大雪山(旭岳、北海岳、黒岳縦走)東京から公共交通機関とタクシー利用


- GPS
- 05:42
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,115m
- 下り
- 1,179m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:23
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
十勝岳の望岳台登山口からタクシーで旭岳山麓RW駅まで移動。 宿泊:大雪山白樺荘 https://www.shirakabasou.com/ (当日) 登り:旭岳RW利用 下り:黒岳リフト及びRW利用 宿泊:層雲峡観光ホテル https://sounkyo-kankou.co.jp/ (翌日) 層雲峡発6:20 旭川駅着 8:15(道北バス 2,140円) 旭川駅駅発9:15 旭川空港着 10:02(旭川電気軌道バス 750円) 旭川空港発 13:25 羽田着 15:10 |
コース状況/ 危険箇所等 |
旭岳から東方面の下りに大きな雪渓がありました。自分はツボ足で通過しましたが、不安な方はチェーンスパイクがあるとよいかもしれません。間宮岳分岐から黒岳石室の間にもやや小規模な雪渓が数回ありました。いずれもツボ足で大丈夫でした。 間宮岳分岐から北海岳までの「お鉢回り」は平坦で快適な道ですが、風がやや強かったです。 黒岳石室前にある赤石川の渡渉は、水量が多く、やや難儀しました。自分を含め多くの方は何とか踏石を見つけて通過していましたが、中には沢用のシューズに履き替えたり裸足になって渡河している方もいました。 |
その他周辺情報 | 層雲峡のラーメン屋「登山軒」 https://sounkyo.net/eat/detail.html?content=75 |
写真
まずは旭岳山頂から東側の大きな雪渓を下る。雪渓の下に広がる平原は裏旭野営指定地。中央奥の尖った小さい峰が、おそらく行先地の黒岳。
https://sounkyo.net/eat/detail.html?content=75
感想
なるべく公共交通機関を利用しながら関東地方より日本百名山に挑んでいます。今回は3泊4日で北海道の十勝岳と大雪山(旭岳)に行ってきました。本レポートは後半の旭岳に関するものです。(前半の十勝岳編はこちら:https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8373539.html)
なお、今回は十勝岳の望岳台登山口から旭岳ロープウエイ山麓駅までの移動にタクシーを利用したので、完全な公共交通機関利用の山行ではありません。
【旭岳〜黒岳の縦走路について】
前日(十勝岳)同様おおむね天気に恵まれ、北海道らしい雄大な景色を堪能することができました。
百名山のピークハントとしては姿見から旭岳ピストンが最短ですが、折角の機会なので、姿見から旭岳、北海岳、黒岳を経由して層雲峡温泉まで縦走をしました。
半日たらずのミニ縦走でしたが、縦走路では、旭岳東面の巨大雪渓下り、御鉢平、赤石川渡渉など、ピークハントだけでは味わえない「北海道らしい」登山の一旦に触れることができました。特に間宮岳分岐から北海岳までの区間の登山道は、御鉢平の絶景を眺めながらのほぼ平坦で快適な道で、忘れられない思い出となりました。
なお、旭岳ー黒岳を縦走する場合、双方のロープウエイ等のチケットをまとめて買える「縦走パス」があります(4,600円)。旭岳ロープウエイ山麓駅のチケット売り場でも購入できます。それぞれを単品で購入するより若干割安になります。
https://taisetsu-activity.jp/ticket/7681/
【旭岳登山と公共交通機関について】
旭岳登山は、北海岳の百名山の中では公共交通機関で行き易い方かもしれません。
旭岳に最短で登ることができる登山口(姿見)に至る旭岳ロープウエイ山麓駅までは、旭川駅から旭川電気軌道のバス「いで湯号」(1日3往復)を利用できます。 https://share.google/x5vWsVQ23VVDjDwfz
姿見から山頂ピストンであれば、旭川からバス利用で日帰りで可能と思います(行:旭川駅発 7:15 旭岳RW駅着 9:03、帰:旭岳RW駅発15:55 旭川着着 17:33 )。なお、同バスは旭川空港も経由するので、理論的には東京からの日帰り登山も可能かもしれません。
今回は上記のとおり旭岳から黒岳までの縦走を計画したことから、旭岳ロープウエイ山麓駅前での前泊が必要と判断しました(※前泊地が旭川だと、登山開始が午前9時30分頃になってしまう)。また、前日に登った十勝岳の望岳台登山口から同日中に旭岳まで公共交通機関で移動することは無理なことから、この部分の移動はタクシーを利用することにした次第です(※午前中の早い時間に十勝岳から吹上温泉に下ることができれば、その日の内に旭川経由で旭岳まで到着することは可能なのかもしれません。自分には無理そうなプランなので詳細は調べていません)。
十勝岳望岳台登山口発 13:00 旭川岳RW着 14:10(美瑛ハイヤー 18,890円)https://www.bieihire.jp/price.html
タクシーは念の為、約1ヶ月前に予約しました。当方の十勝岳からの下山時刻に応じて、出迎時間の変更にも柔軟に対応して下さいました。
今回下山に利用した層雲峡と旭川駅の間には道北バスの路線バスがあります(1日7往復、所要約2時間、片道 2,140円)。今回の復路にはこちらを利用しました。
ちなみに、旭岳から黒岳に縦走した場合、層雲峡温泉に下山後、同温泉14:40発旭川駅行きのバスに間に合えば、旭川発羽田行きの飛行機最終便に間に合います。自分はせっかくなので下山日には層雲峡に1泊しましたが、急ぎの場合は下山日に帰京も可能と思います。
前泊で利用した「大雪山白樺荘」は、旭岳ロープウエイ山麓駅から徒歩約5分で、前泊地としては絶好のロケーションにあります。建物も新しく綺麗で、山小屋というよりはホテルかペンションに近い印象でした。非常に快適に過ごさせて頂けました。
https://www.shirakabasou.com/
(以上)
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