冬期八ヶ岳 赤岳〜硫黄岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,664m
- 下り
- 1,663m
コースタイム
- 山行
- 2:23
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:28
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 10:58
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳鉱泉まで凍結箇所あり。稜線上は雪安定。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
カメラ
ヘルメット
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感想
久々の八ヶ岳。20人位の登山客とともに美濃戸口でバスを降車し、登山届を出して出発。雪のない林道歩きだけど所々、凍っている。慎重に通過。気温3度とこの季節にしては暖かい。汗をかかないようにゆっくりペースを守り、美濃戸山荘を通過。薄曇りのなか次第に道の凍結が目立ち、アイゼンを付けるか迷う。北沢を渡る小橋で、大同心が黒々しているのには驚き。今年は雪が少ないのを実感。足が滑りそうになりながらも赤岳鉱泉に到着。気温は−6度で天気も良くなさそうなので早々と宿泊手続きし、自炊室で昼飯。水が無料なのは助かる。そのうち、雪が降り始めた。明日の天候が気になる。
翌朝、外を見ると月や星がきれいだ。6時に小屋朝食を摂って準備。6:45出発。後半に足がもつよう、ゆっくり歩く。行者小屋で数人の登山者がいるが、未だ日帰りの人が来るには早いのだろう。朝日の照らす阿弥陀岳を見上げ、文三郎尾根を登り始める。樹林帯から次第に斜度が上がり、きつくなる。途中足を止めながらも良好な雪質に安定して登る。阿弥陀岳との分岐に着くと、かなりの強風。写真を撮っていると、身体を持ていかれそうになり、再び登り始める。かなり前にいた登山者はもう登り切ったのか、上にも下にも自分ひとりの状況。滑落しても見つからないため、足元と風に気を付けて岩場を登る。息切れしながらも最後のハシゴを登り、8:38赤岳登頂。この尾根は約15年前に来て以来だけど、当時は雪もないのに怖かったな。今回は余裕?
山頂独り占め。すごい気持ち良い。山頂小屋に行くと風よけして休む二人の登山者。この時点で、天候、雪質、体調ともに問題なく、縦走決定。一つでも不安があれば地蔵尾根下山も予定していただけに、すべてに感謝。
展望荘で行動食を摂る。−12度だけど八ヶ岳にしては風が弱く、休んでいてもあまり寒くない。雲がない稜線縦走は最高だ。日ノ岳ルンぜはトレースしっかり。その後も危険個所はクサリが出ているので安心。楽しい気持ちの一方で、小さくなる赤岳にもっとこの場に居たい気持ち。10:30横岳到着。15分ほど休み、短いナイフリッジを下ってクサリ場へ。今までのルートの中では一番の注意ポイントかな。でもすぐに通過。ここからは、強風のなか硫黄岳へ。耐風姿勢を取らずとも歩ける状況で山頂に着いた。雪をサクサクいわせて赤岩の頭に降りる。歩いてきた縦走路を見渡せる絶景ポイント。久々のしっかりした登山は山と一体感が得られて、とても充実したものだった。あとは赤岳鉱泉経由で下山するだけ。ゆっくり山のなかの自然を味わいながら、今回の山を締めくくった。
美濃戸口からアイゼン装着せず鉱泉宿に着いた単独おじいさんです。
赤岳主稜はすぐ諦めて、文三郎道から登り返し、8時50分に山頂に到着です。その後、予定通り阿弥陀岳北稜から御小屋尾根を下り、14時45分のバスで下山しました。横岳付近のアルパイン風景は素晴らしいですね。またどこかでお会いしましょう。
alpsommetさん。コメントありがとうございます。途中までご一緒させていただき、主稜に入るチャレンジ精神、こちらも頑張ろうと励みになりました。結果、北陵登攀!やりましたね。おめでとうございます 。私より15歳も年上とは思えない登り、尊敬します。また、いつの日かお会いしたいですね。
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