塔ノ岳(書策新道途中で敗退!ホソノノ尾根で木ノ又小屋へ)
- GPS
- 08:24
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:19
天候 | 曇り時々小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
書策新道は廃道になっており崩落個所多数。山と高原地図の「?」マークの所で本当に?になり撤退。 ホソノノ尾根は山と高原地図と丹沢詳細地図にも載っていませんが特に問題無く登れました。 2020年4月追記:当時の詳細地図には「ホソノノ尾根」は載っていませんでした。新しい詳細地図では「ホソノ尾根」と名前も変わって?記載されています。 |
写真
装備
備考 | 2020年4月追記:当時はまだバリルートに行き始めたばかりで色々と苦労していたレコでした。 それと塔ノ岳にいたネコも懐かしいですね(今でも元気にしているかな) ※こんなご時世なので登山は我慢して自粛しています。 ヤマレコを見ていると新しい山行が次々とUPされていますね・・・ 不要不急の外出は控えるようにとの事なので、私はしばらく大人しくするつもりです。 今は世界が危機的状況です。 一日でも早く以前の様な日常に戻って欲しいと願っております。 ・・・亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします・・・ |
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感想
今回は、表丹沢でもまだ行った事がない書策新道に行ってみました。
しかし、このルートは廃道になっており登山道はかなり荒れていて崩落個所が多く大変な思いをしました。
「ここは、けして興味半分で立ち入ってはならず、必ず経験者を同伴しなければならない」と、以前に何方かのレコを見た事があります。
以前から書策新道で登ってみたいと思い色々と調べたつもりでしたが、スタート直後からルートを間違えてしまいました。
途中で気が付いた時、素直に引き返すべきでしたが、目的の稜線がすぐ横だったので直登してしまいました。
登り始めてすぐに足元が悪く、ガラガラと崩れ落ちるような状態でしたが、気付けばだいぶ登っていました。稜線まではもう少しでしたがそこから先が中々行けずに諦めて戻る事にしましたが、今度は降りるのも大変でロープを使う事になり結局1時間程、時間と体力を無駄にしてしまいました。
戻って再スタートしましたが入口は以外に分かりやすい所でした。
尾根を登って行くと道は尾根を外れ右斜面を進む道になります。廃道なので沢山崩落個所が有ります。崩落個所にはロープが有りましたが足元が非常に悪く高度感もある所など慎重に進んで行きました。
何度か沢を渡歩する個所が出てきます。雨はまだ降っていなく水量は少ないですが、もしこの後雨が降って増水したら撤退できなくなるかも?と思いました。
よくヤマレコで見掛ける目印などもあり何とか順調に進んでいると、セドノ沢に出ました(たぶん?)
ここにも目印がありそれにはルートを示す説明が書いてありました。沢沿いを左に進むルートのようでロープがあります。そのロープを掴んで進んで行くと途中で垂直に沢へ降りていました。
確か沢には降りないはずでは?と思いロープの先を見ると折れた木に巻いてあります。もしかするとロープを止めていた木が折れて落ちたのかも知れないなどと思い、先に踏み跡がないか探しました。
そして踏み跡がわずかに有ったので、その方向へ登って行きましたが途中で何故か消えていました。それでもそのまま登ってみましたが、足元が非常に悪く沢の方へズルズルと滑り妻にはとても危険で無理だと思いました。
その後も、周辺にクリアー出来るルートは無いのか、1人で色々登って調べてみましたが何処も妻では危険なので今回はここで諦めました。
しかし、また数々の崩落地帯を戻るのも大変なので、途中にあるホソノノ尾根で木ノ又小屋へ向かう事にしました。
このルートは、丹沢詳細地図にも記載が無いので少々不安もありましたが、尾根道なので尾根を外さなければ大丈夫だろうと時々GPSを確認しながら進みます。
先程の書策新道と違い歩きやすいのですが、結構急登で細尾根も幾つかあり何となく小丸尾根に似ている感じでした。
しばらく急登を登っているとガスがドンドン濃くなり視界が殆どきかない状態になり不安でしたが、ガスの中から木ノ又小屋が見えた時には、短い登山経験の中で一番ホッとした瞬間でした(ちょと大げさかな?)
その後は、予定通り塔ノ岳に向かいます(予定より2時間ほどオーバーですが)
山頂に到着しましたが、やはり展望は全くありません。こんな天候の平日ですが7〜8名の登山者がいました(スタートの戸沢から、表尾根の稜線までは誰にも会いませんでした)
山頂でネコと少し遊んだ後、天神尾根で下山しました。
今回の書策新道は本当に大変でしたがこのルートの厳しさを身をもって勉強した、とても意味の有る経験だと思いました。
*あと、前回十二ヶ岳に持って行ったロープが、ザックに入れっぱなしで良かった。
kaz01さん、初めまして。
書策新道はずいぶん荒れてますね。このルートはほとんどがトラバースなので、地図読みもあまり役に立たないうえに、今回のように周囲がよく見えないと踏み跡も見にくくて難しいですね。
昨年の12月以来、歩いていませんが、踏み跡が見えにくいと、こっちだったかな?なんて良くあります。(危ないところは秦野警察と市役所の人たちがテープを貼ってます。)
写真の42は白竜の滝だと思いますが、ルートは滝の直ぐ下を通るので、kaz01さん達は滝の上方を上がってしまったようですね。その下は鉱山跡への崖ですね。
それとホソノノ尾根も尾根すじだけど、わかりにくいでしょう?
帰りの天神尾根も林の中で、崩れた丸木の階段の憂鬱なルートですよね。
書策新道は秋が綺麗ですので、青空の日がお薦めです。
初めまして、old-diverさん。書策新道の情報を色々と調べていましたらold-diverさんのレポが有りましたので、何度か拝見させて頂きました。ありがとうございました!。
実際に行ってみると、予想以上に崩落が多くて大変でしたが、ロープが設置されていて、何とか私達でも進む事が出来ました。しかし、ご指摘の有った滝の所で、私はルートが分からなくなり引き返しました。
自分なりに色々と調べたつもりでしたが、まだまだ甘かったようで勉強不足でした!。
その後のホソノノ尾根の取付き地点も、old-diverさんのレポで確認していたので、おかげ様で何とか稜線まで登る事が出来ました。
今回、楽しみにしていた書策新道ルートは、あいにくの天候で視界も足元も悪く少し残念でしたが、またいつか訪れてみたいと思います。
滝の名前やルートなど教えて下さって、ありがとうございました!。
またレポを参考にさせて頂たいと思いますので、今後もよろしくお願いします。
今晩は スゴイとこ歩いて来ましたね
裏のルートは怖いですね
最近は丹沢怠けて歩いていませんが歩くのはメインルートなので
ちょっと自分は無理ですね
奥さんも大したもんですね
こういうルートが好きなんですね
写真見ただけで自分はビビりました
無事に下山で良かったですね
やはり丹沢は歩きがいありますね
また頑張って下さい
こんばんは、shou2さん。
以前から気になっていたルートで、大変そうな事は分かっていたツモリでしたが、予想以上に大変でした。
マサカこんなに沢山崩落個所が有るとは思いませんでした!。
それと、ルートも不明瞭な所が有り、高原地図にも?マークが有るのに、天候の悪い日に行ってしまいました。
(運動音痴の妻を連れて行くルートではありませんね。)
この様な、危険で迷い易いルートは、天候も含め事前にチャンと計画しなければイケないと思いました。
心配して頂きまして、ありがとうございました。
またいつか、再チャレンジしてみたいと思います。
大変お疲れさまでした!お2人ともケガなくご無事で本当に良かったです。いや〜しかしこの書策新道、通ったことは無いのですがこんなに荒れているのですね。ここは丹沢のVRでもかなり上級コースのようですね・・・切れ落ちたトラバース箇所も多そうですし、単独では更に怖そう。写真7、18、19、39その他と、kazさんのレポ読ませて頂いただけで震えあがっております(笑)。ホソノノ尾根の存在も初めて知りました。まだまだいろんな道があるものなのですねぇ。こうした道をアチコチと登っているうちに徐々に地図上の踏破ルートが増えてゆくのも嬉しいものですよね(でも丹沢は無数のルートが存在しますから全て塗り潰すのは至難の業ですよね
塔のネコちゃんは誰かが下へ連れて帰るって話があったそうですが、立ち消えになったのかな?でも皆さんが餌をあげているから食べることには困らなそうですね。ホントは今日、私も西丹沢の某ルートに行くはずでしたがこの天候で断念しました。来週行けるかな〜。あと、あれ以来どうしても戸沢林道を歩けずにいます。どのVRよりもあそこがまだ怖いです(笑)。
※書策新道、私がフォローさせてもらってるnavecatさんの昨日レポにも上がってました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-846140.html
こんばんは、ご心配頂きまして恐縮です。
私達にはこのルート、トライするのがまだ早かったようでした。
以前から書策新道はどうしても行ってみたくて、最近はバリルートや十二ヶ岳の様なルートを登って、少しは経験を積んで来たつもりでしたが、ヤッパリまだまだ甘いですね。
書策新道は、崩落地帯が多く登山道は荒れていて、おまけに初めて行ったのにガスで視界が悪く予想以上に大変でした。
途中でルートが分からなくなった時、来た道を引き返すのも、それなりのリスクが有ったので、何とか頑張ってアチコチ探してみましたが、これ以上天候が悪くなり大雨にでもなったら、本当に遭難しそうだったので諦めました。
私も、ホソノノ尾根のルートは、登るつもりではなかったので、存在以外調べていませんでした。(調べもしないで、バリルートを登るなんて普通ありえませんよね!)
恐らく私の登山の中では、1番苦労した経験だと思います。(またまた反省です。)
なので、しばらく書策新道には近づかないつもり・・・でしたが、その後色々と調べていたら、またチャレンジしてみたくナッチャイました。(←反省してないだろ!)
近いうちではナイと思いますが、いずれリベンジの予定です。(←未定です。)
それと、山頂のネコは、雨が降っているのに外にいました。あのネコは山荘で飼っているのでは、ないのですかね。どなたかが引き取る噂でしたからやっぱりノラなのでしょうか?。
でも、元気そうでしたし、いなくなったら寂しいですよね。
ryoさんは、西丹沢へ行かれる計画のようでしたが、あいにくの天候で残念でしたね。今度は、晴れてくれるとイイですね。またレポを楽しみにしています!。
あと、ryoさんがフォローしている方の情報ありがとうございました。これからジックリ見て参考にさせて頂きたいと思います。
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