残雪の知床硫黄山往復 山頂直下は急峻


- GPS
- 08:02
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,456m
- 下り
- 1,473m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
また、滝入口Pのゲートから硫黄山登山口までの600m程の道道の歩行は、申請を要する「特例使用」とのこと。ゲート前に当日申請の用紙投函箱もありましたが、当局はメール等での事前申請を呼び掛けているようです。 https://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/kk/akk/shiretoko_riyou.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
900mで硫黄沢に下りたところから雪上歩行。 1300m程から主稜線まで一時的に雪切れ。 山頂直下が非常に厳しかった。12本爪とピッケルを持つべきでした。 (山頂付近のGPS記録、少し乱れているようです) |
写真
感想
気候の安定する6月を狙って、一等三角点百名山最後の硫黄山を目指しました。
前日に十勝岳温泉-富良野岳-上ホロを周回縦走した際、稜線の雪が少なかったことから、この日は12本爪もピッケルも持たず、チェンスパとウィペットだけの装備でしたが、大きな誤りでした。
ここ数年毎年2〜3月に、八ヶ岳の阿弥陀岳に、中岳経由のノーマルルートで登っています(赤岳よりやや難しい)。念のため、ピッケルとウィペットを両手に持ちます。残雪の硫黄山山頂直下は、その阿弥陀と同じかそれ以上に厳しい印象でした。(気温は全く違いますが...。)
今回山頂直下でヤブの突破を選択しましたが、斜度や灌木の強度の面で、危険でした。十分な装備で、雪上から岩場の夏道を探して合流するのが正解だったと思います。
また、この日は950〜1300mの雪渓は安定していました。表面は柔らかいが下は締まっていて、ワカンも不要でした。ただ、これからの崩壊過程では、様々な状況も想定されるかと思います。
(この山行は報告するつもりはなかったのですが、6/14に縦走された方のレポートやコメントを拝見、考えを改めて本日6/17ご報告したものです。この時期のこの山の山行報告、少ないですね。ご覧になった方の計画にお役立て頂ければ幸いです)
※蛇足ですが、下山中の16:15頃、850mあたりで、小さなザックの若い白人男女2人パーティとすれ違いました。片言の英語で、「山頂直下は雪でとてもとても難しい、日没は19時」と話しましたが、半袖半ズボンの男性は、「防寒着もライトもあるから」と突っ込んでいきました...
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