扇沢から針ノ木岳・蓮華岳 雪渓・絶景・お花見登山で北アルプスを満喫

2025年07月19日(土) [日帰り]

• GPS: 11:00
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,734m
• 下り: 1,736m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:47
• 休憩: 1:13
• 合計: 11:00

距離 14.4km 登り 1,734m 下り 1,736m

3:48 扇沢駅
4:30 大沢小屋
5:06 5:23 橋
5:40 高巻き入口
7:01 7:03 針ノ木峠
8:09 8:34 針ノ木岳
9:29 9:39 針ノ木峠
10:47 11:05 蓮華岳
12:05 針ノ木峠
13:15 高巻き入口
13:43 13:44 橋
14:11 大沢小屋
14:48 扇沢駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

7/19 3:47

3時半ころ扇沢駅に到着。
第一駐車場はすでに満車、第二駐車場もすでに半分以上埋まっていたけど、まずは止められて一安心。後続もどんどん来ていて、夜明け前に満車になってしまいそう。駐車場争奪戦がほんと厳しい。
駐車場は混んでいるけど、夜明け前に出発する人は少なめ。早朝の景色を楽しみたいので用意を済ませ、久しぶりのヘッデンスタート。

7/19 4:28

この時期は夜明けが早く大沢小屋に到着したころにはこの明るさ。暗い中歩くのはやっぱり心細いので、夜明けが早いのはありがたい

7/19 4:46

大沢小屋から単調な登山道を20分ほど歩くと対岸に見える落差のある滝が見えてくる。この滝を見ると花いっぱいエリアも近い

7/19 4:48

沢を横目に頑張って高度を上げていく

7/19 4:50

ヨツバヒヨドリ
花いっぱいゾーンに入ってきた！

7/19 4:51

オオバギボウシ

7/19 4:51

シモツケソウ

7/19 4:53

朝日に照らされた雪渓が見えた！
天気もいいしテンションUp！

7/19 4:55

ヤマブキショウマ

7/19 4:56

ニッコウキスゲ

7/19 4:57

ウツボグサ
花いっぱいでなかなか進めない

7/19 4:59

小さな沢を渡渉。
ここは一跨ぎで越えられる

7/19 5:04

カラマツソウ
線香花火みたい

7/19 5:04

ミヤマクワガタ

7/19 5:05

雪渓のヘリに来た。
向こう岸に人がいるので渡渉しようとしたら、、、

7/19 5:06

この水量の沢、どうやって渡渉すればいいのか？？？
渡渉ポイント探して5分ほど右往左往。
どのポイントを見ても私の短い脚でドボンせずに渡れる気がしない、、、

7/19 5:20

結局、渡渉をあきらめて右岸を少し上って雪渓に入ることにした。難なく雪渓に入ることができて、この選択で正解だった

7/19 5:20

6本爪軽アイゼン装着

7/19 5:13

お楽しみの雪渓歩き！
早朝の雪渓を吹き降ろしてくる風が冷たくて汗が一気に冷える

7/19 5:23

クレバスだ！！
ちょっと緊張しながらパチリ

7/19 5:38

ノドに近づくと斜度がキツくなる
雪が締まっていて歩きやすいけど足がなかなか前に出ない。
ここを一気に登れる筋力・体力が欲しい

7/19 5:48

ノドの急斜面を超えて一息。
雪渓はまだまだ続くよ！

7/19 6:02

40分強雪渓を歩いてここで夏道に復帰。
雪渓の直登、楽しかった〜

7/19 6:06

去年も同じ時期に歩いたけど、噂通り今年は雪が多い

7/19 6:15

アオノツガザクラ

7/19 6:17

オオヒョウタンボク
初めて見た

7/19 6:19

ミヤマキンポウゲ

7/19 6:21

雪渓の上部にも渡渉ポイントあるけど、どこも水量少ないので問題なし

7/19 6:23

最終水場。
普通に沢を流れてくる水、がぶがぶ飲んでも問題ないのかな？
と思いつつ、手を洗うだけにしておいた。
冷たくて気持ちいい〜！

7/19 6:33

クールダウンできたので急登をひたすら頑張って登る

7/19 6:33

ときどき振り返って絶景見ながら一息

7/19 6:37

ダイモンジソウ

7/19 6:37

エンレイソウ

7/19 6:40

雪渓を横切る

7/19 6:41

稜線までキツい登りが続く

7/19 6:46

雪渓横切りポイントNo.2

7/19 6:48

イワカガミとチングルマ
花が多くて癒される〜

7/19 6:51

雪渓横切りポイントNo.3
ステップがしっかりあるので安心

7/19 7:00

針ノ木峠に到着！

7/19 7:00

針ノ木小屋の南側からも絶景が見えるが、
今日は天気がいいのでここで見ないで
針ノ木岳まで登ってからのお楽しみ、
ってことで先に進む

7/19 7:01

ミヤマダイコンソウ

7/19 7:02

ツマトリソウ

7/19 7:03

絶景のテン場。
こんなところで朝夕を過ごしてみたい、と思いつつ、
テン泊するガッツが無くいつも日帰り

7/19 7:13

チングルマ

7/19 7:15

ミツバオウレン

7/19 7:17

チングルマとスバリ岳
チングルマの綿毛の時期に高山を歩くことが多いけど、今回はチングルマの花がいっぱい。かわいらしい花でいいね〜

7/19 7:19

ツガザクラ

7/19 7:23

右奥のピークが針ノ木岳
最高の天気とこの絶景！
素晴らしい眺めにパワーをもらいながら先に進む

7/19 7:24

シナノキンバイ

7/19 7:25

針ノ木岳のカールが美しい

7/19 7:25

スバリ岳から赤沢岳、鳴沢岳に続く稜線、素晴らしい！
ずっと奥に見えるのは鹿島槍ヶ岳や五龍岳かな

7/19 7:36

シナノキンバイが斜面を彩っている

7/19 7:41

稜線から姿を現したのは剣岳、カッコいい〜

7/19 7:50

近そうで遠い針ノ木岳山頂

7/19 7:49

ウサギギク

7/19 7:51

タカネヤハズハハコ

7/19 7:51

ハクサンボウフウかな？

7/19 7:52

針ノ木岳山頂手前で南側の展望が開けると絶景ド〜ン！！
ヤバ〜、感動です。

7/19 8:00

頂上まであと一頑張り！
一気に登ってしまいたいけど、この先も花いっぱいで写真撮ってたらなかなか進めず

7/19 8:01

ミヤマクワガタ

7/19 8:01

ゴゼンタチバナ

7/19 8:02

タカネシオガマ

7/19 8:02

マイヅルソウとツマトリソウ

7/19 8:04

テガタチドリ

7/19 8:04

ミヤマアキノキリンソウ

7/19 8:06

針ノ木岳山頂に到着！

7/19 8:27

北側
連なる尾根の先に北アルプスの名峰が全部見える

7/19 8:28

絶景なので縦位置でもパチリ

7/19 8:29

西側
黒部湖を挟んで立山・剱岳
針ノ木岳山頂からの眺めといえばこれは外せない

7/19 8:10

南西側
あっちの峰々はまだ未踏峰

7/19 8:10

南側
表銀座・裏銀座の先に槍ヶ岳が見える

7/19 8:30

槍ヶ岳の左奥には笠ヶ岳も見えた

7/19 8:12

南東側
南アルプス、富士山、八ヶ岳もうっすら見えている

7/19 8:12

東側
どっしりした山容の蓮華岳

7/19 8:27

山頂の岩陰でシコタンソウを見つけた
花びらの模様が可愛いので好きな花
見れてラッキー！

7/19 8:33

絶景ポイントに咲いていたイワオウギ

7/19 8:42

イワツメクサ

7/19 8:47

ミヤマタネツケバナ

7/19 8:50

ここからの眺めも結構好き

7/19 9:08

ミヤマリンドウとイワカガミ

7/19 9:17

蓮華岳の存在感がでっかくなってきた

7/19 9:18

さっきまでいた針ノ木岳を振り返る。
登りはきつかったけど下りはあっという間に感じるなぁ

7/19 9:27

針ノ木小屋まで下りてきた。南のベンチでこの絶景を見ながら一休み、と言いたいところだけど日当たり良すぎて暑さにやられる〜

7/19 9:30

小窓から絶景を楽しめる展望トイレ
無料です

7/19 9:43

大沢小屋から蓮華岳に向かう。最初は急登なので頑張りどころ。
さっきまでいた大沢小屋がはるか眼下に

7/19 10:00

暑さと疲労で足が重いけど、絶景にパワーをもらいながら頑張る

7/19 10:01

ゆっくり一歩一歩進めば、いつかたどり着く！

7/19 10:07

砂利エリアに入るとコマクサたくさん咲いていた

7/19 10:08

コマクサとヤリホ

7/19 10:15

この株は花いっぱい

7/19 10:15

砂利にたくさんのコマクサ
見えるかな〜

7/19 10:17

こちらのチングルマはもう綿毛

7/19 10:18

山頂は一番奥のピーク。
花や景色を楽しみながらゆっくり向かおう

7/19 10:23

最後の山頂までの登りが疲れた身体には地味にキツい。
ゆっくり進む

7/19 10:41

ここもコマクサいっぱい

7/19 10:42

キバナノコマノツメ

7/19 10:45

蓮華岳山頂に到着！

7/19 10:46

三角点の先には船窪岳に続く気になる稜線
歩いてみたいけど、結構キツそう

7/19 10:46

蓮華岳の東に延びる稜線。
ここも歩けそうだけど登山道ではない。
奥には大町市街がよく見えている

7/19 10:47

北側
爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳・五竜岳と続く稜線

7/19 10:48

南東側
まだ富士山が見える

7/19 10:49

西側
奥には薬師岳

7/19 10:52

この砂利の斜面一面にすごい量のコマクサが咲いていた。
下ってい近くまで行ってみようかと思ったが、登り返す気力が沸かず諦めた

7/19 10:52

南側
いい眺め〜

7/19 10:56

槍ヶ岳・穂高岳アップ
針ノ木岳からとも違った見え方になる

7/19 10:56

名残惜しいけど、この絶景を見ながら来た道を戻ろう

7/19 11:05

アルプスの夏山って感じ〜。
最高！

7/19 11:05

立山・剱岳、そして針ノ木岳・スバリ岳・赤沢岳を眺めながら緩やかに下る稜線を歩ける最高に贅沢なコースだ！

7/19 11:06

稜線の左側もこの絶景

7/19 11:06

贅沢なひと時

7/19 11:07

タカネツメクサとタカネシオガマ

7/19 11:07

イワベンケイ

7/19 11:09

ここからの眺めも最高〜

7/19 11:12

下るのがもったいない、って思っちゃう

7/19 11:23

ここもコマクサいっぱい

7/19 11:28

花に囲まれた登山道に癒される

7/19 11:38

緩やかな下りの砂利道なので景色を楽しみながら歩ける

7/19 11:40

針ノ木岳とスバリ岳の展望スポット
ここもいい眺め〜

7/19 11:51

剱岳見納め

7/19 11:57

大沢小屋を見下ろすここからの眺めもお気に入り

7/19 12:04

針ノ木峠まで下ってきた。
登りはキツいのに下りはあっという間

7/19 12:05

針ノ木峠直下の雪渓を横切る。
雪が緩んで滑りそうでちょっと緊張した

7/19 12:09

ジグザグ登山道を焦らず下る。
所々、ザレているのでスリップ注意

7/19 12:21

何か所か雪渓を横切るけど足場を外さなければ大丈夫

7/19 12:26

日差しが照り付けて暑い〜

7/19 12:37

最終水場で手を冷やしてクールダウン

7/19 12:57

雪渓上部まで来ました。
暑くて早く雪渓で冷やされたい〜

7/19 12:57

ふたたび軽アイゼン装着して雪渓に突入

7/19 13:06

暑さで緩んだ雪で滑りやすく、ノドの急斜面は一歩一歩慎重に下る

7/19 13:20

風が無いためか、照り返しがキツいためか、雪渓の上でも涼しい感じがしない。暑い〜

7/19 13:35

沢でできた穴を遠巻きによける

7/19 13:40

雪渓終了。
期待したほど涼しくなくて、かつスリッピーな雪で、今回の雪渓下りは精神的に疲れた

7/19 13:40

爺ヶ岳を眺めながら一休みしてから下山開始

7/19 13:42

やっぱりここは渡渉できないよなぁ

7/19 14:10

暑さにやられつつ大沢小屋に到着

7/19 14:23

オオバミゾホオズキ

7/19 14:32

ベニバナイチヤクソウ

7/19 14:34

ダイコンソウ？？

7/19 14:47

扇沢駅に到着

撮影機器：

NIKON Z 6 NIKON CORPORATION

感想

はまなつ@hmnt

2週間前に歩いた山行記録です。

7月の3連休初日にこの山行に行きました。その翌日にPCトラブル😱に見舞われて、その後、別のトラブルにも見舞われて😖😓💦記録公開がすっかり遅くなってしまいました😣

3連休の初日、そろそろアルプスの高山⛰️を歩きたくなって、すっきり晴れとならない🌤️⛅️天気予報を見ながら南にするか、北にするか、直前まで悩みました🤔

最終的に北のほうが良さそう、ということで去年も同じ時期に歩いた針ノ木岳に行くことにしました。何度行ってもまた行きたくなるお気に入りコースです✨

いつも混雑する扇沢駐車場🚙、特に夏の連休で駐車場が心配だったけど、3時半到着で第二駐車場に止められて一安心。夜明け前🌓にスタートしました。

歩き慣れたコースなんだけど、今回の困った😱のは雪渓の入り口。通常ルートは沢を渡った左岸から雪渓に入ります。

でも橋が架かっていてほしい場所に橋が無い😣先行者は向こう岸にいるんだけど、どうやって渡ったのか分からず💦🤔ドボン覚悟で無理して渡る？と5分ほど右往左往して渡渉ポイント探しましたがやっぱ無理そう。あきらめて少し登って右岸から雪渓に入ったら、ぜんぜん問題なくて助かりました😊

去年は途中雨だったり曇りで稜線からの景色はイマイチでした。今回は天気予報の読みが当たって針ノ木岳・蓮華岳どちらの稜線でも最高の展望⛰️😃

さらに、たくさんの花🌸🌼にも出会えました。特に蓮華岳のコマクサ🌸ちょうど見頃のタイミングだったようで、ものすごい量のコマクサを見ることができました✌️

雪渓も展望も花も、それぞれが十分すぎるくらい魅力的なのに、それが一度に楽しめるこのコース。今回はすべて満喫できて最高の山行でした😁