赤岳・横岳・硫黄岳


- GPS
- 09:48
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,565m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 9:48
天候 | 晴れ→曇り→雨→曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
早朝3時半ごろ都心出発、諏訪南ICで高速降り、IC近くのファミマでトイレと朝食を済ませ、6時半ごろ駐車場に着き 八ヶ岳山荘より先の道は未舗装、かなり荒い山道、車高高いSUVじゃないと厳しい。先日の雨で道は酷い泥濘、車は激汚れ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〓 文三郎尾根 〓 急登と鎖場が続くが、慎重に登れば無難 〓 地蔵の頭→台座ノ頭 〓 ナイフエッジ、鎖場、ハシゴが連続、文三郎尾根より危険、慎重に登れば無難 それ以外危険箇所なし |
その他周辺情報 | 下山後、原村「ふれあいセンター もみの湯」を利用、650円 サウナと水風呂あり レストランがあるが、臨時休業 |
写真
感想
カミさんを連れて百名山を再びシリーズ。
2023年の7月末、中1の息子を連れて赤岳を訪ねた。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5768828.html
およそ2年前のこと。あっという間に息子も中3。今度また赤岳に尋ねるのは何年後だろう。
息子を連れて行ったのは7月末。赤岳山頂は涼しいかったけど、樹林中は暑かった。登りは地蔵尾根、下は文三郎尾根。下りは阿弥陀岳にも寄りたかっただけど、息子の勘弁してくれという苦しい表情でやめた。
今回は逆方向(文三郎尾根登り、地蔵尾根下り)で周回しても面白くないから、横岳と硫黄岳も寄るように、大きく周回することに。
天気予報は良さそうだけど、実は結構悪い天気。「天気とくらし」の予報はA、「tenki.jp」はBなのに、ちょっど高い稜線上で移動するときは何も見えないミルクガス充満状態。一番眺望を得たいタイミングで一番悪い天気という厄介なこと。
地蔵の頭を少し過ぎたところで雨降り始める。最初は小糠雨。様子見をしても、急に激しくなり、急遽雨具を身につけ。風と雨の中で横岳を通過。
横岳を少し過ぎたところ、ガスが一時的に薄くなり、左側に岩峰大同心が現れ。なんとこんな天候でもその上に登った方々がいらしゃる(°_°)‼️多分我々と同じく何の眺望も楽しめないガスに苦しんだので、突然隣の山仲間を見かけて、興奮して自然に手を振り始めた。しかも相手の何人がさらにダンスのように体ごとに左右揺れてくれた。一瞬人間の凄さを感動。こんな天候でそんな険しい岩峰を登り切って相当嬉しかっただろう。が、すぐにガスがまたやってきて、大同心とその上の勇士たちが再び隠された。あっという間の逢いと別れ。
台座の頭の手前ぐらいで雨がようやく止んで、風が逆に一層強くなる。どうやら台座の頭の辺がとっても開かれてるようだ。自分が風で頭痛も引き起こして、カミさんのタオルを頭に付けて何とか強風帯を通過。ニット帽とマフラを持ってたら、よかったと思った。やはり6月3000メートルの山を挑むにはまだまだ寒さを油断できない。
硫黄岳でもガスの中、眺望は得られない。ささっと森に潜って下ると、ガスがだんだん薄くなり、赤岳鉱泉で振り返ると横岳と硫黄岳ら連峰はまだガスの中。
南沢より北沢の景色はもっといい。赤岳鉱泉を過ぎたすぐに北沢が見えてくる。南沢より水量はずいぶん豊富。登山道のそばに小さい滝は続々と現れ、新録の樹林と合わせてとっても爽やかな風景。しばらく進むと、天気は何と晴れて来て、西の日差しに照らされ、沢沿の風景が一層鮮やか。硫黄の匂いする赤色の小さい沢も何本ある。赤色の沢と通常の沢が合流する場所も。珍しい光景だ。秋の紅葉時期でも綺麗だろう。いつか紅葉シーズンもう一度この北沢を歩きたいな。
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