紅葉の赤岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,224m
- 下り
- 1,224m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵尾根、赤岳山頂直下に鎖場有り。 |
写真
感想
美濃戸口より先の美濃戸の駐車場まで車で行った。美濃戸口〜美濃戸間は車1台分の幅しかない細い林道。
急坂は無いが、でこぼこしており普通車の車高では、慎重に運転しないと車の下部をこすりそうになる。
美濃戸には2〜3箇所広い駐車場があり、それぞれ管理している山荘に駐車料金(1000円/日)を払う仕組み。
AM4:30に真っ暗な駐車場に入ったところ、ヘッドランプをつけたお兄さんが駐車量を徴収に来た。
ちょうど山荘を開けたようで出発前にトイレを借りる事が出来た。八ヶ岳は山荘毎にトイレがあり整備されていましたが、
有料でどこも1回100円。お釣りをもらうのは難しいので100円硬貨を沢山用意しましょう。
薄明かりの中、美濃戸より赤岳鉱泉に向けて北沢コースを歩き出す。50分ほど林道歩き。
林道が終わって沢沿いの道に入っても歩きやすくコースタイム通りに赤岳鉱泉到着。
沢沿いの道には巻き道がつけてあり、増水時は巻き道を通るようになっている。
赤岳鉱泉は規模が大きく、幕営者も有料でお風呂にも入れるらしい。
森の中で特に展望無し。テントが20張りほどあった。
赤岳鉱泉より行者小屋まではコースタイムで45分ほど。
良く踏まれた道で歩きやすく危険箇所は無い。
行者小屋までコースタイムで約2時間半だが、歩き通せれば小学生以下の子連れでも来ることが十分可能。
行者小屋にもキャンプサイトが付属しており、こちらも20張りくらいテントがあった。
昼間はおでん、ビールなども販売しており混雑している。
広々しており赤岳〜横岳〜硫黄岳の絶壁が目の前にあって、キャンプしても気持ち良さそう。
小さな子連れでは、ここから先に上るのは難しいと思うが、紅葉が綺麗で周辺の森の散策が楽しめそう。
(文三郎尾根の途中まであがると、こだまが楽しめます。)
ここから地蔵尾根を登る。急登で上部に鉄パイプで作った階段が2〜3箇所と鎖場があった。
森林限界を超えると入傘山、北アルプスが良く見える。尾根に上がると赤岳展望荘、赤岳、赤岳頂上小屋、
さらに赤岳の南側に富士山が見えて絶景。この先の尾根道になるが、両側に景色が広がって高度感がある。
赤岳展望荘より赤岳頂上に登る道はガレ場の急坂。鎖場が続く。
山頂は狭い岩場でその分高度感があります。(子連れでは避けたほうが良いでしょう。)
山頂から文三郎尾根を下ったが、急坂だがホールドが取れる分だけ、
地蔵尾根からの道を下るより多少下りやすいように感じた。
地図では山頂より真っ直ぐ阿弥陀だけに向うルートは伸びているように見えるが
実際は2分ほど権現岳、真行寺尾根方向の道を行ってから途中分岐がありました。
(山頂に小さな案内板がありました。)
文三郎尾根の下りは急で階段が多いが、阿弥陀岳、横岳の中腹に広がる紅葉が素晴らしかった。
下のほうに行者小屋が見える。が、なかなか着かない。1時間ほどで、到着。
今度は美濃戸まで小屋の裏側の沢沿いから南沢コースを下る。普通の山道で途中の森が綺麗だが、
沢沿いの下りが子供にとっては悪路になりそうなので、小さな子連れの場合は道の平らな北沢コースをお勧めします。
やはりコースタイム通り、1時間40分で美濃戸の駐車場に到着。
帰りの高速は3連休最終日の渋滞で、笹谷トンネル手前と、一宮御坂から小仏トンネルまで渋滞。
東京まで5時間ほどかかって帰着しました。
今回、夜行日帰りで赤岳山頂を往復しましたが、頂上直下は急坂が多いので荷物が軽くて助かりました。
赤岳の山頂直下は、どちらのルートも急坂で天気の悪い時は来たくないと思いました。
雨など降った場合、スリップすると危険そうな箇所があるので、経験が浅い場合は天候に注意してください。
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