記録ID: 8461555
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ハイキング
槍・穂高・乗鞍
双六岳 無念のヘリ下山
2025年07月21日(月) 〜
2025年07月23日(水)


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 14:47
- 距離
- 25.7km
- 登り
- 2,118m
- 下り
- 1,809m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:54
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:37
距離 13.6km
登り 1,675m
下り 174m
14:28
2日目
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:40
距離 2.9km
登り 311m
下り 317m
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 前泊 深山荘 後泊 穂高荘 山のホテル |
写真
撮影機器:
感想
晴天が続く北アルプス。鷲羽岳と水晶岳を目指して出発。初日は、予定通り無事双六山荘に到着。途中 弓折峠への上り坂、暑くて熱中症になりそうでした。
翌朝 突然夫が腰を捻って痛がっていましたが、なんとかなるだろうと出発。双六岳へ向かう途中で、動けなくなってしまい、全ての予定を変更。電波も通じない所だったので 痛がる夫と何とか双六山荘まで戻り、ヘリを呼んでもらうことにしました。しかし その日は、熱中症や負傷で、ヘリは大忙しだったようで、緊急性の低いギックリ腰は、後回し。症状はますます悪くなり、激痛で歩くこともたつこともできなくなり、不安な夜を迎えました。
翌朝 やっとヘリに来て頂いて無事下山できました。その間 山小屋で出会ったみなさまの優しいお声がけや薬の提供、双六小屋の方々の親切な対応と県警との連絡、そして高山警察山岳課のみなさんのお陰で無事に帰ってこられた事に心から感謝です。人の優しさが、これ程心に沁みた事はありません。
ヘリ救助なんて 新聞でよく見る他人事だと思っていました。山行中のアクシデントで、すっかり心が萎えていますが、これを克服して再開できる日が来る事を願っています。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍 [3日]
新穂高温泉から双六岳、三俣蓮華岳、鷲場岳、水晶岳、雲ノ平(2日間)。最終日は雲ノ平から新穂高まで。
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5
ご安全に!
って、ご安全ではなく、大変でございましたねビックリ( ゚д゚)ギックリ!
こればかりは、気をつけていても誰もが怪我や滑落、遭難🚁する可能性があるので、
いつか我が身ですよね🤔
ichkonoご主人様 お大事に!
わたしが訪れた🦏は、ガスガスで鏡平も天空の滑走路も、ぼんやりだったので、
映える写真で、情景が浮かび上がり、「晴れてるとこんな感じなのか〜☀」と
レコを堪能させていただきました。
ご夫婦でも一緒に🚁ヘリには乗れなんですかね?
お一人で下山されたんですね🐸
ご心配いただきありがとうございます。
救助ヘリは、本人しか乗れないので、同行者は、自分で下山です。待ちに待ったヘリが来てくれた事で、ほっとして、初めてのソロ下山ではありましたが、景色を楽しむ余裕もあり、歩けてよかったです。
2人共、高齢ですので、後どれくらい登れるか不安ですが、心身が回復したら また双六、鷲羽、水晶に再チャレンジしたいと思っています。
Gyunta&ゼロです。
こちらは、今日の夕刻に雲ノ平周辺3泊4日縦走から帰還しました。
縦走中、歩きながら妻と「下山したら早くichkonoさんの水晶岳のレコが見たいね。」と言っていたので、帰還して速攻で確認したら。。。大変なことになっててビックリ!夫さんの早期の回復を心からお祈り申し上げます。
ichkonoさんも書いている通り、ヘリ救出なんて、私たちもどこかのニュースで見聞きするものだと思ってましたが、今回の一件で、誰にでも起こりうる身近なことなのだと痛感しました。さらに、「ヘリ下山」というアップするのにも勇気がいるレコだったと思いますが、私たちを含め、いざという時の対処方法など、今回のレコが参考になる人はたくさんいると感じました。情報をご提供いただき、本当にありがとうございました。
「心が萎えている」とのことですが、思い返せば、私たちが飯豊山下山後に「いいでのゆ」でお話しした時のお二人の山に対する探究心や、百名山を目指す志しは、とても強く、心から見習いたいと感じたものでした。
また山の素晴らしさを感じたくなる日を待って、日本百名山残り9座、ぜひチャレンジしてください。これからもお二人の1ファンとして、ヤマレコの再開を心待ちにしていま〜す。
追伸:2枚目の画像(旦那さんの入浴シーン)が良かったです。私と旦那さんとの初めての出会いが、「いいでのゆ」の露天風呂だったもので、当時を強く思い出しました(笑)
ichkono夫です。
飯豊では楽しいお話ができてありがとうございました。
今回は、初日に標高2600mの小屋まで順調に登り、次の朝も快晴。5時に鷲羽水晶を目指してさあ出発、と重いザックを担いだ途端、腰に激痛が(!!)。
急遽その後の全行程を断念、と言っても下山もできない。それどころか妻に支えられないと歩くこともできない。ヘリの救助も順番待ちでその日は間に合わず、絶望的な気分に。
小屋の方々には非常に親切にしていただき、もう一泊させていただきましたが、激痛にほとんど寝ることもできず。妻にすがって移動するみじめな姿を晒して、多くの宿泊者の方々からご親切に声をかけていただきました。それでも、苦痛にゆがめた顔しかできず、申し訳なかったです。
ようやく次の朝、ヘリで迎えに来てくれた高山警察の山岳部隊の面々がたのもしく、神様に見えました。
ヘリを待つ夫を尻目に、先に行ってるねと1人で元気いっぱい下山する妻は、途中、空を見上げて私を救助するヘリが槍の穂先を飛ぶ様子を写真に撮るほど余裕がありました。持つべきものはタフな頼もしい妻です。
その後、麓の宿で妻と合流し、松本で医者にも診てもらい、何とか帰宅しました。今は、相変わらずの激痛ですが、安堵しています。
これが小屋で起こったのは本当に不幸中の幸い。登山中なら、そこで動けず、どうなったか。ゾッとします。お二人も滑落や道迷いだけでなく、ザックを持ち上げるときも、お気を付けください。
お返事ありがとうございます!
お返事をいただいたのが、有峰ハウスから帰宅途中だったため、妻が朗読して運転中の私に聞かせてくれたのですが、あまりの臨場感のある文脈に感情移入してしまい、妻の涙腺が崩壊。読み進めることができず、そんな妻を見て私ももらい泣きをし(T . T)。。。
でも、安堵しているとの言葉に安心し、ichkonoさんのタフさに笑顔をもらいました笑。
ギックリ腰は我々にも当然起こりうることなので、ザックの扱いには十分注意します。
近々、我々の北アルプス縦走のレコを投稿するので、腰に負担がなければ、見てみてくださいね。
ichkono夫さんの心身の回復を、新潟よりお祈りいたします。
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