記録ID: 8416184
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無雪期ピークハント／縦走
白山
白山＝お花畑・雪渓・絶景：登り観光新道〜御前峰〜下り砂防新道
2025年07月13日(日) [日帰り]
石川県
岐阜県
とまと〜き
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 10:44
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,536m
- 下り
- 1,534m
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日帰り
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 10:42
距離 14.2km
登り 1,536m
下り 1,534m
15:52
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
市ノ瀬の『民泊TAKEO』にて前泊。下山後、翌日の荒島岳登山のため、大野市に移動。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
不注意で歩かなければ特に危険箇所等はない。いつも反省する調査不足でチェーンスパイクを持参しなかったが、微妙な季節で雪渓歩きもあるので、使う使わないは別に持参した方がよかった。 また、断定的なことは言えないが、砂防新道に沢上の雪渓がブリッジのように空洞化している所が1カ所あったので、このコースを利用する場合、事前確認が必要だろうと思った。（雪が落ちちゃてもしっかりした道がでてくるのだろうか？） |
写真
前日、食事で立ち寄った白峰温泉。こんな風情のある温泉があるとは知らなかった。
当日4時頃、シャトルバス乗車のため市ノ瀬ビジターセンター前のバス停に並んだ。始発の2台目のバスに乗ることができた。
鳥居の後ろに橋脚が見える。右に曲がれば吊り橋で砂防新道コース。
係の人に勧められなかったので歩く人は居ないのかなと思ったら結構たくさん居た。
別当坂分岐に到着して休憩。ここまでが急登で、ここから尾根歩きとなる。
登ってきた道を振り返ると、遠くの稜線まで小さく登山者が見える。
避難小屋から登山道を振り返る。きれいな稜線を歩いてきたことがよく分かる！
写真を拡大すれば中央右寄りに米粒のように人が見えるが、黒ぼこ岩あたりだろうか。
避難小屋から少し登ったあたりから斜面一面のお花畑が現れて、目も心もうばわれる。
GPSのデータで見ると殿ヶ池避難小屋と高度差50mくらいだけど、もっとあるように見える。
ふぅー。ようやく室堂センターに到着しました。花々と水のきれいな池がお出迎え。
室堂センターの北側には白山奥宮。すぐ後ろのピークが御前峰ですね。ここから山頂はすぐですが、ここまで登ってきて疲れた体にはけっこう厳しかった。20分ほど休憩。
1
7/13 10:18
室堂センターの北側には白山奥宮。すぐ後ろのピークが御前峰ですね。
ここから山頂はすぐですが、ここまで登ってきて疲れた体にはけっこう厳しかった。20分ほど休憩。
ここから山頂はすぐですが、ここまで登ってきて疲れた体にはけっこう厳しかった。20分ほど休憩。
クロユリ。ユリ科バイモ属の植物で石川県の郷土の花にして白山のシンボルマークとなっているそうです。
小さなお花畑 クロユリ・イワカガミ・アオノツガザクラ・ミヤマキンバイ
左手に広大な雪渓が有り、そこを横断している人が見える。御前峰から大汝峰を経て室堂に戻るとき、あそこを通るはずだが、雪の道具をまったく持ってこなかったのでちょっと心配になった。
7/13 10:45
左手に広大な雪渓が有り、そこを横断している人が見える。御前峰から大汝峰を経て室堂に戻るとき、あそこを通るはずだが、雪の道具をまったく持ってこなかったのでちょっと心配になった。
同じ地点からのパノラマ写真。山頂は晴れているが、雲が盛大に湧き出している。
山頂到着。写真は白山比�弯声�(しらやまひめじんじゃ)の奥宮の拝殿だそうです。
山頂は奥行きはあまりなくて、稜線方向が長い。
山頂は奥行きはあまりなくて、稜線方向が長い。
白山山頂にて
居合わせた方にとっていただきました。ありがとうございました。
居合わせた方にとっていただきました。ありがとうございました。
計画では大汝峰も予定していたが、大分疲れてきてバスに間に合う自信もなくなってきたので、大汝峰はパスすることにした。
山頂からは大汝峰方面に下り、大汝峰の分岐でそっちに行かず、室堂平に直行することにした。
深い青緑色の碧ヶ池。太陽光の具合によってはコバルトブルーに見えることもあるとか。
競いあって咲くイワカガミ・チングルマ・アオノツガザクラ。感動する。
汝ヶ峰から室堂平に直接もどるのに2つある雪渓の1番目。雪の状態によるでしょうが、チェンスパなしでも問題ありませんでした。
一番目の雪渓の次は小高い丘で、そこから振り返ってみた。斜面に大きな雪渓を抱いている中央左の山が汝ヶ峰。
室堂センター到着後はトイレを利用したり飲み物を飲んだりして下山に備えた。長めの休憩を終えて、下山開始。黒ぼこ岩を経由して砂防新道を下る。
7/13 12:53
室堂センター到着後はトイレを利用したり飲み物を飲んだりして下山に備えた。
長めの休憩を終えて、下山開始。黒ぼこ岩を経由して砂防新道を下る。
長めの休憩を終えて、下山開始。黒ぼこ岩を経由して砂防新道を下る。
黄色い花たちが送り出してくれるので元気になる。ころで手前の石の間に咲いているのはミヤマタンポポだろうか？こころなしかガクが反っているように見えるのだが・・・セイヨウタンポポじゃないよね？
7/13 12:55
黄色い花たちが送り出してくれるので元気になる。
ころで手前の石の間に咲いているのはミヤマタンポポだろうか？こころなしかガクが反っているように見えるのだが・・・セイヨウタンポポじゃないよね？
ころで手前の石の間に咲いているのはミヤマタンポポだろうか？こころなしかガクが反っているように見えるのだが・・・セイヨウタンポポじゃないよね？
砂防新道は観光新道に比べ、圧倒的に整備されていて歩きやすい。が不注意は禁物。
下り初めてまもなくの地点で沢がきれいな音で流れていて思わず、降りて水をすくって顔をあらい一口飲んでみた。すこーし特徴のある香りがしたが、とにかく気持ちよくて美味しかったヨ😊 (安全性不明なので自己責任ですけど)
7/13 13:29
下り初めてまもなくの地点で沢がきれいな音で流れていて思わず、降りて水をすくって顔をあらい一口飲んでみた。すこーし特徴のある香りがしたが、とにかく気持ちよくて美味しかったヨ😊 (安全性不明なので自己責任ですけど)
雪渓がとけて大きな穴が空いている。そのすぐ脇をみんな通って大丈夫なのは分かっていても、不安な気持ちもした。
この雪渓通過は問題なかったが、雪がもっとゆるんだらどうなるのかな?
雪渓の空洞が大分広がっていた。
雪渓の空洞が大分広がっていた。
くだいたせんべいみたいな雪渓の残骸。一挙に溶けないのは寒さのせい?
サンカヨウ。実がついたサンカヨウは見たことがあるけど、花は初めてかも。次は透き通った花も見てみたい。でもそれは雨の時だよね！？
7/13 14:07
サンカヨウ。実がついたサンカヨウは見たことがあるけど、花は初めてかも。次は透き通った花も見てみたい。でもそれは雨の時だよね！？
甚之助避難小屋の内部。この次、中飯場でも休憩をとったが写真が無い。今から思うと、いろいろな意味で疲れて歩くこと以外に気を配る余裕が無くなっていた。
7/13 14:10
甚之助避難小屋の内部。
この次、中飯場でも休憩をとったが写真が無い。今から思うと、いろいろな意味で疲れて歩くこと以外に気を配る余裕が無くなっていた。
この次、中飯場でも休憩をとったが写真が無い。今から思うと、いろいろな意味で疲れて歩くこと以外に気を配る余裕が無くなっていた。
しばらく行くと、下りと登りの道が分かれていた。つまり、一方通行。
下り専用。ひたすら時間に間に合うように急いだが、今から思うとそれほど切迫はしてなかったのだが。
やった〜！ 朝見たそして終了の吊り橋だ〜。橋はけっこう高くて長い。計画通り歩けてまもなく完了するからか、吊り橋を渡り終えたときは満足感がわいてきた😄
7/13 15:45
やった〜！ 朝見たそして終了の吊り橋だ〜。
橋はけっこう高くて長い。計画通り歩けてまもなく完了するからか、吊り橋を渡り終えたときは満足感がわいてきた😄
橋はけっこう高くて長い。計画通り歩けてまもなく完了するからか、吊り橋を渡り終えたときは満足感がわいてきた😄
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
帽子
サングラス
半袖BR
長袖シャツ
長ズボン
グローブ
靴下
登山靴
スパッツ
(ヘルメット
) 昼食
行動食
非常食
ハイドレーション(1.5L)
カップ
カッパ上下
Windブレーカー
ダウン上
ザック・ザックカバー
地形図
スマホ
ヤマレコアプリ
GPS
腕時計
カメラ
予備乾電池
コンパス
筆記具
ヘッドライト
ファーストエイドキット
処方薬
レジ袋
歯ブラシ
靴紐予備
座布団
Tペーパー
タオル1枚
大ビニール袋(防水用)
携帯トイレ
ナイフ
雨用グローブ
替えグローブ
レスキューシート
くま鈴
笛
保険証
|
|---|
感想
別当出合から登る場合、登り砂防新道、下り観光新道も考えられるが、私の場合後半足に来る場合が多いので、急登の観光新道から登ることにした。天気は下り傾向で、結果的に風もありあまり汗をかかずに登れたのは良かった。
特に殿ヶ池避難小屋から黒ぼこ岩の区間は花々は咲き誇り、これだけで「あ〜来て良かった」と思わせる美しさ・かわいさだった。弥陀ヶ原湿原の木道歩きもゆったりとして楽しかった。少し登ると室堂で黄色の花たちが出迎えてくれた。室堂には白山比�弯声�(しらやまひめじんじゃ)の祈祷殿があり、ここで参拝して御前峰(白山)に登った。ちなみに比�廚鷲韻汎韻鍵嫐�で、御祭神は菊理媛尊（くくりひめのみこと）だそうである。
室堂から1時間ほどで御前峰に到着したが、下方の雪渓や点在する池、周囲の山々が一望でき絶景を楽しむことができた。
計画では大汝峰に寄る予定だったが、時間が足りなくなりそうだったので翠ヶ池〜山頂池めぐり分岐を南下して室堂に戻った。この分岐から室堂平の間で2つの雪渓を下るが最初の雪渓はやや傾斜があった。午後になりぐずぐずの雪でチェーンスパイクなしでも大丈夫だったが、あったほうが安心だし早く通過できる。
室堂で休憩後、黒ぼこ岩の分岐まで戻り左側の砂防新道を下った。観光新道と比べれば傾斜はゆるく負担も少ないが転倒・滑落には注意して歩いた。いくつか沢を渡るが、下りはじめの方にあった沢に降りて顔を洗って一口飲んでみたが、冷たくてホント美味しかった。(自己責任ですけどね😆)
その後、甚之助避難小屋や中飯場など休憩して下ったが、下るに従って蒸し暑くなり終盤は吊り橋はまだかな〜とバテた。
しかし、吊り橋はけっこう長くて楽しく歩けたので良い締めくくりとなった。
戻りのシャトルバスは16時30分までに戻ってねとのことだったが、余裕を持って戻れたのも良かった。
最近はどうも調査不足ばかりで反省の連続だが、登ってみたら白山はコースがバラエティに富んでいてとっても充実し楽しい山行だった。
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利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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