この時期しかできない伊吹山からの北尾根縦走
- GPS
- 07:08
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 7:08
天候 | 下界は晴れだけど標高1000mから上はガスの中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山は揖斐川町寺本BSからバス(40分も乗りますが200円です)で養老鉄道揖斐駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
伊吹山のドライブウェイは開通時は歩行禁止であるため、今回のような伊吹山頂から北尾根への縦走(あるいは笹又へ)も逆に北尾根側から伊吹山頂へ登りことはドライブウェイ開通期間中はしてはいけないことに注意。開通前であっても除雪工事などをしているときも避けないといけないだろう |
写真
感想
三度目の伊吹山。日本百名山の一つとして有名な山だが、この山一般的な登山道は一本しかなく、過去二回も三之宮神社のある登山口から登り同じ登山道を戻ってくるしかなかった。
ただ、何年か前のヤマレコの記録で、ドライブウェイの開通前であれば一部ドライブウェイを歩いて北尾根へ抜けられることを知って、いつか歩いてみようと思っていた。
伊吹山のドライブウェイ開通は4月第3土曜日(今年は4月16日)であるが、来週の週末は開通前の自転車イベントである伊吹山ドライブウェイヒルクライムがあるので、実際には今週がラストチャンスだった。天候の条件はもう一つかと思ったし、もともと距離も長くて時間的、体力的に必ずしも自信があったわけではないが、思い切ってチャレンジすることにした。
近江長岡駅から8時45分のバスで登山口へ。駅から見る伊吹山も晴れてはいるが山頂付近に雲が掛かっている。登山口から神社の屋根越しに山頂の肩が見え、少し期待したのだが、三合目、五合目と上がっても山頂付近の雲は晴れず、八合目の上からはガスの中、真っ白な空気の中で山頂を踏んだ。普通ならがっかりして同じ道を下るのだが、今回は北尾根へ進む。
山頂を周回する登山道でドライブウェイ終点の駐車場へ下り、そこから本来は歩行禁止のドライブウェイの舗装路を1.5km歩いた地点から北尾根の静馬ヶ原へ入る。縦走はここからスタートである。
笹藪を切り開いた気持ちの良い登山道が稜線上に延び、幾つかのピークを越えていく。天気が良ければ、、どんなにか、と思いながら御座峰、大禿山と辿り縦走路の最後のピークである国見岳(1126m)に到着する。振り返ると伊吹山から辿ってきた長い稜線が見渡せたのだが、残念ながら最後まで伊吹山の山頂は雲の中だった。国見岳山頂の時間は14時50分。ここからは下るだけだが、寺本のバスの発車時刻は16時24分。それを逃すと最終バスまで2時間待ちに。のんびりしていたわけでは無かったが、花の写真などを撮りながら余裕で歩いていたのは途中まで、国見岳スキー場近くの林道へ降りてからも舗装路が4.3kmも残っていて(最初はそこまで遠いとは考えてなかった)、最後は小走り状態でわずか3,4分前にバス停に到着したときは正直息が上がっていた。でも、間にあって良かった~。
今回のルートは何時でも行けるものではない。ドライブウェイが開通してしまうとドライブウェイ上を歩くことは道交法上禁止のため北尾根と組み合わせたバリエーションは無理なのだが、今回歩いてみて本当に楽しいコースになると思った。
ドライブウェイの脇に歩道を付けてもらうとか、山頂周回の東登山道の途中から尾根ルートを整備して、ドライブウェイとの交差は横断歩道でも作ってもらうようなことができたら少なくとも北東側の笹又からの登山もできて、伊吹山登山自体の楽しみ方も増えるんじゃないかと本気で思った。
ともかくラストチャンスを活かした良い登山だった。しんどかったけど。。
今回の歩行距離:19.5km 2016年の累積距離:216.2km(15回目)
今回の累積標高:1,749m 2016年の累積標高:16,460m
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
はじめまして。
同じ日、国見峠からドライブウエイまでピストンしていました。
本当なら白山や能郷白山を眺めながらの尾根歩きが楽しめるんですが、ちょっと残念でしたね。
それにしてもすべて公共交通機関でのトライは凄いです。一本逃したら大変なことになりかねませんよね。
成功されて何よりです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する