尾瀬3 至仏山 花盛り
群馬県
atuya
体力度について
- GPS
- 07:06
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 858m
- 下り
- 674m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 晴れ 時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
山の鼻 5:00発 鳩待峠 12:05着 尾瀬戸倉 13:40発 吹割の滝に寄って帰宅 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
至仏山への上がり初めや鳩待峠への下りで 水溜りや流れになっている所はあるが泥濘がほとんどなく歩きやすかった |
| その他周辺情報 | 至仏山は森林限界が低いので 雲が無いと照らされる時間が長く 熱中症対策（水分 濡れタオルなど）が必要 |
写真
拍手
白い苞葉を、ライオンの小さな足に見立てたことに由来し
感想
前日夜に宿の方から「ビジターセンター（BC）からの連絡で 見本園の植生保護柵のネットにシカが引っかかっている。クマに襲われる可能性があり 獲物を守ろうと近くに来る人を襲うかもしれないので 至仏山に登る方は見本園内を迂回してほしい」という話があった。この状況が悪化しない限り 明日は昼頃から雨が降る予報なので 早めに下山したいと5:00に出発することにした
朝 窓からは至仏山が綺麗に見えている。前日の雨で原には霧が出ているだろうが 見本園の入口へ。鹿がまだネットにかかったままだと迂回路を案内していたBCの方が「昨日至仏山はユキワリソウ チングルマ ハクサンイチゲ等が花盛りだったった」と教えてくれた。2組のグループに続いて 見本園に入り外周路から真ん中を突っ切って 登山口へ。樹林帯の足場の悪い急坂を上がって行く。いつの間にか森林限界を超えて 開けたベンチに出ると 中・下田代には雲海が残っていた
高度を上げては休み 振り返って雲海の具合を確かめた。一杯清水で手拭いを濡らして首に巻き 暑い中を上がってはさらも振り返りするも 中間点に来る頃にはほとんど雲海は消えていた。先へ進んで標高1,900mを超える頃には ユキワリソウがあちこちに顔を出し シブツアサツキの蕾やチングルマ ジョウエツキバナノコマノツメ ハクサンイチゲなどに見とれていたら 原の雲海は消えていた。その後もきつい上りの中でオゼソウ クモイイカリソウ ハクサンチドリなどに見とれているうちに高天ヶ原に来て タカネシオガマ ホソバヒナウスユキソウ ジョウシュウアズマギクなどが数多く咲いていた。緩い道での花畑には ショウジョウバカマ ちらほらとタテヤマリンドウやヒメシャクナゲが顔を覗かせる。何度か雲が陽を遮り 吹き上げてくる風が気持ち良い
最後の上りで至仏山頂。周囲の山々はいつの間にか増えた雲に隠れているが お天気は大丈夫そうだ（誰も居ない山頂は久しぶりだ）二度目の朝食？を頂き 準備をしていたら 鳩待峠から上がって来られた方が到着。挨拶をして下山を開始する。
岩場の間の花々を復習するように愛でながら蛇紋岩を超えていく（上がりよりも下りの方が滑るので 自ずと慎重になってしまう）ウラベニダイモンジソウ ホソバツメクサ ミヤマハタザオ ヒロハヘビノボラズ ベニサラサドウダンツツジ ホンドミヤマネズの実も見られた
小至仏山を通過してからもシナノキンバイ ハクサンサイコやハクサンコザクラなどを堪能し 悪沢岳分岐手前のベンチで小休止（ここまで薄曇りでそれほど暑くはなかった）防護柵のなくなったオヤマ沢田代を過ぎて 樹林帯に入ると ミツバオウレンが盛りで 暫くは抉れた土手の上に連なっていた。花の種類は少なくなるが左右を覗きながら下って行く。原見岩では暑すぎて休めない（ここまで数組の方に抜かれたが 上がって来られる方は少なかった…天気が悪い予報だったからだろうか）後は 2�卍�をひたすらに下って 鳩待峠でゴール
最後はかなり暑かったのでコーラで自分を慰労する。お天気に恵まれ 3日間無事歩けたことに感謝して山行を終わる
おまけ：吹割の滝に寄ってクモキリソウ（2箇所）を見たいと思ったがなくなっていた…残念
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
至仏山の最新記録
小至仏山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する