測所には2つの堰堤があります。進むにつれて堰堤が高くなり堰堤を高巻く難易度が高くなります。 中堀沢観測所から中堀沢終了点まで危険な落石エリアです。 1つ目の堰堤は中央(梯子あり)、2つ目の堰堤は左岸から通過します(写真添付) ■■中堀沢の雪渓末端(1,674m) 中堀沢観測所から約65分で中堀沢の雪渓末端に到着です。 5つ目の堰堤を越えると中堀沢の雪渓末端になり、中堀沢終了点まで雪が繋がり12本爪アイゼンを装着します。 ガレ場に積もった腐った雪の雪渓になり、膝～太股の踏み抜き地獄が中堀沢終了点まで続き体力を奪われます。 中堀沢の横幅が10m～20mと狭く、前方と左右からの落石に特に注意が必要です。 3つ目の堰堤は右岸・4つ目の堰堤は右岸・5つ目の堰堤は左岸から通過しました(写真添付) ■■中堀沢2股下部(1,752m) 中堀沢の雪渓末端から約25分で中堀沢2股下部に到着です。 今回は中堀沢から焼岳北峰へダイレクトに登れるルートを選び、中堀沢2股下部→左俣へ、中堀沢2股上部→右俣へ進みます。 中堀沢の中間点になり、岩や雪の状況でルート・難易度が変わりエスケープルートの準備が必要です。 中堀沢の雪渓末端から中堀沢2股下部まで緩斜面です。 ■■中堀沢2股上部(1,804m) 中堀沢2股下部から約10分で中堀沢2股上部に到着です。 中堀沢で2つ目の分岐点になり焼岳北峰へ近い右俣へ進みますが、ここから沢の幅が10mと狭くなり急登・落石・クレバスが増えるので注意が必要です。 クレバスの割れ目は緊急時のビバーク適地・沢水の補給が可能です(写真添付) 標高2,000mを越えると腐った雪で1歩進んで2歩下がる急斜面の雪質になり、12本爪アイゼン＋Wアックスで四輪駆動で地味に標高を稼ぎます。 ■■岩稜帯取付き(2,221m) 中堀沢2股上部から約120分で岩稜帯取付きに到着です。 気温20℃～25℃・腐った雪の急登・クレバス・落石・踏み抜きの中堀沢を登り詰めると岩稜帯取付きです。 雪渓を登りながら岩稜帯へ取り付けるか、岩稜帯が登れるのか、岩稜帯の裏側がどうなっているのか前方を見ながら雪渓を登ります。 今回は中堀沢の正面フェースを登れましたが、雪渓が後退すると取付けない高さで下堀沢(左側)か上堀沢(右側)へ迂回する必要がありますが取り付けるのか、登れるのか不明です(崩れる雪渓のトラバースあり) 中堀沢の岩稜帯取付きは情報が少なく雪や岩の状況でルート・難易度が変わり、GoogleEarthで予習すると雰囲気が分かります。 無事に取付きましたが泥の草付き・浮き石だらけで、登れてもロープがなければ降りれない場所です。強引に12本爪アイゼン＋Wアックスを地面に突き刺して中堀沢終了点まで登りましたが、状況によってはロープの準備が必要です(岩稜帯に立木はなく脆い岩が支点となる) 崩れる足元ばかり見ていると雪渓上を音もなく落石が落ちてくるので注意が必要です。中堀沢左俣側で大きな落石があり岩稜帯の取付きに落石が剥がれた場所が確認できました。 ■■中堀沢終了点(2,370m) 岩稜帯取付きから約45分で中堀沢終了点に到着です。 中堀沢左俣・右俣と上堀沢左俣の合流点になり、再び雪渓を登りますが緩斜面で安心です。登り詰めると謎の計測機器が設置された場所が中堀沢終了点です(写真添付) 上堀沢左俣の雪渓は少なく、上堀沢右俣の雪渓は多く焼岳北峰分岐まで繋がって見えます。 標高2,300mを越えると火山ガスの硫黄臭がしますが、濃度が低く人体に影響はほとんどありません。 ■焼岳北峰分岐(2,370m) 中堀沢終了点から約15分で焼岳北峰分岐に到着です。 中堀沢終了点から下堀沢側の草付き・岩場を越えると焼岳北峰から見る事ができない火口湖があります。見た目はきれいな雪解け水ですが周辺は火山ガス地帯になり飲料水としては不向きです。 この火口湖の周辺は地図では危険な場所に指定されていて、濃度が濃い火山ガスの噴気孔が複数あります。 火山ガスは空気より重く窪地の火山湖に溜まりやすく、当日はほぼ無風で激しい目・喉・頭痛に襲われて翌日の登山をキャンセルしました。火山湖から焼岳北峰まで30分掛かり、火山ガスの悪影響を舐めていました。 火山ガス地帯の通過はバラクラバ・タオル等で口を塞いで足早に通過すると安全です。 火山の計測機器を越えると新中の湯ルート・中尾高原ルート・上高地ルートの合流点の焼岳北峰分岐です。 ■焼岳北峰(2,444m) 焼岳北峰分岐から約10分で焼岳北峰に到着です。 今回は中堀沢を登る事が重要で山頂は重要ではありません。焼岳北峰から焼岳南峰の登れそうなルートを確認して新中の湯ルートで下山します。 焼岳(白谷山・アカンダナ山含む)は活火山になり山頂で長居する事は危険です。活火山の寿命は100万年と言われ焼岳は2万年の若い活火山になりいつ噴火してもおかしくない状況で、噴火警戒レベル2からレベル1に引き下げられたばかりで注意が必要です。 当日は新中の湯ルート・中尾高原ルート・上高地ルートから登頂した登山者がいました。 ■焼岳北峰分岐(2,370m) 焼岳北峰から約5分で焼岳北峰分岐に到着です。 焼岳北峰の直下から北峰南峰のコルまで雪のないガレ場になり、落石と滑落に注意が必要です。 ■■北峰南峰のコル(2,385m) 焼岳北峰分岐から約10分で北峰南峰のコルに到着です。 雪に覆われた焼岳カールはどこでも自由に歩ける状況ですが、焼岳南峰からの落石に注意が必要です。 ■下堀沢出合(2,064m) 北峰南峰のコルから約35分で下堀沢出合に到着です。 焼岳カールの下部(標高23～mの大岩が目印)から焼岳南峰の末端にある小ピークを乗っ越すと、下堀沢出合です。 広場まで下堀沢沿いの夏道ではなく雪渓を直線的に下りますが、夏道沿いに雪解け水があり補給が可能です(写真添付) ■広場(2,036m) 下堀沢出合から約5分で広場に到着です。 ここから新中の湯登山口まで樹林帯になり汚れた残雪で踏み跡が不鮮明になりますが、雪解けで少し目線の高い場所に多くピンクテープがあります。 ■1972ピーク(1,967m) 広場から約20分で1972ピークに到着です。 腐った雪で足首～すねの踏み抜き区間になり、丸太のベンチがあります。 ここから新中の湯登山口まで雪解け水で登山道が酷いぬかるみになるので、12本爪アイゼンのまま下山します。 ■■怪我人と遭遇(1,673m) 1,972ピークから約55分で怪我人と遭遇します。 ひたすら残雪の登山道とぬかるみの樹林帯を通過するだけで、全く楽しみがない区間です。 日没前の登山道に座り込んだ男性に声を掛けると転んで骨折した可能性(下山後に左足の脛骨腓骨を骨折)があり、警察・消防に救助要請して待機している状況でした。 新中の湯登山口まで15分な場所で電波があり、同行者が新中の湯登山口の駐車場まで防寒着等を取りに行っている間に情報交換しました。 登山口が近く怪我人の意識もあり日没まで時間があるのでヘリは出動せず、消防と山岳救助隊(警察)が救助に来るそうです。食料・水・防寒具があるので貸し出す道具はありませんでしたが、骨折した足首～すねが痛むようで固定できるバンテージを持参していればと後悔しました。 中の湯温泉の屋根が見える場所で下山後の温泉・食事の事を考えていて油断したそうですが、怪我した場所・同行者の有無・電波がある状況で重症でしたが恵まれた環境で救助されました。 消防車のサイレンが聞こえてきた状況で下山して、怪我人と遭遇してから1時間後に救助されて松本市の病院へ収容されました。 ■新中の湯登山口(1,609m)) 怪我人の遭遇から約10分で新中の湯登山口に到着です。 新中の湯登山口の駐車場に消防・警察車両が到着したので、怪我人の情報を引き継いで坂巻温泉へ下山します。 ■中の湯温泉(1,521m) 新中の湯登山口から約25分で中の湯温泉に到着です。 安房峠へ抜ける自動車がいるので注意が必要です。 消防・警察に遅れて救急車とすれ違います。 ■中の湯温泉ゲート(1,360m) 中の湯温泉から約30分で中の湯温泉ゲートに到着です。 無雪期はゲートが開放されていますが、積雪期は各自で開錠する必要があります。 ■釜トンネル(1,338m) 中の湯温泉ゲートから約10分で釜トンネルに到着です。 ここから坂巻温泉まで片道1.9km・徒歩30分ですが、交通量が多いので注意が必要です。 トンネル内は年間を通して砂埃が多いので、バラクラバがあると便利です。 ■坂巻温泉(1,236m) 釜トンネルから約30分で坂巻温泉に到着です。 これで無事に山行が終了です。 ■■印の呼称は勝手に命名。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ■その他の注意点 焼岳・中堀沢ルートの区間は距離→19.30km・標高差→1,208m・コースタイム→10時間50分になりますが、日帰りは可能です(残雪期の場合・山滑走を除く) 日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 ■中堀沢ルートについて 焼岳東斜面には下堀沢・中堀沢・上堀沢がありスキーヤーの下降ルートで利用されます。 メジャールートの新中の湯ルートならば往復3～5時間で登頂できるので、わざわざ雪崩・落石の危険がある中堀沢を登る登山者は皆無ですが沢や谷が雪渓で埋まればある程度の場所は登れます。 積雪期のラッセルと残雪期の踏み抜き・落石はどちらも苦しみますが、凍死せず天候が安定している時期は積雪期に比べて安心材料が増えます。 白馬大雪渓や針ノ木雪渓に比べて極端に狭い沢なので季節を問わず雪崩・落石の回避はとても困難ですが、アクセスがよく登山者がいない中堀沢を独占できるルートです。 ■登山ポストについて 焼岳・中堀沢ルートには登山ポストが1つあります。 ①釜トンネル(用紙・ペンあり) 登山計画書は事前にオンライン提出が可能です。 ■水場について 焼岳・中堀沢ルートには地図で水場がありません。 今回は飲料水を1.0Lを担ぎ上げて、雪解け水を1.0L補給して残りませんでした。 中堀沢では標高1,800mからクレバスがあり雪解け水の補給が可能、新中の湯ルートでは下堀沢出合の夏道で雪解け水が補給できます(写真添付) 残雪期で雪の表面が汚れていますが、標高2,000mからきれいな雪になり雪を拾いながら食べました。 ■駐車場について 焼岳・中堀沢ルートには1つの駐車場があります。 ①坂巻温泉 入出庫→06時～19時、1日→1,000円、駐車台数→30台。 ■山小屋の営業について 焼岳・中堀沢ルートには山小屋が1つもありません。 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ■マーキングについて 焼岳・中堀沢ルートの新中の湯ルートは道標・ピンクテープが豊富にあり、中堀沢ルートはほとんど目印はありません。 登山道にはピンクテープが目印でありますが、雪解けに伴い目線よりかなり高い枝に目印があります。 ■天候や服装について 焼岳・中堀沢ルートは中堀沢2股上部の区間では、風の影響を受けるので防寒・防風対策が必要です。 当日は気温12℃から25℃あり、平均気温は19℃です。 悪天候では装備や服装に気を配り、体調管理が必要です。 ■幕営適地について 焼岳・中堀沢ルートには、複数の幕営適地があります(写真添付) 中堀沢では雪割れしたクレバス内部で緊急ビバークが可能、標高2,300mより上部は危険な火山ガス地帯で幕営地には不向きです。 幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。 ■熊の出没について 焼岳・中堀沢ルートは熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。 「熊はいない」 「冬眠している」という思い込みは非常に危険です。 ■山バッジについて 焼岳・中堀沢ルートには営業している山小屋がなく、山バッジの販売がありません。 中の湯温泉は山バッジの販売あり、坂巻温泉は未確認です。 ■山行中に装備を携帯する必要がなくデポする場合は、登山道から外れた人目につかない場所に保管して必ず施錠しましょう(ワイヤー・南京錠) 高額な登山装備の盗難に最大の注意が必要です(特に雪山装備) ■坂巻温泉まで国道158号線(長野県)の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また一般道・林道・登山道の崩落・土砂災害・台風による交通規制や様々な注意報(雷・大雨・大雪・雪崩)に注意が必要です。 ■焼岳・中堀沢ルートでは登山者のすれ違いは登り→4名・下り→2名です。 日照時間が長くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。 特に単独登山者はセルフレスキュー・ルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ■ヘルメットは全行程で使用しました。 ストックは坂巻温泉～中堀沢2股上部(登り)・北峰南峰のコル～坂巻温泉(下り)で使用しました。 12本爪アイゼンは中堀沢の雪渓末端～焼岳北峰(登)・焼岳北峰～新中の湯登山口(下り)で使用しました。 Wアックスは中堀沢2股上部～焼岳北峰(登り)・焼岳北峰～北峰南峰のコル(下り)で使用しました。 ■緊急時の連絡先 松本警察署(長野) 0263-25-0110(代表） ■今回の山行の危険箇所 ①坂巻温泉～釜トンネル→交通事故。 ②中堀沢観測所～中堀沢終了点→滑落・雪崩・落石 ③中堀沢終了点～焼岳北峰分岐→火山ガス・落石。 ④焼岳全体→噴火。 ■坂巻温泉(登り)→06時45分に気温14℃、焼岳北峰→14時05分に気温14℃、坂巻温泉(下り)→18時37分に気温16℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→04時31分・日の入り→19時02分と活動時間は長くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です。 ■焼岳・中堀沢ルートの中堀沢観測所～中堀沢終了点では落石に注意が必要です。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。 雪崩・落石を発見した場合は、周囲の登山者に恥ずかしがらず大声で「アバラーンチ」「ラーク」と知らせてあげましょう。 ■焼岳・中堀沢ルートにはトイレが3つあります。 ①坂巻温泉 ②釜トンネル ③中の湯温泉 ①利用可能(無料) ②警備員専用で許可を得る ③トイレは借りられるが料金不明 原則トイレがないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ■焼岳・中堀沢ルートでは、スマートフォンの電波が9割入りました(季節・天候・機種による) 釜トンネル内部・1972ピークは圏外です。 暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です(充電ケーブル含む) ■登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ■積雪期は先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。また登山道や踏み跡が雪・氷で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる場所まで戻るのが鉄則です。 ■標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所・積雪量を観測しながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。 ■登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。 ■登山では、食事(行動食)・水くみ(水作り)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて滑落・雪崩・落石など危険回避に神経を使いましょう。 ■残雪期は強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグルがあると便利です(トンネルの砂埃・火山ガス→バラクラバが有効) ■今回の山行 40日振りの登山は中堀沢から焼岳を目指します。 霞沢岳西尾根から焼岳東斜面を見ていつか登ろうと計画していましたが、登山記録がほとんどなく雪や岩の状況が分からず行ってみなければ分かりません。 本来は2月～3月に計画していましたが天候が合わず残雪期にずれ込み、積雪期のラッセルを回避できましたが残雪期の踏み抜きに苦しみます。 下堀沢→上堀沢→中堀沢と焼岳東斜面の沢は小さくなり、上堀沢→中堀沢→下堀沢と斜度・難易度が高くなります。 今季は雪が多いですが中堀沢の雪渓の下は水が流れる音が聞こえる踏み抜き地獄で、気温20℃～25℃ありアイゼンとWアックスがあまり効かず苦労しました。特に落石が酷く常に前方を見ながら登るので神経と体力を奪われますが、登山者が多い焼岳で中堀沢には登山者が居なくて快適です。 薮こぎ・雪渓・岩稜帯を楽しんで稜線に乗っ越すと焼岳北峰から見る事ができない火山湖が見れて満足しました。 焼岳は新中の湯ルート・上高地ルート・中尾高原ルート以外に、まだ面白いルートがあり楽しめるので次は上堀沢から登りたいです。 ■坂巻温泉の10km圏内はガソリンスタンド・コンビニがなくとても不便なエリアです。 場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で焼岳を楽しんでください。 |
| その他周辺情報 | ■坂巻温泉 ■営業時間→内風呂11:00～16:00 露天風呂09:00～16:00 ■休館日→要確認。 ■料金→大人600円、小人300円。 |
写真
拍手
坂巻温泉の外トイレ(1,236m)
※大便器1台、電気・水道・紙あり。
※大便器1台、電気・水道・紙あり。
坂巻温泉の駐車場(1,236m)
※1日1,000円(06時〜19時)、駐車台数→30台。
※1日1,000円(06時〜19時)、駐車台数→30台。
坂巻温泉(1,236m)
※釜トンネルまで距離1.9km・徒歩25分。
※釜トンネルまで距離1.9km・徒歩25分。
釜トンネルの仮設トイレ(1,338m)
※利用は警備員に許可を得ること。
※利用は警備員に許可を得ること。
距離1.3kmの釜トンネル(1,421m)
※釜トンネル・上高地トンネルは照明あり。
※釜トンネル・上高地トンネルは照明あり。
日帰り装備→5.40kg(1,504m)
※冬靴含む→7.40kg。
※冬靴含む→7.40kg。
��太兵衛平(1,514m)
※1→釜トンネル、2→上高地、3→霞沢岳西尾根取付き。
※1→釜トンネル、2→上高地、3→霞沢岳西尾根取付き。
下堀沢取付き(1,503m)
※青→からまつ橋、1→中堀沢、2→太兵衛平、3→下堀沢。
※青→からまつ橋、1→中堀沢、2→太兵衛平、3→下堀沢。
中堀沢取付き(1,507m)
※1→太兵衛平、2→中堀沢、3→上堀沢、黄→カーブミラー。
※1→太兵衛平、2→中堀沢、3→上堀沢、黄→カーブミラー。
つ目・2つ目の堰堤(1,546m)
※1つ目→中央、2つ目→左岸から通過する。
※1つ目→中央、2つ目→左岸から通過する。
��3つ目の堰堤(1,572m)
※崩落した石垣を右岸から通過する。
※崩落した石垣を右岸から通過する。
��3つ目の堰堤(1,572m)
※崩落した石垣を右岸から通過する。
※崩落した石垣を右岸から通過する。
��4つ目の堰堤(1,578m)
※泥の草付きを右岸から通過する。
※泥の草付きを右岸から通過する。
5つ目の堰堤の下部(1,607m)
※ガレ場・踏み抜き地獄の始まり。
※ガレ場・踏み抜き地獄の始まり。
��5つ目の堰堤(1,646m)
※薮こぎ→肌が切れるので長袖・手袋が必須。
※薮こぎ→肌が切れるので長袖・手袋が必須。
中堀沢の雪渓末端(1,674m)
※膝〜太股の踏み抜き・落石エリア。
※膝〜太股の踏み抜き・落石エリア。
中堀沢2股下部(1,752m)
※1→太兵衛平、2→中堀沢左俣、3→中堀沢右俣。
※1→太兵衛平、2→中堀沢左俣、3→中堀沢右俣。
中堀沢2股上部(1,804m)
※1→太兵衛平、2→2032ピーク、3→焼岳北峰。
※1→太兵衛平、2→2032ピーク、3→焼岳北峰。
ふきのとう畑(1,810m)
※標高1,700m〜2,000mが取り頃。
※標高1,700m〜2,000mが取り頃。
人間の頭サイズの落石が多発(1,906m)
※標高1,900mから急斜面・クレバス地帯。
※標高1,900mから急斜面・クレバス地帯。
腐った雪の中堀沢(1,957m)
※中堀沢の気温→20℃〜25℃。
※中堀沢の気温→20℃〜25℃。
中堀沢のクレバス(1,987m)
※雪解け水の取水可能、緊急時のビバーク可能。
※雪解け水の取水可能、緊急時のビバーク可能。
中堀沢を振り返る(1,987m)
※青→六百山、黄→K1ピーク、赤→霞沢岳。
※青→六百山、黄→K1ピーク、赤→霞沢岳。
空洞の雪渓(2,055m)
※踏み抜き・浮き石・落石の危険地帯。
※踏み抜き・浮き石・落石の危険地帯。
黄→中堀沢左俣、青→中堀沢右俣、赤→下堀沢(2,086m)
※青→車サイズの落石あり。
※青→車サイズの落石あり。
�｜翹拌瑤寮齋冥�了点(2,123m)
※中堀沢の岩稜帯が登れそうなルート(赤→登攀ルート)
※中堀沢の岩稜帯が登れそうなルート(赤→登攀ルート)
��中堀沢の雪渓終了点(2,123m)
※赤→中堀沢のピナクル、アイゼンが効かず四輪駆動で登り詰める。
※赤→中堀沢のピナクル、アイゼンが効かず四輪駆動で登り詰める。
中堀沢の岩稜帯取付きを振り返る(2,214m)
※青→中堀沢左俣、赤→登攀ルート。
※青→中堀沢左俣、赤→登攀ルート。
�｜翹拌瑤隆篶蚤喙萇佞�(2,214m)
※青→雪がないと取付くのが厳しい。
※青→雪がないと取付くのが厳しい。
��中堀沢の岩稜帯取付き(2,214m)
※下堀沢側のトラバース(登れる保証なし)
※下堀沢側のトラバース(登れる保証なし)
�Ｃ翹拌瑤隆篶蚤喙萇佞�(2,214m)
※雪がなければ取付けず下堀沢(左)・上堀沢(右)へ迂回する。
※雪がなければ取付けず下堀沢(左)・上堀沢(右)へ迂回する。
岩稜帯の下部(2,230m)
※アイゼン・ピッケルを地面に突き刺して登るが、ロープがないと下降できない。
※アイゼン・ピッケルを地面に突き刺して登るが、ロープがないと下降できない。
落石した場所(2,252m)
※04/18(金)から長野県北部を震源とする地震が相次いで発生、焼岳は活火山で注意。
※04/18(金)から長野県北部を震源とする地震が相次いで発生、焼岳は活火山で注意。
浮き石だらけの岩稜帯(2,252m)
※裏側(上堀沢左俣)に乗っ越すと雪渓あり。
※裏側(上堀沢左俣)に乗っ越すと雪渓あり。
�‐緞拌�左俣の終了点(2,269m)
※1個目の幕営適地、1→中堀沢左俣、2→焼岳北峰。
※1個目の幕営適地、1→中堀沢左俣、2→焼岳北峰。
�⊂緞拌�左俣の終了点(2,269m)
※1個目の幕営適地、1→中堀沢左俣、2→上堀沢左俣、3→焼岳北峰。
※1個目の幕営適地、1→中堀沢左俣、2→上堀沢左俣、3→焼岳北峰。
赤→抜戸岳、紫→双六岳、黄→鷲羽岳、緑→野口五郎岳、青→槍ヶ岳、黒→西穂高岳、橙→奥穂高岳、水色→前穂高岳(2,283m)
焼岳の東斜面(2,300m)
※ハイマツ帯の焼岳南峰は雷鳥の生息地だが、下部の雪渓に雷鳥の羽とフンあり。
※ハイマツ帯の焼岳南峰は雷鳥の生息地だが、下部の雪渓に雷鳥の羽とフンあり。
�｜翹拌瑤僚�了点(2,370m)
※中堀沢左俣・右俣の合流点。
※中堀沢左俣・右俣の合流点。
焼岳北峰から見えない火口湖(2,375m)
※右奥→焼岳北峰、火山ガス地帯(右の稜線)で注意。
※右奥→焼岳北峰、火山ガス地帯(右の稜線)で注意。
六百山・霞沢岳(2,375m)
※絶景だが火山ガス地帯で幕営には不向き。
※絶景だが火山ガス地帯で幕営には不向き。
火山ガス地帯(2,394m)
※初期症状→激しい目・喉・頭痛で翌日の登山をキャンセル。
※初期症状→激しい目・喉・頭痛で翌日の登山をキャンセル。
焼岳北峰分岐(2,408m)
※左→新中の湯ルート、右→中尾高原・上高地ルート。
※左→新中の湯ルート、右→中尾高原・上高地ルート。
焼岳北峰の直下(2,417m)
※中堀沢側の火山ガスより濃度・色が薄い。
※中堀沢側の火山ガスより濃度・色が薄い。
赤→笠ヶ岳、紫→抜戸岳、黄→双六岳、青→水晶岳、緑→鷲羽岳(2,444m)
焼岳北峰分岐を通過(2,408m)
※1→焼岳北峰、2→焼岳小屋、3→中堀沢、4→中の湯温泉。
※1→焼岳北峰、2→焼岳小屋、3→中堀沢、4→中の湯温泉。
焼岳北峰南峰のコル(2,385m)
※黄→焼岳北峰(奥)、赤→お立ち台、青→焼岳北峰分岐。
※黄→焼岳北峰(奥)、赤→お立ち台、青→焼岳北峰分岐。
焼岳カールから眺める焼岳北峰(2,371m)
※焼岳北峰〜広場までスキー滑走可能。
※焼岳北峰〜広場までスキー滑走可能。
焼岳カールのトラバース(2,272m)
※滑落しても死ぬ確率は低い。
※滑落しても死ぬ確率は低い。
新中の湯ルートの水場(2,121m)
※夏道(下堀沢側)に雪解け水あり。
※夏道(下堀沢側)に雪解け水あり。
新中の湯ルート(2,003m)
※広場〜新中の湯登山口まで目印が多いが、踏み跡は汚れて不鮮明。
※広場〜新中の湯登山口まで目印が多いが、踏み跡は汚れて不鮮明。
1972mピーク(1,967m)
※標高2,000mより下部はほとんど残雪なし。
※標高2,000mより下部はほとんど残雪なし。
ぬかるみ地帯(1,848m)
※1972ピーク〜標高1,700mまでぬかるみ地帯。
※1972ピーク〜標高1,700mまでぬかるみ地帯。
新中の湯登山口の駐車場(1,608m)
※坂巻温泉まで距離5.9km。
※坂巻温泉まで距離5.9km。
怪我人の救助車両(1,608m)
※消防4名、警察1名、救急車2名。
※消防4名、警察1名、救急車2名。
中の湯温泉ゲート(1,360m)
※無雪期はゲート開放中、坂巻温泉まで距離2.5km。
※無雪期はゲート開放中、坂巻温泉まで距離2.5km。
危険な国道158号線(1,335m)
※外付けの荷物と車の衝突に注意、ヘッドランプと背面に照明があると安全。
※外付けの荷物と車の衝突に注意、ヘッドランプと背面に照明があると安全。
駐車場のゲート(1,236m)
※利用時間→06時〜19時、朝は受付けして解錠してもらう。
※利用時間→06時〜19時、朝は受付けして解錠してもらう。
中堀沢ルートの概念図(参考写真)
※赤→中堀沢ルート、黄→岩稜帯、青→焼岳北峰。
※赤→中堀沢ルート、黄→岩稜帯、青→焼岳北峰。
装備
| 個人装備 |
ヘルメット
ツェルト
ヘッドランプ
温度計
風速計
モバイルバッテリー10000mAh6個
ちり紙
携帯トイレ
地図
登山届(控)
腕時計
ザック30L
スマートフォン2台
ゴミ袋
現金
ココヘリ発信機
三脚
ストック
サングラス
熊鈴
帽子
登山靴(冬用)
インナーシャツ(半袖)
靴下(冬用)
ハードシェル(上)
バラクラバ
タイツ(冬用)
ミドルシェル(上)
ベースレイヤー(長袖)
テムレス(冬用)
ゼリー飲料
パン
ちくわ4本
おにぎり
塩あめ4個
粉末アミノ酸4本
チョコバー2個
ようかん
ウエストバッグ
水1L
手ぬぐい
カロリーメイト4本
練乳チューブ
|
|---|---|
| 備考 | ①坂巻温泉スタート→早くて06時以降。 ②出発を早める場合は釜トンネルまでタクシーを利用する。 ③積雪期に5つの堰堤を越えるのは困難。 ④狭い中堀沢で雪崩・落石の回避は困難。 ⑤岩稜帯取付きは時期・積雪量によって場所は異なる。 ⑥行き詰まった場合に岩稜帯の下降はロープが必要。 ⑦火山ガス地帯はバラクラバ・タオルが有効。 ⑧若い活火山の焼岳はいつ噴火してもおかしくない。 ⑨坂巻温泉～釜トンネル→交通事故に注意する。 |
感想
■焼岳北峰・中堀沢ルート(日帰り)
■2025年05月19日(月) はれ
焼岳北峰・中堀沢ルート 上り
松本インター 05:25 14℃ 588m
坂巻温泉 06:20 1,236m 14℃
着替え・朝食・荷作り 06:20～06:45
坂巻温泉 06:45 1,236m 14℃
釜トンネル 07:11 1,338m 14℃
太兵衛平 08:06 1,514m 12℃
からまつ橋 08:15 1,501m 12℃
★中堀沢取付き 08:20 1,507m 14℃
中堀沢観測所 08:51 1,546m 18℃
★中堀沢の雪渓末端 09:56～10:17 1,674m 18℃
★中堀沢2股(下部) 10:42 1,752m 25℃
★中堀沢2股(上部) 10:54 1,804m 21℃
★岩稜帯取付き 12:57 2,221m 20℃
★中堀沢終了点 13:41 2,370m 20℃
焼岳北峰分岐 13:57 2,408m 21℃
焼岳北峰 14:05～14:17 2,393m 14℃
★印の呼称は勝手に命名。
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■2025年05月19日(月) はれ
焼岳北峰・中堀沢ルート 下り
焼岳北峰 14:17 2,393m 14℃
焼岳北峰分岐 14:21 2,408m 15℃
★北峰南峰のコル 14:33 2,385m 17℃
下堀沢出合 15:06 2,064m 18℃
広場 15:10 2,036m 15℃
1972ピーク 15:32 1,967m
★怪我人と遭遇 16:26～16:50 1,673m
新中の湯登山口 17:00 1,609m 14℃
中の湯温泉 17:26 1,521m 14℃
中の湯温泉ゲート 17:56 1,360m 16℃
釜トンネル 18:07 1,338m 16℃
坂巻温泉 18:37 1,236m 16℃
着替え 18:37～18:45
実家 18:45～21:05 1,000m 14℃
★印の呼称は勝手に命名。
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■先週に笠ヶ岳穴毛谷で手足を負傷するが
上高地側の中堀沢から焼岳を目指す。
焼岳には下堀沢・中堀沢・上堀沢があり
スキーヤーが下降路で使うルートになる。
霞沢岳西尾根から焼岳東面の中堀沢を見て
3月の挑戦が5月の残雪期にずれ込む。
ほぼ登山記録がなく状況が分からないので
現地判断しながら中堀沢を楽しむ。
堰堤・藪こぎ・踏み抜き・落石・岩稜帯と
変化に富んだ中堀沢から焼岳北峰に登頂。
焼岳東面は火山ガス帯で激しい頭痛に襲われ
翌日の登山をキャンセルする始末。
下山時に怪我人がいて警察・消防へ引き継ぐ。
山頂直下の泥付きの岩稜帯が痺れた。
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■体重→61.0kg
■荷物→5.40kg(冬靴含む→7.40kg)
■日の出→04:31 日の入り→19:02
■移動距離(合計)→19.30km
上り→9.20km 下り→10.10km
■移動時間(合計)→10時間43分
上り→06時間47分 下り→03時間56分
■休憩時間(合計)→00時間57分
上り→00時間33分 下り→00時間24分
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焼岳北峰の最新記録
焼岳/中の湯ピストン
2025年05月23日 (日帰り) [B]
焼岳北峰
2025年05月21日 (日帰り) [C]
焼岳北峰
2025年05月18日 (日帰り) [C]
焼岳 中の湯から往復
2025年05月13日 (日帰り) [B]
積雪期の焼岳（北峰）
2025年05月07日 (日帰り) [C]
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