塔ノ岳・鍋割山(書策新道〜後沢左岸尾根)
- GPS
- 07:13
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,564m
コースタイム
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:14
天候 | ◆2016年4月16日(土) 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
《往路》渋沢→大倉 神奈川中央交通 https://www.kanachu.co.jp/dia/ 始発6:48発前の臨時便に乗りました。激混みでした。 《復路》寄→新松田 富士急湘南バス http://www.fujikyu.co.jp/syonan/rosenbus.html 14:20発のバスに乗りました。小型バスに全員座って新松田まで乗車できました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆書策新道(かいさくしんどう) 『東丹沢登山詳細地図』では廃道になっています。私(n)の場合ですが、 書策新道が一般登山道のころからたまたま歩いていたので道勘があり 変化に対する抵抗も少なく迷ったり間違えたりすることはないですが、 もしこれが廃道になってから初めて足を踏み入れるのであれば極めて 危険な事態に陥ると自覚しています。 特に間違えやすいと思われるのが下から順番に、 1、本谷沢を横切ったあと登り返す地点を間違える 2、セドノ沢左俣を左折するポイントでそのまま直進し沢を横断してしまう 3、そのセドノ沢左俣を離れて表尾根に向かい登る道を発見しきれない といった点などのようです。 それから弛み橋〜本谷沢、セドノ沢左俣の手前などは踏み跡が崩壊しており 通過にかなりの危険を伴います。 また、上に行けば行くほどトゲトゲが多いので服装は要注意です。 書策新道を開かれた渋谷書策さんについて →http://nabewari.net/archives/245 2009年7月、93歳で大往生されました。 ◆後沢左岸尾根(下り)・・・作業径路です 『山と高原地図』『東丹沢詳細図』とも未記載です。 ただ、この作業径路は理解・把握できると非常に利用価値の 高いルートです。 下りの場合、後沢乗越から栗ノ木洞へ1分足らず進むと登山道上右手に 岩場があります。その岩場越しに鹿柵が設置してあり、扉もあります。 下っていくと計5ヶ所の鹿柵扉が登山道上に設置してありすべてくぐります。 1ヶ所めの鹿柵扉をくぐるとすぐロープが設置されています。 強固な作りです。九十九折りの道を下り鹿柵にぶつかると左手方面へ 沿うように歩きます。ですので鹿柵は右手にあります。そうすると その右手に3ヶ所めの鹿柵扉がありくぐります。 くぐると今度は沢沿いの道になります。堰堤そばの巻き道は高度感が あるので足元を確認しがら歩いてください。木製桟橋はどれも しっかり作られています。 ただ雨などで濡れていると滑りやすくかなり危険です。 個人の感想ですが、上りで使うよりも下りで使う方が後半に 大きな変化があるので楽しいかも。全体的に濃い踏み跡、テープなど ごく一部を除いて一般登山道並みであります。が、それでも指導標は なく時々、道間違えも発生しているそうです。 ※navecat個人の感想です。お取扱い、くれぐれもご注意ください。 |
その他周辺情報 | ◆第60回 秦野丹沢まつり http://www.kankou-hadano.org/tanzawa60/ |
写真
感想
書策新道
私が道路歩きから山歩きに移行していった時は地図も何も持たずに歩いていました。
大室山で道迷いをしてそれではいかんと思って買ったのが「ヤマケイアルペンガイド丹沢」でした。
そこのコラムに出ていたのが書策新道。ふりがなが振ってなかったので「しょさく」だと思っていました。
今回ご一緒させて頂いたnavecatさんのレコで「かいさく」だと知りました。
興味は有ったのですが、もう廃道になっているので自分には行けない所だなと思っていましたが、今回navecatさんに同行させて頂いて歩くことが出来ました。
後沢左岸尾根
書策新道を登りつめて表尾根に合流するといつもの(いつもより?)賑やかな丹沢へ逆戻り。
塔の岳、鍋割山とメインルートなので、人が途絶えることが有りません。
この間は黙々と歩くのみ。
後沢乗越からメインルートを外れ、後半のお楽しみの後沢左岸尾根へ。
先ほどまでの喧騒が嘘のように静かな丹沢になりました。
最初は急坂ですがそこを過ぎると適度にジグが気ってあり、ゆったりと下れます。
そして木橋のオンパレード。結構高度感のある橋もありましたが、安定しているので楽しめました。脇には清流がながれ最高の雰囲気。疲れを癒してくれる下山ルートでした。
また負けた。
naveさんとは何回も飲み勝負をしているが勝ったことがない。引き分けか僅差の負け。
今回はスタート直後は先行していたので初勝利かと思ったが、後半強力にまくられてしまった。2杯差の負けとは・・・
naveさん、今回も私にとっての新しい丹沢を経験させてもらいありがとうございました。
また飲み勝負では作戦負けが悔しい(笑)ですが、また是非ご一緒させてください。
ここのところmillionさんとご一緒する場合、それぞれ違う山を
歩いた後、飲み屋で合流というパターンが確立していました。
今回は久々に朝からご一緒ということで少々、緊張しながらのス
タートでした。
当初は書策新道から入り、マルガヤ尾根を下るという設定でしたが、
今日は秦野丹沢まつりが行なわれると・・・。
マルガヤ尾根を下るとゴールは大倉になります。激混みが予想され
ますのでゴールを寄(やどりき)に変更。ルートも後沢左岸尾根にしました。
ある意味、私にとって丹沢コラボ必勝接待ルートと相成りました(^^)/
スリリングな展開の書策新道&癒しの空間・後沢左岸尾根ルートは多くの
登山者で賑わう塔ノ岳&鍋割山とはうって変わって静かな山歩きを楽しむ
ことができました。
そして朝は、horikoさんとも初めてお会いし美しいご尊顔を拝すことが
できました。朝から元気一杯になりました。
下山後は新松田から渋沢に移動し「食堂 若竹」へ。約5時間いた後、
北口の「銀八」でもう1時間ほど。今回、天気の関係で日程変更した
ことにより不参加になったkengamineさんとの悶絶3人コラボをヒルが
いなくなったころに再設定するとか、millionさんの広島・宮島遠征(絶品!
穴子飯と巨大プリプリ牡蠣を美味しく食す)の事前打ち合わせと実り多き
一日を過ごすことができました。
まるまる一日、楽しい時間を共有させていただきありがとうございました。
いいねした人