早春の比良歩き♪釈迦岳〜八雲ヶ原(イン谷口から大津ワンゲル道〜ダケ道)


- GPS
- 06:49
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 936m
- 下り
- 943m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
《イン谷口⇒釈迦岳(大津ワンゲル道)》 イン谷口のバス停から分岐を右に進むとすぐ右側に無料駐車場があり、駐車スペースの裏に登山ポストと登山口があります。主観ですが前半は急登は少なく歩き易い道が多かったです。指導標のある雄松山荘道合流点から暫くで崖のような急登が連続しますが、ロープが設置されて張り出した木の根がステップになるので意外と楽に登れます。ただ危険箇所には違いなく私達は急登区間クリアに30分かかりました。旧比良リフト駅経由の道と合流すると道はなだらかになって山頂までは僅かです。 《釈迦岳⇒カラ岳⇒旧比良ロッジ⇒八雲ヶ原》 釈迦岳から一旦下って関西電力の無線中継所のあるカラ岳へ登り返しになります。今日のコースで1番展望が得られた区間です。カラ岳からアップダウンのある道で北斜面に入るので残雪が多く残っていました。広い平坦地になった旧比良ロッジ跡から、道幅の広い道を緩やかに下ると進行方向にコヤマノ岳と武奈ヶ岳が見えて、直下の平坦地が八雲ヶ原湿原です。 《八雲ヶ原⇒北比良峠⇒大山口(ダケ道)⇒イン谷口》 北比良峠を示す案内板から進むと、沢沿いを緩やかな登り基調の道で大きなケルンのある北比良峠に着きます。北比良峠は西にコヤマノ岳を見上げて、東に琵琶湖を見下ろす絶好の展望地です。北比良峠からダケ道はそれほど大きな急登もなく比較的安全かつ快適に下れる道だと思います。 綺麗な水が流れる沢に橋が架かった大山口からは林道歩きになり、トイレと駐車場を過ぎて更に舗装路を下るとイン谷口のバス停です。 |
その他周辺情報 | 比良とぴあ 大人610円 http://www.hiratopia.com/index.html |
写真
感想
先週は比良の未踏だった寒風峠から釈迦岳を縦走しましたが、下山で避けた大津ワンゲル道を登ってみたかったので2週連続で行ってみました。
釈迦岳のピストンだけでは勿体ないので八雲ヶ原まで足を延ばして、もし余力があれば武奈ヶ岳にも登ってみようっていう計画です。
好天の予報だった土曜日、朝寝坊して予定より1時間遅れの7時半にイン谷口のバス停から右に進んだ無料駐車場に着きました。駐車場には2台の先着車があり、その内の1台が準備中でした。
駐車スペースの裏の登山口は先週チェック済みでしたので、準備をして登山ポストに登山届を提出してから7時50分にスタートしました。
登山口からすぐに沢に架かる木橋があり、大津ワンゲル道と書かれた木のプレートを確認して先に進みました。大津ワンゲル道は急登が連続する難路というイメージでしたが、倒木は多いものの普通に歩き易い道です。
たまに急な段差のある難所っぽい箇所が現れますが、乗り越えてしまうとまた普通の登山道になるので少し拍子抜けしたかんじです。
コースタイムでは中間地点になる雄松山荘出合を過ぎて、スタートから2時間近くになった時に突然目の前に壁のような急斜面が現れました。
待ちに待った主役の登場に緊張しながら斜面に取り付くと、垂直に見える険しい斜面は無尽に張り出した木の根が手すりやステップになって意外と簡単に登って行くことができます。
木の根の急登は更に登ると岩ガレの急登となり、補助ロープの助けも借りながら30分近くのアスレチックコースを苦しみながら楽しみました(笑)
やがて先週下った比良リフト沿いの道と合流してほっと一息。ここからは展望のある勾配の緩やかな道で釈迦岳山頂を目指します。
いつの間にか道にはうっすらと雪が残り、好天の青空の下を分岐から約10分歩いて先週も立った釈迦岳の頂上に到着しました。
釈迦岳山頂には先着者が休憩されていたので、山頂標示板の写真を撮ってすぐにカラ岳方面に向かいます。
釈迦岳からカラ岳へは初めて歩く道になるので、また比良の稜線を繋ぐことが出来ます。頂上から一旦下っての登り返しになりますが、勾配はそこまで急でもなく快適に歩ける縦走路です。
15分歩くと関西電力の無線中継所の設置されたカラ岳に着きました。GPSでこの中継所のある場所が山頂で間違いないようですが、山頂標示や三角点は確認できませんでした。
カラ岳から先に進むと北斜面を歩くので、今日一の積雪量になりました。先週より雪は締まって歩き易いのでアイゼンも必要ありません。
広い平坦地の比良ロッジ跡から旧比良スキー場のゲレンデ跡を歩いて行きますが、道幅が広すぎて何処を歩けばいいのか分からないような道です。
すぐにポールにロープを繋いだ歩道になり、緩やかに下って行くと雄大なコヤマノ岳と武奈ヶ岳を見上げるような八雲ヶ原に着きました。
時間はお昼前でお腹も空いたので、武奈ヶ岳はきっぱりと諦めて八雲ヶ原でお昼休憩にしました。2年前の冬に訪れた時の八雲ヶ原は雪ですっぽりと覆われた広い雪原で、雪で隠れていたヤクモ池も水面に半分くらい薄く凍結があるだけでその姿を見ることができました。
休憩中3組の登山者がこの場所を通過したり休憩されたりしましたが、好天の土曜日のお昼の時間にしては人が少なく感じました。
帰りは良く知った北比良峠経由の道で下山することにします。
沢沿いにまだ雪が残る雰囲気のある心地良い道を緩やかに15分ほど登り返して、大きなケルンのある北比良峠に着きました。ケルンの後方に見えるコヤマノ岳と武奈ヶ岳も雄大ですが、この場所からは何といっても琵琶湖の展望が最高なのです♪私は北比良峠から見る琵琶湖が1番好きです。
先週は春霞で残念な琵琶湖の展望でしたが、この時は雲は多めながらも琵琶湖は綺麗に青くくっきりとしたその姿を見せてくれました。
琵琶湖の展望に満足して北比良峠からダケ道で下山しました。ダケ道は周囲の斜面に若干雪は残っていても登山道に雪はなく、心配していた泥濘もないドライな登山道で安心して下ることができました。
カモシカ台を過ぎて、大山口の沢に14時過ぎに到着。靴や手袋の汚れを沢の水で洗ってから正面谷の林道を歩いてイン谷口の駐車場に戻りました。
帰り道では2週続きで比良とぴあに立ち寄ってゆっくりしました。
厳冬期は冬型の気圧配置の影響で悪天の多い比良の山は鈴鹿や大峰・台高と比べて来れる頻度が少なくなるので、冬型が緩んだ今の時期は歩きたくなる山域です。今年は花の季節にも足を運んでみようと思いました。
こんばんは♪
比良に行かれてたんですねぇ。がっつりでないにしても、うっすらと雪が積もったのもいい味ですね♪ やっぱし、比良はいい山♪
最近は比良がお気に入りなんです〜
今の時期は冬と春の間で、山もどっちつかず
ですがそこがまた良いんですよね〜
今年は雪が少なくて残念でしたが、これから
春の花が次々と顔を出すのも楽しみですね
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