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Yamareco

記録ID: 8449395
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

2年越しの槍!

2025年07月19日(土) 〜 2025年07月21日(月)
情報量の目安: A
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
21:12
距離
38.0km
登り
2,946m
下り
2,948m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:55
休憩
0:29
合計
5:24
距離 12.4km 登り 1,067m 下り 251m
6:21
32
スタート地点
7:27
35
8:02
8:03
41
8:44
8:46
112
10:38
10:42
4
10:46
10:56
49
11:45
2日目
山行
8:24
休憩
3:16
合計
11:40
距離 13.5km 登り 1,577m 下り 1,577m
3:34
146
6:00
6:19
69
7:28
7:46
5
7:51
7:56
13
8:09
54
9:03
9:21
29
9:50
9:55
12
10:07
10:10
11
10:21
10:30
20
10:50
12:05
5
12:10
12:46
7
12:53
12:54
59
13:53
14:00
74
15:14
3日目
山行
3:43
休憩
0:07
合計
3:50
距離 12.1km 登り 302m 下り 1,120m
5:36
36
6:12
6:15
4
6:19
6:21
74
7:35
35
8:10
30
8:40
14
8:54
8:55
9
9:04
1
9:05
9:06
20
9:26
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鍋平登山者用臨時駐車場
https://shinhotaka-ropeway.jp/climber/
一方通行の細い脇道に縦列駐車する形の駐車場。一応白線で区画分けされているが、無視して詰めて停めている車も見られた。知人の車同士だと思いたいが、実際はどうだか。
早朝4時過ぎの時点でちらほら空きが見られた。
こことは別に鍋平登山者用駐車場もあるが既に満車っぽかった。

新穂高に停めたかったが、有料無料問わず全て満車。
金曜日の午前の時点で既に満車だったとの情報もあり。もはや関西人には勝ち目がない。
その他周辺情報 ひがくの湯と登山者食堂
https://maps.app.goo.gl/8kR4XzfCEEMgbq9E8
温泉は9時〜20時、内湯なしで露天のみ。手前の単純泉の奥にある、施設備え付けのスリッパだけ履いて数十メートル歩いた先の「登山の湯」なる広大な硫黄泉が印象的。
食堂は11時〜20時に利用可能。非常に豊富なメニュー。せっかくなので飛騨牛をいただきたいところ。
予約できる山小屋
槍平小屋
まだロープウェイは動かない時間なので
地道に下っていく。
まだロープウェイは動かない時間なので
地道に下っていく。
ようやく本来のスタート地点。
ここまでが長かった。
1
ようやく本来のスタート地点。
ここまでが長かった。
初日の滝谷事情
槍平小屋へ到着。
1
槍平小屋へ到着。
意識しすぎなのか、ニーモ率高い気がする。
2
意識しすぎなのか、ニーモ率高い気がする。
ここでかき氷が食べられるのはありがたい。
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ここでかき氷が食べられるのはありがたい。
この後何度もお世話になる自販機
2
この後何度もお世話になる自販機
焼きそばにスパイスふりかけをトッピング
1
焼きそばにスパイスふりかけをトッピング
レモン味
いつものキャンプ風景
いつものキャンプ風景
夜に目が覚めて外の様子を覗く。
3
夜に目が覚めて外の様子を覗く。
早朝のガレ場
ルーファイむっず!
ヘッドランプで白ペンキを探す作業
ルーファイむっず!
ヘッドランプで白ペンキを探す作業
ようやく空が赤らみだした。
1
ようやく空が赤らみだした。
槍平小屋からテントサイトまで一望できた。
2
槍平小屋からテントサイトまで一望できた。
目に見えて急登なので足どりが重くなる。
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目に見えて急登なので足どりが重くなる。
雪切りしていただいている雪渓。
ツボ足で問題ない。
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雪切りしていただいている雪渓。
ツボ足で問題ない。
さっきの急登を越えたと思ったら南岳小屋はまだ先みたい。
日差しをさえぎっていた急登がなくなりサングラスなしでは前を向けない。
2
さっきの急登を越えたと思ったら南岳小屋はまだ先みたい。
日差しをさえぎっていた急登がなくなりサングラスなしでは前を向けない。
南岳小屋へ到着。
2
南岳小屋へ到着。
いよいよ見えてきた槍と稜線
2
いよいよ見えてきた槍と稜線
目指す頂。
槍ヶ岳山荘も見えている。
2
槍ヶ岳山荘も見えている。
少しずつ近づいている。
2
少しずつ近づいている。
もうすぐ、ここに立てる。
2
もうすぐ、ここに立てる。
殺生ヒュッテ
もう、目前に迫っている。
2
もう、目前に迫っている。
槍ヶ岳山荘もくっきり見えてきた。
2
槍ヶ岳山荘もくっきり見えてきた。
ようやくここまでたどり着いた。
2
ようやくここまでたどり着いた。
ザックはここにデポしていく。
2
ザックはここにデポしていく。
槍ヶ岳山荘からの眺望
2
槍ヶ岳山荘からの眺望
いよいよ挑む。
凄い行列
ゆっくりと進んでいく。
2
ゆっくりと進んでいく。
ついに、ここに立つことができた。
3
ついに、ここに立つことができた。
槍ヶ岳山荘で売ってるクッキーがなんか可愛かった。
3
槍ヶ岳山荘で売ってるクッキーがなんか可愛かった。
最終日の滝谷事情
1
最終日の滝谷事情
今度は悔いなく下りてこられた。
1
今度は悔いなく下りてこられた。
帰りの鍋平まではさすがにワープする。
1
帰りの鍋平まではさすがにワープする。
最後に待ち構える、縦列駐車の中から自分の車を探す作業。
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最後に待ち構える、縦列駐車の中から自分の車を探す作業。
アフターはここ。
アフターはここ。
これは行くしかない。
食堂は11時からなのでゆっくりめに温泉に入る。
これは行くしかない。
食堂は11時からなのでゆっくりめに温泉に入る。
ノンアル。
頼んですぐ来たので料理が来てから注文した方が良かったかも。
ノンアル。
頼んですぐ来たので料理が来てから注文した方が良かったかも。
背徳感ゼロ!
まだ消費カロリーの方が高いんじゃないか。
知らんけど。
背徳感ゼロ!
まだ消費カロリーの方が高いんじゃないか。
知らんけど。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

↓2年前の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5721989.html

ここで撤退を決めた時の感覚はずっと覚えていたし、いつまでも心残りだった。
絶対に同じ轍を踏みたくないから、低山だろうが何だろうが意識してザックの重量を増やしたり、ちょっと放置するとすぐ靴ずれしやすくなる革靴を履き続けて慣らしたりした。
今までと比べても充分に対策してきた。今年の3連休は天候も良好。もうここでリベンジ決めるしかない。そう思って2年前に計画していたルートそのままで槍ヶ岳を目指した。

あいにくだったのは、体調の方かな。関西を出発するのが少し遅めになり、疲れも溜まっていて、関西を抜けだす前にしんどくなってSAで仮眠をとる。目覚めた時点で到着予想時刻がもう行程開始したい時間だった。これはもう運転頑張るしかない。最初こそそう思いながら向かっていたが、次第に眠気が飛んで行った。結局ほぼノンストップで新穂高に到着。それは良かったが、空いている駐車場を見つけるのに苦戦した。最終的に登山口からかなり離れた駐車場になったものの、ひとまず山行そのものを諦めずに済んだことに安堵し、少し仮眠をとった。

予定より遅れて山行を開始したうえ、登山口からも離れた場所からのスタート。
おまけに睡眠時間は絶対的に足りてない。途中で足がふらつくのを何度か感じた。
これは変に休憩はさむより、早くテント張って回復に専念しよう。そう決めて歩みを進めた。
結局2年前も今回も、初日に計画していた奥丸山は早々に切り捨てることになったな。

2日目は長丁場。早朝出発になるけど、体感ではしっかり眠れた。
槍平にテントをデポって身軽になってるし、初日よりちゃんと歩ける感じもある。
以前は諦めた南岳も、今回は行けそう。まっすぐ槍を目指さず、予定通り南岳に向かった。
南岳までは急登が続き、なかなか移動距離が伸びない。景観の変化も少なく苦しい行程だった。
南岳に着いてからは一変。目指す槍ヶ岳や槍ヶ岳山荘、そこへ続く稜線が見え、槍ヶ岳が少しずつ近づいているのが目に見えて分かる。道中通過するピークの前後では結構しっかりめのアップダウンがあったものの、稜線歩きは最高だった。

山荘に到着し、いよいよ槍ヶ岳へ。稜線ですれ違った方は全然混んでない、寂しいくらいだと言っていたけど、この時はすでに行列ができていた。
ハシゴがいくつもあるから、何度も立ち止まる。途中からでも眺望は良いので、景色を堪能しながら行列が進むのを待つ。
ようやくたどり着いたピークは晴天の下、360°の大絶景。あまりにも人が多すぎてゆっくりはできなかったものの、心に残る光景だった。

槍平に戻ってこれたのは15時過ぎ。元々の計画ではこのまま下山するつもりだったけど、今からテントを撤収して、新穂高から鍋平まで歩いて、駐車場に着いた時間にまだ開いてる温泉を探して・・・と考えると辛い。
ほんの少し迷った末、無理せずもう一泊することに。

もし2年前に無理して槍ヶ岳に登頂していたら、南岳からの稜線歩きはできなかったし、曇天で絶景も見られなかっただろうし、足の怪我はタダでは済まなかっただろうし、槍ヶ岳は今ごろしんどかった山として記憶に残っていただろうな。
撤退を決断した時は悔しかったし、ずっと心残りだったけど、今になってようやく、あの時決断できていて本当に良かったと思えた。

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3/5
体力レベル
4/5
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3/5
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4/5
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新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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