芦ヶ久保−二子山ー武川岳−伊豆ヶ岳−正丸


- GPS
- 07:56
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,525m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:07
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
二子山、焼山、伊豆ヶ岳の前後は急登があり、一部滑りやすい場所もありました。 休憩ポイントとして武川岳にベンチが4脚、五輪山に1脚。それ以外にはベンチやテーブル等はありません。 |
その他周辺情報 | トイレは、芦ヶ久保駅前、正丸駅前にあります。 |
写真
見方によっては進入禁止に見えなくも無いのでそのまま林道を進みましたが、地図を確認すると徐々に登山道から離れて行くので、少し戻って斜面を強引に登って登山道に復帰しました
紙の地図では分かりませんでした(下って来た道が「女坂」と表記されています)
と、ここでヤマレコから「警告! 予定ルートから外れたようです」とのアナウンス。地図を確認すると、こちらのルートでも正丸駅には行けそうですが、予定ルートを歩きたいので五輪山まで戻ることにしました
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
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感想
今年は早々と梅雨っぽい空模様が続きそうな天気予報だったので、晴マークが付いた日を逃してはならぬと思って前日に予定を立てました。
二子山には大分前から行きたいと思っていましたが、二子山だけでは物足りないと思い、武川岳、伊豆ヶ岳を通って正丸駅に下るルートにしました。
芦ヶ久保駅で下車したのは私を含めて4名でした。ご夫婦に続いて登り始めましたが、ご夫婦のペースに付いていくことができず一人歩きになりました。
序盤は沢沿いで杉の植林帯を登って行きます。途中に「水場」の標識がありましたが、沢の流れを直に汲む感じでした。しばらく沢沿いに登って行きますが、沢から離れると尾根に向かって登って行きます。所々で雑木林になって日が差し込む様になりました。770mピーク近くで尾根に上がりました。右に行くと二子山、左は「山道行き止まり」と表示されていましたが、地図には登山道の表示の無い尾根のバリエーションルートに至る道だと思います。しばらくの間緩やかな登りが続きますが、二子山山頂直下から急登になります。ロープが張ってあります。ロープを頼らなくても登れると思っていたら以外と滑る道だったのでロープにつかまりながら登りました。
二子山(雌岳)で浅間山からの道と合わさります。山頂は樹林に被われて展望はありません。
一度下って登り返すと雄岳山頂。こちらも樹林に被われて展望がありませんが、樹林の間から武甲山が見えました。少し東尾根の方に行ったところに西方面が開けた岩場があり、先行したご夫婦が食事中でした。食事中にも係わらず私に場所を譲って下さり恐縮しました。何と心の優しいご夫婦なのでしょう。
武甲山の写真を一枚撮ってお暇しました。
雄岳からは少しの間岩場の急下降になります。足場や手掛かりはしっかりありますが、慣れない方だとビビってしまうかも知れません。下りきってからは尾根上を上り下りしながら焼山に向かいます。焼山の100m手前位から急登になります。焼山山頂も樹林に囲まれていますが、二子山よりは展望があります。ここで行動食を補給しました。
焼山から下ってしばらく行くと左手から林道が現われます。この辺が地図では判然としない場所でした。しばらく進むと先出の林道に出るのですが、ここも地図では判然としませんでした。標識はありませんが、登山道が見当たらなかったので林道を進みました。しばらく行くと登山者とすれ違いましたので林道を通るルートで正解なのだと安堵しました。更に進むと右手に登る登山道らしき道を確認。ただ、ロープが張ってあります。見方によっては進入禁止のロープに見えなくも無いのですが、標識が無かったのでそのまま林道を進みました。林道は、次第に尾根から離れていく感じになったのでヤマレコで地図を確認したところ、先程のロープが張ってあった場所から登山道に入るのが正規ルートだと分かり引き返しましたが、そこまでは戻らず登れそうな斜面を強引に尾根に上がって登山道に復帰しました。この辺りは、紙の地図を見ても良く分からないので要注意です。
しばらく尾根を登って行き、小さなアップダウンを繰り返すと蔦岩山山頂。ここも樹林帯で展望はありません。お手製の標識が木に括り付けられていましたが、際立ったピークでは無いので標識が無ければ山頂だとは気付かずに通り過ぎてしまうと思いました。蔦岩山からは尾根の緩い下りで鞍部を過ぎると緩い登りに転じます。その頃から登山道(尾根)左側に白いビニール紐が張られていました。この白い紐が延々と続いていましたが、どう言った意味があるのか見当も付きませんでした。鞍部から緩い登りを約500mで武川岳山頂(1052m)に到着。本日の最高所です。山頂は広く開けていますが、周囲は樹木で囲まれているので展望は良くありません。ベンチが4脚ありました。ここまで腰を下ろせる様な場所がありませんでしたのでベンチに腰掛けて昼食(パン)を食べました。
ここからは、前武川岳経由で山伏峠へ下る予定でしたが、ここで痛恨のミスを犯してしまいました。
山頂には、「妻坂峠」「焼山を経て二子山」「山伏峠」を示す標識がありました。「山伏峠」へ下る予定なので、標識を確認したことで安堵してしまい、地図を確認することを怠ってしまいました。武川岳山頂からは4方向に登山道があり、前武川岳経由で山伏峠へ下るルートと郡界尾根を経て山伏峠(正確には、山伏峠と名栗げんきプラザの中間)に下るルートがあることを失念していて、「山伏峠」と示された道が前武川岳経由の道だと思い込んでしまいました。
少し下ったところで「名栗げんきプラザ」を示す標識があり、予定とは違ったルートに入ってしまったことに気付きましたが、こちらからでも山伏峠には行けるのでそのまま下ることにしました。山頂で地図を確認しなかったことがいけないのですが、前武川岳方面を指し示す標識は無かったと思いますし、道があることに気付きもしませんでした。地図を確認しなかったことがそもそもの間違いなので大いに反省しました。
しばらく下ると名栗げんきプラザ方面と大栗沢を経由する分岐があり、大栗沢へ下るルートに入りました。しばらくは尾根を下って行きます。分岐から約150m位下った所だと思いますが、登山道は大きく右に曲がります。ところが、それに気付かずに尾根を直進してしまいました。2、30m下ったところで踏み跡が不明瞭になったので戻ることにしました。ここでも地図を確認しなかったことが間違いの発端です。
登山道に復帰し、大栗沢に出たところから林道になりました。しばらく林道を下ると県道に出ました。
県道を右折して約500mで山伏峠入口がありました。道路の右側には、当初予定していた前武川岳から下ってくる登山道がありました。ここも紙の地図だと山伏峠の位置が分かり難いのですが、伊豆ヶ岳方面に少し登った所に標識がありました。しばらくは緩い登りですが、伊豆ヶ岳山頂直下、標高差で約50mは急登です。天目指峠方面への道と合わさると伊豆ヶ岳山頂は直ぐです。
伊豆ヶ岳は10年振り位かなと思っていましたが、帰宅してから調べたら19年振りでした。記憶力の欠如が露呈しました。伊豆ヶ岳山頂も展望がありません。蝶蝶を採取している(網を振っている)方がお二方いらっしゃいました。山の楽しみ方も色々だなと改めて感じました。
伊豆ヶ岳は何度か登っていますが、いつも男坂を通っていたので女坂を下ることにしました。女坂と言っても下り始めはかなりの急坂でロープが張ってあり、滑りそうなのでロープを頼りに下りました。しばらく下ると分岐があり、「女坂は崩落のため通行止めです」との表示がありました。・・・狐につままれた感じになりました。女坂を下って来たつもりでしたが、下って来た道は「関東ふれあいの道」なのだそうです。ここも地図では判然としませんでした。
男坂との分岐を過ぎると直ぐに五輪山。山頂は広くてベンチが一脚ありました。今回の道中でベンチがあったのは武川岳山頂と五輪山だけでした。
五輪山からは永岩峠方面から正丸駅に下るルートと大岩沢に下って正丸駅に下るルートがあるのですが、大岩沢に下るルートを予定していました。五輪山山頂にある標識は「正丸峠」方面だけを指し示していましたが、ここでも地図の確認を怠ってしまい、標識の指し示す「正丸峠」が大岩沢に下るルートだと思ってしまい、そちらに進んでしまいました。階段状になった道をしばらく下るとヤマレコから「警告! 予定ルートから外れたようです」のアナウンス。ここで地図を確認してルートの誤りに気付きました。永岩峠方面からでも正丸駅に下ることはできますが、今回は大岩沢を下る予定を立てていたので五輪山山頂まで戻ることにしました。山頂まで登り返し確認すると、「正丸峠」を指し示す標識の背面側に踏み跡(ルート)がありました。大岩沢へのルートを指し示す標識はありませんでした。・・・地図を確認しなかったのがいけないのですが、ここでも標識が欲しかったなと思いました。
しばらくは尾根を下っていきますが、標識のある場所から左折して大岩沢への急下降になります。尾根を直進するバリエーションルートもあるようです。
あとは一本道で迷うことはありません。大岩沢沿いに下って行くと長沢峠方面から下ってくる道と合わさり、永岩橋を経て大倉山林道に出ます。ここからは舗装路になり西武線の線路下を潜って左折して階段を上ると正丸駅です。
東京都内の山と比べると標識も休憩場所(ベンチやテーブル等)が少ないです。
地図の確認を怠ったために間違えたルートを行ってしまいましたが、展望が開けている場所がほとんどありませんので、紙の地図で現在位置を特定するのは難しいと思いました。また、2.5万分の一の地図では判然としない場所もありますので十分注意を払いながら歩く必要があることを再認識しました。
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